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アニメ「火垂るの墓」で気になった事なのですが…。
西ノ宮のおばちゃんが清太さんに、ご飯別々にしましょうと言います。それで清太さんは銀行に貯金を下ろしに行くのですが、その時に
「おかあちゃん、銀行に7000円も貯金しとった。こんだけあったら何とでもやっていけるわ。」
というシーンがあります。
当時の7000円というなは今のお金に換算するといくらくらいなのでしょう?清太さんはどのくらいの金額(現在の貨幣価値)で「こんだけあったら何とでもやっていける」と思ったのでしょうか?

節子が死んだのは暑い時期だったと思うのですが、そうすると西ノ宮のおばちゃんの家を出て数ヵ月後ってことですよね?

ということは、そんなにたいした金額ではないのでしょうか?

ご存じの方がいらしたら教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

戦争末期から、戦後はものすごいインフレで価格が高騰しました。



戦中はそれでも国によって価格統制が行われていましたが
なにせ
「金はあっても物はない」時代です。
物があるほうが強いですね。
闇取引というか、持っている人との直接取引が跋扈した時代。

良い家の人間が高価な着物なんかも農家に持っていって
二束三文で食べ物と交換していた時代です。
だから現金など割と予想以上の速さでなくなっていったかと思います。

そしてお金を下ろして食料調達にまわったのは敗戦後でしたから
物価は特に高騰していて
現金など価値が大きく下がっていたはずです。
家もないし、居候も出ていたから配給もないですし
高額な闇のものを買うしかなかったと思いますよ。

二人が居候していたのは空襲にあった6月初旬~ですね。

それから、このサイトで過去にも同じような質問をした人がいて
そのときも詳しい回答がいろいろついていたので調べてみるといいと思います。
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この回答へのお礼

他の方の回答では数千万円単位ではないかというご意見が多くありました。
だとしたら半年たらずでお金が底をついてしまうなんて不思議だなと思いましたが、おっしゃる通り闇市などで食べ物を調達していたなら納得です。
最期に節子に食べさせた小さなスイカも闇市で大金をはたいて買ってあげたのかもしれませんね…。
以前にも同じような質問があったとの事なので探してみます。
大変丁寧に回答してくださってありがとうございました。

お礼日時:2012/11/17 16:42

昭和30年代だと、1円が現在の3,000~4,000円相応と思われます。



なので7,000円だと、現在の価値で言うと、2100万円~2800万円相当です。

十分余裕のある暮らしが出来る金額と思われますが...
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この回答へのお礼

他の回答者様のお答えを見ると、小さな家が建つくらい…との事だったのでやはりおっしゃるくらいの金額かもしれません。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/17 16:18

同時期の仙台を舞台にした「ガラスのうさぎ」では、主人公の敏子に「もしもの時のために」と確か母親がお金を入れた袋だか何だかを渡していて、それを仙台大空襲の後で確認したら千円入っていました。


それを見た敏子の兄が、「千円ていったら、小さな家が一軒建つお金だ。大事にしないといけない」と言っていました。

また、こうの史代さんの「この世界の片隅に」では、広島に原爆が落とされるよりも少し前のシーンですが、「当時の物価は、今の2000~3000分の一くらいと思われます。食料品は高めで、1000分の一くらい」と書いていました。闇市で砂糖を買おうとして600グラムで20円、配給の60倍の値段だ、とびっくりしていました。
また、同じシーンでお姑さんのへそくりと今月分の生活費を合わせて25円、とつぶやいています。

特に終戦間際は台風や飢饉もあり、大変な物価高騰となったそうです。
清太は西ノ宮のおばさんの家を出たことで配給も受けられなくなり、最初はお母さんの着物などを物々交換で農家から直接食べ物を分けてもらっていたようですが、足元を見られてすべて闇市で買わなければならなくなり、あっという間になくなっていったことでしょう。
清太のモデルでもある作者の野坂昭如氏は、二人いる妹を実際に栄養失調から衰弱死させてしまっていると新聞のエッセイなどにも書いていますが、実際には叔母の家を出て防空壕などに住んではいなかったそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%9E%82% …
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この回答へのお礼

他の作品の例なども出してくださりありがとうございました。
他の方の回答も踏まえるとやはりかなりの大金だったようですね。
私は恥ずかしながら、作者の方が清太さんのモデルだということも知りませんでした…(・・;)
丁寧な回答をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/17 16:33

昭和20年の米10kgあたり6円です。


60kgで36円
2007年で米60kg15000円

36:15000=7000:Xと言うことになりますね。
105000000÷36=2916666.6
2910000円ということになるのかな。約300万

今は米価15000円ぐらいですが、平成一桁だと2万を超えています。
それだと400万近いことになります。

たぶん・・・・
比例式の解き方が間違っていなければ・・・・
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この回答へのお礼

なるほど。
米価で考えてみるとそのような計算になるのですね。参考にさせていただきます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/17 16:12

物語当時、1944年や1945年の


大卒の初任給が150円ですから、単純にこの46~47倍。
2012年の大卒の初任給を20万円とすれば、約900万円。
当時、7,000円あれば家が一軒たったらしいですから
たいした金額だったと思います。
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この回答へのお礼

家が建つくらいとなると、かなりの金額ですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/17 16:07

7000円なら 今で20万ぐらいです


まぁ 当時なら1000円あれば十分1ヶ月は暮らせたでしょうから

あと 7000円は下ろしてますが
確か色々買ってますよね?
だから手元にはわずかしか残ってないはずです

お母ちゃんの葬儀(埋葬費用)も出したはずだし
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この回答へのお礼

なるほど。
確かに食事代だけでは生活できませんものね。
1ヶ月千円と考えると半年くらいしかもちませんから、納得です。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/17 16:05

こんにちは。



当時の1円は今の7,500円程度ですので、およそ5,000万円です。

参考にしてください。
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この回答へのお礼

5000万円といったらかなりの金額ですね!(゜ロ゜)
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/17 16:01

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