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葛飾北斎の『冨嶽三十六景』神奈川沖浪裏が世界的にも非常に有名ですが、他に波を描いたもので有名な絵画を知らないので、ご存知の方がいらっしゃれば紹介してください。

特に有名でなくてもかまいません。波の絵という題材がそもそも珍しいような気がしていますので、どんなものでも知りたいと思っています。

波と言えば北斎の作品の印象が強すぎるので、異なる感性に触れることができれば幸いです。

よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

今村 紫紅 『維盛 最後』 (明治 35 年)


気になって、時々 探していた のですが、
「近代 デジタル ライブラリー」 の 『紫紅 画集』 (大正 5 年)
10 頁目の モノクロ 画像しか 見当たりませんでした …
図書館で 直に 御覧に なられた 方が よさそうですね …
平家と 源氏という 因縁の ある もう 一つの 物語で、
不穏に どよめき 荒れる 黒ずんだ 三角波に 取り巻かれ、
暗澹たる 運命へと 突き進む 舟を 描いた ものに、
前田 青邨 『大物浦』 が ありますが、こちらは
山種 美術館 に あり、絵葉書 にも なって いますね …
ふと 想い出した のは、パウル・クレー 『船乗り』
舞台からの 作品ですが、穏やか ではない はずの 海面を
彩度対比 + 明暗対比で、まるで 四つの 象限に 区切られた
異なる 次元に おける 出来事のように 描いている かのよう …
『黄金の魚』 の ほうでは、中央の 輝く 魚の 周りに できた 暗闇の
周りで 小魚たちが 去っていく 波の 跡が 残像のように 消えていき …
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この回答へのお礼

新たな追加情報ありがとうございます。
パウル・クレーに前田青邨 どちらの感性も新しい海を見せてくれました。

お礼日時:2012/12/08 02:14

近代 日本画の 代表的なものを 飛ばしてしまい …


横山 大観 《或る日の太平洋》 《海に因む十題》
加山 又造 《月光波涛》
は いかがでしょうか …
菱田 春草 《朝の海》 (大観と 双福で 大観が
《夜の海》 という のも …) や
今村 紫紅 (だったと 思うのですが … 安田 靫彦 ?
前田 青邨 ?? …) 《維盛最期の海(… ?)》 も …
と 思った のですが、それらしき 画像が 見当たらず …
クロード・ロラン、カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ
も 入れたもの と 思い … こちらは いろいろ ありますね …
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この回答へのお礼

カスパー・フリードリヒの「霧の海(雲海)を見おろす散歩者」の構図はとても印象的でした。
加山又造の「月光波涛」の水しぶきの表現、これはすごいですね。
今回もありがとうございました。

お礼日時:2012/10/12 12:30

東山魁夷の「潮音」「潮満つ」などはいかがでしょう。


魁夷と言うと鏡のような波ひとつない水面を描くことが多いんですがね。
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この回答へのお礼

青を基調に波頭の白と調和した奇麗な色彩の作品を見ることができました。
穏やかで情緒的な印象を受けました。
紹介ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/12 12:24

そういえば 日本画を 忘れていました …


昭和の 日本画家 福田 平八郎
の 『漣』 は いかがでしょう …
昭和天皇と 釣りに 行かれた 時の 水面
とのこと です
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この回答へのお礼

シンプルでこれも波の表現の一つですね。おもしろいです。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/04 08:07

19 世紀 ロシア (アルメニア) の 画家


イヴァン・アイヴァゾフスキー
は、この名で Wiki で 作品も ご覧になれますが
『第九の波涛』 等、 透明感のある 波の層に 光が通り、
照り映える 様子や、泡の 構造が 印象的 かと

17 世紀 オランダ 絵画では 風景画や 静物画 等
様々な ジャンルが 生まれ、海洋画の 専門家も 生まれました
雲や風雨、月明かり 等 の 天候を 映す 海を 描いた
ヤン・ファン・ホイエン
サロモン・ファン・ロイスダール
船舶の 浮かぶ 海 なら
ウィレム・ファン・デ・フェルデ 父子 等

近代では 既出の クールベ の 他に
天候によって 劇的に 変化する 水面が 忘れられない
19 世紀 イギリス の 画家 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
小舟に 乗った人と 海を 描いた
19 世紀 アメリカ の ウィンスロー・ホーマー
霧がかった 凪いだ 海 等 が 印象的な
19 - 20 世紀 フランス の アルベール・マルケ
深い青の中に 音楽的な響きを 満たすような
ラウル・デュフィ
等 は いかがでしょうか
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この回答へのお礼

たくさんの画家を紹介いただきありがとうございます。
迫力のあるターナーの「ミノタウルス号の難破」やアイヴァゾフスキーの「第九の波涛」に魅了されました。
なにか、19世紀はダイナミックな絵が多いように思えました。
また、ホーマーの「夏の海」にも独特の趣を感じました。
20世紀ごろから写実から印象へと移っていった時代の流れを感じました。

お礼日時:2012/10/04 08:05

やはり波そのものを描いたクールベでしょう。


常に動いていて、全く同じ形が出現することが無い、そして絶えることなくそこに存在し続ける。
物質でありながら出来事として存在し続ける。

クールベはそれをひとつの形として絵に定着する(写真は使わずに)というテーマに没頭しました。
それを観ていると大きな時間の流れの中での人間という存在の不思議さ、人間という存在もそのような自然の存在の中の一個であることが身に迫ります。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AF%E3%8 …

しかしクールベはおそらく北斎を見ているだろうとも言われています。
さらに北斎はそれ以前の西洋の版画の波を見ているのではないかとも言われています。
http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/show/C0027072
この版画の上方に仮名を横倒しに書いていますが、これはおそらくアルファベット筆記体の横書きの雰囲気を模した物だと思われます。

クールベ以前(たぶん)にポール・ユエも描いていますがドラマチックな演出の意図が目立ちます。(これだけ荒れていたらこの場で見て描くのは無理でしょう)
http://www.cbx41.com/article-les-brisants-a-la-p …
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この回答へのお礼

とても迫力があってかつ写実的な作品ですね。
波をテーマにした西洋画を知ることができて新鮮でした。
また、波の物理的・哲学的なテーマ性に取り組んでいたという逸話も斬新です。
当時から洋の東西で思想や芸術などの交流があったこともうかがえました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/27 14:03

ボードリーの「真珠と波」はどうでしょう?


http://blog.goo.ne.jp/yc123/e/2f1575908ca6065e9d …

「ヴィーナスの誕生」も一応、波・・・かな
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この回答へのお礼

宗教的な女神と天使と波というテーマがとても斬新です。
画風も東洋的な北斎に対して、写実的・西洋的で新鮮でした。
真珠と波の構図にもとても惹かれるものがあります。
素晴らしい絵を紹介していただき、ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/27 14:12

こんにちは!



ラッセンの絵なんかは?

少し違いか好かね?

http://www.oida-art.com/buy/artistwork/170_4.html
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この回答へのお礼

ラッセンの絵はよく見かけたことがありましたが、改めて波に注目して、北斎や他の作品の波と比べると、独特で新鮮でした。
この人の書く海の絵はとてもうまいし、色使いも幻想的で美しいです。
荒々しい波とはいうよりは、南国風で柔らかい感じがします。
紹介いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/27 14:23

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