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インスタントコーヒーの価格はなぜあんなに安いのですか?
豆を買って来て、コーヒーを抽出して、乾燥させてという工程を経ているのに、安すぎるような気がします。

ご存知の方は教えてください。

A 回答 (3件)

コーヒー屋です


まず、焙煎方法には、シングルロースト・ブレンディングローストと言う2通りの方法があります。
シングルロースとは、その名の通り単品豆で焙煎する方法で、それぞれの豆の個性を際立たせる事が出来ます。
ブレンディングローストは、焙煎する前にブレンドして、焼き上げますのでブレンドとして、統一感を出し易くなりますし、焙煎時のロス等も減らせますし、自動焙煎も行い易くなります。
で、ご質問の何故安く出来るかですが、まず、殆どの焙煎が、フルオートでなされている事が多いので、人件費が恐ろしく安くつく事、それと、抽出度合いが一般のドリップ等とは異なる為に、成分抽出が、より効率良くできる事、抽出後の工程に関しても、殆ど自動化されていますのでこちらでも、コストを抑える事が可能ですし、量産によるスケールメリットも派生しますので、相乗効果で安価に生産できる訳です。

例えば、一般小売用の豆を100Kg製造する場合と、10000Kg製造する場合でも、コストは変わってきます。

ついでに、焙煎工場の生豆サイロは複数の部屋に仕切られていますが、出口で混ぜるような装置をつける場合は、ブレンディングローストを行うプラントですね。
シングルローストの場合は、ブレンダーでブレンドしますよ。
全てが同じ工程ではない、と言う事も、おまけとして付け加えておきますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私も製造業に携わっておりますが、やはり人件費が大きいのですかね。
また、大量生産になるに従って、製造コスト原単位は小さくなりますよね。

それにしても安いです。

お礼日時:2004/02/02 12:55

 南米のコーヒー生産者は、ここ数年、コーヒー豆の価格暴落に生活崩壊状態だそうです。

ただ、世界中のバイヤーが買い叩いて、さして変わらぬ価格で消費者に売り、大きな利ざやを稼いでいます。世界的大手食品会社は当然、直接か状況を把握している上で、徹底的に原料購入コストを押さえていることが想像できます。
 また、コーヒーの需要の世界的広がりがあれば、当然、抽出、ほかの道具が不要なインスタントコーヒーが伸びるはずであり、大量消費化で製造コストは押さえられることが考えられます
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

はあ、そんなに安いのですか。
圧倒的な供給過多なんでしょうね。

お礼日時:2004/02/02 12:44

う~ん、何でと言われましても単純に大量生産でコストが下がるからです。



大きな設備を数人で操作して何千人分も一度に製造することができますから、喫茶店のマスターが一杯ずつ抽出するよりも単価が安くできるのです。

ちなみにコーヒー工場の豆のサイロは内部にいくつも縦の仕切りがあって、一番下のほうでかき混ぜるようになっています。
同じ種類の豆でも季節や産地の違いにより味にバラツキがあるため、それらを分けて貯蔵⇒混ぜることで製品の味にバラツキが出ないようにしています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり大量生産ですか。
それにしても安い気がします。
今の価格の3倍くらいでも売れるのではないでしょうか?

お礼日時:2004/02/02 12:32

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