
A 回答 (12件中1~10件)
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No.17
- 回答日時:
>今回のように全匹が上に出てしまうことはよくあるのですか?一番の原因は水分でしょうか?
飼育経験の長い人はまずありませんが、慣れていない人はよくあります。
原因は水分不足だと思います。
言葉では、「適度な湿り気」などといいますが、「適度」が具体的に解らないので、水分が少ないと、活動している幼虫なら、自分の体の水分が周囲の土に奪われるのを嫌って出てきますし、今回のように蛹室を作ろうとしても、土がパサパサであったり、粒子が粗くて部屋を作れないと判断した幼虫は、イかバチかで、土の表面でとりあえず蛹になります。
>今後の事ですが、卵は必ず産みますか?産んだとしたら、そのまま放っておいていいのでしょうか?
累代飼育ということですね。交尾をしたメスは九分九厘産卵します。
人工蛹室で羽化したら、そのまま3~7日放置して、後ろ羽が固まったら、普通の飼育に移行しますが、できれば個室飼育で、餌を食べたかどうかを確認します。
大部屋での飼育でも、エサを食べるまでは、オスとメスは一緒にせずに飼育して、羽化後二週間くらい経ってからペアにして、交尾をしたら、メスのみを産卵セットに投入します。
産卵セットといっても特殊なものではなく、適度な湿り気の土を10センチほど入れた容器にゼリーと転倒防止の木切れを入れただけです。湿り気が適切で、メスが「これなら幼虫が立派に育つ」と判断すれば卵を30粒ほど産み付けます。メスを投入して1ヶ月したら、再びメスを取り出して別の容器に移します。
さらに一ヶ月産卵セットを放置すると、幼虫がうじゃうじゃかえっているので、適切に小分けして飼育します。卵や孵化した幼虫は、多くの場合、容器の外側や底から見ることができます。
No.16
- 回答日時:
>マットの上で蛹になっているのを見られて、とても感動しました。
それは良かったです。
すべての幼虫が出てきたというのであれば、マットの湿り気が少なくて、土中に蛹室を作ることができなかった可能性が高いです。原因はともかく、マットの上で蛹になったというのであれば、7~10日間そのまま放置して、人工蛹室に入れる他はありません。蛹に成り立てはデリケートなので、触らないようにします。
マットの表面のように平坦な地面では、蛹にはなれるものの、まともな成虫にはなりません。羽化の途中で仰向けに転んで、羽が伸びないままに固まって、みにくい羽化不全となります。
蛹の入ったトイレットペーパーの芯をほんの少し傾斜させておくと、内側の斜面をよじ登るような感じで後ろ羽を伸ばします。芯が直立している場合は、伸びかけた後ろ羽を自分の後足で踏みつけてしまう場合があります。
マットの上に出てきた幼虫は、別途に適度な水分のマットを詰めた容器に移すのが良いのですが、観察というねらいもあるのであれば、いっそそのまま転がしたまま蛹になるのを待って人工蛹室に移すという選択肢もあります。
いずれにせよ生き物のことなので、羽化に至らずに死亡する場合もありますが、それは仕方がありません。過剰に落胆せずに、来シーズンで経験を生かすという考え方でよかろうと思います。
詳しいアドバイスをありがとうございます。書いてくださったようにやってみます。
今回のように全匹が上に出てしまうことはよくあるのですか?一番の原因は水分でしょうか?
今後の事ですが、卵は必ず産みますか?産んだとしたら、そのまま放っておいていいのでしょうか?
No.15
- 回答日時:
クワガタからの類推だね。
クワガタは蛹室作成後ゆっくり前蛹になっていくから「定義」にこだわるんだと思いますよ。
カブトムシはね、蛹室作成でフンを壁に塗ってシワになった時、その次の日にはもうアゴはうごかないんだよ。
何をどう引用しようと間違いだらけは間違いだらけなんだよ。
周辺知識をいくら並べてもこれだけは変わらないんだよ。
クワガタとカブトムシは確かにマグソクワガタを境にお隣さんだよ。
でもね、違うものは違うんだから類推で自信を持つと「天狗」だよ、と言ってるんだよ。
クワガタの観察からカブトムシを類推すること自体が「天狗」なんだよ。
2chだろうがOKWAVEだろうが、デタラメを閲覧するすべての人が真に受けちゃいけないでしょ。
だから書いてるんだよ。
間違いはまず、
「人工蛹室から脱出しない前蛹がかむ」
周辺知識をごちゃごちゃ書いてもこのウソから逃げちゃダメだよ。
うちの中プラケは26【幅】×16【奥行】あるよ。
大プラケは33【幅】×20【奥行】あるよ。
小プラケの高さはギリ12cmあるけど?
ホームセンターではこれくらいで、この名前で、売ってると思うよ。
これが万人向けの説明だよ。
♂蛹は大きいと8cmくらいになるよ。蛹室は10cmくらいになるよ。
どのホームページが何を書いてても無駄だよ。事実は自分で確かめな。
No.14
- 回答日時:
クワガタからの類推だね。
クワガタは蛹室作成後ゆっくり前蛹になっていくから「定義」にこだわるんだと思いますよ。
カブトムシはね、蛹室作成でフンを壁に塗ってシワになった時、その次の日にはもうアゴはうごかないんだよ。
何をどう引用しようと間違いだらけは間違いだらけなんだよ。
周辺知識をいくら並べてもこれだけは変わらないんだよ。
クワガタとカブトムシは確かにマグソクワガタを境にお隣さんだよ。
でもね、違うものは違うんだから類推で自信を持つと「天狗」だよ、と言ってるんだよ。
クワガタの観察からカブトムシを類推すること自体が「天狗」なんだよ。
2chだろうがOKWAVEだろうが、デタラメを閲覧するすべての人が真に受けちゃいけないでしょ。
だから書いてるんだよ。
間違いはまず、
「人工蛹室から脱出しない前蛹がかむ」
これに窮鼠猫をかんだんでしょ。周辺知識をごちゃごちゃ書いてもこのウソから逃げちゃダメだよ。
うちの中プラケは26【幅】×16【奥行】あるよ。
大プラケは33【幅】×20【奥行】あるよ。
小プラケの高さはギリ12cmあるけど?
ホームセンターではこれくらいで、この名前で、売ってると思うよ。
これが万人向けの説明だよ。
♂蛹は大きいと8cmくらいになるよ。蛹室は10cmくらいになるよ。
どのホームページが何を書いてても無駄だよ。事実は自分で確かめな。
No.13
- 回答日時:
>その幼虫は、コンデンスミルクのような色で、オレンジには程遠い感じです。
しかし、かなり顔?頭のあたりは濃い茶色です。顔のあたり(頭部)は、もともと濃い茶色をしています。
体が白いのであれば、蛹にはまだまだ遠いですが、動かないのであれば、死んでいる可能性も高いです。
ちょっと指でつついた場合はどうでしょうか?
無反応で、プヨプヨした感じなら、死んでいるかも知れませんが、酸欠などで表面に出てきて仮死状態の時もあります。その場合は、1両日で復活して潜っていくことが多いですが、お尻からフンと同じサイズ形状の透明の風船状のものを出している場合は、潜っていっても土中で死亡します。
あとは、土の乾燥がひどい場合は、幼虫が自分の体の水分を奪われることを嫌って出てきますが、その場合も指でつつくと体を縮めたり、動いたりという反応があります。この場合は、別の容器に十分な湿り気のあるマットを詰めて移してやるほかはありません。
>それから、これからの水やりですが、水を霧吹きでかける際には、トイレットペパーの芯をどうしても濡らしてしまうと思いますが、これは濡れても中の幼虫には影響ないのでしょうか?あと、この芯にカビが生えてしまうとかは起こらないのでしょうか?
マット交換をしないこのタイミングでは、容器の本体とフタの間にサランラップやビニールをはさむなどして、密閉状態にすることをお勧めいたします。
このようにすれば、土の表面が乾燥することも無く、霧吹きの必要もありません。またケース内の空気も適度に湿るので好都合です。
蛹はもちろん、幼虫もほとんど空気を必要としないので、ビニールに穴を開ける必要はありませんが、土を交換したあとしばらくは、土が発酵してガスを出す場合があり、密閉することは危険です。
トイレットペーパーの芯や幼虫や蛹には水がかからないほうが良いです。霧を吹くときは、芯をガードするなどの工夫をするほうが良いです。
芯にカビが生えることもありますが、内部にひどく生えない限りは大丈夫です。
早く立派な成虫が羽化してほしいものですね。こちらも落ち着きません。
いつもありがとうございます。
数日間家を空け、帰宅してみたら、なんだか、芯の中の二匹は、もう蛹になって皮が半分むけていて、その他に5匹もマットの上で横になっていました。マットの上に合計7匹なので、恐らく全部が出てきたのだと思います。
でも、マットの上で蛹になっているのを見られて、とても感動しました。サランラップでふたをしました。水のやり方も了承しました。
このまま、様子を見てみます。
No.12
- 回答日時:
>ところが、もう一匹全く別の幼虫がマットの上で体をくの字にして固まっています。
死んでいるのか、あるいは蛹の手前で動かないのか分かりません。どちらかと言うと、仰向けまでいかないけれどそれに近い姿勢です。これは、死んでいるのでしょうか?もし、そうなら、取り出す必要がありますよね。生きているのかしら??
死んでいるからといってあわてて取り出す必要はありませんので、しばらく放置して様子を見るべきだと思います。
体の色はどんな感じでしょうか?
黄色身が強くオレンジ色っぽい印象であれば、そのままサナギになると思います。
またちょっとつついて見ると動かないでしょうか?
動けば、当然生きています。
放置しておけば、また気を取り直してもぐっていく場合もありますし、そのまま寝転がってサナギになる場合もあります。サナギになった場合は、一週間ほど放置したのちに人口蛹室に移せばよいです。移すときの留意点は、サナギは、手の上で急にピコピコと動く場合があり、飼育者が驚いて取り落とす可能性がありますので、十分な注意が必要です。
指先でつついてもピクリとも動かないのなら死んでいる可能性もありますが、先述のとおり、たとえ死んでいてもあわてて取り除く必要はないので、そのまま放置して様子を見ればよいと思います。
死んでいれば、体の色がグリーン味を帯びた黒色に変わり、更には、頭部を残し体が溶けたように変化していきます。その場合はあきらめて、ティッシュなどをかぶせて若干のマットと共につかみとって処理してください。
割りに出てくる幼虫が多いようなので、マットの土質が悪かった(水分不足?)のかもしれませんが、今となってはどうしようもないので、そのつど個別の対処しかないと思います。
ありがとうございます。マットはけっこう値段のいいものを買ったのですが、水分が足りなかったのかもしれません。
その幼虫は、コンデンスミルクのような色で、オレンジには程遠い感じです。しかし、かなり顔?頭のあたりは濃い茶色です。
しばらく様子を見ます。
それから、これからの水やりですが、水を霧吹きでかける際には、トイレットペパーの芯をどうしても濡らしてしまうと思いますが、これは濡れても中の幼虫には影響ないのでしょうか?あと、この芯にカビが生えてしまうとかは起こらないのでしょうか?
No.10
- 回答日時:
昆虫飼育の方法は、唯一これが正しいというものではなく、人によって実に様々です。
また生態的に、驚くような新発見や報告も日常的です。
たとえば、カブトムシの蛹室の高さが8~10センチというのは、一般的には高すぎると思いますし、たいていのホームページや書物でも「マットは10センチ以上詰める」と記述されています。
また、プラケースミニなどは、もともと高さが10センチほどしかないので、12センチの深さにマットを入れることは不可能です。それでも1頭ならキチンと羽化できます。
一応、業者さんのページを貼っておきます。
http://members.jcom.home.ne.jp/t-fukui/dbs/2-kab …
しかし、10センチの蛹室をだれかが経験したというのであれば、そういう個体もあるのだな、と思うまでのことで、ウソだ、でたらめだとは思いません。
容器に対する適切な頭数にしても、昆虫は生きようという気持ちがあるので、いかに過密であってもたくみにシェアして蛹室を作ります。しかし、広々としたところでゆったりと過ごすほうが、幼虫にとってはより良いといえるわけです。同じサイトには、飼育ケースと頭数の推奨適合表があります。
http://members.jcom.home.ne.jp/t-fukui/dbs/2-kab …
*******************
プラスチックケース(大)W32.0 x D18.0 x H20.0cm5 頭
プラスチックケース(中)W27.0 x D16.0 x H17.0cm3~4 頭
プラスチックケース(小)W20.0 x D12.5 x H13.0cm2 頭
プラスチックケース(ミニ)W15.5 x D8.5 x H10.0cm1 頭
コンテナケース(小)W23.0 x D14.0 x H11.5cm2~3 頭
コンテナケース(ミニ)W18.0 x D10.5 x H10.5cm1~2 頭
衣装ケースW40.0 x D30.0 x H20.0cm10 頭
※上表は3令幼虫を飼育する場合の目安。蛹化の時期は上記よりも余裕があった方が良い。
もう一匹全く別の幼虫がマットの上で体をくの字にして固まっています。死んでいるのか、あるいは蛹の手前で動かないのか分かりません。どちらかと言うと、仰向けまでいかないけれどそれに近い姿勢です。
これは、死んでいるのでしょうか?もし、そうなら、取り出す必要がありますよね。生きているのかしら??
No.5
- 回答日時:
私は30年カブトムシを飼育してきて、今年84mmの結果を出し(偶然ではなく技術として)、持てる知恵のベストを尽くしたわけではないので、ギネスサイズ(86mm)をも狙える位置に居る者です。
☆まず、前蛹になって人口蛹室から出てこないような蛹化前の前蛹が、かみつくなんてデタラメは一切ありません。カブトムシもクワガタも、ちゃんとした前蛹になると、アゴが硬直して動かなくなります。確かめてください。人工蛹室に落ち着いた前蛹のアゴは絶対に動きません。これでデタラメの一角は崩れましたね。
☆マットの深さの問題ですが、蛹室(土マユ)は♀で8センチ♂で10cmほどあります。つまり、♂ならば、10cmでは足りません。“充分な深さ”には最低12cmの天井を考慮した深さが必要です。これも、大型の♂の蛹室を調べて確認してください。どう考えても10cmでは足りません。足らない場合オスは斜めに蛹室を作りますが、これは仕方なしということで、それまで場所を探しまわって体力を消耗します。それこそ地上徘徊もあり得るわけです。
☆腐葉土ベースのカブト用マットでも、白めのクヌギフレークでも、フツーに蛹化羽化します。私は現在白めのクヌギフレークで、市販の粗めのものを小麦粉発酵させて使用しています(エサにも)が、蛹化羽化率は、今年は特に100%でした。
☆☆
一番の極めつけは容器の過密状態です。30×20は大プラケースと思われるサイズですが、7匹は妥当です。普通中プラケースに5~6匹が妥当なので、大プラケなら10匹でもいけます。3匹で過密なんて絶対にありません。私は60×30の衣装ケースで60匹の蛹化羽化をさせたことがありますが、全員無事に羽化して森に帰って行きました。
☆前蛹は、アゴが動かなくなってから温度に応じて10日~20日で蛹化します。前蛹の経過程度も分からないのに、4日と決めつけるのはどうでしょう。
別に過密でなくても、幼虫は蛹の場所を探して徘徊するものです。前蛹にまでなってしまったということは、マットの環境が悪いということでしょう。水分量は、手で軽く握ってダマになる程度加水して下さい。マットが劣化、腐敗して不衛生になっている可能性もあります。確かめてみて、購入状態と明らかに違うニオイや粒が細かくなっているなどの変化が見られたら、マットを変えることです。
まだ幼虫が居るなら、マットを変えて、5匹につき中プラケース以上で、深さを12cm以上にして、温度を25℃~28℃にして、直射日光をさけて、マットがだんごになれるまで加水をすることです(ベチャベチャは多すぎ)。これで間違いなくスムーズに蛹化出来るでしょう。ちなみに、添加発酵していない、市販のマットをギュウッと詰めると、熱が出て幼虫を殺した経験がありますので、未添加マットを詰めるのはおススメしません。詰めなくてもよいということです。
私はトレぺ芯の人工蛹室をチャレンジしたことがありますが、全ての個体が羽化時、自分の翅を足でふんづけて、内翅出血で羽化不全にしたことがあります。人工蛹室はオアシスかマットで丸い底と滑らない壁でそれらしく作り、内翅を踏まないように注意するのが妥当でしょう。
前蛹が蛹室内で無いのは仕方ないですね。人工蛹室しかないでしょう。
信憑性はアゴと前蛹が4日で蛹になったかなどで簡単に分かることでしょう。
No.4
- 回答日時:
>確かに、容器が小さすぎたかもしれません。
30cm×20cmの大きさの容器に7匹くらい入っています。そのサイズなら普通は3頭ですが、十分な湿り気のあるマットが10センチ以上堅く詰まっていれば大丈夫です。大型成虫は望めませんが、うまくシェアして蛹室を作ります。
>この幼虫は落ち着いて芯の中で丸まっています。
多分黄色身が強くなって来ていると思います。ほぼ前蛹といえる状態なので放置しておけば、あと4日ほどで蛹になるので、運が良ければ脱皮が観察できると思います。こまめに覗いてみることです。脱皮は30分から1時間くらいなので、こまめにチェックしないと脱皮の瞬間はなかなか見られません。脱皮が始まったら絶対安静です。さらに脱皮し蛹も最低3日間は安静です。
蛹になると3週間ほどで羽化します。羽化は3時間ほどですが、これも超絶対安静で、後ろ羽が伸びて、更に折りたたんで収納されるまでに刺激があると、羽化不全となります。羽化後2週間くらいで成虫としての活動を始めます。
>ところが、そうこうしているうちに、もう一匹同じように出てきてしまいました。
これもワンダーリング現象ですね。
>それで、やはり同じようにトイレットぺーパーの芯の中に入れたのですが、数分後には芯の外に出てきてしまいました。また芯の中に入れたのですが、やはり数分後に芯の外に出てきます。この子はかなり小さいです。またおしりのあたりがまだ透明です。元気は元気です。こちらの幼虫だけは、やはり別の容器に入れようかなと思います。
この幼虫は、まだまだ蛹になる気はありません。活動中なので、人工蛹室に入れてもすぐに出てきますし、ふたをしても食い破って出てきます。
放置しておくとまた潜っていくと思いますが、もともとが過密気味なので、一番良いのは別の容器に入れてやることです。
幼虫を人工蛹室に入れるのは、ほとんど動かないくらいに熟した状態でないといけません。また、普通は表面に寝転がって蛹になったり、半身を出している前蛹を救済するために入れるものです。また飼育者が誤って蛹室を壊してしまったり、子供の観察のために入れる場合もあります。
活動中の幼虫を入れるものではなく、大体は蛹になってから投入します。前蛹状態も煮詰まってくると、激しく噛み付くので、先に爪楊枝などをかませてから触れるようにしないと怪我をしたり、地面に取り落としたりします。
>でも、書いてくださったように、このまま土の上で蛹になるのを待って、それから芯にいれるのもめったに見られないので、これも子供には勉強になっていいかなとも思っています。ただより安全に成虫になるには、どちらの方がいいのでしょうか?
安全に成虫にするには、放置が一番良いです。人工飼育下におけるカブトムシの天敵は、飼育者による過剰観察です。しかし、なんでもかんでも絶対安静では面白くないし、勉強にもならないので、人工蛹室で羽化を観察することは、多少リスクが上がっても仕方が無いことと思います。
徘徊している幼虫は、必ずしも土の上で蛹になるとは言えず、潜っていってなんとかなる場所に蛹室を作ると思います。
よほどの水分不足でない限りは、幼虫は自分の体液を出しながら体をくねらせて壁を作っていきます。土が悪いと体液を浪費するので、小型の成虫になります。オスのツノは、ポンプのように体液を注入して長く立派なものになりますが、体液が足りないときには短いツノになります。
蛹室は、子供の泥饅頭遊びと同じで、適度な水分と細かさが重要です。子供が泥饅頭を作るときには、細かい砂あるいは土を選び、適度に水を加えてちょうどよい土質にして成型します。
幼虫は、土中にS寸の卵大きさの部屋を自分の身体をくねらせることで作っていきます。水分が不足していると、自分の体液で補うということです。
観察したいのであれば、「露天掘り」という方法があります。飼育ケースの土を表面からそぐように上から丁寧に取り除いていくと、やがて蛹室の天井に穴をあけることになり、その穴から観察ができるのです。(写真)
この場合も、土に適度の湿り気がないと、一気に天井が崩落して、蛹室と中にいる蛹、あるいは幼虫を埋めてしまうことになります。そのようになると人工蛹室の出番となります。
丁寧に蛹を掘り出して、トイレットペーパーの芯に入れてやります。
おすすめは、まず露天掘りを狙って土を掘っていき、うまく天井に穴が開いたら、露天掘りのまま観察し、崩落したら人工蛹室に移してしまう作戦です。
時期は、あと10日後が良いと思います。そのタイミングなら、蛹になっているもの、前蛹のもの、あるいは羽化しているのもいるかもしれません。脱皮の最中という運の悪いのもいるかも知れませんが、子供の好奇心を育むためには止むを得ません。
http://mushinavi.com/manual/breed_kabu.htm

再度の詳しい回答をありがとうございました。読ませて頂いているうちに、カブト虫に興味がどんどん湧いてきました。今年はもうこの時期ですであれこれ出来ませんが、来年は早い時期から準備をして、卵~成虫まで楽しみたいと思いました。
今、活動中のカブト虫は、その、「露天掘り」には自信がないので、そのまま放置して、土の上で蛹になったら時期を見て芯に入れようと思います。
この前、芯の中に入れた幼虫は、随分グロテクスになって丸まって、いかにももうすぐ蛹という感じです。あと数日が楽しみです。
また分からないことがあったら、教えてください。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
#1です。
カブトムシは幼虫からさなぎになるときに繭室という
大きさも形もちょうど鶏の卵くらいの部屋(空間)をつくり
その中で脱皮してさなぎになり頭を上にして立ったような状態で
すごします。
その状態を人為的に作ってあげるわけです。
だから筒は立てた状態にします。
http://www.k-wave.net/lovekabu/htm/youchyu/sub_j …
参考アドレスですが、『カブトムシ、さなぎ、繭室』などのキーワードで
いろいろヒットするので見てみてください。
状況に応じた方法が見つかると思いますよ。
今の時期ならば地域差はありますが正常に飼育できていれば(特に屋内飼育なら)
幼虫からさなぎになる時期です。
幼虫はケースで飼育する場合普通一番底の部分に繭室を作ります。
(理由とかは長くなるので割愛)
また、硬いものにくっついて繭室を作りやすいのでケースの側面に
くっつくようにしていることも多くケース越しに確認できるものもいるはずです。
また
ケースを持ち上げて下から見たときに色が濃くなった丸い部分があれば
繭室の可能性が高いです。
このような状態が見られた場合、
ほかの幼虫が影響があると思いますのでマットなどは
触らないほうが良いでしょう。
私の経験上
幼虫がマットの上に出てくるケースは
マットの水分不足が多いですね。
(手にはくっつかないけどぎゅっと握ると固まりになる位が目安)
入れ物と置き場に余裕があるのなら他の回答にあるように
その個体だけ別飼育も良いのではないでしょうか。
再度の回答ありがとうございます。
添付して頂いたサイト見ました。参考になりました。この子は落ち着いて芯の中で丸まっています。
ところが、そうこうしているうちに、もう一匹同じように出てきてしまいました。
それで、やはり同じようにトイレットぺーパーの芯の中に入れたのですが、数分後には芯の外に出てきてしまいました。また芯の中に入れたのですが、やはり数分後に芯の外に出てきます。この子はかなり小さいです。またおしりのあたりが透明です。元気は元気です。こちらの幼虫だけは、やはり別の容器に入れようかなと思います。
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