この人頭いいなと思ったエピソード

私は共働き家庭で育ちました。私を育ててくれたのは同居の祖父母でした。

私が小学生の頃に祖父が認知症に。私の飼っていたうさぎの小屋を蹴り続ける、自転車で田んぼに落ちる(近所の人に助けられ、私が病院へ)、へそに虫がわいているので見てくれと言うなど、一番長い時間家で一緒に過ごしている小学生の私は振り回され続けました。

大学受験の時には、祖母が認知症に。徘徊して怪我をし、救急車で運んだこともあります。大学生の間は祖母の介護でほとんど大学へ行けませんでした。何度も「御飯を食べさせて」「なんで何も食べさせてくれないの。鬼だね」「水もくれないの?」と祖母に言われ、気が狂いそうでした。廊下に大便を漏らしているのを踏んだこともあります。勝手にオムツを外すので、一日に何度も着替えをさせたり、お風呂に入れたりしました。そういう時は祖母は「死ねっていうのか!」と奇声を発したり私に爪を立てたりにらんだりしました。

祖父の時も祖母の時も「面倒を見るのがしんどい」と言うと、「育てて貰ったのに何を言うの!」と母に叱られました。
私が「おばあちゃん、さっきからなんべんおんなじこと言うの?」と祖母に言っているのを聞いて、「私の母親になんて偉そうな口を聞くの!私の母親よ。あなたの母親じゃないのよ!」と母に叱られました。

家にヘルパーさんが来るなどの介護福祉も充実していない時代のことでした。老人ホームに預けることを母に提案しましたが、「おばあちゃんにさんざん世話になっておいて、ボケたら姥捨て山に捨てるつもりか」と叱られました。

どんなに一生懸命に御飯の世話をしても祖母は忘れる。うらみつらみを言われる。我慢できなくて絶叫し、壁を蹴ったこともあります。壁は凹みました。私は、こけそうになって持っていた炊飯器をぶつけてしまった、と母にウソをつきました。

私は口答えする祖母にビンタをするようになりました。
若者の私は、力任せにやせ衰えた老婆をビンタしました。祖母は小さい子供のようにエ~ンエ~ンと泣きました。でも、すぐに忘れるので娘に言い付けることも出来ませんでした。

地獄のような毎日でした。

母が定年退職しました。母は家にいるようになり、1カ月も経たない間に「とても家族で面倒見きれないわ」と親戚(自分の姉妹家族)に相談し、すぐに祖母を老人ホームに預けました。

祖父も祖母も亡くなり、長い年月が経ちました。

ずっと、祖母を虐待した私は幸せになってはいけない、と思っていました。祖母の恐怖にひきつった顔が忘れられないのです。本当に申し訳なく思います。

でも、私は今年、人を好きになり、結婚してしまいました。私は、どこかで、人並みに幸せになりたかったのだと思います(40代です)。

だけど、思い出せば私は、罪人です。私の夫は、私のことを優しいとか、素直だとか言ってくれます。

でも本当の私は、無抵抗な老人を虐待するような残虐な人間です。
大好きな人を騙して結婚してしまいました。

夫は、本当のことを知ったらどう思うでしょうか。

とても言えません。

苦しいです。

私は幸せになっていはいけない。ずっと罪を償って孤独に生きるべき人間・・・。

夫に本当のことを言うべきでしょうか?

これを読んで下さっている方が私の立場なら・・・(私のような恐ろしい人はいないと思いますが)
もしくは夫の立場なら・・・
どうされますか?

毎日、どうしたらよいのかわからず、苦しいです。

A 回答 (3件)

貴方だけの、責任ではありません


辛かったですね

個人の意見として・・
お母様、ひどいと思います
貴方の介護負担は目に見えていました
限界がくるのはわかってました

ひどいこと、したことあります
誰にも言えません
一生覚えています

おばあちゃん、わかってくれます
簡単なことは言えませんが・・
あなたを愛情もって、育ててくれたんです
辛い思いさせて、ごめんねって・・
きっと思ってます
誰が可愛い孫に、自分の面倒見させたいでしょう
思ってもない言葉で、孫を傷つける
おばあちゃんは、許してくれます
きっとおばあちゃんも、自分が許せなかったでしょうね
でも、認知症は神様がくれた贈り物だから・・
おばあちゃんは良かったんです

介護者は大変です
散々見せておいて、自分がいざ見る立場になると施設へ入れたお母様、私はひどいと思います

辛かったですよね
誰も助けてくれなくて
弱音言えなくて
自分が弱いのかって、卑怯、弱い者いじめって・・自分を責めて
あなたも辛かったんです

どうか、ご自分を許してあげてください
全部じゃなくていいです
私も大変だったんだと・・
誰も言ってくれない
自分だけは、自分を抱きしめてください

自分の中の汚い感情、恐ろしい顔を意識したら、自分が怖くなりますよね
私もです

具体的ではありませんが、主人に伝えたことがあります
「自分が怖くなることがある
すごく汚いことを考える、なぜか、分からない」と
主人は
「誰にでも、いい面、悪い面、両方あるんじゃないか」と言ってくれました

私だけじゃないんだと思えました

あなたは悪くありません
ただ、おばあちゃんにゴメンナサイって
次に会った時、謝りましょう

幸せにならないことなんて、望んでません
一生懸命育てた孫に、幸せになってほしいに決まってます
一生懸命看てくれて、そばにいてくれて、おばあちゃんは分かってますよ
あなたが、おばあちゃんを大好きだったこと

あなたの幸せを祈って、見守ってくれてます
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうですよね。母は、子育ては自分の母親にして貰い、母親の介護は娘にして貰い、孫(私の10歳年上の姉の子供たち)の面倒も一切みていません。姉はシングルなので4人の子供は独身の私が面倒をみていました。

それでも母の記憶は都合が良くて、仕事も子育ても親の介護も完璧にこなしてきたわと豪語しています。

祖母は私の結婚や幸せを喜んでくれているのでしょうか。

少し楽になりました。

お礼日時:2012/12/20 01:05

よくある話。


気にするな。
誰だって腹がたつことぐらいある。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

よくある話なのですか?

お礼日時:2012/12/20 01:07

母からかなりの部分の介護を任せられていたのですね。


認知症で理不尽というかもう常識が通用しない状態、そういう状況ではこちらも正常な判断ができなくなってくることがあります。ビンタはしたけれども、それでも放り出さずにしたことは偉いと思います。
今は悪いことをしたと反省されているのですからそれでもういいんじゃないかと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

日中はおやつを持って散歩(車いす)へ、晩御飯はふたりなので外食に連れ出したり、英単語を教えたりと、認知症がましになるように、一生懸命に祖母に刺激を与えようとしていました。愛情もあったんです。物凄くふたりで濃密な関係でした。祖母には良い迷惑だったことでしょう。

ちょっと楽になりました。

お礼日時:2012/12/20 00:59

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