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y=2logxのグラフを描けという数学の問題。

特にxの定義域について質問があるんですが、

log(x^a)=alog(x)だから、

f(x)=2log(x)=log(x^2)といえるじゃないですか。

だから定義域はx^2=0すなわちx=0を除いた実数全体と考えまして、

y=x^2がy軸対称だから、y=2logxもy軸対称になるよう、いわば2本のグラフを描いたんです。

しかし、採点はピンになっていました。

曰く、「y=2logxが定義されるのはx>0だろう。」と。

つまりx<0に描いたグラフは、先生によると蛇足である、と。

しかし、2log(x)=log(x^2)である以上、例えばx=-10など、xの値が負の時にも二乗によって正になりますよね?

これって、どちらが正しいのでしょうか?

y=2logxのグラフは、x>0の範囲にのみ描くのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

x<0でも2logxは定義しようと思えばできますが、実数値を取らなくなります。



実際、
2logx
=2(log|x|+iargx)
=2(log(-x)+i(π+2nπ))
=2log(-x)+i(2π+4nπ)
=log(x^2)+i(2π+4nπ)
(ただしnは整数、iは虚数単位)

となって、nがどんな値でも2logxは実数になりません。
しかもこのとき2logx≠log(x^2)です。

どのみち「y=2logxもy軸対称になるよう、いわば2本のグラフを描いたんです」は間違いです。
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先生が正しいです。


2logxと書いた時点でx>0だからです。このことはlogx^2と書き直しても有効です。もし書き直した後に定義域がいきなりx≠0になってしまったら等式

2logx=logx^2

はx<0では成立しません。

定義域が変わる式変形は禁止です。
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対数の性質を確認しましょう。



M>0のとき(真数条件)、
log M^r=r*log M

よって、y=2*log xの定義域は真数条件よりx>0です。
log x^2=2*log xが成り立つのは、x>0に限られます。

y=log x^2のグラフであれば定義域はx≠0になります。
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2log(x)=log(x^2)ということ自体に疑いの目を向けてみましょう。



真数条件により、(x^2)は0より大きくなければなりません。
これだけみると、x<>0ですね。
しかし、同時に、2log(x)が成立するためには、真数条件により、x>0でなければなりません。
条件として、x<0とx>0は矛盾していますね。
・..・..・
だから、矛盾している条件は切り捨てなければなりません。
ここから、x>0だけが条件になります。

(だから、ホントは、2log|x|=log(x^2)と書く方が正しいのです。x=k-5とでもおくと、この意味はたちまちわかります。)

もともと、y=log(e)x <(e)は底>がどういう意味であったか思い出してください。
正の数であるeを何乗すれば、xにたどり着くのか、という値であったはずです。
冪乗の定義からして、正の数を何回かけても・・・あるいはどれだけ平方根にしても…
決して負の数にたどり着くことはありません。よって、底が正である限り、目標であるxが
負であることは、定義としてあり得ないのです。
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