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夢枕獏さんのホラーやバイオレンス要素の少なく、かつ歴史もの、冒険もののオススメ作品を教えて頂けませんか。

「陰陽師」シリーズと「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を読み、とてもおもしろかったので、続けて夢枕獏さんの小説を読みたいと思っています。特に冒険ものが好きで、陰陽師の瀧夜叉姫はとてもおもしろかったです。

ただ私はホラーやバイオレンスものは大の苦手で、氏の他の作品の内容紹介を読むとどうもその類の作品が多いように思います。「滝夜叉姫」や「沙門空海」の血みどろ?表現は気持ち悪かったのですが、私的にぎりぎりセーフです。
「大帝の剣」はどうでしょうか。また、他のお勧めの作品をぜひぜひご紹介ください。

ファンの方、お詳しい方、教えて頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

夢枕獏の源流はデビュー短編集「猫弾きのオルオラネ」にあります。


その後、ジュブナイルの形で「幻獣少年キマイラ」が上梓され、それから20年余に亘る奔流と化した膨大な作品群については、次の作家自身の言葉こそが最良のガイドとなるでしょう。

夢枕獏における半自伝的なエッセーや私小説群といえます。
「聖楽堂酔夢譚」
「純情漂流」
「絢爛たる鷺」
「瑠璃の方船」
「あとがき大全(あるいは物語による旅の記録)」
外にも、
「獣王伝―夢枕獏ワールド」など。
http://01.a-viva.jp/oitamanga-22763-ch.php?guid=on

伝奇バイオレンス作家として売れっ子になった彼が、「それと並行しながら別のベクトルをもった物語」を書き綴ることで精神のカウンターバランスを図った。それが宮沢賢治と「螺旋経典」をオマージュした「上弦の月を食べる獅子」であったのでしょう。
まずは「幻獣少年キマイラ」とその「岩村賢治詩集 蒼黒いけもの 」から始まるでしょう。
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この回答へのお礼

書き込みありがとうございました。挙げてくださった、
「聖楽堂酔夢譚」
「純情漂流」
「絢爛たる鷺」
「瑠璃の方船」
「あとがき大全(あるいは物語による旅の記録)」
「獣王伝―夢枕獏ワールド」など。
「上弦の月を食べる獅子」
「幻獣少年キマイラ」
「岩村賢治詩集 蒼黒いけもの 」
が、バイオレンスやオカルトではない、歴史冒険もののオススメという意味になりますか?

お礼日時:2013/01/22 08:25

「岩村賢治詩集 蒼黒いけもの」が超おすすめ。



萩原朔太郎の影響が大きいのかと思いますが、誰しもの心の奥底に棲む、蒼黒いけものを飄々と表現する詩集は圧巻です。

本当にいい作品だと思います。

1987年初版だったと思うので、手に入れることは難しいですが、出来るなら読んでいただきたい作品です。

ハードカバーの単行本と、朝日ソノラマの文庫本があります。
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dinodinodinoさん、こんにちは。



長尺ものですが、
『上限の月を喰べる獅子』
日本のファンタジーを代表する傑作だと思ってます。中身をちょっとでも書くとネタバレになるデリケートなモノなので、タイトルのみでご勘弁を。ホラー&バイオレンスの要素はほとんどありません。
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この回答へのお礼

そうなんですか!このタイトルは知っていて気になっていたのですが、タイトルから勝手に怖そうだなぁ、と想像して読めずにいたものなんです。安心しました。ご紹介ありがとうございます。
もし、キマイラシリーズや大帝の剣などについてもご存知なら、教えて頂けたらうれしいです。カバーの絵やタイトルが既にバイオレンスっぽいのですが。

お礼日時:2013/01/11 16:17

『宿神』が面白かったです。


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4022510021.h …
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この回答へのお礼

早速にありがとうございます。参考URLを見せていただきました。歴史ものかつ妖怪退治?ものって感じですね!ぜひリストに入れたいと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2013/01/11 08:25

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