アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6573878.html の続きです。MDは1990年代後半から2000年代前半にかけて一世を風靡しました。今はメモリーなどにその座を譲っていますが、こうなるとMDの欠点は何だったのか気になります。

当方は以前、MDのライバルであったDCCに対し、「何か手を打っていれば生き残れたのではないのか」という質問をしつこいぐらいにしてきました。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6553864.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6587031.html

DCCはテープ方式そのものの欠点や互換性の中途半端さがありましたが、CD普及が遅れていた途上国では利便性が理解されず、馴染みのあるカセットに近いDCCに好感触を示していたこと、MD生産には難しい技術が要求されるため、コストダウンが極めて難しいことから、互換性が十分なら生き残れたのではないかと思っていました。そのためか、MDの欠点が思い起こせません。

MDの音質はいいとは言えないという意見もありますが、音声圧縮はメモリーオーディオでもごく普通のことであり、MDの音質に不満なユーザーがMP3の音質を受け入れられるかといわれれば疑問符です。信頼性もどっちもどっちという気がします。
結局MDの欠点はなんだったのでしょうか?

A 回答 (22件中1~10件)

>DRMガチガチで売れなかったMDと、DRMガチガチでも売れる配信は、どこが違うのか…



配信の場合は、「PCを介す」というのが大きな違いです。

一旦PCに入ってしまえば、効率的な変換や、他機種への転送を行う方法が多数あります。

一方のMDは、唯一の転送可能機種になった「MZ-RH1」が出るまで、MDの音を他機種へ移行したり、その為にPCへ音を入れようと思ったら、実時間を掛けて文字通り「録音」するしか方法が無かった訳で、その点がDAPの利便性を実感してしまった層にとって、この上なく面倒な代物になってしまい、一気にDAPへの乗換が進む要因になったと言っても過言ではないでしょう。

MDに入れた音が配信でも入手可能になれば、尚更です。
態々「録音」してPCに入れる手間を考えれば、即座にPCへDLが出来て、その後の変換・転送も速く出来る配信を利用するのが、ある意味当たり前と言っても良いでしょう。

デジタルメディアは、スピーディーにバックアップする(出来る)のが当たり前なのに、それが出来ないのは、「致命的」だと言えます。
SONYは、「著作権」を盾にして、それを堂々とやってしまった訳です。
これじゃー、消費者からソッポを向かれるのも無理ありません。

では、「良いところが何も無いメディアだったのか?」と言うと、多少は良い面もあったと思います。
ですが、その良い面は、大多数の消費者が求める機能では無かったのです。

私的に良い面だと思えたのが、ランダム再生時のギャップレスでした。
これは、今でもDAPが凌駕し辛い面ではないかと思います。
過去には、その機能を生かした録音済MDも出た事があり、当時中々ユニークな作品として、マニアの間で注目を集めました。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/3576/scrap/ …

私も、実際に上記作品をMDで聴いたことがあるのですが、ギャップレスの機能を上手く生かした音で興味深く聴いた覚えがあります。
恐らく、開発元のSONYも、この様な発想の作品が出る事は予想してなかったと思います。
その辺を訴求していけば、売上等で何らかの「変化」が望めたかも知れませんが、大多数の消費者を惹き付けるだけのインパクトには成り得なかったとも感じます。
(現に、DAPはギャップレスが不十分でも充分売れてますので。)

他には、当時としては編集の容易さも利点だったと思いますが、これはPCでの編集が容易になった今となっては、PCへの転送が難しいMDだと勝ち目がありません。

アナログカセットからDAPへの橋渡しとしては、一定の役割があったと思いますし、私自身もそれを実感してますが、PCが大幅に普及した以上は、それとの親和性が高くないと生き残れないというのを、逸早く証明したデジタルメディアだったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
DAP過渡期には「Net MD」がありましたが、PCとの親和性はいいとは言えなかったのでしょうかね?
数年前までは、転送回数制限もありましたが…

お礼日時:2012/04/01 23:02

>音楽配信は「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」は実用レベルであるといるのでしょうかね?



「完璧」ではないですが、ある程度「実用的」だと言えるでしょう。

何度も書いてますが、配信は「PCを介す」事が可能ですから。

Net MDは、録音済MDの再活用を一切考慮せず、PC→MDの一方通行でしか転送が出来ない仕様でしたから、物凄く使い勝手が悪く、消費者の印象も悪くする代物だったのです。
http://ameblo.jp/kagra/entry-11057830309.html

それに比べれば、他のDAPは、ファイルにDRMがあっても、紛いなりにPCへの再転送が可能でしたし、配信ファイルも一旦音楽CDへ書き出す事で(合法的に)DRMを外す事も出来ましたから、格段に使い勝手が違います。

それに、全ての配信にDRMが入ってる訳ではないですから、そうなると益々プレーヤーとPCの双方向転送が重要になってくる訳です。

公式配信されたファイルだけが厳しいDRM制限で転送不可であれば、まだマシだったでしょう。
しかし、実際には、MDに入ってる音源が問答無用でPCへの転送が不可能だったのですから、こんな理不尽な話はありません。

他者の著作権とは何ら関係ない自作録音の音源も、MDに録音した時点でアナログ的な方法でしかPCや他機器への移行が出来ない仕様でしたから、PCやDAPが普及するほど、MD離れが進むのは当然の結果と言えるでしょう。

それが末期的になり、MDが主流では無くなったっので、後手ではありましたが、Hi-MDの規格が出てきたのだと言えます。

そうなる数年前(iPod登場前後辺り)に、Hi-MDを大々的に展開していれば、流れが変わった可能性が充分にあったと思います。

SONYは、著作権と規格に拘る余り、せっかくの技術を時代に乗せる視野を見失っていたと言えるのではないでしょうか。

とは言え、企業としては、時代に合わない規格が出てくれば、それを捨てて時代に合った規格を作り直して利益を出せば済む話ですから、何時までも中途半端な規格を残すよりも、利益が出る規格へ移るのが当然の事だと思います。

スペック的に優れてさえいれば、大衆が支持して規格が存続するとは限らないのは、VHSとベータの事例を見ても明らかでしょう。

MDの衰退とDAPの普及は、ある意味「悪貨が良貨を駆逐した」側面があるかも知れませんが、総合的な使い勝手を大衆が判断した結果だというのが、間違いない事実だと思います。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございました。
「デバイス→PC」の転送ができることが重要のようですね。

お礼日時:2012/04/02 20:27

>DAP過渡期には「Net MD」がありましたが、PCとの親和性はいいとは言えなかったのでしょうかね?



敢えて、「Net MD」に触れなかったのは、使い勝手が余りにも悪い代物だったからです。

「Net MD」登場当時は、正直PCとの使い勝手を大いに期待したのですが、公開された仕様を見て愕然とした記憶があります。

デジタルメディアにおいて一番肝心なのが、他のデジタル機器へスムーズに移行出来る事です。
それが、「Net MD」では実現不可能でした。
「Net MD」で転送可能なのは、転送元になるMD機器とPC間のみで、それ以外の機器へは転送不可の仕様だったので、単にPCへのバックアップ程度の役目しか無く、DAPが普及していた時期の仕様としては中途半端過ぎました。

結局、MDとPCやDAPとの親和性を求めるには、「MZ-RH1」の登場を待つしか無かったのです。

しかし、「MZ-RH1」が出た頃には、市場はすっかりDAPへと移り、大半の消費者はMDの音を高価な「MZ-RH1」で移行しようなどとは思わず、同機種はマニアの物になってしまい、普及奪還の足掛かりにはなりませんでした。

「MZ-RH1」が出た当初、価格.comのクチコミ等では、転送機能搭載の安い後継機の登場を待ち望む声が多かったのを記憶してます。
その要望にSONYが応えていれば、多少の「延命」が有り得たでしょう。
(私自身も、安価な後継機種を待ち望んだ一人です。)
しかし、ネットを通じて同機種を「レンタル」する人や業者が横行したせいか、後継機が出る事もなく、MD自体が事実上生産打ち切りという事態になりました。

以前も書いたように、「MZ-RH1」の発売は、正に「時既に遅し」だったのです。
SONYとしても、それが分かっていたから、敢えて転送機能を搭載させたのではないかと思います。
(出したところで爆発的な普及は見込めないので、著作権問題も大きくならないだろうという判断)

一連の流れを振り返りますと、やはり「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」が、MD普及の大きな障壁になったと言わざるを得ないでしょう。
もし、現在のウォークマンが、MDと同じDRMの姿勢を続けていたら、Appleに負けるどころか、ポータブルプレーヤー市場全体から消え去る運命になっていたと思います。

それ位、デジタルメディアにおいて、PCとの親和性と、他機種へのスムーズな移行は、普及への生命線だと言えるでしょう。

貴方がMDを支持し続ける分には何ら問題ありませんし、それを尊重したいとも思いますが、一般大衆にとってのMDは、(今では)利点よりも欠点が目立つ代物に成り下がってしまったので、SONYとしても存続不可能という決断に至ったのだと思うのです。

MDに限らず、そんな規格は幾らでもあると思いますが。
(同じく、SONYが開発した「8ミリビデオ」然り・・・。)

この回答への補足

>音楽配信は「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」は実用レベルであるといるのでしょうかね?
音楽配信はNet MD向けにも行われていましたので、ますます気になる部分ではありますね。

補足日時:2012/04/02 14:01
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この回答へのお礼

何度もありがとうございました。
NetMDが流行したころは、ソニーのDAPはDRMガチガチの状態でしたね。

では音楽配信は「PCとの親和性」と、「転送機能の有無」は実用レベルであるといるのでしょうかね?ここもDRMが結構かかっていますが…

お礼日時:2012/04/02 12:59

最大の欠点は、PCの補助記憶装置として使われなかったからです。


変な話ですが、これはMDが出た当初から言われており、その為に普及することは無いだろうと予想されていました。私にとっては、なんですぐに無くなるメディアを欲しがるのかと、一定規模の市場に育ったほうが驚きでした。

オーディオ的なことをいえば、同じデジタルデータを扱うというのに、CDのデジタルデータをそのまま移せないという時点で、音質イメージ的にアウトだと思います。これは言葉を変えて他の方々が指摘されている部分ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

>CDのデジタルデータをそのまま移せないという時点で、音質イメージ的にアウトだと思います。
これはレコード業界の仕業だと聞いたことがあります。CDはマスターテープに近い音質を誇っていたため、レコード会社側がリリースに強い抵抗を持っていたのがその主たる理由とされました。

そのため、DATはマスターテープのばらまきだとしてレコード業界から強い反発を受けており、低音質化(サンプリング周波数を変え、デジタルコピー不可としたなど)をハードメーカーが呑んだと聞いています。

それでも、音楽配信はCDのデジタルデータをそのまま移しているわけではないですが…

お礼日時:2012/04/01 22:54

ことさら欠点というほどのものはなかったと思います。


10年余りにわたって売れ続けたのですから経営的には十分成功です。
「サラ」がより進歩した固体メモリに後を譲ったのはごく自然なことです。
当時の技術では不可能な機能・性能が備わっていなかったことを欠点に数えてはいけないと思います。

それに対し、DCCは当時の市場の要求が音質よりも利便性(特にランダムアクセス機能)にあることを見逃しました。これは戦略上の失敗といって良いでしょう。

むしろCカセットが異常に長寿命だったといえるでしょう。

で、Cカセットの何が良かったのかを振り返ってみると・・・
技術的に高度な部分がカセット自体に集約しており、デッキは比較的簡単に実現できたことではないかと思います。
このように、意図的に高度な部位と簡単な部位を振り分ける設計というのは世の中には結構あるんですが、うまい方針だと思います。

この回答への補足

あと、市場の要求が音質よりも利便性(特にランダムアクセス機能)にありながら、Cカセットが生き残れたのも気になります。

Cカセットが良い部分も持っているとはいっても、そこだけはかないません。

補足日時:2012/04/02 14:03
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

>当時の技術では不可能な機能・性能が備わっていなかったことを欠点に数えてはいけないと思います。
一部では、音声に歪みがあるのが嫌でMDを使わないユーザーが出ていたようです。「情報が喪失する」のではなく、「変質してしまう」をの嫌っていましたね。

お礼日時:2012/04/01 20:20

特に無いと思います。


アナログカセット全盛時のMDの持つ携帯性、利便性は
夢にまでみたものでした。

MDが出た当時は、パソコンも、CD-Rも高価なもので
学生には中々手が出せないものでした。

今の技術進歩を考えればMDなんて欠点だらけでしょうが、
MDがあったからこそ、今があるのだと思います。

十数年前のオーディオの本には、フラッシュディスクによる
オーディオは容量が足りる訳も無く、出来たとしても
高価すぎて非現実的な物と書いてます。

まぁ、強いてあげるなら、可逆圧縮での保存はMP3とか、今の技術を含めて
絶対してはいけない事だと学んだ事かな。

当時は気にならなくても、10年後に聞くと耐えられない音になってます。
今はロスレス以外で録音することはありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
余談ですが、バッテリー持ちがいいものは音質がイマイチという意見もありました。

お礼日時:2012/04/01 16:20

>MDもまた「高い、使い勝手が悪い、音質が悪い、登場時期が悪い」と良いところが何も無いメディアだったのでしょうか?



そこまでは無いと思います。
言葉のマジックと言えばそれまでなのですが、「良くない」=「悪い」ではないのです。
「シリコンオーディオに比べれば安く出来ない」「無圧縮に比べれば音質は良くは無い」と言った具合に「悪い」ではなく「良くは無い」と言い換えてみて下さい。
つまり「~にくらべ良くは無い」は換言すれば「良い部分も有る」なのです。
「悪い」は「良い部分が何も無い」と同義です。
それが中途半端と言う事なのです。

前回のDCCは更に知名度では比較にならないほど低く、それもネックでした。
対するMDはポータブルもマイクロコンポも車載もありました。
オーディオに大して興味の無い人にDCCの存在を知っているかと問うても恐らくかなりの割合で知らないだろうと以前の回答にも書いたと思います。
MDを知らない人は高齢者とか余程この手の事に疎い人くらいしかいないでしょう。
そう言う意味ではDCCは「悪い」と言い切れますがMDは「良くは無かった」程度なのです。
だからそれなりに普及したし、知名度もあったのです。

極端な視点では無くもう少しニュートラルで最大公約数的な立ち位置で本質が見えてくるのでは無いでしょうか。
ANo.15の回答でも書きましたがマニア目線で見るから解らなくなるのです。
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この回答へのお礼

再びありがとうございました。
以前のDCCもそうですが、当方の場合は「ニュートラルで最大公約数的な立ち位置」まで持っていくにも難しい部分があります。

数年前まで、「MDは音楽の寄生虫」とこき下ろししていたサイトがありました。MDは「Mad Disc(k)」の略だとして、聴ければ何でも良い層ですら聞くに堪えない程の劣悪オーディオだとしていました。

http://web.archive.org/web/20060104040406/http:/ …

ここがそのHPで、閉鎖ページのアーカイブが残っていました。
音声信号に歪みを発生させてしまい、「YouTubeでダウンロードしたMP3」より聞くに堪えないようなものだということでした。前回のDCCでは圧縮オーディオでもこうした歪みは起きないとされていたので、「生き残れたのではないのか」という主張をしすぎた部分があります。

そういう意見を信じ込んでしまうため、ニュートラルな位置で物事を考えるのが難しい場合もあります。

お礼日時:2012/04/01 12:55

また新しライフワークを見つけましたね。



前回のDCCもそうなのですが、やはりMDも中途半端な点が最大の欠点だったのでしょう。
シリコンオーディオプレーヤー程小型化出来ないし、容量も1GB程度が精一杯。
構造上CD-R程メディアが安くなる事も無い。
カセットテープよりは操作性は良くなったがシリコンオーディオプレーヤー程ではない。
日本ではそれなりに普及したが世界的に見るとそうとは言い難い。

>カセットはもっと古い規格ですが、MDと同等以上の需要があります。それを考えれば、古くても健在のこともあるかと思いますが…(iPodを知ってもカセットから乗り換えられないユーザーもいるとか)
>「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとっては、互換性は大事ではないかと思います。
DCCはアナログカセットとの互換性がありましたから、アナログカセットの生産を打ち切ってDCCデッキの生産に切り替えることも十分可能だったことになります。

毎回全てあなた基準の目線で考えるからどうしても解らなくなるのだと思います。
確かに「殆ど無い」は「全く無い」ではありませんが、「安定した利益が見込めるほどある」とは言えません。
聴ければ何でも良い層には互換性はどうでもいいのです。
「これまでの資産」と音楽が好きで録音したものに思い入れも有り、音にも多少なりとも拘りが有るユーザならそう言う表現をすると思います。
なんでも良い層にとっては資産でも何でもないのです。
だから「YouTubeをダウンロードしたい」とか「YouTubeをダウンロードしたものをMP3にする方法を教えて下さい」なんて質問が出てくるのでは無いでしょうか。
思い入れどころかタダで手に入れようとすらしているのですから。

>音楽配信については、MDの普及阻害の要因とされているDRM縛りがあるにもかかわらず、CDより売れている理由が気になります。
DRMガチガチで売れなかったMDと、DRMガチガチでも売れる配信は、どこが違うのか…

音楽配信の場合これまでの物理メディア(レコード、カセットテープ、CD)等と違うのはアルバムの中の1曲だけをバラで購入出来る点です。
昔はシングルカットされているものか、FMでアルバム丸ごと放送しているものをエアーチェックしたりしなければなりませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
MDもまた「高い、使い勝手が悪い、音質が悪い、登場時期が悪い」と良いところが何も無いメディアだったのでしょうか?

お礼日時:2012/03/31 23:15

A No.12 HALTWO です。



>MDは CTR (Cassette Tape Recorder) の前にも有利な点がないという回答がすぐ前にありましたが、これはどうでしょうか?

障害が発生すると為す術がない Digital Media という点で、Tape がワカメになっても取り出して切って繋げば取り敢えず使えるようにはなる Cassette Tape に対しては圧倒的に不利でしょうね。

Player/Recorder の生産 Cost、Media の生産 Cost という点でも MD は CTR に勝てないでしょう。

DCC も要求される Mechanism 精度を保証できる Cost Down の問題以外にも Media 自体の Data 保持に対する寛容性の乏しさという Digital の宿命を背負っていると思います。

ICR (IC Recorder) も Data 破損には為す術がないのですが、Data 破損を起こす前に他の Memory なり Storage Media に Data を Backup Copy するのは簡単ですし、市販 Data ならば Net 上に Original があるので Media Data の破損による問題は心配要りませんね。

ちなみに以前、沖縄の友人が「MO に黴が生えてもーたっ!」と連絡してきて大笑いした記憶があります・・・指紋が付く CD ならばまだしも Case 内の DIsk に黴が生えるなんて「沖縄の湿気はナメてはいけない(汗)!」と思いましたね(笑)・・・同じ構造の MD も同様でしょうし、灼熱や極寒の地でも問題があるのではと思います。

Noise のない Digital 音質と Random Access 能力以外に Merit がなければ多少の Noise があろうと Random Access 能力がなかろうと許容されて世界中に普及した CTR の前にも有利な点がないと言えるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

再びありがとうございました。
DiskよりTapeのほうがすぐれているのでしょうかね?

お礼日時:2012/03/31 17:51

普及率。



MDは、すでにカセットテープが一般家庭に浸透しているタイミングで出ました。
その後も、カセットテープのみ使える機器の方が圧倒的に多く
また、MD対応機は、価格が高かったように思います。

「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとっては
既に普及していて、もう使い方も分かっていて、メディアもデッキも安いカセットテープでいいわけです。
デッキを買い替えるタイミングでも、“今ある資産”を活かせるカセットテープデッキでいい。

カセットテープが市場を席巻している時に登場しても
一般的なユーザーには、わざわざ乗り換えるだけの利点が見つからない。
「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとってはただ高いだけです。

メモリオーディオプレイヤーが普及したのは
小型、大容量もさることながら、PCが一般家庭に普及してきたタイミングだったのも大きい。
既にカセットテープ再生機が一家に一台以上あったことがMD普及の阻害になったと思っていますが
PCが一家に一台以上ある状態なら、普及を阻害する一因にはなりません。
MDデッキ等に比べれば、曲情報の入力も、インターネットから曲情報の取得ができて
手編集でもキーボードが使える分、PCの方が楽です。
80分のMD一枚、177MBですが、SDHCやマイクロSDHCは、GB単価が100円切ってるものもザラにあります。

ちなみに、MDは海外では日本より全然普及していないそうですね。

機能・性能面では、競合相手よりも優れていながら
市場に受け入れられなかったのはMDだけじゃないですけどね。
敗因は、競合相手の圧倒的普及率である場合が多いと思いますけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

「音が録音できて聞ければなんでもいい層」にとっては、互換性は大事ではないかと思います。
DCCはアナログカセットとの互換性がありましたから、アナログカセットの生産を打ち切ってDCCデッキの生産に切り替えることも十分可能だったことになります。
聴ければいいと考えるなら、デジタルへシフトせざるを得なくなれば今までの資産が生かせることが重要になると思います。

それを言ってしまえば、今度はカセットの欠点はどうだったのか気になりますね。
テープにもランダムアクセスができないこと以外にも回転ムラ・機種によるピッチの変化・ヒスノイズ・テープそのものの損傷(絡み・切れ・巻き込みなど)などがありますが、聴ければいい層はカセットの欠点は気にならないのか不思議です。

お礼日時:2012/03/31 15:22

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