10秒目をつむったら…

今年、就職活動生の者です。

様々な企業の説明会に行くと、「リクルートから今の会社に転職してきました」という人事の方がたくさんいらっしゃいます。調べてみるとリクルート出身の起業家もたくさんいるみたいです。

リクルートという会社は出版やwebに対して情報サービスを提供する会社だと認識しているのですが、なぜこの会社から多くの人が独立や転職をしていくのでしょうか?

独立や転職をする上で重要になるスキルが身につくのでしょうか?


よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

他の回答者が回答されている「自主性」の部分と、もうひとつ「仕組み」の部分の2つの理由から、独立している人、他社に転職している人が多いと考えられます。



ただ、そもそも質問者さんのお話では「~という人事の方がたくさん」と書かれておられるように、特に人事と言う仕事で絞ると「元リクルート」の人は更に多くなると考えられます。
リクルートと言う会社は売上高の大半を「人材系ビジネス」で稼いでおります。スタッフサービスを買収してからは、派遣領域の売上が大半ですが、それまでは新卒の就活サイト「リクナビ」、転職者のサイト「リクナビNEXT」を中心に、B-ing、とらばーゆ、FromA、タウンワークといった人材系の雑誌やWebサイトが売上の多くを占めておりました。もちろんそのため、リクルートで働いている人材の大半が人材系のビジネスに関与しており、他のゼクシィやホットペッパーに比べ関わっている人数が多いことも理由になると考えます。

通常、他社の人事部に転職する際は、前職で人事をやっていた人が転職するのが常ですが、リクルートからの転職の場合、リクルートの人事部に所属していた経験がなくとも、人材系の営業をしていた経験だけで、人事部の経験者採用として採用されるケースも多く、そういった意味では様々な企業の人事部に元リクルートの人が大量にいることは否めません。

また、「リクルートにいた」と言っている人の多くが、「株式会社リクルートの正社員として働いていた」という人だけではなく、リクルートスタッフィングやリクルートエージェントの正社員や、リクルート本体の契約社員(CV社員と呼ばれている)だった人も、詳細には言わず、「もともとリクルートにいました」と言っているのが正確なところで、詳細を確認してみると、「リクルートに契約社員として1年しかいかなった」という人が平気で「元リクルートです」と言っていることも実態です。就活コンサルタントとして名前がある程度知られている人でさえ、リクルートの契約社員だった人は多くいます。もちろん彼のプロフィールには契約社員とは書いておりませんが・・・


さて、本題ですが仕組みとして独立しやすい仕組みがあります。一般的な会社は転職や退職することを前提とした労務規定にしていないため、5年や10年で退職する人に対しては非常に冷たい対応を取ります。退職金が少額なのもそのひとつです。しかしリクルートは30歳を超えて退職する際、退職金とは別に「独立支援金」というものを提供します。それは100万や200万円というレベルではなく、1000万円支払われておりました。
最近は仕組みも変わり、もらいにくくはなりましたが、今でも若くで辞める際に、独立する人にはある程度まとまった金額を提供しています。
また、辞めた人に対して寛容で、その後仕事を外注して創業時の仕事のない時期を支えたり、独立が失敗した元リクルートの人間を再雇用するなどといった懐の広さを持つ会社でもあります。
以前の人事部長も出戻りという、いわゆる一度リクルートを辞めたが、また戻ってきた人でした。そのくらい独立や転職が当たり前の風土であり、それをバックアップする仕組みがあることが、「元リクルート」が巷にあふれる結果となっております。

もちろん時代と共にリクルートの雰囲気も変わってきており、現在はその風土は薄れては来ております。

参考になれば嬉しいです。
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この回答へのお礼

なるほど、いろいろな側面からご説明していただきありがとうございました。
リクルートという会社がどのようなものかというのがかなり分かりました。
非常に納得しました!

お礼日時:2012/06/15 18:43

リ社社員の印象ですが、自主性に富みたくましい印象があります。


社員の独立も歓迎する社風と独立した社員との人的繋がりが広がって
現在の状況になったものと思われます。

私の友人にもリ社出身が複数いますので、なんとなく解ります。
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この回答へのお礼

なるほど、いい社風ですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/15 18:43

あれ?リクルートって贈賄でつぶれたんじゃなかったっけ?


まだあるの?とんでもねぇ会社だな。反省の色なし。
さっさと解散しろって言っておいて。
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この回答へのお礼

分かりました。

お礼日時:2012/06/15 18:44

スキルというより社風から来る精神的な部分が強いですね。


リクルートはとにかく自主性の強い会社です。
社歴が浅くてもベテランでも言いだしっぺがリーダーになってプロジェクトを進める伝統があります。
会社自体に企業家マインドがあると言ってもいい。
ぶら下がりは少なく、個々の能力がどんどん上がっていくシステムになっています。

その分、超体育会系ですし、会社自体に「残業当たり前」の風潮があります。
まあ、誰だって自分が立案したプロジェクトの責任者になれば頑張って働いちゃいますからね。

結果的に非常にタフな人材が多くなり、独立したりベンチャー系の会社に転職したりするわけです。
(当然ながら、ついていけずに転職する人も居ます)

そしてもうひとつの特徴は仲間意識。
リクルート出身者は横のつながりが強いんですよ。
会社も別に独立を止めないので、退職後も良好な関係を保っていることが多い。
だから独立するときにも外部の先輩たちが手を差し伸べてくれるんですね。
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この回答へのお礼

そうなんですか。
リクルートってやはり、他の会社と少し社風が違うのですね。なかなか面白そうな会社ですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/15 18:45

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