自己の人格を人間と定義する事と、
自己の人格を仏陀と定義した過去との差異を研究するための題材集めです。
自らが人間である事に異論がはさまれる事は乏しい。
この人間と言う概念はおそらく西洋に発祥し、神が人間をお告げしたから私は神から人間を与えられたのだとでも言う感じの定義で、現代においてこの人間と言う概念は自己を表す事となっている。
私は仏と言う言葉を現代語訳すると人間と言う言葉になると考えていて、すなわち仏陀は人間を意味すると考える。
神から人間と言う自己を与えられたという西洋流と違って、東洋の仏陀と言う言葉には、自らの意思で人間を自覚するという意味合いがあるのではないかと類推しています。その人間としての意思が確信と自覚に似まで昇華されたのが、自らの信仰にたどりつく目覚めたもの仏陀であると考えます。
ただしこの私の持論は、個人の考えであって裏打ちが乏しい。
その点で題材提供としてご協力を仰ぎます。
おもに求めるのは、人間と言う自己の自覚の歴史的経緯です。
そのほかにも自説を発表してみたい方も、サル踊り扱いですが私なりの歓迎をします。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
どーもです。
《人間》についてのリクエストがありましたので、すこし調べてみました。
日本語の《人間》に該当するサンスクリット語は《manuSya》らしいです。
意味はman、human being、
《class of deseased ancestors・死んじまった御先祖たちのクラス、階層、類》です。
http://spokensanskrit.de/index.php?script=HK&beg …
そして、
《人間》の元々の意味は《manuSya-loka・人の世界》くらいの意味で考えた方がよさそうですね。
中国語の《人間》も《世間》、《人の世》くらいの意味らしいです。
《人間万事塞翁が馬》ということわざがありますでしょ(出典『准南子』)。
これは、「《人》は塞翁が馬のようなもの」の意味ではなくて、「《人の世》は塞翁が馬のようなもの」の意味。
『孟子』で有名な
「無惻隱之心,也」、「惻隠の心のなきは、《人》に非ざるなり」。
《人》と《人間》とは使い分けてあるようです。
平家物語には、《人間》が《人》の意味にも使われているらしいですので、鎌倉時代くらいからなんでしょうかね、《人間》が《人》の意味でも使われるようになったのは。
嘘か本当かは分かりませんが、
《人間・じんかん》→《世間》・《人の世》
《人間・にんげん》→《人》
と使い分けていたとか、なかったとか・・・
これは、どうでもいいことなのですけれども、
《man》と《human》は、形はよく似ますけれども、語源はまったく別らしいですね。
《man》や《manu》の語源は不明らしいです。
─────────
【human】
mid-15c., humain, humaigne, from Old French humain, umain (adj.) "of or belonging to man" (12c.), from Latin humanus "of man, human," also "humane, philanthropic, kind, gentle, polite; learned, refined, civilized," probably related to homo (genitive hominis) "man," and to humus "earth," on notion of "earthly beings," as opposed to the gods (cf. Hebrew adam "man," from adamah "ground"). Cognate with Old Lithuanian zmuo (accusative zmuni) "man, male person."
http://www.etymonline.com/index.php?term=human&a …
─────────
humanは、地面が関係しているらしいですよ、《地面》が。
この回答への補足
お礼の追加だよ。
あんたぐらいの学者肌がちょうどいい。
man、human この二つの分別が人知に置いて成立したのはいつごろで、その内訳はいかようであるか調べてくれたまえ。
テメエで何とかしろと言うのならその検索等のコツを教えてくれたまえ。
ところで、親切にしようと思えば親切にもしてもらえるのが今回の頼み事だが、私は誰か他者の信仰心を代筆することはいかなる他者にも出来ないと考えていて、すなわち自らの心は自らのみであるのだ。
こういう頼みごとをされたら、最も親切な回答はテメエでなんとかしろだよ。
手じかなところではそれが小乗仏教なのだが、悟る事とは教えられることではないのだよ。
宗教は教えが大切らしいが、信仰を自覚するためにはそれは無効だ。
すげてが無効かどうかは判らない。
ありがとう。
憎まれ口をたたかないで今回は頭を下げるよ。
私には調べるとっかかりすらなかった事を、あなたはよくここほれワンワンしてくれた。
あんたは割と学者の素質があるんだね。
No.8
- 回答日時:
★(No.3補足欄) 無神論は神に由来しなくても自己は成立するか?
☆ これはですね。《神とは 存在しない。つまり〈無い神〉のことだ》とひらめいて いわゆる神をポイ捨てしたとき そこで《わたしはわたしである》とさとったとするなら そのさとりは――そしてその前のヒラメキも―― 神に由来すると思われます。
つまりは 《神に由来する》と言っても《無い神に由来する》と言っても あるいは《神に由来しない》と言っても すべては そのヒラメキやサトリにかんしてなら 神の問題だとなると思います。
神 つまり《有る神》を キリストやアッラーフといったその名を受け容れることによって持った。というのも そこで《わたしがわたしである》自己到来を成就したことだと考えます。つまり 自己の成立です。
すなわち神は 非経験の場であるゆえ・つまり経験世界における有る無いを超えているゆえ それを表わすのには 仮りに《有る》かもしくは《無い》をあてはめて 《有る神》そして《無い神》のいづれかによっておこなうしかない。
どちらも自由で 互いに同等であり対等である。
これが 人間の条件である――つまりその存在にとっての基礎であり前提である――と捉えています。
この回答への補足
お礼の追加だよ。
何度か繰り返して読んでみたら内容がつかめたよ。
割と明快な事を言っていたんだね。
やはり手を変え品を変え、くどいくらいに主張したうえで研究そ進めた方がいいよ。
ありがとう。
偽物の神との葛藤が論理に挟まっているため容易に理解できない。
特に展開された後半の論理は全く意味不明。
その辺を吟味して万人に理解できるように何度でも試行する事をお勧めします。
No.7
- 回答日時:
プラークリット
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9% …
アルダ・マーガディー語
Jain Prakrit
http://en.wikipedia.org/wiki/Jain_Prakrit
There are many remarkable analogies between Pali and Ardhamagadhi (Half Magadhi), an old form of Magadhi preserved in ancient Jain texts. Ardhamagadhi differs from the eastern Prakrit of Ashokan inscriptions on similar points as Pali. For example, Ardhamagadhi too does not change r into l, and in the noun inflexion it shows the ending -o instead of the eastern Prakritic -e at least in many metrical places. This similarity is not accidental, since Mahavira, the 24th Tirthankara of Jainism, preached in the same area (Magadha) as Gautama Buddha.
Dhammapada verse 103:
Yo sahassaṃ sahassena, saṅgāme mānuse jine;
Ekañca jeyyamattānaṃ, sa ve saṅgāmajuttamo.
Greater in battle than the man who would conquer a thousand-thousand men,
is he who would conquer just one — himself.
Jain Samana sutta 125:
Jo sahassam sahassanam, samgame dujjae jine
Egam jinejja appanam, esa se paramo jao.
One may conquer thousands and thousands of enemies in an invincible battle;
but the supreme victory consists in conquest over one's self.
Dhammapada verse 70:
Māse māse kusaggena, bālo bhuñjeyya bhojanaṃ;
Na so saṅkhātadhammānaṃ, kalaṃ agghati soḷasiṃ.
Month after month the fool might eat only a tip-of-grass measure of food,
but he wouldn't be worth one sixteenth of those who've fathomed the Dhamma.
Jain Uttaradhyana (9.44):
Mase mase tu jo balo kusaggenam tu bhunjae
Na so sukkha adhammasa kalam agghai solasim.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アルダ・マーガディー語の学習方法など知らないけど、
仏教の経典とジャイナ教の経典には共通する箇所があるという。
上に引用したウィキペディアの記事によると
仏教の経典だとダンマパダにいくつかあるようですね。
ジャイナ教の経典のほうはわかりません。
しかしいつも思うのだが、
ジャイナ教なんていったいどうやって調べるのやら。
沙門宗教の謎は深まるばかり。
ありがとう。
私は外国語がからっきしで、なんなのか判らなかったよ。
まあ、人間と言う言葉は案外古くから認識されていたらしいと判ったので、主題を、
神に認められて我は人間である。
我は自らの意思で人間であろうとする。
この両者に絞って出直そうかと思う。
でも為になる話をいろいろ聞けたので、追加で色々と手伝ってくれるなら歓迎するよ。
今回はサル踊り品評会が無いね。
私はそれを割と楽しんでいたのだけどもね。
No.6
- 回答日時:
【ガチャピン】と・【ソーナンス】が・闘ったらどちらが・勝ちますか・・・?
No.4
- 回答日時:
ご返答をありがとうございます。
★ 私は人間と言う神から与えられて自らは間違いなく存在するとでも言う様な多分そのような言い回しだろう人間と言う言葉が無かった過去は仏陀がそれに相当したと考えるよ。
☆ これは 歴史的にどういう言葉が使われていたかを問題にするのならば 《ブッダ》は明らかに ずっとあとに出て来た言葉らしいですよ。
《ひと》に相当する言葉はあっただろうし(*) 《ブッダ》はとにかく《目覚めた》という意味のふつうの言葉が特別な意味を持たせられたのですから。
* manus : man (人); manu
http://spokensanskrit.de/index.php?tinput=manus& …
・ puruSa : man (人); person (人格(?)・個人(?)); soul, spirit (たましい・霊)
http://spokensanskrit.de/index.php?tinput=puruSa …
・ mAnava : human being (人間)
http://spokensanskrit.de/index.php?tinput=mAnava …
よく引き合いに出すのですが ロシア語にも――同系統なので―― ブーディーチ〔-チは ジラーチ(欲する・望む)の‐チです。英語の to 不定詞の to に当たります〕という《目覚める》という語があって ブーディルニクと言うと 目覚まし時計のことを言うようです。これなどは それが鳴ると ブッダよブッダ! 起きろよブッダ! などと言っているように聞こえる感じがします。
つまり それほどふつうの単語だという意味で例に挙げました。
《偉い人》なら No.1の回答にあるように リシ(聖仙)とかムニ(賢者・聖者)とかがあるようです。
ブッダないしブディズムを引き合いに出して議論をすすめることは 人びとにとってなじみがあってよいように思われるのでしょうが 中身から行けば必ずしもそうとは限らないと思います。
いや だいじょうぶだという場合は その《ブッダ》つまりそのさとり もしくは知恵の中身をしっかりと哲学として説明し得た場合です。そう思います。
この回答への補足
研究用の証言だよ
>
神も仏もかなぐり捨てて、人間の自覚を目指した私が、真っ先に目覚めたのは神の存在の確信だった。
そこから自己を自覚する。
コレは人間がお互いに人間を自覚する理想の事だよ。
一方的に孤独な自分自身を自覚することではないよ。
ここで光明を観た時、見出したのは自分自身で無くて神様だった。
No.3
- 回答日時:
★ 自己の人格を仏陀と定義した
☆ このことの中身は 自明ではありません。
1. ただ単に《ひと・人間》を 《ブッダ》と言いかえたというだけのことなのか?
2. そうではなく 生まれて来た人間にそなわった能力や風格だけではなくそれらを磨いた結果成った状態として《ブッダ》と言っているのか?
そしてこの場合には ではどういう意味でたたえられるべき状態であるのか? を明らかにせねばならない。
3. その《ブッダ》の境地ないし知恵は あなたによれば 《無の哲学》であるかにうかがいますが これが――これまで確かに質問をもうけて問い求めて来られているようですが それでも――明らかになっていないように思います。
ですから これを(2)とともに 明らかにすることから始めないと 議論は空回りするように思います。
4. その議論を先取りして言うとすれば もし《無》が 《無い神》のことで けっきょく《無神論》としての信仰のことを言うのだとすれば――それが ブッダなる人格の基礎を成す中身なのだとすれば―― じつはその無神論の信仰は 有神論の信仰と 同じ類型であると考えられます。
言いたいことは 無神論の信仰だけが たたえられるべき哲学を生む基礎だというのは 狭すぎると思われること これです。――これは 先回りしての発言です。
5. ★ おもに求めるのは、人間と言う自己の自覚の歴史的経緯です。
☆ ということでしたら たとえば 生まれ落ちてからものごころが着き やがて《わたしはわたしである》とひとは さとります。これが 自己還帰ないし自己到来としての人格だと考えられます。さらに世の中において練られて行くでしょうが 芽が出たかたちであり そこに花が咲きます。
これを ブッダと言って一向に差し支えない。こうも考えます。信仰という基礎を抜きにして説明したかたちです。
6. 出発点をしっかりと捉えて歩き出すことと 同時に狙いや方向性をもはっきりさせるということ。このように補足要求をいたします。
7. いちゃもんをつけるなら 《仏陀》という言葉を安易に出し過ぎではないでしょうか。
もしその境地や知恵の中身がすでに人びとのあいだに常識とさえ成って明らかだというのだとすれば それはブディズムに負んぶしている姿勢に見られます。常識はあやういと言うべきはずであってその吟味から始めなければならないと考えます。
この回答への補足
お礼の追加だよ。
経験者として助言するが、無神論は神に由来しなくても自己は成立するか?
こういう試行だよ。
神も仏もかなぐり捨てて、人間の自覚を目指した私が、真っ先に目覚めたのは神の存在の確信だった。
そこから自己を自覚する。
いわゆる人間が、我の持前だと思い込んでいる理性の所在が、どうやら我でなく神に由来しているようだ。
理性的であるほど敬虔な信仰心を携えているという様なはなちはちらほらと目に留まるが、神を確信してこそ理性が深まりより人間の理想に近づくのだ。
ところで、
神が何故確信できるのか?
それは私が神だからだ。
こういうアホが一部で跋扈しているね。
自己の自覚は人間であるという自覚だがそれが抜けている。
ありがとう。
コレから思索を広げて文章の方も膨らましていくんだけど参考にさせてもらうよ。
私は人間と言う神から与えられて自らは間違いなく存在するとでも言う様な多分そのような言い回しだろう人間と言う言葉が無かった過去は仏陀がそれに相当したと考えるよ。
人間と言う言葉は私は格調高い自己認識だと考えていてね、その分には仏陀と重ねても全く問題ない。
人間を辱める自称人間もいるがね。
それはいじめの対象だよ。
No.2
- 回答日時:
じん‐かく【人格】
1
(ア)独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の―を尊重する」「―を疑われるような行為」
(イ)すぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。「能力・―ともに備わった人物」
2 心理学で、個人に独自の行動傾向をあらわす統一的全体。性格とほぼ同義だが、知能的面を含んだ広義の概念。パーソナリティー。「―形成」「二重―」
3 倫理学で、自律的行為の主体として、自由意志を持った個人。
4 法律上の行為をなす主体。権利を有し、義務を負う資格のある者。権利能力。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/113525/m0u/
人格という言葉は、まずいんじゃないですか?
質問文中で使われている《人格》は、
3の意味が近いといえば近いのでしょうけれど、
これは、理性的人間というのと、それほど違いありませんよ。
いいんですか、《理性》で?
自律には、理性が深く関係していますよ、《理性》が。
そもそも、人格の語源は、ペルソナ・personaで、仮面ですよ、か・め・ん。
と一瞬、思ったのですが、
《人格》は、仮面ライダーのことか(笑)。
だったら、ブッダだ人格だという難しい言葉を使わずに、
仮面ライダーといえばいいのに!!
ありがとう。
むずかしいとこをつっつくね。
個人の人格が人間の人格である現状の認識についてこねくり回しているよ。
参考になって面白かったよ。
No.1
- 回答日時:
誰も回答していないようなので
ここに回答してみる。
前回の回答で仏教にほとんど興味をなくして
どうでもいいと思ってるのだけど
特に面白そうな仏教論もなさそうですね。
リシにガウタマがいる。
リシは聖仙とか聖賢とかいうそうだ。
釈迦族のムニ
ムニは聖者とか訳されている
それで
釈迦族のムニがガウタマという名前なのが
非常に気になるようになってしまった。
戦士が僧侶の家系の名前を付けるのか?
といえばいいだろうか。
なにはともあれ、ガウタマというのはリシの名前なのだ。
以前、仏教について調べていたとき
カピラヴァストゥの王子と乞食と何の関係がある
みたいな文章を流し読みしたときに
さすがにそこまで疑うのかと驚いて
たしかに、四門出遊すら創作なら王子が出家したという話すら
創作といえるかもしれないが。
あとは、パーリ語仏教に興味があるなら
ブッダゴーサという人物を調べるといいと思います。
だんだんパーリ語すら仏教の一部でしかなく
もっと他のプラークリットなどを学ぶ必要があるのだと
思うようになってきたら、昨今のパーリ語仏教のブームすら
冷めてきました。
というわけで、私はしばらく仏教はどうでもいいです。
ありがとう。
君から伝え聞いただけでは読み応えまでは無いが、その話は神話性のある物語で楽しめたよ。
ところで、お釈迦様は王族だったそうだが、文明と神が密接にかかわっているのは、ちょっと考えれば認めるだろう。
王が天子であった中国の古文書や、今も日本に定着している天皇制の伝統なども同一で、おそらくお釈迦様は、無の信仰の伝道が効果を発揮して、王権と信仰の未分化だった過去に置いて、世俗と精神のマスタベーションを分離させないために、政治的意図で王族の出であると流布されただけだろう。
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