許せない心理テスト

時々、友人が
「Victor(Speedstar?)のCDは音がいいんだ」
とか、
「ソニーレコードのCDは音がシャープすぎて耳が痛い」
とか、訳のわからないことを言います。
私には、「レコード会社によってCDの音質が変わる」程度の理解しか出来なかったのですが、デジタルであるCDでそんなことがあり得るのでしょうか。
JPOPであれば、同じアーティストが複数のレコード会社からCDを出しているわけないので一概には比べられないと思うのですが、クラシックの場合どうなるのかが気になって仕方ありません。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

結論からいえば、まったく違います。


ただ、レコード会社といよりは、エンジニア別といったほうがいいでしょうし、エンジニアによってもまったく音は違うときがあります。

音質を語るときは、音楽とは別の角度から語ることができます。クラシックだから、同じ曲で、違う演奏、録音があるから語る、というのは音質を語るひとつの尺度でしかありません。

例えば、ヘッドホンやサウンドカード、コンポごとで音質を語ることもできますし、それも音質を語るときのひとつの視点です。ま、多くの場合、設置がいい加減、使いこなしはめちゃくちゃ。条件があやふやで、そうした視聴体験や、れびゅーはブラックボックス過ぎて当てにならないこともあるのですが。

もう少しご友人の言うことをしっかりと聴きとめてみないと、どの辺の尺度について語っているのかわかりませんが、例えば、個人的にはビクターサウンドは中高域にかけて硬く一般的にもたれているデジタルらしさをうまく避けていて、非常に聴きやすい音が多いと思います。
エイベックスに関しては、企業的な音管理がなされているのか、非常にデジタルらしい、アナログレコードでは再現しにくいような、重低音と高域にかけてヒステリックな音を作っていますねぇ。ある程度鳴らしこめると、80年代には考えられない、新しい音楽観を堪能できるのですが・・下手するとイタイだけの音になることもしばしばだったり。

この辺は、作り手の感覚なので何が正しいというわけでもないですし、音質というよりはポリシーといったほうがしっくり来るかもしれません。
どちらにしろ、こうした音質を語るにはそれ相応の知識や、経験が伴っている人でしたら当然のことで、逆に理解のない人、経験のない人には理解できないものです。
私自身、音質を語るに必要な最低限の音響環境が必要で、それに加えて、それ相応の経験が必要であることはいっておきます。

もしかしたら、音楽を楽しむ上でとてもいいご友人かも知れませんよ。最初はわけがわからないこといってらー、と思うかも知れませんが、体験してみてくださいな♪
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この回答へのお礼

大変ご丁寧な説明をいただき感激いたしました。
音楽を語る上で、いろいろな観点があるということがよくわかりました。
そうですね、私には専門的な知識はありませんが、これを機会にいろんな音楽を聴いてみようと思います。
本当にありがとうございました。

余談となりますが、ビクターには私の好きな、くるりというアーティストが在籍しているます。くるりは音に非常にこだわっているとのことで、今のアーティストとはちょっと志向が違い、割と丸くて暖かい音の曲が多いです。本当に余談です、すみません^^;

お礼日時:2007/06/08 23:32

こんにちは。

少し追加・・・

CDの作り方は皆一緒だと思っていました。
 まず、結構違います。近距離の小型モニタスピーカーメインで音を造る人や、大きな空間でしっかり再生して音を造る人など、います。もちろん、チェックするスピーカーひとつ違えば、同じ人が作っても結果は変わります♪♪
 クラシックの場合はどうかわかりませんが・・

私はアナログレコード時代を知らないのですが、やはりソニーはその当時から「・・・」だったのでしょうか^^;
 アナログ時代に関していえば、ソニーはいいところでしたねぇ。別に、どこが作ったなど殆ど意識してなかったですが、若かったので・・・ただ、ソニーだから悪いという記憶はありません。今は変な技術使ったり、わけわかめな編集が目立ってますが・・・SBMとか・・・

最近、クラシックCDが6枚入りで3000円というCDを買いました。安いのはいいのですが、安かろう悪かろうではないかと心配しています。
 クラシックは微妙でして、価格云々よりも、録音がいつか? 誰がやってるか? の方が重要です。もちろん、基本的に最近の録音、優れた指揮者の録音などは高い傾向にあるようですが、クラシックにしろ何にしろ、録音の善し悪しなどは瑣末な問題になり得るんです。
 ノイズが入ろうが、あまりにダイナミックな演奏はときに人の心を激しく打ち付け感動させますし・・・以前聴いたフリー音源で、指揮について行けず、途中でんでばらばらになる音楽があったのですが、しかしあまりに過激なダイナミックな演奏は、圧巻でした。
 最初に戻りますが、音質は大切で、その違いは大切で、それを蔑ろにしろとは、絶対申し上げられませんが、あくまで尺度の1つにしかないということを胆に命じておくとよろしかと。
 あ、私が一時期、録音なんちゃらに囚われて、相当やんでた時期があったので・・・今はないですけど。

 後、根本的な発見にはなりませんが、付属のイヤホンが複数(前使っていた古い機種のなど)あれば、いくつも取り替えて同じ曲を聴いてみると、音の違いについてわかりますよー。別に、だから、なんだーってことですが、理屈や言葉で音について考えるより、生むが安しです。
 CDがどーのこーのより、再生機器の違いでがらがら音が変わる体験は、これはこれで新鮮かも知れません。
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レコード会社ごとにも違いがありますが、そのレコード会社の中でもはっきりした違いがあります。


もちろんデジタル化する前にすでに個体差があるので、デジタルだから皆同じではないのです。
マスター音源が同じでしたらどこの会社で製作してもそんなに差は出ないと思いますが、マスターから造るとなると大きな違いが出てきます。
マイクそのもの、例えばダイナミック型かコンデンサが型かでも音質は違います。そのセッテング方法でもころっと変わります。
一番変わるのはミックスダウンのときですね各パートのレベルやエコーのかけ具合などほんの些細な味付けで表現は変わってしまいます。
演奏の間ずっとレベルの調整をしていますから同じミックスは存在しないという事です。
クラシックの場合2点固定マイクであれば差が少ないでしょうが。各パートごとに録音されていればミックスダウンの作業が入り、同じようにおおきな違いが出ます。
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この回答へのお礼

なるほど、マイクの種類や、その後の編集などでも変わってくるのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/08 23:22

媒体としてのCDの質は同じでも、最初に録音した時、編集の時、マスタリングの時に、エンジニアが音のバランスをとったりします。

つまり、そのエンジニアが良いと思った音がCDに固定されるわけです。人によって「良い音」には差がありますから、当然、レーベルによって、あるいは時期によって、提供される音は変わり得ます。

ちなみに、クラシックでも、ふつう、同一の録音が別のレーベルから発売されることは多くはありません。廉価版としてライセンス生産される場合や、レコード会社の倒産・合併などでレーベルが変わったとき、その他権利の譲渡が行われたときなどには、同一の録音が異なるレーベルから手に入るという場合もあります。

なお、当たり前ですが、同じオーケストラ、同じ指揮者でも、演奏するたびに音や表現が変わるので、たとえ指揮者が別のレーベルと契約したとし、同じ演目を同じオーケストラと録音したとしても、音は変わります。(というか、同じレーベルでも、2回録れば2回とも別の演奏。音楽は常に一期一会ですので。)
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この回答へのお礼

エンジニアさんで左右されることが多いのですね。

そういえば、クラシックも指揮者や演奏者によって音が変わりますね。
音楽は常に一期一会、その通りだと感じました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/08 23:35

CDの質は同じですが、録音する機材(マイク・ミキサー)やそれを扱う人間、CDに焼きつける機械などで「くせ」みたいなのは出るでしょうね。


ご参考まで。
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この回答へのお礼

いろいろ複合的な要因が重なって差があることもあるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/08 23:35

私も詳しいことを知っているわけではないのですが、会社による違いはあるようです。

というのは、録音エンジニアや録音機材・方法・場所・その後の編集等々が各社同一でないからです。アナログ時代を知っていますが国内ソニーの音は高域がきつくあまり良い印象はありません。DECCA(いまは買収され国内ですとユニバーサルになりますが)などは、録音の良いことで有名でした。
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この回答へのお礼

CDの作り方は皆一緒だと思っていました。
私はアナログレコード時代を知らないのですが、やはりソニーはその当時から「・・・」だったのでしょうか^^;
最近、クラシックCDが6枚入りで3000円というCDを買いました。安いのはいいのですが、安かろう悪かろうではないかと心配しています。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/08 23:40

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