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- 回答日時:
>両機の振れ方がかなり違ってうまく合いません。
SS-302 の VU Meter はその名の通り VU Meter であり、1kHz +4dBm の信号が入力された際に針が 0VU を指すまでに 300msec を要し、針が戻ったり左右に揺れる反応速度もこの速度 (300msec/-20UV~0VU) となります。
一方 DR-100mk2 の Level Meter はどのような Meter なのかの解説がありませんが、最も単純で合理的な Meter としては Digitize された音楽信号の Bit 値をそのまま Digital Level Meter に反映させるものでしょうから 1kHz +4dBm の信号が入力された際には 1msec で 0dB 表示となります。
300msec と 1msec・・・両機の振れ方がかなり違うのも当然ですね。
>手順やコツがありましたら是非ご教示頂けませんでしょうか。
SS-302 には 1kHz Oscillator が内蔵されている筈です。
Oscillator を On にして VU Meter が 0dB となっている時に DR-100mk2 の Level Meter を 0dB に合わせれば両機の Meter は一致します。
ただし、SS-302 は 0dBu を超えるほど針を振らせても問題のない 30dB もの Head Room (歪まないで済む余裕) を持っていることから 0dBu 以上まで針を振り切らせるような使い方もするものなのですが、DR-100mk2 は 0dB 以上の入力では歪んでしまいますので LMT (Limitter) がかかりまくることになります。
おそらく御質問者さんは DR-100mk2 を 96kHz 24bit Mode で御使いになりたいのだろうと思いますが、 DR-100mk2 の性能保証値は S/N 92dB 以上、THD 0.01% 以下ですので 16bit と 24bit との違いは殆んどないだろうと思います。・・・そもそも SS-302 自体が 144dB なんて Dynamic Range を持ってはいませんし、Microphone もそんな Dynamic Range は持っていないでしょう。
16bit とは 16bit×6dB/bit=96dB (約 0.002%)、24bit は 24bit×6dB/bit=144dB (約 0.000001%) の理論 Dynamic Range を持つ型式ですが、92dB 以上 0.01% 以下では実質 16bit 以下の性能値になりますので、24bit Mode による Merit は殆んどないでしょう。
96kHz Sampling は 48kHz までの入力に対して Flat な特性を持つ型式ですが、SS-302 に接続する Microphone に 48kHz どころか 24kHz でさえも良質な出力を保証できる Microphone があるとは思えません。・・・Microphone は自己 Noise Level が SPL (Sound Pressure Level) 換算で 15dB SPL ほどはありますので、100dB SPL 以上という耳を劈くような大音量を受けても 100dB-15dB=85dB 程度の Dynamic Range にしかならず、15dB SPL 以下の音を記録できる能力のある Recorder で録音しても Microphone の自己 Noise を記録しているだけに過ぎません。
一方、再生環境から見れば、真夜中に雪がしんしんと降るような静寂であっても環境 Noise は 40dB SPL 近くありますので 100dB SPL などという「間違いなく近所迷惑な大音量」で Speaker を駆動しても Dynamic Range は 60dB 程度でしかなく、Headphone や Earphone をしても耳内血流音が SPL 換算で 25dB SPL ほどあることから 100dB SPL などという大音量で聴いても 100dB-25dB=75dB ほどの Dynamic Range でしかないのです。・・・なにしろ 44.1kHz 16bit の CD (Compact Disc) でさえも呆れるほど高額の Audio System をもってしても再生し切れないのですから、一般的な Audio System で 44.1kHz 16bit と 96kHz 24bit との差異を表現できるものではありません。・・・違いが生まれるとすれば Analog 再生 System の歪具合が変わるだけで、Digital 型式による本質的な違いではありません。
このため、単に録音して再生するだけならば 44.1kHz 16bit (DC~22.05kHz 96dB) Mode でも何の問題もなく、24bit 96kHz Mode は録音して再生するまでの間に数多くの Digital Effecter を介して音を改変する過程での Loss を考慮した規格とも言えます。
性能保証値が S/N 92dB 以上、THD 0.01% 以下であることから DR-100mk2 の Digitizer (ADC:Analog Digital Converter) 部が 100dB 以上の実効 Dynamic Range を持っているとも思えませんので、SS-302 の 0dBu 出力 Level を DR-100mk2 の -10dB~0dB 入力 Level に合わせるのが妥当ではないかと思います。・・・-10dB に合わせれば SS-302 の VU Meter が 0dBu を越えても +10dBu 近くまでは DR-100mk2 を歪ませずに済みます。
実際には SS-302 の Meter が 300msec/-20dBu~0dBu の VU Meter であることから 300msec 以下で +10dBu まで立ち上がるような Peak 入力では DR-100mk2 の LMT (Limiter) が作動することになるのですが、その程度であれば人間の耳が歪を感知するようなことはありません。
素敵な Audio Life を(^_^)/
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