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最近はちょっと大きいオーディオ店では、真空管式のアンプをよく見かけるようになりました。昔と違ってハムノイズも出ない、品質の良い真空管アンプが安く手に入るのは、ありがたい傾向だと思います。ところで、今、ちょっと困った状況になってしまいまして、ぜひ教えを請いたく、質問いたします。

いわゆる「真空管パワーアンプ」には、パワーアンプとはいってもボリュームコントロールや入力セレクターのついているものが多いですね。そうした製品と、初めから「プリメインアンプ」あるいは「インテグレーテッドアンプ」と謳ってあって、しかしながら機能としてはボリュームコントロールと入力セレクターがあるだけ、という製品とでは、内容的に違いはあるでしょうか。
両者を見比べると、外見的には真空管の数も変わらず、構成も同じように見えるのですが、実質的には何か区別はあるでしょうか。

実は、私は「AH!プロローグ1」というオランダ製の真空管アンプを購入しまして、私はてっきり前者の「ボリュームとセレクター付きパワーアンプ」だとばかり思って購入してしまったのですが、注文した後になって、よくよく見ると実は「インテグレーテッドアンプ」であったことがわかって、愕然として、しまったと思っています。

もし両者が実質的に同じモノであれば、今手元にあるプリアンプも無駄にならないと思うのです。実は経験上、ただボリュームがついただけのパワーアンプにある程度質の良いプリアンプを繋ぐと、CD再生でも劇的に音が良くなることは知っていますので。
ただ、もし何か構造的に明確な違いがあって、両者を繋ぐと何か中のパーツが傷むといった不具合が起きるなら、プリアンプはフォノイコライザー部分だけしか使えなくなってしまいますね。

私としては実質的には同じモノであることを祈りたいのですが、実際はどうでしょうか。

いかにも素人丸出しの質問で恐縮ですが、どなたか教えてくださると幸いです。

A 回答 (5件)

パワーアンプとインテグレーテッドアンプの違いについては先の回答者様が述べているように最大出力になるときの入力電圧の違い、入力セレクターと音量調節(バランスなど)が付くだけでモノは同じで、アンプの増幅度がインテグレーテッドアンプが少し高くなっています。


質問者様が購入されたアンプは出力35Wのようなので下記の感じになります。

単独パワーアンプ  16.7V(8Ω時アンプ出力電圧)/1V(入力電圧)=16.7倍(24.5dB)
インテグレーテッドアンプ   16.7V/0.225V=74.5倍(37.4dB)

あと、プリアンプの定格についてですが、たしか下記のようだったと思います。

入力感度 定格出力 最大出力の関係


定格出力÷入力感度=増幅度
最大出力⇒⇒⇒歪みなく出せる最大電圧

なので、一般的に売られているメーカー製のプリアンプだとゲインはほとんど差が無いのであまり考慮する必要はないでしょう。



プリアンプを使うことについてですが、自作オーディオ系雑誌で有名なMJ無線と実験誌 ラジオ技術誌のほとんどの執筆者はプリアンプを使っているようで、中にはプリアンプなしではまともな音などにならないと言っているする方もあります。
自分もプリ パワーの真空管アンプを作って聴いていますが、ゲインの少ないパワーアンプ(10倍くらい)とゲインのかなり多いアンプ(100倍)では出てくる音にかなり違いがあって小さい(細かい)音がとてもよくでているように感じます。ゲイン100倍のアンプはもちろん相当ボリュームは絞らなければアンプは入力オーバーで音が割れてしまいます。 せっかくの高ゲインをボリュームで減らしてしまうのはムダな感じはしますが、自分は明らかにプリアンプ等を使って有り余るゲインをボリュームでコントロールしたほうが良いと感じています。


オーディオは音を聞くのではなく、音楽を聴く装置です。元のソース(CDやレコードなど)が絶対正しいと信じて不満のままそのまま聴くよりも自分なりにいろいろコントロールして(グライコなど使っても)楽しく音楽を聴いたほうがいいのではないでしょうか。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「オーディオは音を聞くのではなく、音楽を聴く装置です」、まさに腑に落ちる、良い言葉をいただきました。

基本的には「プリメインアンプ=ゲインの多いパワーアンプ」という解釈で良いのですね。

そうであれば、オーディオを使う側の立場で見て、現実の話としては、その「最大出力になるとき」の状態で音楽を聴くことはなくて、いつも必ずボリュームを絞って聴いているわけですから、プリメインアンプにプリアンプを加えても、ただボリュームノブが一個増えただけ、と思っていてよろしいですね。

この件でいくつかの掲示板で質問しましたが、今までの回答では、「プリメインアンプにプリアンプを加えると、余分な回路が増えて音が劣化します」「まったく無駄なこと」「もしプリメイン単体よりもプリ+プリメインのほうが音が良いと感じるなら、あなたは精神病院に行った方がいい」「まあ、オーディオなんて自己満足の世界だから、あなたがいいと思うなら、別にそれでもいいんですけどね」といった話ばかりでした。

私も今回の話はそもそも私のミスによって、パワーアンプを買ったつもりが間違ってプリメインアンプを買ってしまった、といういきさつでしたから、本当に落ち込んでしまいまして、あやうくプリアンプのほうを近所のハードオフで売ってしまうところでした。

ところが、実際に音を鳴らして、プリメインアンプ単体の時とプリメインアンプ+プリアンプのときで聴き比べてみると、どんな音楽を鳴らしても、あきらかに後者のほうが、音の鮮度が高くて良い音に聴こえます。確かにより細かい音までよく出ますね。まるでカートリッジをより高級なモノに変えたような違いがあります。

試しにAUDIO BASIC2009年春号に付いていたオーディオチェックCDを鳴らしてみると、例の蒸気機関車の下腹に響くような音とか、滝や雨の音が、一度聴いてしまうともうプリメイン単体には戻れないと思うほどリアルな音で鳴ります。

fcd7308さんのようにアンプを自作する方や、実験誌や専門誌の執筆者の方々も「ゲインの多いパワーアンプ(=プリメインアンプ)を単体で使うよりプリアンプと組み合わせて聴く方が音が良い」と感じていらっしゃるのであれば、やはり私の耳がおかしいのではなくて、普遍的な意味で、ほんとうに良い音が出ている、ということでしょう。

おかげさまで、今回は「けがの功名」とはいえ、思いもかけず良い結果になって、良かったです。そして、「プリメンアンプにプリアンプを組み合わせると、単体で使うよりも音が良くなる」という新たな事実を発見することができました。

この現象は、双方がある程度以上の機器であることが前提条件なのか、それともどんなに安いプリメインアンプでもプリアンプを加えると音が劇的に向上するのか、それを探ってみるのもオーディオの新たな楽しみのように思います。

これで、アナログプレイヤー → プリアンプ → パラメトリックイコライザー(グライコ)→ プリメンアンプ → スピーカーという構成で、安心して、ボリュームとトーンを調整しながら音楽を楽しむことが出来るようになりました。

今、イコライザーでカメラのピントを合わせるようにレベルを調整しながら音楽を聴いていると、おかげさまで、本当にいつまでも聴いていたくなるような、ほれぼれするような音で音楽が聴けるようになりました。

そして、、、余計なことかもしれませんが、今回のことで、オーディオに関して、一般的な「常識」や「通説」がいかにあてにならないものであるか、改めて実感しました。

オーディオの世界は、音楽を聴かずにさももっともらしい理屈を振り回す人が横行して、その実全然間違った認識の話を振り回していて、それがまかり通ってしまっている世界であることも、よくわかりました。

この掲示板で回答してくださった方々には申し訳ないですが、こうしたところでの回答が、いかに信用できないものであるかも、よくわかりました。

さて、本当はfcd7308さんに「ベストアンサー」を入れて締めくくるところですが、ちょっといろいろ騙されて悔しかったので、もう少し待って、「プリメン+プリの音がいいなんて、絶対にあり得ない。あくまでも、あなたの耳がおかしいんだ」という方の反論を待ってみることにします。

はたして、どんな屁理屈の話が出てくることやら、ちょっと楽しみにします(笑)

お礼日時:2012/12/16 17:01

回路を見ないと判りませんが、すべての入力をVRで受けているのであればそのVRを絞りプリ側の出力を上げ気味にして聴けばSNは稼げます。

VRの前にPG帰還等のフラットアンプが有ればそれを飛ばしてプリに繋いだ方がいいと思います。(要改造)想定ですが同社の同等出力のパワーアンプとの利得差が約10DBですのでNFBの量を少なくして利得を稼いでいるか、ウィリアムソン型とムラード型の違いとか(こちらは考えにくいです)。とにかく質問者様のアンプはゲインの高いパワーアンプに入力セレクターとVRのついたもので基本的にパワーアンプです。回路図見れば一目瞭然ですが。
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最近はプリアンプとは言わずコントロールアンプと言う例も多いですね。


この場合入力の選択やバランスの調整などを主体に考えた言い方だと思います。
アナログレコードの時代にはプレーヤーの出力は数ミリボルトでメインアンプの入力は1ボルトは必要でしたからプリは必須でした。でも、CDが中心になってから信号電圧の問題はメインアンプでも十分になったので、今は入力のセレクトとボリュームの調整が主な機能ですね。
ただプリにはかならず増幅回路が付きます。この分だけメインアンプだけのものよりは余計です。それとメインアンプによっては入力インピーダンスが低いものもあり、この場合はプリは必要です。
それとマルチチャンネルアンプシステムなどのようにメインアンプの前にいろいろな回路をつける場合もプリは必要ですね。(私の場合がこれです)

ご質問の場合は必ずしもプリの増幅回路は必要ないと思いますがコントロールの機能はメインは貧弱ですね。
勿論CDなど決まったソースしか使わないのであればこの問題は余りありません。

ちなみに私は真空管の時代からオーディオが趣味ですが、でも必ずしも真空管がベターとは思わないものです。
少なくとも物理的特性は半導体のほうがかなり上です。
ご参考までに下記のサイトで特に出力トランスの技術的問題を論じています。一度これをお読みになってはいかがでしょうか。
勿論それでも球が良いというのは趣味ですから自由です。

オーディオの科学  アンプ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.h …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実は、私の場合も、音楽を聴くときには必ず、ボリュームを調整するのと同じ感覚でトーンコントローラーでレベルを調整して聴きたいので、現在もプリとパワーの間に「ケンウッドGE-1001」というパラメトリックイコライザー(平たく言えばグライコ)を挟んで使っています。
これを活かしたいとなると、なるほど、出力にパワーのあるプリアンプの存在価値もありそうですね。
そういえば、プリアンプを購入する前、暫定的に、CDプレイヤーやフォノイコライザーアンプとデジタルアンプの間にこのイコライザーを入れていたときには「効き目」がイマイチな感じだったのが、プリアンプを入れると、レベルをたったひと目盛りうごかしても、音色の違いがくっきり出るようになり、しかもスピーカーから出るサーノイズも激減したのを思い出しました。

これで、「確かにプリが二重で勿体ないけれど、イコライザーを活かすために単体プリアンプの存在意義もあるのだ」ということで、何とか存在理由をこじつけられそうですね。

そのトーンコントロールの話と同様に、やはり理屈とは逆行してしまうのですが、私はやっぱり、自分の耳を信じる限り、もちろんアンプが違ってしまえば全て音も変わりますから一概には言えないのですが、それでもやっぱり真空管アンプの音が好きです。

「理屈に合わない真空管のアンプで、しかも音質を劣化させるトーンコントロールを通した方が音がいいなんて、そんなことはありえない!それは明らかにあなたの耳が異常なんだ!!」と言われてしまえばそれまでなのですが、でも、なぜだか自分でも分からないんですが、その方が音がいいと思ってしまうものは仕方がないですよね。あくまでも自分の耳で判断する限りは。

そういうことで、もちろん基礎知識は大事ですが、どうかあまり理屈を振り回してオーディオの音を語るのは、勘弁してくださいませ。

お礼日時:2012/12/10 14:21

真空管パワーアンプは名前のとおり、スピーカーを駆動するアンプです。

通常、入力レベル=1V程度で調整用のボリュームが付いています。インテグレーテッドアンプ或いはプリメインアンプと呼ばれていますものは、パワーアンプにプリアンプの機能を付けたもので、これ1台でCD、チューナ、レコード(フォノイコライザー)など音響機器が接続できます。そのほか、プリアンプには左右のバランス調整、低音・高音のイコライズ機能などのアクセサリー機能が付いいています。
購入された「AH!プロローグ1」は、プリアンプ+パワーアンプのインテグレーテッドアンプですが、入力が4系統でプリアンプの機能が付いていますが、フォノイコライザーなし(レコードの需要がないのでしょう)、左右のバランス調整なし(ボリュームがついていますので、それで調整すれば済むことです)、低高音の調整機能なし(原音に拘るのなら不要、カラオケ機器ではないのですから)のものです。私はLUXの同じような真空管を使ったプリアンプとパワーアンプを使っています。
プリアンプには、ゴチャゴチャと不要な機能が付いていますが、スイッチの接触不良が発生しましたので、殆どのスイッチを殺して直付けしています。まさしく、購入された製品と同じです。最終段の真空管はEL34(6CA7)と言う最も信頼の置ける球が使われいますし、一度、視聴してみたいものです。ただ、フォノイコライザーがついていませんので、LPを聞かれる場合は、お持ちのプリアンプの出力を当アンプに接続して下さい。それ以外の音響機器は直、繋いで聞かれた方が余計な回路を通りませんので、音が良いかと思います。

この回答への補足

本日、「プロローグ1」が届きまして、早速電源を入れて、1時間ほど待ってから、いろいろとつなぎ替えて試してみました。

まず、このプリメインアンプ単体でCDを鳴らしたところ、さすがに安いデジタルアンプとは次元の違う美音が出てきて、嬉しくなりました。この状態で、無音の状態でボリュームを最大まで上げて「ノイズチェック」したところ、スピーカーからのサーノイズはほとんど「パソコンの超静音ファンのレベル」でした。

次に、プリアンプ(PRA-2000ZR)をCDプレイヤーとプリメインアンプの間に入れて鳴らしたところ、心配したノイズの発生も何も無く、無音で双方のボリュームを最大にしてもサーノイズは先程とほとんど全く変わらず、とりあえずは何も物理的な支障は出ないことが分かって一安心でした。
肝心の音の方はどうかと言いますと、いろいろな音楽を鳴らして比べてみると、むしろ、プリメインアンプ単体よりも、プリ+プリアンプのほうが、音の鮮度が高くて良い音に聞こえます。例えばアコースティックジャズのウッドベースの「ボンボン」という低い音のその「ボ」のほうが、プリアンプを追加することで、いかにも人間の指で弦を弾いている感じが、よりリアルに出てくるようになりました。

決してプリメイン単体の方がこもった悪い音というわけではなくて、差はわずかなのですが、プリ部が二重になることで、余計な物が加わって鮮度が劣化するのではなく、トランジスタ式と真空管式のそれぞれの持ち味がうまくブレンドされたような感じになるのですね。

シンフォニーを鳴らしてみても、やはり特に低音楽器の地を這うような音階の動きとか、曲間での静寂の空気感など、このプリメインアンプ単体でも腰を抜かすほど凄いと思ったところが、プリアンプを追加することで更に磨きがかかったようになります。

端的にうんと誇張してわかりやすく表現すると、同じアナログらしい音でも、プリメインアンプ単体だと「MMカートリッジの音」で、そこにトランジスタプリアンプが加わると「MCカートリッジの音」になる、といったイメージでしょうか。

そしてもちろん、本命のアナログレコード再生では、「21世紀の今になってもアナログにこだわる人が多い理由」が有無を言わさずにイッパツで分かるような音で鳴ってくれます。

少なくとも自分の耳を信じる限り、プリメインに更にプリを加えることで、得られた物こそ多くあれ、失われた要素は全くゼロと言い切れる結果になりました。

ちなみに私はソースを切り替えるごとに、またその日その時の気分によって、その都度レベルを調整して聴くのが常なので、更にパラメトリックイコライザー(いわゆるグライコの親戚)のGE-1001を加えた状態では、CDプレイヤーとプリメインアンプの間に入れるのと、プリアンプとプリメインアンプの間に入れるのとでは、明らかに後者のほうが、イコライザーの目盛りを動かしたときに音色の変化が鮮明に出てきます。
もっともこれは「理屈通りのこと」で当然の結果かとは思いますが。もちろんサーノイズの増加や音質の劣化に関しては、よほど偏狂的に耳をそばだてない限り、分からないレベルです。

ほんとうに、「オーディオは信号経路をなるべく単純化するのが基本」なんて、まったくデタラメとは言いませんが、実際にはいたずらに迷信のような不安を煽る虚言なのではないでしょうか。

初めは間違ってパワーアンプを買ったつもりがプリメインアンプを買ってしまって、恥ずかしながら何も知識がないもので、いろいろお訊きしてしまいましたが、結果としては、むしろ却ってこれで良かったということで、ほっとしました。

本当にオーディオは、理屈ではあり得ないと思うようなことが時々ありますね。
例えば、これは有名な話ですからご存じの方も多いと思いますが、スピーカーケーブルを普通に使うよりも、異なるメーカーのいろいろなケーブルを何本も「ちゃんぽん」にしてつなぎ合わせた物の方が、長さが何倍も延びたにもかかわらず、かなりの確率で、誰が聴いても驚くほど音が良くなりますよね。

こうした「理屈では絶対にあり得ない摩訶不思議なこと」が実際にあるのもまたオーディオだし、そうかと思えば数万円のインシュレーターよりも東急ハンズで一個300円で買ってきた真鍮ブロックの方がよほど劇的に音が良くなるのもまたオーディオの世界の真実だと思うのです。

今回の「プリアンプ+プリメインアンプ」の件は、もともと私の大ポカミスから始まったこととはいえ、結論からすれば、まさにけがの功名というか、結果大ホームランという幕引きになりました。

失礼ですが、皆様の意見を真に受けて、短気を起こしてプリアンプをハードオフで売り払ったりしなくて、ほんとうによかったです(笑)

プリメインアンプをお持ちの皆さんも、単体プリアンプを買ってきて繋いで聴いてみてください。本当に良い音になります!これはほんとうにお薦めです!(笑)

それとも、「そんなことは絶対にあり得ないことだ。絶対におまえの耳の方が狂っているんだ。すぐに耳鼻科か精神科の病院に入院したまえ」とおっしゃるでしょうか・・・。

間違ったアドバイスで私を不安の底に陥れてくれたご親切な方、どうぞ反論をください。お待ちしています。

補足日時:2012/12/12 00:57
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですね、フォノイコライザーを別にすれば、どうしても単体プリアンプを入れなければ、という理由は見当たりませんよね。ただ、私の場合は上のところで書いたように、間にパラメトリックイコライザーという“異物”を入れて作動させたいので、それでようやくプリアンプの存在意義を見いだしました。

まだ現物が届いていないので何とも言えませんが、私のささやかな経験では、確かに理屈の上では異物はなるべく挟まないに越したことはないけれど、実際に自分の耳で聴いて、音の劣化として感じられることはあまりなかったですので(あったとすれば、それはもともと機器のどこかに異常があった)、「プリが二重」になったところで、案外だからどうということはなくて、下手をすると却って面白い音になるかも、という気がしています。

明日プロローグ1が届いて接続してみて、例えばスピーカーからのサーノイズがうんと増えてしまうといった物理的な支障がなければ、このままで良しとしてしまいましょう。

確かにプリが二重なんて、このエコのご時世にあって勿体ない話ではありますが、まあ、それは、実害と言うよりは「気分の問題」ということで。。。

お礼日時:2012/12/10 14:46

主な違いは入力感度です。


パワーアンプが 1V 程度であるのに対して、インテグレーテッドアンプは 200mV 前後です。

ProLogue One のスペックをみると、入力感度が 225mV です。
だからインテグレーテッドアンプと言っているのでしょう。
要するに、電圧増幅段での利得が大きくなっている分、小さな入力信号でフルパワーが出るようになってます。

最近のデジタルプレーヤーの出力電圧は、0dBFS で2V程度なので、パワーアンプ直結でも定格出力まで出せます。
しかし、昔のアナログ機器は出力が数百ミリボルト程度なので、パワーアンプ直結ではフルボリュームでも定格出力まで出せないことがあり、プリアンプが必要になります。

プリアンプと合わせて使う場合は、ProLogue One のボリュームをフルボリュームより十数デシベル程度下げてやれば、実用上パワーアンプと同様の使い勝手になるはずです。
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この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございます。当方電子回路の知識には疎いのですが、80パーセントぐらいは理解できたように思います。
実際に両者の区別はあったのですね。ただ、根本的な構造の違いではないようで、プリアンプとインテグレーテッドアンプを繋いでも特に不具合が出る話でないなら、よかったです。

ちなみにプリアンプ(DENON・PRAー2000ZR)のスペック表を見ると、REC-OUT出力、つまりフォノイコライザーアンプだけの出力は最大出力30V/定格出力150mV、プリアウトだと最大15V/定格1.0Vとあります。

入力感度が225mVのところへ出力1.0Vを繋いだら破裂してしまうのでは、、などという心配は不要ですよね。もしそうなら、このインテグレーテッドアンプにCDプレイヤーやチューナーは繋げないはずですから。
要するに、素人解釈では「パワーアンプとインテグレーテッドアンプの違いは電圧の増幅の度合いの差だけなので、もしボリュームの位置が同じならインテグレーテッドアンプのほうが大きい音が出るというだけで、その分ボリュームを絞れば全く同じ事」ということで差し支えないでしょうか。

あと、よろしければ、その最大出力、定格出力の数字の意味なども教えてくださると助かります。たびたびで恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2012/12/10 02:58

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