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先日、嫁の実家に帰省した際の夜、玄関に入ろうとすると光につられて飛んできたと思われるカブトムシの雌を発見しました。そういえば子供の頃に私の実家の網戸にもたまにカブトムシが飛んでくることがありましたが経験上ほとんどが雌だったような気がします。

そこで疑問に思ったのですがなぜ網戸にとんでくるカブトムシは雌ばかりなのでしょうか?

雄雌の比率に差があるのかと思いましたがほぼ半分ずつのようです。
集光性に差があるような記載も見当たりませんでした。
雄は縄張りから動かず雌は木から木に転々としていてたまたま光につられるとかも思いますがネット上でそのような記載を見つける事は出来ませんでした。

かなりどうでもいい事なんですが誰か理由を知ってる人がいたら教えてください。

A 回答 (3件)

カブトムシの生活をドラマにしてみましょう。

『NHK地球ドラマチック』(ナレーション渡辺徹)

オスもメスも一斉に羽化し、しばらく熟成した後、地上へ出てきます。地上へ出たカブトムシはとてもおなかが空いているので、すぐに樹液場を求めてニオイを嗅ぎつけます。それはそうでしょう。なぜなら、彼らは前蛹で10日~2週間、蛹で3週間、熟成で1~2週間、下手したら6週間何も食べていなかったことになるのですから。

激しい食欲を樹液場で満たすとき、そこはオスとメスの出会いの場となります。オスとメスは樹液をなめながら下半身の方では激しくお互いを求めあいます。この時オスは腹と翅をこすり合わせてギイギイと鳴きます。メスも鳴くことは可能です。腹がとても興奮しているようですね。激しい息遣いが分かるはずです。

充分な交尾を終え、食欲も充分満たすと、オスとメスは行動が別々になります。

オスはそのまま樹液場周辺にとどまって、のんびり樹液をなめながら新しいメスの飛来を待ちます。

しかし、メスは充分な交尾を満たすと、オスを受け容れなくなり、後ろ足でオスの交尾器をはねのけるようになります。そのうえで食欲を満たすと、「時は来たれり」と感じてすぐに産卵場所を求めて彷徨います。激しい動きからモチベーションの高さがうかがえます。人間の尿意、便意、射精意のように我慢できない苦しみがあるのかもしれません。

カブトムシは光に飛来する習性があります。産卵場所を探し求めて彷徨っていたカブトムシのメスは、偶然人間の電灯の光に遭遇し、そこで足止めをくらうことになります。電灯の光にはそれほど、魅惑的ななにかがあるのでしょう。つまり、人間の電灯に飛来するのは、産卵場所を探しているメスが多いということなのです。

おや、こちらはオスが電灯に飛来しましたよ。クヌギの多い森の近くの電灯などでは、メスじゃなくても樹液目的のオスがかかることもあるのです。

こうして、カブトムシは人間の光に邪魔されながら、昼間には本来の行動に戻ってカブトムシらしい生活を取り戻すのです。

『地球ドラマチック』    終
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この回答へのお礼

文才ありますね~!楽しく読ませていただきました。

以前「カブトムシ 縄張り 移動」で検索した時には良い答えを見つける事が出来なかったのですが改めて「カブトムシ 餌場 移動」で検索してみたらどこかの学生の自由研究で畑のスイカに飛来するカブトムシを観察した物があり、雄雌の行動の違いについても観察してありました。やはり雄は餌場にとどまり雌は別の場所に移動すると書いていました。さらにその理由の中に「雌は産卵場所を探して」とも書いてあったので多分こちらの回答で間違いないと思います。

すっきりしました。さっそく嫁に教えようと思います。ありがとうございました。

地球ドラマチックのナレーションって渡辺徹だったんですね。知りませんでした。こちらの件も勉強になりました。

お礼日時:2012/08/02 02:12

オスのほうが捕獲される率が高いんだから。


確率的にメスが飛んでくることが多かっただけでしょう。
うちはそう田舎ってな程じゃないけどオスが飛んできたこと何回かあるよ。
メスだけが活発に飛び回るようなことは無いと思う。
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この回答へのお礼

確かに雄の方が捕獲されていると思います。
でも雄雌比に結構な差があるのでそれだけじゃないと思うんですよね。
雄はほとんど見ないほど捕獲されてたら絶滅してしまうだろうし・・・。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/02 01:55

 飛んで火に入る夏の虫というくらいですので、基本的に虫は明るい所へ行きます。

カブトムシも例外ではないと思われます。

 しかし雄は、樹液の出る木(クヌギやナラなど)を自分のテリトリーとして、そこから離れられません。離れたら盗られますから。

 また、(戦闘用に)頭でっかちになっていて、ブンブン飛び回れる体型ではありません(縦横無尽に飛び回りにくいだけで、飛びますよもちろん)

 それに対して雌は、樹液がタップリ出る木とそこを確保している強い雄を求めて飛び回ります。

 体型的にも飛び回れる体をしてますので、飛行は楽でしょう。

 で、本能に従って暗くなると飛び回り、明るい所に寄り道することになるのだと思われます。
 
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この回答へのお礼

雄は自分の縄張りからあまり動かず雌は移動する事が多いのは間違いなかったのですね。

以前「カブトムシ 縄張り 移動」で検索した時には良い答えを見つける事が出来なかったのですが改めて「カブトムシ 餌場 移動」で検索してみたらどこかの学生の自由研究で畑のスイカに飛来するカブトムシを観察した物があり、雄雌の行動の違いについても観察してありました。やはり雄は餌場にとどまり雌は別の場所に移動すると書いていました。小学生~中学生の自由研究のようなので100%正しいとはいいませんが賞を受賞した研究のようなので当たっているのだと思います。

すっきりしました。ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/02 01:48

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