プロが教えるわが家の防犯対策術!

テレビや本などで不審船に銃を持って乗り込む場面を見たのですが、実際の所銃を持って乗り込むのは何の職員が行うのですか?航海士ですか?機関士ですか?

A 回答 (2件)

甲板員です。



正確には航海士や機関士などの役持ちは母船からの指揮、監視が主です。そしてブリッジから航海士が映像記録を取ります。

甲板員と言っても持ち場があるので持ち場を持たない甲板員ですね。それが潜水士だったり航空整備士だったりはしますけど。

主だって制圧行動をするのは潜水士です。そのための訓練も受けますし、時には銃の携行もします。接舷して停船させる場合は機関員も強行班に入ります。

強制接舷する場合は制圧班5名、ボートを使う場合は機関員がプラスされて6名で行動します。不審船に反撃される事を想定していれば(現在では)砲手も持ち場待機ですね。過去の不審船の場合ですが、停船命令に従わない場合、複数の艦船で包囲しつつ船尾では強行班がゴムボートと船外機を準備し、防弾チョッキとヘルメット、救命胴衣、銃と信号弾を装着して待機しています。艦長からの指示でどのようにでも動けるように船首部にも同じように装備を持った隊員が待機し、砲手も銃座付近で待機しています。
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海上保安庁は海の警察です。

国によっては、軍隊に分類されることもありますが、日本の場合は世界標準では準軍隊とされる国家警察の一部局になります。

彼らの業務の中には、様々な船に対する警備や捜査も含まれており、全員が警官と同じ司法警察員ですから、臨検に際しては甲板員が対応することになります。
ただし、これは一般的な臨検のときだけです。

いわゆる不審船と呼ばれる、戦闘になるかもしれないような船舶に対して臨検をかける場合には、特別な訓練を受けた「特殊警備隊」と呼ばれる特殊部隊が対応します。

「銃を持って乗り込む」テレビは自動小銃などを携帯してお互いに援護しながら不審船に乗り込むものであれば、特殊警備隊です。普通の海上保安官は臨検に際して、銃を出して乗り込んだりはしません。

また、遭難している船などから乗組員や乗客を助けるのは、特殊救難隊や救難強化巡視船に配属されている潜水士などです。彼らは甲板員ではありません。

映画 海猿は潜水士という設定ですが、あれほどの活躍をする部隊ですから特殊救難隊の部隊であるといえます。
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