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『家族のつながり・絆』って、そんなに大切なものだと思いますか?

私の周りには「家族のせいで離婚した」という夫婦が何組もあります。
みなさん、結婚するまでは本当に仲が良く幸せそうだったのに、結婚して家族や親戚との付き合いが始まってから、それに疲れてしまい離婚しています。

いくつか例をあげてみます。

【心配性な娘実家両親】
20代半ばで、できちゃった婚。
夫は少々薄給(手取り20万ほど)ではあるけれど、家族3人、頑張ればなんとかやっていける状態。
まだ20代でこれから給料もあがりそうだし、子供が大きくなれば妻がパートに出るのもアリ。
しかし、嫁両親(どちらかといえば裕福な家庭)が超心配大会。
「そんな給料でどうしようっていうんだ、情けない生活になってしまう」
夫婦が探したアパートを「うさぎ小屋に住まわせられない」と解約、家賃9万円のマンションを契約してきて、家具等もすべて買い与え。
週末毎に食事に誘っては「普段食べられないでしょうから」と高級な食事。
「家賃が高すぎる」と妻が文句を言えば、「じゃあ私たちが払ってあげる」と月に10万円仕送り。
車、保険、子供用品、などなど、全て妻実家が支払い。
3年後に、夫から離婚を切り出される。
最後の言葉は
「君は僕がいなくても生きていけるから。御両親と家族みんなで幸せにね」
夫は決しておかしな人ではない。
少しおとなしいけれど、よく働くし優しく面倒見も良かった。
妻両親は「とにかく甲斐性なしな男だった、別れて正解」と言うが…

【絆が大切な夫実家】
6年間つきあい、20代後半で結婚、共働き。
それまでは一切音沙汰のなかった夫の実家から、頻繁に呼び出されるようになる。
夫実家は車で1時間ほどの距離。
要件は「祖母の誕生日」「姪の入園祝い」「バーベキュー」「花火」など。
隔週ごとに丸一日つきあわされ、妻が疲れ始めたので夫が出席を断るも「何を水臭い、家族なんだからみんな一緒がいいに決まっている」「結婚とはそういうもの、絆が何よりも大事」と。
そのうち祖母が入院、余命いくばくもないとのことで「妻さんも毎週会いにきてあげて」と言われ、最後になるかもしれないならと、しかたなく通い続ける。
が、余命いくばくもないはずの祖母は1年半生き、自宅へ戻って介護生活へ。
今度は「夫母を手伝ってあげて欲しい、家族なんだから」と呼ばれ続ける。
ついに妻はダウンして入院(軽度のうつ病と自律神経失調症、栄養失調)、今度は逆に毎日毎日夫両親が見舞いにくる。
この頃には、妻は「あなたのことは本当に愛しているけれど、お願いだから離婚させて」と夫に懇願するようになる。
夫は両親を叱り妻をかばい続けるも、両親は「家族なんだから助け合って当然」「みんなそうやっている」「遠慮するな」「水臭い」と聞く耳を持たず。
夫も懸命に介護をする両親を見限ることができず、結局は「このままでは、妻がダメになってしまう」と離婚を決意。

【孫命の祖父母たち】
結婚して1年、両家にとっての初孫が産まれる。
お互いにかわいくてしかたがないらしく、両家とも実家が近いこともあり、アポなし突撃、贈り物合戦、孫の取り合いが熾烈をきわめる。
朝から晩まで夫婦どちらかの実母が必ず家にいて、授乳(母乳がうまく出なかったため、もっぱらミルク)、オムツ替え、風呂、寝かしつけ、等ほぼ全てを祖母が行う。
夫は激務で出張が多く、妻を気遣ってはいたがあまり傍にはついてあげられない状態。
妻は「夫も頑張っているんだし、私も頑張ろう。母たちが手伝ってくれるのはありがたいことじゃないか。孫がかわいいというのもよくわかる」と我慢するも、子供が1歳半になったとき、「あれ…私がこの子にしてあげたことってなんだろう…なんにもないや…」と急に気付きノイローゼ気味に。
ちょうど子供のイヤイヤ期が始まった時期と重なり、つい手を上げてしまったところを夫母に見られ大激怒される。
「私の孫に何をするの!なんにも世話しないくせに!!この子を置いて出て行きなさい、虐待女!!」
それまでも両母親の過干渉を注意し続けていた夫は、この話を聞いて転職を決意、誰にも伝えず、夫婦と子供だけで県外に引越し逃げ出すも、興信所を使って居場所を特定される。
これにすっかりおびえきった妻が「ごめんなさい、もう耐えられません、逃げても逃げても、まだ何十年もこれが続いてしまうなんて…」と離婚を進言。
夫は1年以上、説得・対策をするも妻の決意は固くあえなく離婚。
妻はシングルマザーになり、外国の親友を頼って日本を脱出(元々、海外生活が長い人だった)。

あげた例は少々極端なものですが、他にもこういった「夫や子供以外との確執」で離婚してしまった夫婦が何組もあります。
逆に言えば、私のまわりで長いこと仲良くやっている夫婦は、どちらの両親とも住まいがかなり離れている人、もしくはそもそも両親がいない人ばかりです。
「夫(または妻)が、はっきり言わないから悪い」という御意見もあるでしょうが、自分を育ててくれた人、お世話になった人に「NO!!」をしっかり突きつけられる人は多くないと思います。

結婚したら別の家庭、関わらない、というほうが絶対にうまく行くと思うのですが…
世の中には「家族のつながり・絆」「助け合い」という名の下の暴力(というと語弊がありまくりですが)が、横行しているように思います。
特にご年配世代の。

そんなもので夫婦仲が悪くなる、こんなバカバカしい話はないと思うのです。

『家族のつながり・絆』って、そんなに大切なものだと思いますか?

A 回答 (16件中11~16件)

離婚のきっかけでありそれが全てじゃないと思いますよ。


離婚した後人に話す時に理解されやすく話す。
簡単に話すだけですから。
その他にもいろんなきっかけがあるがいちいち人には話さないですよ。
離婚には他人に踏み込まれたくない領域があります。
なので事実は当事者しかわからないものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>離婚のきっかけでありそれが全てじゃないと思いますよ。
それはそうかもしれません。
ただ、夫婦とその子供以外の家族や親戚のせいで離婚する、言い換えればそれらさえなければ離婚せずにすんだという人たちもたくさんいると思うのです。
それとも、私の周りにだけ、特別そういう人が多いのでしょうか?
うちの実家のほうは田舎で、いわゆる「しきたり」「つながり」を重視する人たちばかりだな、とは感じていますので…

お礼日時:2013/08/12 15:31

家族のつながりとか絆というものは過干渉とは全然、関係ない言葉だと思います。

例に挙げられた家族の場合は絆という言葉を用いながら親切の押し売りをしておられると思います。だから失敗したのでしょうね。

親は子供を思い通りにしたりは出来ません。
ズカズカと心の中まで入りこんで来たり、必要以上に立ち入るということは出来ないことだと思います。

その辺を履き違えて親が子供に期待しすぎると子供の生活を壊すことになりかねません。

<隔週ごとに丸一日つきあわされ、妻が疲れ始めたので夫が出席を断るも「何を水臭い、家族なんだからみんな一緒がいいに決まっている」「結婚とはそういうもの、絆が何よりも大事」と。

こういうものの考え方ではいずれ、家族はバラバラになると思います。

悪気ではないかもしれませんが、こういう親御さん達は息子さん夫婦を愛しているつもりかもしれないですが、傍目では利用しているように感じます。

人のつながりとか絆というものは温かい共感や励ましがあってこそ生きてくる言葉であって唯、自分達の
欲望で子供に干渉しているのにそれに気付かないで美しい言葉にすり替えているだけだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>家族のつながりとか絆というものは過干渉とは全然、関係ない言葉
ですよね、例にあげた人たちは完全に「家族のつながり・絆」というものを勘違いしていると思います。

>親が子供に期待しすぎる
結局これなんでしょうね。
「結婚したらこうしてくれるはず」「孫が産まれたらこうしたい」
自分たちのして欲しい・やりたいことばっかりで。
それを「私たちがやりたいからやるの!」とはっきり言うならまだしも、「家族なんだから」「今まで育ててあげたでしょ」と強迫まがいの攻め方でくるのは本当に卑怯です。

>こういうものの考え方ではいずれ、家族はバラバラになると思います
…実は例にあげた一つ目の話は、私の両親と妹のものです。
(もちろん個人が特定されないよう多少のフェイクは入れてありますが)
私はこれをその場で見ていて「このままでは私たち夫婦も危ない!」と強く感じ(実際かなりの過干渉を受けていました)紆余曲折はありましたが、両親とは現在ほぼ絶縁状態です…

>欲望で子供に干渉しているのにそれに気付かないで美しい言葉にすり替えているだけだと思います。
まったく同感です。

お礼日時:2013/08/12 15:20

本人が経験してない、又聞きの話は信用出来ません。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

実は例にあげた話はすべて、私の妹と両親、またはいとこと叔父・叔母のものです。
>本人が経験してない、又聞きの話は信用出来ません
私も同じ考えなので、自分がその場にいて見たもの、聞いたものを例にあげました。
(もちろん1から100まで見聞きしたわけではありませんが)
結果、近しい環境で育った人たちの話になってしまい、少々偏った一般的ではないものになってしまったかもしれません。
かえって信憑性がなかったかもしれませんね、申しわけありません。

お礼日時:2013/08/12 14:55

これって「家族のつながり」が問題ではなく


馬鹿な親たちが問題であって・・・・

家族とは生計を同じにする者であるので、
家族の・・・ではなく、
おかしな親族の問題ですよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>「家族のつながり」が問題ではなく馬鹿な親たちが問題であって
あとはまぁ、祖父母や叔父・叔母などなど…
他の友人の例をあげますと、友人に赤ちゃんが産まれた時。
里帰り出産だったのですが、産後1ヶ月目に「お披露目」と称して丸2日間、赤ちゃんを連れて実両親といろいろな家を回らされたそうです。
祖父母宅、叔父宅×3、いとこ宅×3。
まだ1ヶ月の赤ちゃんを連れてですよ?
いとこ達は「え、なんで来たの?」という顔をしつつも察してくれて、早々に帰してくれたそうですが。
祖父母・叔父・叔母は赤ちゃんを奪い取るように抱き上げ、たらいまわしてキスし放題。
授乳するからと別部屋に行けば、「家族(親戚)じゃないか、水臭い」「あんたのオムツを替えたことだってあるのよ(意味不明)」とずかずか部屋に入り込んでくる始末。
実両親に「なんとかして」と頼んでも「子供の頃からすごく良くしてもらったんだ、そんなこと言うな!」と叱られ。
友人は「初めて人に殺意を抱いた、親も親戚も一人もいらない、関わりたくない!」と言っていました。
ま、これは離婚とは関係ない話ですけどね。

>家族とは生計を同じにする者である
仰るとおりです!

お礼日時:2013/08/12 14:48

過干渉というのか


お節介というのか…。

結婚して家庭を持てば
例え実の子供でも
気を使うべきです。
夫婦が力を合わせて生活するために結婚をするのだから
必要以上に親が干渉する必要はありません。
むしろ一つの家庭として
気を使ってあげるべきです。
いくらいい人でも
他人同士が結婚して
その家族とも繋がるわけですから、気は使いますよね?
それを解らずに
絆だの何だのと押し付けても
それはただのエゴに過ぎません。

家とかはなるべく
お互いの実家のどちらかに
近過ぎるとかはやめた方が
いいと思います(^_^;)
あくまで私論ですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>夫婦が力を合わせて生活するために結婚をするのだから必要以上に親が干渉する必要はありません
まったくその通りだと思います。
なぜ、放っておいてやるということができないのでしょう?
極論かもしれませんが、私は結婚した子供はもう家族ではないとさえ思っています。
夫婦という単位の、別の家族ができあがるのですから。
それを「新しい家族が増えた」「娘・息子と思って接する」と干渉してくるのは、勘違いも甚だしいといいますか…

>絆だの何だのと押し付けてもそれはただのエゴに過ぎません
「イヤだ」と意思表示したってベタベタ寄ってきますからね、エゴもいいとこです。

>なるべくお互いの実家のどちらかに近過ぎるとかはやめた方がいい
私の知り合いも実家・義実家と物理的に離れて暮らしている人は、そうではない人よりも明らかに幸せそうです。

お礼日時:2013/08/12 14:34

こんにちは。

これはひどいですね。これは絆ではなく、エゴ、押し付けでしょうね。でも最小限の付き合いだけすればいいと思います。お互い負担にならないように。中にはいい家族のつながりもありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>これは絆ではなく、エゴ、押し付けでしょうね
そうですよね。
「絆」という言葉を盾にした強迫・暴力だと思います。
「絆をおろそかにするな!」なんて言われたら、この日本で教育を受けた人は邪険になんてできませんよ。

>最小限の付き合いだけすればいいと思います。お互い負担にならないように
私もそう思います。
私の周りの狭い世界だけの話ですが、なんというかみんな「しかたなく」「我慢して」つきあっている方ばかりなんですよね。
何かにつけて「会いたい!」「集まらねば!」「助け合わねば!」とヒートアップしているのは、ご年配の方たちばかりで…
若い(といっても主に30代ですが)夫婦や子供たちは「せっかくの休みなのに…」「友達と遊びたかったのに…」と思いつつも、義務感でしょうがなくやっている、みたいな。
それならお互いにやめればいいのに、と思います。
そして、挙句の果てに「あなたがちゃんと言ってくれないから!」「そんなこと言っても無下にできないだろ!」とケンカをして、それを繰り返し離婚…
なんてくだらないことなんでしょう。

>中にはいい家族のつながりもありますよ。
核家族単位でなら、そういう家庭もたくさん知っているのですが…

お礼日時:2013/08/12 14:27

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