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アインシュタインって、どんな事をした人ですか?

あと、アインシュタインは、自閉症持ちだったんですよね?

どうしてあんなに、世界中に有名人になったのですか?

教えてください。

A 回答 (3件)

 アインシュタインは物理学の教科書、一般書籍でも必ず載っている人ですが、自伝を読んだ限りでは、アインシュタインだけが天才なのではなくて、彼の周囲にも天才が多くいたのが相対性理論に繋がっているように思います。



 ハイゼンベルクのように、アインシュタインと真っ向から対立する人も多くいたわけで、アインシュタインの考えが広く受け入れられたのは、当時のドイツの大学に優秀な学生を評価する有能な大学教授がいたからだと思います。

 もし、ナチス礼賛の大学教授しかいなかったら、アインシュタインの論文は、ことごとく隠蔽されるか、盗まれて別名で公表され、アインシュタイン本人は徹底的に弾圧されていたでしょう。

 実際、そういう事件が多くあるのが現実だと思います。相対性理論が発表された当時も、類似した理論を考えていた人は少なくなかったようですから。

 アインシュタインは第二次世界大戦以前から有名になっていましたが、第二次世界大戦で原爆が実戦で使用され、核兵器が現実のものになった時に、アインシュタインの相対性理論は現実性が無い空理空論ではなく、現実の戦争に応用された理論として認識され、広く一般に定着する結果になっています。

 核戦争の恐怖に怯える時代をもたらした核兵器、大事故を起こして放射能を撒き散らした原発、どちらもアインシュタインの相対性理論の負の遺産であるのは否定出来ないでしょう。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。なるほど。ひそかに同じ事を考えた人もいたんですね。

お礼日時:2013/08/10 08:49

 アインシュタインは、子供の頃磁気コンパスの針がいつも北を指すんを見て「自然の背後にある見えない秩序」を感じ、少年期にユークリッド幾何学を学んで「自然は単純な式で表わせる」ことを予感し、また、確信したといいます。



 彼はスイスに学んだ高校時代から約十年かかって、例の「特殊相対性理論」(以下「特殊」)を構築します。ガリレイやニュートンに発して当時あたかも絶対的真理のように見られていた「相対性の原理」(以下「原理」)に、マックスウェルの電磁気学をすり合わせてその整合性を考察すると方法で研究したのです。その結果従来の「原理」は、光(=電磁波の一種)の性質を含まないという結論に達しました。すなわち、「特殊」は従来の「原理」と光のそれとを統合した、より包括的な原理を示したものでした。
 ところが、その「特殊」のも欠落がありました。つまり、ニュートン力学のうちの重力が含まれていないのです。そこで彼はさらに十年を費やして、これを含む「一般相対性理論」(以下「一般」)を展開します。自由落下する物体 ― 例えばロープを切ったエレベーターの中 ― は地球の引力から逃れるという無重力状態との「等価原理」を利用して、いろいろな場面を想定した思考実験を繰り返しながら結論を導いたのでした。つまり、「一般」は、「特殊」と重力とを統合した、さらにより包括的な原理を示したものです。
 彼はその後さらに、あらゆる電磁気力や核力をも含めた「統一場理論」の構築にとりかかりましたが、これは十分な成果が出なかったようです。当時を時めいていた新進の量子力学者たちと対立し、その立場を容認しなかったからであるとも言われています。電磁場や素粒子の振舞いについては、彼の得意な思考実験がしにくいということも関係あったかも知れません。ただし彼は(電磁場の一種である)光については業績が多く、「特殊」のほか、著書『光の発生と変換』やベストセラー『物理学はいかにしてつくられたか』(インフェルトと共著)などで光の研究を深め、これによってノーベル賞を受けたことは周知の事実ですね。

 アインシュタインにとって、「自然は単純な式で表わせる」し、「単純なものほど美しい」のでした。こうして、彼の頭から出てきたもののうち最も有名なのが、E = MC2(エネルギーは質量に高速の二乗をかけたものに等しい)という、いわゆる「アインシュタインの関係」と言われるものでした。これは原子核反応などにおいて実際に観測されることで、第二次世界大戦時下に、この簡潔な三文字ほどの組み合わせが、はからずも、原爆製造への手がかりを与えたのでした。
 また、天才青年アインシュタインは、二十年かけて「究極の方程式」というものを発見しました。それは、例の「一般」をたった一行の式で表わそうとしたものです。因みに当時の人々はこの「一般」によって彼を「時空に関する一般通年の破壊者」とか「科学の革命家」と呼んだのでした。つまり、それほどにこの「一般」は驚嘆すべきものだったのでしょう。

究極の方程式
      Rij-(1/2)gijR=-kTij
(リーマン幾何学。10元連立、非線形偏微分方程式)

 左辺のうち、Rはスカラー曲率で「曲率の非方向性単純数値」を表わし、Rijはリッチテンソルで「時空の曲率」を表わし、gijは計量テンソルで「重力ポテンシャル」を表わすという。また、右辺のうち、kは定数で、Tijはエネルギーモメンタムテンソルとか言って、「物質の質量や運動量などの力学的総和を表わすのだといいます! これを要するに、「存在する物質の全エネルギーと、その周囲の時空の歪みとの関係を表わした方程式」ということになるらしいのですが、これまでにこの方程式を完全に解いた科学者は一人もいないと言われています。それほどに難解で、かつ中身一杯詰まった方程式なのでしょうね。

 あるとき、アインシュタインに対して俳優のチャップリンが言ったそうです。「私に人気があるのは、誰でも私を理解できるからで、あなたに人気があるのは、誰でもあなたを理解できないからです」と。けだし、名言! それにしてもこの方程式、むずかしそうですね!? これほど僅かな文字の組合せの中に、それほど多くの情報や予言を含むこと自体、自然科学にうとい私などにとっては、まさに魔術としか思えません。

以上、長くなりましたが、私の知るアインシュタイン像をご紹介しました。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。ようは、物理学者なんですね。自閉症持ちなのに、凄い事しましたね。

お礼日時:2013/08/09 20:56

URLを張って置いたから読んでください。



判らないことは「アインシュタイン」とキーワードを入れてググれば出てくるから・・・・

後は自分で調べましょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB% …
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この回答へのお礼

URLを添付してくれてありがとうございます。

お礼日時:2013/08/09 20:52

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