No.3ベストアンサー
- 回答日時:
まず通訳には逐次、同時の様に方法を意味する区別の他に、on-site, opi という区別もありますが、前者は現場に行って通訳するもの、後者は over the phone interpretation の略で、最近これがかなり多くなっています。
国連での同時通訳のブースを見た事がありますか?普通同時通訳はペアになっていて、ワン.センテンスずつ交代に通訳します。と言うのも聞きながら話すというのは、他の回答者が指摘するように非常に困難で集中力が必要だからです。この様な場では、やはりかいつまんでの通訳はできないので、この様な配慮がされますが、一人で会議等で同時通訳をする場合には完全に全てを訳す、というのは無理です。ヨーロッパ系の言語ではもっと簡単かもしれませんが、日本語と英語は単語の配置がほとんど逆になっているので、日本語を英語にする場合になかなか動詞が出て来ないので、時間がかかります。
そのためにも、法廷、病院での通訳は一人で行うため逐次通訳になります。一言、一言が後に重大な事を意味する可能性があるからで、通訳中に他の人が話し出すと、判事、医師から「二人で話してはいけない」とおしかりを受けたりもします。また以前カリフォルニアの失業保険に関する審問のopiをしましたが、日本人はこういった場に慣れないせいか、判事の注意を忘れて喋り続けてしまう事もあるので、そうすると判事から「ワン.センテンスずつ区切って、通訳が終わるのを待つ様に指示しなさい」と言われます。法廷ではまでon-siteの通訳を使うところが割とあり、わたしの経験では、traffic court, criminal court でも逐次通訳でした。
わたしは現在opiをしていますが、電話だとたまに雑音が入ったり、同じ部屋で他の人が話していたりと聞き難い事もあり、また相手の表情、ジェスチャーが見えないという不便さもあります。混乱する事はありませんが、たまに深夜過ぎに寝ていたところを起こされて緊急の電話を受ける時は、最初は頭がボ~っとしてウォームアップに時間がかかりますし、機械的に「英語ー日本語」「日本語から英語」と訳していると、たまにちょっと英語がわかる日本人が数字等を英語で言うと、ついそれを日本語で言ってしまった、という事もあったので、通訳はどの様な場合でも姿勢を正して真剣にやらないと駄目だな~と痛感しました。
No.2
- 回答日時:
僕は(在米です)、学生の頃同時通訳に似た経験をした事があります。
アメリカのある大学の教授が、日本から見えた方々に講演をなさって、本職の通訳の方が急病かなにかで、なぜか僕が緊急代役に駆り出された事があります。
その教授は、講演の後すぐ空港に行かなくてはならない、と聞いていました。はじめ僕は逐次通訳をやっていたのですが、半分を過ぎて、教授が時間を気にし出したのが分かりました。
で、前の文が終わらないうちに訳を始めたところ、「同時通訳だ!」というささやきが聴衆の間に広がり、そんなつもりは無かったのですが、結果的にはだいぶ重なりました。
さてご質問ですが
1。どんな風に訳してますか?
その教授は早口だったので、全文の意味がすぐ分かったためそれを日本語に直すだけでした。
2。 途中で混乱しませんか?
別にそう言った記憶はありません。
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