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 私は語学が好きで外大に進みました。友人からも勉強を教えてほしいと言われることは度々だし、発表のときは準備に追われることも教壇に立って講義することも本当に気持ちがよかったです。

 ですが、語学教師になることには二の足を踏んでいます。なぜなら、言い方は悪いですが、教師というのは要するに自分よりも「できない」人を相手にするわけなので、それだと私は満足できないのです。

 そこで出てくる選択肢が自分の知識に磨きをかけて、また、かけ続けて常に上を目指さなければならない専門職(通訳・翻訳)ですが、これはまた上には上がいて遥かに実力が上の人たちがたくさんいるので、「努力しよう」という気になる前に呆然としてしまいます。

 つまりは今の私の実力が中途半端だということなんだと思いますが、自分よりも下の人を相手にその人たちの力を引き上げていく教師になるか、自分よりも上の人たちと常に競争にさらされるが反面甘えの許されない環境に身を置くことで力をのばしていく専門職になるか、考えすぎて煮詰まってしまいました。教師業と専門職について、私とは別の視点からそれぞれの職業について捉えている方がいたら、コメントお願いします。

A 回答 (5件)

こんにちは。

似たような境遇だった者です。私は一旦教師になりましたが、学校の閉鎖性が嫌で、翻訳・通訳業に就きました。

そこで感じたのは、

●通訳・翻訳などの専門職はいくらでも代わりがいるということ。

通訳・翻訳はいまやほとんどがアウトソースです。通訳・翻訳会社から必要なときだけ、時間給○○円で雇われます。つまり国際会議などがある春や秋はいいですが、会議がなければ収入はゼロになります。つまりバイトみたいな扱いです。さらに外大を卒業していても、海外大学(院)卒業組と比べると、どうしても負けてしまいます。実力・速度の面でもネイティブに近い海外大学卒業の方が需要があります。このような人たちは、数が多いので競争が激しいです。

●教師になるということ。

自分より低い人たちと一緒に過ごすことにより、実力は上がりませんが、安定感があります。正社員で雇ってもらえるし、生活の心配をすることはまずないでしょう。また人間性も必要なので、おいそれとクビになる事はありません。周りに合わせられるような人ならコチラの方がいいでしょう。

●外資系企業で語学力を生かす。

給与は安定していますが、所詮ビジネス英語は事務英語です。決まった言い回ししか使いません。電話も同じです。海外勤務でもない限り、自分の実力を伸ばすのは難しいでしょう。外資系企業はリストラが頻繁にありますので、教師よりは安定感は少ないでしょう。

結論・・・

生活の不安定を問わないと言うなら、通訳・翻訳業でもいいでしょう。ただ月収で言うと20万円も稼げないと思いますよ。高いスキルが求められる割には、給与は安いです。そのため屈辱感も感じられることもあるでしょう。

ということで、どちらを選びたいかはあなた次第です。30歳過ぎたら、教師か日本企業のほうが無難だと思いますよ。
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この回答へのお礼

大変参考になります。特に通訳・翻訳に関して、私がイメージしていたものとはだいぶ違うなあと思いました。院に進んで大学教官または語学教師を目指すのが一番合っているかもしれません。本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2004/02/03 13:37

フリーランスで翻訳業をしているものです。



下の方が、通訳・翻訳について、アドバイスされていますが、ちょっと?に感じましたので。

通訳はべつでしょうが、翻訳は分野にもよりますが、春や冬以外は収入は0ということはないですよ。
それに、確かに非常に「職業」として成り立たせるのは難しいと思いますが(語学教師もこの点では同じです)、誰もが給料が20万円以下ということではないと思います。どれくらい稼げるかは、人によりますが、家族を養っている人もいます(現に私も、20万円以下ではありません)。

不安定で高いスキルを求められる割には収入が少ないというのは、確かですが、相当の力があるならばこのかぎりではありません。
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この回答へのお礼

通訳と翻訳を一括りに考えてはいけない、のですよね。立派に生計を立てていらっしゃる方もいるということで、元気が出てきました。現職の方に回答を頂けて大変うれしいです。ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/05 09:27

こんにちは。

何か参考になればと思い、私の経験を述べさせていただきます。通訳・翻訳業のことは他の方がコメントしていらっしゃいますので、私は教師業・研究職のことについて少しアドバイスしたいと思います。

私は外国語専攻(マイナー言語)卒業後、現在大学院(博士課程)で社会歴史関係を研究している者です。また、アルバイトになりますが、語学学校で非常勤講師をしています。そこで感じたことですが、

・言葉が話せる、文法がわかるのと人に教えることは全く違うということ

>教師というのは要するに自分よりも「できない」人を相手にするわけなので

私も語学を教える仕事をしていますが、ある意味、初心者は怖いです。なぜならこちらが当然と思ってやっているようなことを、疑問として持ち出すからです。当然のことをいかに体系づけて説明するか、というのは、教授法が確立されていない言語分野ですと、大変な苦労を強いられます。

・分野によっては語学教師は足りているということ

高校であっても、大学の語学教師であっても、安定した常勤講師となると、募集はかなり少ないです。非常勤でもいいとなると、また別かもしれませんが、はっきり言って非常勤の給料は格安です。暮らしていけません。しかもあくまでも非常勤ですので、いつクビになるかわかりません。また、大学院(博士)を出たからといって将来を約束されているわけでなく、オーバードクターで30代半ばになっても非常勤の職にすら就けない語学専門の人はたくさんいますよ(優秀であっても)。

研究職、語学教師になるのは、一般に考えられているよりかなり厳しい道です。かなりの覚悟が必要です。
ご存知のこととは思いますが、参考まで…
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この回答へのお礼

ありがとうございます。教師業・研究職について経験談が聞けてよかったです。しかし結果としてますます悩むことになってしまいそうですが…。情報を整理してよく考えたいと思います。

お礼日時:2004/02/03 17:28

贅沢な悩みですね。

教師は立派な専門職です。教師でありながら、例えばマイナーな言語の第一人者である方は少なくないです。教えながら上も目指せます。

むしろ教師と(通訳・翻訳)業とを比べるならば、前者の方がより専門性を求められていいんです。そういう考え方をしています。語学バカは要りません。単なる違う言葉を習得するのに専門性が要るのかな?外大でなくても困らないんです。これから必要とされるのは言語学の方だと思います。融通の利かない言語バカは現場で役に立ちません。
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この回答へのお礼

通訳・翻訳よりも教師のほうがむしろ専門性を求められるとは目から鱗です!言葉の専門家となるとまさしく言語学ですね。大学院に進むことを考えたいと思います。蛇足ですが、語学「バカ」にでもなれるならなってみろという感じですね(※mauro182さんに対して言っているのではありません)。バカが付くほどの達人になれたら大したものだと私は思います。

お礼日時:2004/02/03 13:26

僕は、中国語と英語が少ししゃべれるので、通訳を使ったことはないですが、仕事柄、同時通訳の人たちに会うこともあります。


彼らに会っていつも思うのが、何か勘違いしてるな~です。
海外関係の仕事では、英語は話せるのがあたりまえなので、ちょっとしゃべれるくらいで通訳をされても困るわけです。
なぜ、通訳が必要かと言うと、専門的な話になった時です。
パソコンのパーツの商談の時に、パソコンの構造を知らない人に通訳されても、意味がないと言うことです。
ただ通訳・翻訳をしたいと考えるのではなく、どの分野の通訳・翻訳をやりたいかを考えるべきだと思います。

語学教師について、よくわかりません。

企業に入って、語学を生かす道もあると思いますが。
通訳・翻訳でなければいけないのですか?
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この回答へのお礼

通訳・翻訳というのはその言語の専門というよりはその分野(例:パソコン)の専門家であることを求められるのですね。専門分野→言語、の順ですね。言葉の専門家になるということは、No.2の方も仰っているように、言語学を追究していくということにつながるのですね。だいぶ整理できてきた気がします。

お礼日時:2004/02/03 13:31

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