プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

これまで野球に全然興味がなかったのですが、
一般常識として知っておこうと思ったので、質問いたします。
(基本的なルールは知ってます)

日本のプロ野球の各チームについて
・だいたいの強さの順位づけ
・チームの特徴、プレースタイル、社風(?)
・注目すべき有名選手
・その他、ファンの特徴や名物など

以上の事について、簡単に教えてください!
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

それでは非常に浅く、上っ面なプロ野球知識を(笑)。



ご存知かと思いますが、プロ野球には「セントラルリーグ(セリーグ)」と「パシフィックリーグ(パリーグ)」の2リーグがあります。
それぞれ6球団の合計12球団。これが日本プロ野球に属する球団です。

<セリーグ>
リーグの特徴。巨人、阪神の2大人気球団が居る事もあり、リーグ全体の注目度が高い。かつては巨人戦が毎日のように中継されていた事も人気の理由のひとつでしょう。

■読売ジャイアンツ(巨人軍)
最も有名な球団。歴史、実績、人気、資金力全てでトップクラス。その昔日本シリーズ9連覇(V9)の偉業を達成し、ON(王、長嶋)を中心に国民的な人気を誇りました。
その強さや球界の盟主としての傲慢さもあり、ファンと同時にアンチも大量に抱える良くも悪くも中心的存在。
現在のチームは原監督の手腕もあり、走攻守バランスの良い構成。一時期他球団の4番を買い漁り重量打線を作るという頭の悪い事をして低迷していましたが、さすがに反省した様です。
中心選手は捕手の阿部(日本のキャプテン)、野手の坂本、投手の内海あたりでしょうか。

■阪神タイガース
関西を中心に全国で絶大な人気を誇る球団。絶頂時の人気では巨人すら上回ります。85年の優勝から長い間低迷しており、一時はプロ野球界のお荷物でしたが、00年代に復活。優勝候補常連となっています。低迷時にはケチで有名でしたが、資金をかけないと強くなれない事に気がついてからは金持ち球団側になりました。
中心選手は野手の西岡、投手の能見あたりでしょうか。

■中日ドラゴンズ
名古屋で絶大な人気を誇りますが、全国区ではいまひとつ。強豪ではありましたが、優勝に縁のない球団というイメージが強かった。しかしOBでもある落合氏が監督に就任して以来、毎年のように優勝争いを演じ、ついには日本リーグ制覇に辿り着きました(落合氏は一昨年で退任)。今期は低迷しており、凋落の気配が見え始めています。
中心選手は抑え投手の岩瀬(セーブ王)、捕手の谷繁でしょうか。全体的にベテランですね。

■広島東洋カープ
広島で絶大な人気を誇りますが、全国区ではいまふたつ。日本代表監督でもある山本氏や衣笠氏が現役だった80年代には強豪とされていましたが、その後長らく低迷したまま。資金力が極端に低く、その反面育成と格安外国人買い付けには定評があり、生え抜き選手がそのまま中心選手となる理想的なスタイルを維持しています。
かつては市民球団であり、その事が広島市民に強く愛される理由でもあります。
中心選手は投手の前田がずば抜けて有名です(日本の次期エース)。

■ヤクルトスワローズ
東京の神宮球場を本拠地とする球団です。かつてはオーナーの意向もあり、派手好きの弱小球団でした(時には強い年もあったけど)。野村氏が監督になった90年代からめきめき強くなり、優勝争いの常連に。野村氏退任後も愛弟子である古田氏(捕手)が現役であった頃は強さを残していましたが、徐々に後退。優勝争いに加わる事は少なくなって来ています。時々ものすごい外国人選手を見つけて来ます。イチロー以来の天才打者青木が居た球団でもありますね。
中心…今期は外国人選手の当たり年で、バレンティンが打ちまくっています。日本人は…いまひとつ。投手の石川かな?

■横浜DeNAベイスターズ
長らく横浜を本拠地とする球団ですが、人気はいまひとつ。10年ちょっと前に優勝を経験していますが、その後は低迷。中心選手も離れて行き、オーナーもやる気を見せず、ついにはDeNAに買われて今に至ります。
中心…松本や金城が気を吐いていますが、全体としてはいまひとつ。移籍組のブランコが大活躍中です。

<パリーグ>
■ソフトバンクホークス
九州では絶大な人気を誇ります。かつては大阪にあった球団(南海ホークス)であり、今でも大阪にはファンが残っていたりします。ダイエーに買われた後に王監督を招聘。弱小球団だったのを少しずつ改善し、00年代には球界屈指の強豪にまで成長しました。ソフトバンクによる買収でさらに資金力をアップ。巨人に対抗出来る数少ない金持ち球団です。
中心選手は、投手は摂津、野手は内川でしょうか。

■日本ハムファイターズ
北海道に本拠地を置く球団です。かつては東京にあり、地味なポジションでしたが地方へ行って熱狂的なファンの獲得に成功しました。
ここ10年で大きく成長した球団のひとつで、かつてとは別のチームかというほど強くなりました。ダルビッシュが居た球団としても有名ですね。
メジャー流を上手く取り入れ、首脳陣が交代しても一貫した選手育成、起用方針を貫き、監督次第で変わる事の多いプロ野球の中では珍しく安定したチームカラーを維持しているようです(今のところは)。
中心選手は、投手は武田、野手は中田でしょうか。ドラフトに強いのもあって斎藤(佑)、大谷も居ますね。

■西武ライオンズ
一昔前の強豪といった感じでしょうか。80年代に森監督の下で黄金時代を迎え、清原、秋山、石毛、デストラーデ、東尾などなど憎らしいまでの強さを誇りました。これが崩壊してからも、松坂や松井稼頭央など有名選手を抱え強豪の一角であり続けましたが、かつて程の強さは無くなっています。
中心選手は、投手は桶井、野手は中村(故障中)でしょうか。

■千葉ロッテマリーンズ
こちらも日ハム同様近年大きく成長した球団でした。バレンタイン監督就任を契機に成績が向上し優勝、その後数年は強豪でしたが再び低迷。2010年にはシーズン3位からの日本シリーズ制覇を成し遂げますが、全体としては衰退傾向にあります。
中心選手は投手の成瀬、野手は…井口、いや鈴木でしょうか。

■オリックスバッファローズ
神戸のオリックスが大阪の近鉄を吸収する形で生まれた球団。基本的に打撃中心です。イチローが居なくなってからずっと低迷しています。何かと話題は振りまくのですが、なかなか結果が出ない。
中心選手は、投手の金子、野手のT岡田、糸井でしょうか。

■楽天ゴールデンイーグルス
近鉄の身売りから始まった騒動の末に誕生した東北の新球団。近鉄の「余り」で作られた事もあり、設立当初はびっくりするほど弱かったです。元ヤクルト、阪神監督の野村氏が就任してから徐々に上向き、近鉄のエースだった岩隈、甲子園のスター田中の2人が投手陣を牽引、ベテランホームランバッター山﨑が復活したこともあり、ついにはクライマックスシリーズに進出する程に。
とはいえ、まだまだ選手層は薄く、岩隈がメジャーへ行き、山﨑も移籍したこともあり、強豪と呼ぶにはもうひとつ。
中心選手はもちろん投手の田中(マー君)、野手は今期はいまひとつですが外国人選手のマギーが打ちまくってます。

あー、つかれた。1時間ぐらい書いてた様な気がします…
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この回答へのお礼

詳しく分かりやすい解説、ありがとうございます!
お時間取らせてしまって申し訳ないです(^^;)
とても役に立ちます、ありがとうございます!

お礼日時:2013/04/30 11:11

No.1の方はよく詳しく書かれていると思います。


それ以上ならWikiを見るか、一番は試合に行くことです。
まあテレビ中継を見てもいいですが、球場で他のファンの方と一緒になって
騒いでいると色々教えてもらえます。
中には筋金入りのファンもおられて球団の創設の頃からの話も聞けます。
ファーム戦なら料金も安くて(タダ~1000円くらい)おススメです。

私はカープファンなのでカープだけ説明しますね。

【球団の歴史】

戦後のプロ野球チーム数拡大に名乗りを上げて焼土の街広島で産声を上げるも
バックアップする親会社が無く、監督自ら資金調達に奔走したり、球場内外で
樽に募金してカープの運営資金にすべく「樽募金」が設けられ資金難を乗り切った。
しかし、常に資金難、球団経営危機はついてまわり、現在においても親会社を持たないため
入場料収入やグッズの売り上げ等が主な資金源となっている。
カープの正式名称は広島東洋カープでこの東洋はカープに出資しているマツダの旧社名
「東洋工業」に由来する。
オーナーはマツダの創始者一族の松田氏が歴任しており、日本球界では珍しい同族経営と
なっている。
チームは資金面の影響もあり、有名選手の獲得や、アマチュアの有望選手の獲得にはやや
消極的で高卒選手や中央では無名の金の卵をスカウトが発掘して猛練習で鍛えることにより
一流選手に育てることを信条としている。
昨今のFA制度によりチームの柱とも言える選手が続々と国内外へFA移籍をしてチーム力は
度々下降線をたどる。
1991年の優勝以来優勝はおろか、CS(クライマックスシリーズ)にも届いておらずここ10年では
Bクラス(4~6位)を抜け出してない。
監督、コーチ、スコアラーはほぼカープ出身者か広島出身者。
これも資金が乏しく年棒が安いことに起因するようだ。

【チームの有望選手】

投手の柱は先発は前田健太(楽天の田中投手、日ハムの斎藤祐樹と同世代)、セットアッパーに
甲子園優勝投手、今村猛、ストッパーに長身外国人投手のミコライオを配す。
数年前までは絶対的守護神と言われる永川勝浩投手がストッパーに君臨していたが、四球を連発する
危うさを持っており、永川が登板する9回はカープファンの間では『永川劇場』と呼ばれていた。
他に神宮の東京六大学で活躍した野村祐輔や福井といった投手もいるが総じて安定感がある投手が少ない。

打者では近年世代交代が進んでおり、女性に人気の『鯉のプリンス』堂林三塁手、菊池内野手、安部内野手、
丸外野手らの若手(若鯉と呼ばれる)に梵(そよぎ)内野手、廣瀬外野手、栗原内野手、石原捕手、倉捕手などの
ベテラン、天谷外野手、迎外野手、鈴木将光外野手などの中堅がからんでいます。
守備力、機動力がよいのですが長打力が不足しており毎年外国人頼みなのが悩みの種です。
また今はケガで離脱していますが、イチローが憧れ、ファンから神や天才と呼ばれる前田智徳選手はカープの中でも
別格の選手として扱われています。

【ファンの特徴、名物】

ファンはみんな熱く、選手は自分の友達か子供くらいに思っていてそのプレーと勝利に一喜一憂します。
近年は球場も新しくなり、駅からのアクセスもよいことから女性ファンが急増中です。
全国にファンが多く、こと関東ではヤクルト戦やDeNA戦ではビジターではありながらカープファンの方が
明らかに多いことが多々あります。
応援スタイルでは外野席で立ったりしゃがんだりを繰り返す名物『スクワット応援』や宮島名物のしゃもじを
カチカチ鳴らして『花咲爺さん』の節に合わせて歌う『宮島さん』も特色があります。
各球団に広まっている選手個別の応援歌や7回のジェット風船飛ばしはカープが発祥と言われています。
球場では選手がプロデュースした弁当や地元企業が出店している『カープうどん』や『武蔵のムスビ』が
名物グルメです。
他にもカープのヘルメットを模したカップに入るカープアイスも人気です。
カープグッズは他球団よりも豊富でレプリカユニフォームは在籍する全選手、監督、コーチの物までありますし、
直筆のサインボールも同様に取り揃えています。
サヨナラヒットやノーヒットノーラン、その他各種記録が発生した場合は数日のうちに関連グッズが売り出されます。


【カープのカラー】

カープは今でこそチームカラーは赤ですが、球団創設時から1974年までは濃紺や緑がかった紺色が
チームカラーでしたが、1975年に監督に就任した初の外国人監督ジョー・ルーツ氏の提案で燃える赤が
採用されました。
そして球団創設から四半世紀後の1975年に初優勝。
以来、カープのユニフォームには赤が採用され続けています。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました!
カープへの情熱が感じられました(^^)

お礼日時:2013/04/30 11:18

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