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ジェンダーフリーはジェンダーとは社会的、文化的なありようで生物的な特性とか関係ないといいます。

そこでは、男性だから職業をもって家計を養わないといけないとか、女性だから子育てや家事をしないといけないとか。偏見による不利さを考えたりします。

日本文化の中で固定された日本人像による上記のような悪い点とはどんなものだと思いますか。

日本の文化で日本人らしさということで自分の文化で自分を抑圧していたり、外国だったら普通のことなのに日本ではだめという不平等的なことなどです。

そのような日本人像から自由になるとかどういうことになるのでしょうか。

A 回答 (9件)

最初に、質問の文章の論理が貫かれていないので、答えにくいです。


「ジェンダーを、社会的、文化的なありようで生物的な特性とか関係ないといいます。」と既定するところから、「ジェンダーの役割(gender role)に疑問を感じる」と結びつけるのは、論理が飛躍しています。

Wikipediaの
『英語でいう「ジェンダー」は「性差」ではなく、「社会的・文化的な性のありよう」といった意味合いだ』というのは、議論の余地があります。単純に言えば、ジェンダーとは、「社会的・文化的に形成された性の属性」のことです。自分の性意識の属性とその対極を示す属性のどちらかの同一感と帰属感のことだと解釈しています。それは「ジェンダー・アイデンティティ(性自認 or 性同一性)」と、それに関連する社会層に深く結びついているものだと考えます。

フェミニズムのように、帰属意識を押し付けられたというのは、かなり極論です。

「ジェンダーフリー(Gender Free)」という語について思い出すのですが、1995年の第4回世界女性会議の北京宣言の後の報告を兼ねてだったと思いますが、あるアメリカのジェンダー学の日本人女性が、講演をしてくれた時に、一体、誰が、「ジェンダーフリー」など言い出したのだ、という話になりました。英語ではふだん言わないということでした。「ジェンダー」を悪者にして、それをなくすというのは、かなり曲解しています。

結局、その時には分かりませんでしたが、後々、私が聞いた内容では、「ジェンダーフリー」というものは、1960年代の学生運動の頃まで遡り、日本人が、フランスの思想から取り入れたもので、男女の均等な扱いをするということで、どちらかというと、社会主義の考え方に近いというものです。それを、学校教育に取り入れたことが始まりだったということで、英語圏では見られない思想とも言えます。

ちなみに、英語圏では、Gender Bias Free という言葉が聞かれます。Bias は、「偏見」ということで、それを撤廃することを目的としています。従って、私は、「ジェンダーフリー」という語は使わないことにしています。一部のフェミニズムのように、男性中心の社会を破壊するとか、男性の作り上げた文化や社会そのものの仕組みや文化まで解体し否定するのは、賛成できかねるからです。本来、ジェンダーというのは、純粋には日本にはない概念だと思います。

> 本来の保守は大切なものと有害なものをわけるのですが、実際は有害な悪習も多いものです。維新前後の要人暗殺など本当に美しい国か最近疑問です。

実例を挙げないと分かりにくいのですが、なぜ、「保守」とは、過去の歴史の中で維持されたものだとするなら、それが有害だという根拠がさっぱり分かりません。もしも、少なくとも有害だと考えたら、現代においてキッパリと縁を切るはずです。それに、明治維新前後の暗殺とか言われても、人類の歴史に、血が伴わない革新・革命などあるのでしょうか。江戸城の無条件開放の無血革命のように、あっても少数だと思います。歴史は、勝者の歴史です。「美しい日本」という言葉に結びつけても、第一次安倍晋三内閣の時に施政方針の時に発した言葉ぐらいしか認識がありませんし、これだけでは抽象的で意味不明です。

脱日本主義として、結局、男女平等社会と文化的破壊を目的としたら、社会主義思想に傾いてしまうように考えています。そうすると、今までの歴史では、寡頭政治よろしく、一部の男たちが政治や外交を仕切られるようになるわけです。

>男性だから職業をもって家計を養わないといけないとか、女性だから子育てや家事をしないといけないとか。
そういう決め付けをするのは、一体誰なのですか?
だいたい、ボーヴォワールが言うように、女が女をがんじがらめにしているのではありませんか?
正式な場所だというと、女はスカートを穿かなくてはならない、と決めつけられます。それを言うのは、女が女に決め付けるのです。

>外国だったら普通のことなのに日本ではだめという不平等的なことなどです。
外国ってどこですか?不平等とは、男女格差という意味ですか?

例えば、かなりの文化的保守国のスイスは、婦人参政権が1971年に憲法で制定されました。フランスのコメディー映画の『Mr.レディーMr.マダム』という映画の続編の中に、イタリアの田舎の話が出てきますが、私は、すごくショッキングだったのは、パリで自由に生きてきた主人公の一人が、ギャングに追われイタリアの田舎に住もうとしたけれども、そこでは、ものすごく女としての決め事が多いのです。主人公の人がそこでは生きていけないと感ずるわけです。アメリカでも、ほんの100年前は、日本の女性よりも、キリスト教による、貞淑な女というジェンダー役割を押し付けられてきたのです。アメリカのDV防止法の走りさえ、私の記憶では1970年代からなのです。

『グローバル』というのは、日本人はコスモポリタニズムを連想するようですが、結局、アメリカの帝国主義思想です。盗聴など今に始まったことではないし、小泉政権など、もろに『グローバリズム』というアメリカ帝国主義に影響されていたわけです。世界各国に政治的・軍事的介入により、強いものが弱いものを凌駕し支配していくという力関係です。日本人は、戦後教育によって「コスモポリタニズム」とか、「第三帝国」とかの言葉を唱える人間が多いような気がします。しかし、それは、原始的共産主義思想であって、現実的にはありえない、架空の世界を弄んでいるだけです。

>日本の文化で日本人らしさということで自分の文化で自分を抑圧していたり、外国だったら普通のことなのに日本ではだめという不平等的なことなどです。

日本人らしさが、その持つ自国文化で、自分を抑圧されていると考えるのは、よほど特殊な世界の人間だと思います。外国で、その国のアイデンティティを自分のものとして取得できるものなら、すればよいのでしょう。でも、自国で抑圧されたものが、他国で抑圧が解けると考えるなら、あまりにも幼稚すぎます。そう思うのは、ツーリストぐらいなものです。

>そのような日本人像から自由になるとかどういうことになるのでしょうか。
日本人像というものは、吉本隆明の言う『共同幻想』かもしれません。それで以って、社会の一員となっている感覚を得ているようです。ただ、それを捨て去るには、新たな『幻想』が必要かもしれません。

簡単には、日本を脱出して、「亡国の民」や「流浪の民」になって、日本という国に戻らぬ覚悟で生きていけばよいのだと思います。なお、「流浪の民」は、ご存知の通り、世界に散らばったユダヤ人のことです。彼らが、自分たちのアイデンティティを強く持ち続けて、今日まで至ります。少なくとも、ユダヤ人のあり方は、日本人よりも遥かに、生活の縛りが強く厳しいものです。

いずれにしても、国外でその社会の一員となってから、振り返って、その時、どう日本を評価するかは決めればよいと思います。もしくは、無人島や山の中で一人で生活するとか、社会の一員として生きていてあれこれ言っても、本当には分からないと思います。国外ならば、日本の文化を捨て去った時に、新たな文化の重みを背負うことになるかと思います。

自由というのは、抑圧から解放されることかとは思いますが、日本の中国人妻で、何人もの相手の日本人を殺人した人がいましたが、彼女にとって、自由とは、ある意味で刑法上の罪(crime)ではなく、人としての罪(sin)意識から自由になっていたかもしれません。マサチューセッツ工科大学で、多くの人を殺害した韓国人学生も、また、文化的抑圧からの解放だったのかもしれません。それが、そういう形でしか実現できなかったのは、特例だというかもしれませんが、外国の違う文化圏では、また違う文化圏の抑圧を背負い込むか、自分の生まれた国のアイデンティティを貫きとおすか、どちらかになるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

偏見をなくすことはいいことで、Gender Bias Free は重要ですね。

外国にいって、日本人のアイデンティティがわかってくるというのはおもしろいです。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:30

”ジェンダーフリーはジェンダーとは社会的、文化的なありようで


 生物的な特性とか関係ないといいます”
    ↑
男らしさ、女らしさが、百%文化的なモノかは疑問です。
先天的なものを基底にした文化的なモノだと思います。

それはさておき、仮に百%文化的なモノだとします。

その文化的なモノはどうやて築かれてきたのか。

それは歴史です。

歴史の上で、色々な試行錯誤の結果が、そういう
ジェンダーになった訳です。

試行錯誤の結果ですから、これは理性より信用できます。

人間の理性など当てにならないのは、社会主義の失敗
で明らかになったのではないですか。

ジェンダーフリーも同じ事です。
理性の過信は間違いのもとです。


”男性だから職業をもって家計を養わないといけないとか、
 女性だから子育てや家事をしないといけないとか”
     ↑
そういう役割分担をやると、社会が上手く運営できた
という実績があったので、そうなったのです。
偏見などではありません。


”外国だったら普通のことなのに日本ではだめという不平等的なことなどです”
      ↑
外国で普通の事も、やはりジェンダーですよ。


”そのような日本人像から自由になるとかどういうことになるのでしょうか”
     ↑
和を大切にする、きめの細かさ、他人を思いやる・・
などという美徳が無くなります。
自己の利益に対して、動物的に忠実になるでしょう。
そのため、裏切り、犯罪などが激増します。
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この回答へのお礼

本来の保守は大切なものと有害なものをわけるのですが、実際は有害な悪習も多いものです。明治維新前後の要人暗殺など本当に美しい国か最近疑問です。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/27 18:34

>日本文化の中で固定された日本人像による上記のような悪い点とはどんなものだと思いますか。



子供に自由を与えなくてはいけないという偏見。

>日本の文化で日本人らしさということで自分の文化で自分を抑圧していたり、外国だったら普通のことなのに日本ではだめという不平等的なことなどです。

外国では子供を躾けますが、日本では躾ける前から子供に自由を認めなくてはいけない様な錯覚が蔓延しております。

やはり、勉学と、規則正しい生活が出来るようになるまでは大人の責任で厳しくしつけないといけません。
外国の子供に負けるような子供ばかり作りだしてはイケません。
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この回答へのお礼

確かに子供に自由に対しては、本当によくないです。
伝統的がかなり崩れてもいて、出世に関係ないからモラルを教えないというのは最近更にそういった感じですよね。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:23

フリーだなんだといっても、結局、男性は逆立ちしたって子供は生めません。


妻の方が収入が良いので、ボクが代わりに生むといってもまだそういう技術は
ありません。妊娠して産休に入ったり、退職したりするのは女性です。

そのへんは、偏見じゃありません。事実です。
また事実無根の習慣や思想もありません。何かしら元となるものがあります。
その中には、これからの時代にそぐわないであったり、人の幸福に結びつかない
と考え直される必要があるのではないか、と考えることは悪いことではないでしょう。

「グローバルな視点」というのも怪しいものです。
ネイティブアメリカンを追いやって始まった国が、イスラム原理主義や共産主義
と敵対し、それを正義だとか、自国こそ自由の国、もっともグローバルな視点を
持った国、中心の国だというなら、「グローバル化」なんて大したものではありません。

日本にはもともと「自然」という言葉はありませんでした。欧米から入ってきた
言葉が日本語訳され、定着したものです。

日本人にとっては、「人 対 自然」と切り離す考えがなかったのです。
欧米人にとって自然は、人がコントロールするものでした。
結果、そういった文明が生み出したものとして、環境の破壊があります。

チベットがあれ程、仏教に対する信仰が根強く、非暴力に徹するお国柄(国としておく)
なのは、チベットの特殊な自然・風土と切り離して語れません。

日本人像についても、その風土と切り離して語れません。
その点で良く言われるのは、日本では震災などでもパニックや暴動にならない、
それは日本が、夏の高温多湿・冬の豪雪、火山、大地震、台風被害、と
時に猛威を振るう自然、それでいて春・秋の過ごしやすさ、四季の美しさという
側面も持つ自然、それを受け入れてきたからだといわれます。

悪い点について考えるならば、何のために、という事が必要です。
グローバル化を進め、経済力をつけるためなのか、
離婚率を減らすためなのか、
学力の低下に対してなのか、
日本に住む人々の幸福のためなのか、
なにを幸福とするのか。

でないと、自由だ自由だといいながら、とんでもないことやってるだけに
なったりするのではと思いますが。
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この回答へのお礼

確かに自然はその民族、国民に影響がありますよね。

自然と言っても本当にいろんなものでそれに対して積み上げていくと思います。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:25

>>ジェンダーフリーはジェンダーとは社会的、文化的なありようで生物的な特性とか関係ないといいます。



とはいえ、生物的な特性と関係が無いとはいいきれないのは事実ですね。

>>そのような日本人像から自由になるとかどういうことになるのでしょうか。

「日本」だけではなく、世界のいろんな国での過去や現在の偏見や不利さを知ることが最初にくると思います。
そして、それら世界各国での偏見や不利さをトータルに評価して、グローバルな視点(宇宙から地球を見るような視点、座標)から、それらの善悪評価、良い点、改善すべき点を見出していくことでしょうね。そして、そこで得られた基準を元に行動することが、日本人像から自由になるということだと思います。
単に、日本人像が、「アメリカ人像らしくなる」「イギリス人像らしくなる」ってことではないと思います。

そして、最近では「草食系男子」「家事・育児が得意な男」とか「起業家、経営者として活躍する若い女性」「料理・家事が全くダメな女」「肉食系女子」っていう人が増えつつあるのも事実です。ですから、地球的な視点から「男は○○が良い、女は□□が良い」って結論が得られたとしても、全ての男女に対して、一律に適用することは無理だと思います。

ちなみに幸福の科学において、以前は、日本的な男女の価値観で、「女性は夫を支えて、子育て・家事を頑張るのが良い」っていう考え方がありました。でも、輪廻転生する中で、過去は勇敢な武将、指導者だった男性が、今世は女性として産まれているケースが多いと判明してきました。
これは、現代が科学技術の発達で、女性であっても戦闘機に乗れば(あるいはボタン一つで)、一度に男性兵士を数十人、数百人を一気に殺すことも可能という時代、腕力を競う時代では無くなったからだという理由もあるようです。

ですので、幸福の科学では、若い女性が幹部に登用されるケースが多くなっています。たぶん、昔からいる年配の男性は、「俺の娘のような年頃の女が、ここの部門のトップ!?そりゃあないぜ!!」なんて、ちょっとぼやいていることでしょうね。
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この回答へのお礼

「アメリカ人像らしくなる」「イギリス人像らしくなる」ことはない。確かにそうです。

世界基準から見るというのは本当にそうだと思います。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:34

例えば


ケニアのワンガリ・マータイさんが、「もったいない」という日本のすばらしいと言ってありました。
「もったいない」を日本人らしい文化とととらえるか、ケチな日本人ととらえるかでしょう。
http://mottainai.info/about/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:31

ほとんどの国がそうであるように、家庭崩壊と国家転覆です。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:25

「日本人らしら」と思われていることの大半は、明治維新後に新政府から新しく押し付けられたもので、古くからの物ではありません。



 老人の多くは「お上からの指示におとなしく従うもの」という教育の元で生きてきたのでそれを頭から信じている人が多いですが、調べてみれば決してそんなことは無いことが分かります
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この回答へのお礼

明治以降「朱子学化」しているともいいますよね。

鎌倉時代なんか郎党との関係ですよね。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:26

>そのような日本人像から自由になるとかどういうことになるのでしょうか。



具体的にどんな人間になりたいのでしょうか。
事象によっては日本ではOKでも、それがNGの国もありますよ?
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この回答へのお礼

確かにNG、OKはその文化次第ですよね。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/20 19:31

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