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腎不全の猫なのですが、カリウムの数値が3.1で獣医師の先生にカリウムを与えた方がいいと言われました。美味しくて飲ませやすいというカリウム液を購入しましたが、うちの猫には駄目なようで、すごく嫌がり、無理に与えていましたが、逆に頻繁に吐くようになり、与えるのをやめました。別の獣医師の先生は無理に与えなくてもいいということでした。それでも与えるべきでしょうか?どうしたらいいのか悩んでいます。また、粉末のカリウムなどはあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

慢性腎不全の猫では低カリウム血症になりやすいためカリウム製剤は投与し続けたほうが良いという意見もあります。


実際低カリウム血症になっていますのでできれば投薬はしたほうが良いと思いますが、今後さらにカリウム値が低下し3未満になる、もしくは低カリウム血症の症状(分かりやすいところでは骨格筋の筋力低下で首がうなだれる、後ろ足が開帳してくるなど)が出現するまでは必須項目ではないと思います。

粉末のカリウム製剤は人体薬で存在するので動物病院経由なら入手は可能です。
ただ現在使っているカリウム液がフィットケアK60ならこの製品は苦味成分などをマイクロカプセルに包むことで抑えていますのでこれをフードにかけて食べないようだと粉末はさらに食べない可能性が高いと思います。

遮光と希釈に少し注意しなければならないので処方してくれるか分かりませんが、塩化カリウム溶液を自宅での点滴に混ぜるのが現状では一番楽だと思います。
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この回答へのお礼

詳しく回答して頂き、本当にありがとうございます。的確な回答で、大変助かりました。
投与を試みたのは、ペティエンスのPEクエン酸カリウム液というもので、獣医師の先生がおっしゃっていたように、鰹節の匂いのするものでした。
そろそろ、病院で検査をする予定なので、カリウムの値をみて、変わらなければ、教えて頂いたフィットケアK60か、塩化カリウム溶液を点滴に混ぜる方法を先生に相談してみようと思います。
今のところ、特に症状がでている訳ではないので、あまり思いつめず、穏やかに過ごしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/11/27 15:16

度々失礼します。



また長文で恐縮ですが、よければお読みくださいね。

中度~高度に蛋白質を制限したフードを推奨することは、腎疾患管理で最も一般的な対処法のひとつです(厳密には、質のよい蛋白質を少量、効率よいエネルギー源の脂肪をやや多目に、が理想)。蛋白質制限食はラットや人間の腎疾患の進行速度を遅くすることが証明されてるんですが、実は犬や猫の腎疾患進行については、蛋白質制限食の効果は議論の余地があり、この効果を決定付ける研究がまだないんです。

フードの蛋白質含有量を減らすことによって、症状の多くを部分的に、もしくは完全に軽減することができる可能性はあります。

嘔吐、食欲不振、下痢、口腔粘膜の潰瘍、悪臭を伴う口臭等には効果があるかも。
これらの症状が尿毒症で、蛋白質代謝における老廃物(窒素老廃物)の蓄積によって起こります。この老廃物は、猫ちゃんの体に蓄えられていた蛋白質が代謝そして分解されたものだけではなく、フードに含まれる蛋白質からも作られます。正常な機能を維持するために必要とする以上の蛋白質が蓄積することによって(尿毒症の)問題を悪化させる可能性があります。が、フードに含まれる蛋白質が極端に少なすぎると同様に有害で、腎不全の子が栄養失調によって他の合併症を悪化、あるいは死を早めることになるかもしれません。まさにダブルバインドです。

腎不全が進行すると、血中リン酸濃度をコントロールするにはフードの蛋白質制限だけでは不十分になってきます。このような場合はリン酸濃度をコントロールするために蛋白質制限食以外に腸でのリン酸結合薬が必要になります。これらの結合薬は胃腸によるリン酸吸収を減少させる働きがあります。腎不全管理にリン酸結合薬を始めるときのポイントは罹患動物によって異なります。これはドクターが状態に応じて判断します。

カリウム不足のまま輸液を続けていると、愛猫を寝たきりにしてしまう危険性があることを、ご認識くださいね。
病状や体質にもよりますが、普段から食が細く、皮下輸液をするとぐったりする子は要注意です。

人間の場合は腎不全になるとカリウムの数値が上がるので、カリウムを多く含んだ食べ物は食事制限されます。
が、猫の場合は食事内容が均一のため、かえって低カリウム状態になるケースがあるそうです、また猫の腎不全には高カリウムと低カリウムという2種類の症状があります。
猫の腎臓の治療食にはカリウムはきちんと必要量が入っているんですが、通常食べているフード類だけでは輸液をすると足らなくなるんだそうですよ。
低カリウムになったら、足腰が立たなくなったり首を持ち上げたり出来なくなるとも…
低カリウム症になっている子にカリウムを与えるとその症状は改善されますが、その時にカリウムを与えすぎると心臓に負担がかかりので要注意。
腎不全から高カリウムになる子と低カリウムになる子といますが、それはきちんと検査をしないと分からないので、こちらの回答だけで判断なさらず、ドクターに相談・検査し、治療方針を決めていくことが大切だと思いますよ。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。
カリウム不足のまま、多く点滴をすることの危険性については、前に何かで聞いたことがあり、少し心配はしていたのですが、うちのコは、点滴をした後にぐったりすることもないので、少し安心しました。今度、先生にも聞いてみようと思います。

お礼日時:2012/11/27 15:33

>ビタミン剤は、病院で点滴して頂いた時に、何度か投与して頂いた



ご自宅での輸液は何色ですか?黄色なら最初からビタミン入りです。テルモの乳酸リンゲル(ソルラクト輸液)等。ドクターに問い合わせてみてください。

>ミネラルに関しては、もう随分前、2才位の時に、私のせいでストレスから尿結石を患い、それから腎不全になるまでPHコントロールを与えていた経緯もあり、その後の再発はなかったものの、少し気になってしまい、なかなか手が出せません。

ミネラル、マグネシウム、ナトリウム、カルシウム等が敵視されがちですけど、どれも猫にとって必須微量栄養素ですよ。カリウムも然り。
猫の尿は弱酸性が正常で、尿結石になった場合尿phをアルカリ性から酸性にするためにはカルシウムを多く消費することが多いです。その時口から摂取したカルシウム量が充分であれば良いのですが、足りなければ体は勝手に骨を溶かしてしまうようになります(脱灰と言います)。これも問題なんですが、このカルシウムは体内の軟組織(内臓、血管等)に沈着しやすく、膀胱に来た時に尿が強い酸性を示していると修酸カルシウム結石を作ってしまう可能性もあります。
元々キャットフードは尿結石の原因だと言いミネラル類の配合を控えめにしているものが多いので、(PHコントロールもそうです)よけいカルシウムの不足が起こりやすいですよ。
ただでさえ食が細い高齢猫ちゃんで、更に各種栄養素を抑えた療法食ですと、絶対的に栄養不足に陥る可能性が高いと存じます。

>コバルジンを与える際に、療法食のウエットフードをいろいろと試したのですが、どれも食べてくれず、普通の缶詰に混ぜて与えている状態です。

他の療法食はお試しになりましたか?
アニモンダ、スぺシフィック、イースター、ザナベレ、フォルツァ10 CAT リナールアクティブ、リーナルケア(リーナルは缶詰です)等。ドライは全く食べませんか?できればドライの方がいいんですが。お湯でふやかしたり、駄目なら猫ちゃんの好きな素材…鶏肉、鰹節、煮干等の煮汁でふやかすとか(溶け出すナトリウムはごく微量です)。
また、療法食に拘らず、療法食に近い栄養バランスの総合栄養食で食い付きのよい物を与える手もありますよ。うちの子も基本療法食ですが、キャスター&ポラックス社のオーガニクス、アーテミスのシニアも時々与えてます。
何の疾患でも、食べないのが一番まずいので、選択肢を増やして、とにかく食べてくれるフードを探す、という考え方もありかと、あくまでも個人的考えですが。

>そこで、カリウム粉末も缶詰で与えるようになったら、また、状態が悪化するのではないかと気掛かりでもあります。

ゴートミルクもそうですが、だからこそフードやサプリを色々試しつつ、平行して定期的な検査が必須かと思いますよ。
所詮私たち飼い主は殆どが素人ですから、ネットの情報に振り回されたり、素人考えで判断せず、解らないこと・ちょっとでも猫に異変があったらすかさず病院→ドクターにバンバン質問、治療も納得いくまで話し合う、これが一番だと思います。
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拝読しました。



>8月29日で、その時はBUN32.0 CRE2.3 HCT37.0

Bunがギリギリ、Creが少し高めですね。腎不全はCreの数値の方を重視しますので、経過観察が必要ですね。Hctは基準値内ですので、貧血ではないです。貧血になるとかなり危険な段階ですので、こちらも注意なさってください。

既にご存じかと思いますが、腎臓は再生しない臓器ゆえ、残った機能を如何に維持するかがケアのポイントになります。
そのためには何よりも代謝効率を上げることです。
代謝しきれない栄養素は老廃物や毒素になってしまい、これらは全て腎臓でろ過して尿と一緒に排泄しています。
つまり老廃物や毒素(血液検査で言うとBunですね)を少しでも作らないようにすることで腎臓の負担を軽減できます。
腎不全でBunの数値が上がるのは、腎機能が衰え、ろ過がきちんとできなくなるからです。

代謝効率を上げるにはまず質の良い食事です。
今現在腎臓対応の療養食を与えていらっしゃいますか?でしたらその点に関してはその方針で行くとして‥

これも結局食事の質の問題になってきますが、きちんと代謝するためにはビタミンやミネラルがとても重要になってきます。
人間で言えばいわゆる「デトックス」で「燃えるカラダ」を作る、というのが近いです。
無駄なものを極力作らず、エネルギー源は体内でどんどん燃やし(代謝)、要らないものは速やかに排泄する、ということです。なので今まで以上にビタミンやミネラルをきちんと補給することが大切になってきます。
これはサプリメントで補っても良いし、輸液に投与してもらっても良いです(ビタミン投与されていますか?食欲不振に有効です、ご不明でしたらドクターに問い合わせてください)。
マルチタイプの総合ビタミン&ミネラル剤、もしくはそれにプラスしてビタミンB群のサプリを利用するのが良いと思いますよ、動物用のものが販売されています。

粉末タイプのカリウムは、楽天で、「カリウム、粉末、ペット」で出てきますが、お勧めはゴートミルクです。牛乳と違って下痢の心配はほとんどないですし、栄養価も高いです。ミルクを好む猫ちゃんなら飲んでくれるんじゃないかな。
フードに浸して一緒に飲んでもらっても良いと思います。

また、定期検査ももう少し頻度を上げたほうがよいかもしれません。我が家もやはり慢性腎不全第3期、17歳の子がおりますが、年齢や、猫の容態はどんな疾患でも短時間で急変することを考え、1ヶ月半~2ヶ月置きに検査を受けております。

肥満細胞種は皮膚ですか、内臓ですか?皮膚でしたら猫の場合ほぼ良性ですので、年齢を考慮して下手にいじらないほうがよいかと存じます。
>1才になる少し前に、伝染性腹膜炎の可能性が、かなり高いと診断されましたが、2年程前の検査では、ウイルスが検出されず、腹水等もみられません。

これは、免疫力を高めることである程度回避可能だと思います。私のプロフに免疫力向上について書いています、よろしければお読みくださいね。

出先からで駆け足の回答で申し訳ありません。何かございましたら、ご連絡くださいね。私も慌てて書いていて書き忘れがあると思いますので‥
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この回答へのお礼

早速のご回答、本当にありがとうございます。
ビタミン剤は、病院で点滴して頂いた時に、何度か投与して頂いたのですが、今は自宅輸液しかしていないので、随分前から何もしていません。
ミネラルに関しては、もう随分前、2才位の時に、私のせいでストレスから尿結石を患い、それから腎不全になるまでPHコントロールを与えていた経緯もあり、その後の再発はなかったものの、少し気になってしまい、なかなか手が出せません。
食事は、基本的にはキドニーケアを与えていますが、コバルジンを与える際に、療法食のウエットフードをいろいろと試したのですが、どれも食べてくれず、普通の缶詰に混ぜて与えている状態です。その缶詰を多めに与えていたこともあったため、その頃は、数値が上がってしまい、状態もあまり良くなかったので、今は少量に混ぜて、前述の数値になりました。あのコはあんなに頑張っているのに、情けない飼い主です。
そこで、カリウム粉末も缶詰で与えるようになったら、また、状態が悪化するのではないかと気掛かりでもあります。
ミルクに関しては、私が一緒に暮らすようになれたのは、FIPと診断されてからなので、小さい頃のことはわかりませんが、私は今まで与えたことがありません。大丈夫だとは思うのですが、先程の尿結石のこともふまえて、与えて害になることはないでしょうか?もっとも、今の缶詰も現実には、良い訳ではないのですが。
お礼のつもりが、また質問ばかりですみません。

お礼日時:2012/11/16 18:02

こんにちは。



もう少し詳しくデータを教えてください。

猫ちゃんの年齢、性別、腎不全になってからの体重の推移、急性か慢性か、慢性なら何期か。Bun,Cre、Hct(Htと記載される場合も有り)等の数値、併発している疾患などあればそれも。輸液(点滴)はしていますか、していれば何日おきですか。

他にもできるだけ詳しくお願いいたします。

この回答への補足

ありがとうございます。
うちの猫は現在18才の男の子です。最後に検査をしたのが8月29日で、その時はBUN32.0 CRE2.3 HCT37.0でした。最初に検査をしたのが昨年の11月16日で、慢性ですが、数値的には良い傾向に向かっています。
体重は、もともとが7キロ以上だったので、今は減少して5.6キロですが、もう少し痩せるようにと言われています。点滴は自宅輸液で2日おきに250しています。腎不全の他に、肥満細胞腫があるのですが、年齢的、精神的なリスクを考えて治療は断念しました。今のところ、腫瘍自体がさして悪さはしていないようで、このまま、おとなしくしてもらいたいと願うばかりです。あと予断ですが、1才になる少し前に、伝染性腹膜炎の可能性が、かなり高いと診断されましたが、2年程前の検査では、ウイルスが検出されず、腹水等もみられません。ただもしFIPだとしても、発症してからの対処療法しかないので、あまり気にしないようにしています。

補足日時:2012/11/16 16:03
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