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遠視の場合は頭の奥行きも扁平で、近視の場合は頭の奥行きが長いという関係は実際にあるのでしょうか?このようなデータが掲載されている文献を教えてください。

A 回答 (1件)

眼の奥行き(眼軸)と屈折異常は密接な関係があります。


眼軸が短いと遠視の傾向にあり、長いと近視の傾向になります。ただし、眼の屈折異常には眼軸による因子(軸性)ものの他に、水晶体の屈折力(多くの場合、毛様筋による調節緊張状態)や角膜の屈折力も関与してきますので、実際には少し複雑になってきます。
眼軸は正視の場合、通常23.5~24mmですが、これより眼軸が短い方でも、屈折性の因子による近視となっている場合があります。中程度以上の近視では、軸性因子の存在があることが多いです。眼軸が極端に長い(つまり強度近視)と、網膜が薄く引き伸ばされてしまうことにより、網膜に穴が開きやすくなり、それによる網膜剥離を起こしたり、また視神経周囲の網膜が極端に薄くなり、後部ぶどう腫の状態を引き起こしたり、近視性黄斑症などを起こし、視力不良を起こすことがあります。

頭が小さい方は眼軸も短い傾向にある方の比率が確かに高いかも知れませんが、こればかりは頭の大きさと眼の大きさが比例関係にあるわけでは無いと思われますので、正確なデータは持ち合わせていません。
しかし、ダウン症候群などでは、特徴な顔つき(鼻部が扁平で、頭の形も前後に扁平な傾向があります。この他、眼の幅が短い、小眼球、眼瞼裂狭小等)ですが、小眼球の為、高度の遠視傾向にある場合が多いです。

眼軸と屈折異常の関係については、眼科の基本的な教科書を見ていただければ、大抵載っています。生理光学や屈折矯正に関する専門書なら、もっと詳しく書かれていると思われます。

この回答への補足

頭が小さい方は眼軸も短い傾向にある方の比率が確かに高いかも知れませんが、こればかりは頭の大きさと眼の大きさが比例関係にあるわけでは無いと思われますので、正確なデータは持ち合わせていません。

ということは、頭の大きさと目の大きさの比例関係についての研究などの文献は見あたらないのでしょうか。もしもあれば眼軸などは見た目ではわからないけれども、頭の形をみると屈折異常がおおよそわかるよ、との内容を取り扱いたいと思うのですが。

補足日時:2004/02/02 14:52
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