「お昼の放送」の思い出

うちの母親(72歳)なのですが、へビィ・メタルがとても好きなのです。
なので、私の手持ちのCDの中から、母親が好きだと思われる曲を
1枚のCD-Rに入れてあげたことがありました。
windows98か、2000か、XPか、Meか・・・全く思い出せません。

それを今でも車の中で聴いているのですが、「最近音とびがする」。
っというので、CD-Rをみてみると、傷やホコリが無数にありました。
キレイにしたら、問題なく再生できたのですが、せっかくなので、
今のパソコン(windows7)で全く同じ曲を入れなおしてあげました。

何日かしたあとに母親から、
「前の音と違うような気がする、前の音のほうが良かった・・・」
「音に迫力がないし、ドラムの音も前のほうが腹に響いた。」っと言われました。

どんな音量で聴いているのか心配になりましたが、とにかく不満だらけみたいです。
前のCD-Rは捨ててしまったので、私自身、確認もできません。

母親は、カーステレオとはいえ、同じ曲を10年間聴き続けたので、
微妙な違いでも聴き取れたことは疑っていません。
ただ、「古いCD-Rの音に慣れてしまっただけ」ではないかっとも思います。

パソコンや使ったCD-Rが違うので、
音に違いはでることはあると思いますが
ハッキリと「音が悪くなった、迫力がない。」
っというほどの差はでるものなのでしょうか?

A 回答 (5件)

72歳でHM好きのお母様とは、すばらしいですね。



まず、大前提として、

(a) 視聴機器は同じものだった(車やカーオーディオの交換はしていない)
(b) お母様は実際に違いを感じていた(思い込みはなく、体調や気分も平常通りだった)
(c) 元のデータは同じものを使った(圧縮率が違うといった事情はない)

と仮定した上で話を進めます。これらは「CD-Rを交換しなくても音質に影響する要因」なので、「CD-Rを交換したことで明らかに音質が変わるか」という質問とは直接の関係がないからです。

可能性として考えられるのは、

(1) 以前のCD-Rと新しいCD-Rとでは、「焼きの品質」が違った
(2) 以前のCD-Rと新しいCD-Rとでは、「ディスクの状態」が違った

ということでしょう。

(1)については、書込みに使用するドライブの性能や、使用するCD-R自体の品質、書込速度などによって仕上がりの品質に差が出ることはよく知られていますが、これが音質に影響している可能性がある、ということです。

以前の方が良かった可能性と、現在の方が良い可能性があり得ます。物理的には高品質で書き込まれている方が良いに決まっていますが、聴感上は、そうとは言い切れません。多少歪があった方が迫力がある、暖かみがあると感じる人も多いからです。

(2)についても同様ですが、以前のCD-Rは傷や汚れがあることによって低品質な状態になっていたと言えます。その結果、聴感上は好ましい方に変化していた可能性がある、ということです。

書き込まれているデータ自体は全く同じでも、音質に差が出る可能性はあります。「データが同じなら音質は変わらない」という人がいますが、これは乱暴な議論です。収録時間60分のCDのデータを、1秒ごとに3600分の1ずつ読み出さなければならない場合に、「最後の10秒で全部正確に読み出せたから問題なし」とは言えません。55分50秒は無音で、最後の10秒間に60分の音がドバッと出ても意味がないからです(実際には、CDは75分の1秒単位でデータが記録されています)。

もっとも、カーオーディオの場合、もともと振動対策としてある程度のバッファが用意されているのが普通です(たとえば10秒分を先読みしておいて、振動で読出しができなくても音飛びしないようになっている)。従って、多少の品質の違いはこの仕組みに吸収されてしまって、現れないと思われます。

今回の場合、長年酷使されたCD-Rは(そのような仕組みがあっても)音飛びするくらい痛んでいたので、それ以前から、カーオーディオは読出しに失敗しつつも何とか補間しながら再生できていたのだと推測できます。その補間の結果、本来とは全く異なる音になっていたとはいえ、聴感上は迫力があるように聞こえていたということではないかと想像します。

要するに、パソコンや光学ドライブの違いというより、「辛うじて再生できるかどうかのレベルまで痛んだCD-R」と「新品同様のCD-R」の違いでしょう。
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この回答へのお礼

何回も読み直しました。
回答者様の言うとおり、車もカーオーディも同じです。実際に母親は音の違いを聴いてすぐわかったそうです。そして非圧縮の音源を使用しました。

CD-Rに傷がつき補間されまくった音に慣れた耳で、突然キレイな音を聴いたら、迫力がないように感じたっということですね。補間された音がいつしか母親の好みの音になっていたのかもしれませんね。
データのところは特に何回も読みました。
私はパソコン音痴なもので、最初はピンっときませんでしたが、
平均して読み取れたデータと、偏って読み取れたデータは、同じデータでも、「差」がでてしまうのですね。

詳しい回答ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2013/11/28 20:06

はじめまして♪



細かすぎる事を言い出すと、キリが無いのがオーディオでもありますが、、、、

はっきりと違いが感じられた、と言う事は、細かすぎる部分じゃなく、もっと根幹的な事が影響していると思われます。

最初の音源、これが昔と最近で、本当に同じ音源でしたか?
(ここで、聴きやすく、などと手を加えられた音源だったりすれば、昔の音をしっかり記憶していたら、かなり違う、と感じるでしょう。)

同じ音源だった場合でも、最近の焼き込みソフトでは、音量の自動調整などで、データを変えてしまう事が有ります。(これも、今の人には「聴きやすい」と好まれる部分ですが、変更されちゃうのは、、、)

音源ソースが、CD等の場合、コンピューターに吸い上げる時、圧縮等で変化している事も有ります。
mp3やaacなどは、高圧縮のためデータの一部を切り捨ててしまいます。
簡単な比較ていどでは、あまり音の違いをかじられないように、よく造られた圧縮方法なのですが、非常に長い間聴き続けて、音の細部まで脳内に記憶されている状況ですから、わずかな違いにも気がついちゃう可能性は非常に高いと思われます。

この他に、高年齢なので、超高音域は聞こえない、と短絡的に、ハイカットが早い低ビットレートの圧縮などで、ハイカットの影響が聴き取れている場合もあります。
私が子供の頃(まだアナログレコード全盛の時代ですが)、近所のオーデォファン、そのリスニングルームに何度かおジャマさせていただいた事が有ります。テストレコードで、所有されていた方は10KHz以上は全く聞こえないのに、100KHzまで再生可能と言うスーパーツイターを20KHz以上で追加し、そのユニットの置き方、数ミリ単位で、心地よく聞こえるポイントが有る、と。
でも、当時の私には、ユニット位置を変えても、音の変化とは感じられなかった、、、
こういう変化を理解出来たのは、その当時の方がお亡くなりに成って、私も成人した頃に、「スーパーツイターだから、高音が変わるハズ」と思い込んでいたため、わずかな音の味が変わった事を聞き逃していた、と理解しました。
ちなみに、スピーカー工作が好きなのですが、高域ユニットをグレードアップして、ベースやバスドラなど低域楽器音が変わったり、ウーファーを変えたらシンバルやトライアングルの印象が変わったり、これに気が付くまで、10年近く掛かりました、、。

御質問者様のお母様も、ご年配では有りますが、年相応に単信号のテストトーンでは高域の信号が聞こえにくく成っていると想像は致します、しかし、そんな帯域が無くても良いか?ほとんど気がつかないと言われる微妙な変化、むしろ、経験が非常に多く積み重なっているので、わずかな違いも気がつ祝てしまい易いと想像致します。

ドコで、音が変わってしまったのか、 全てを見て聴いた訳じゃないので、特定は出来ませんが、可能性が高いと思える部分を考えてみましたので、検証、検討して見て下さい。

傷だらけでも、まだ読み込めるなら、古いCD-Rを元に、「ディスクのコピー」とか「ディスクのバックアップ」等と言われる、何も変えない、ベタコピーのCD-Rとしてみるのが良かったのですが、残念です。
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この回答へのお礼

音源は非圧縮でエフェクター等は全くかけていません。
質問に書いていなくて申し訳ありません。
それよりも、とても面白い内容でした。
母親の高音は7kHzがやっとです。
ですが、母親は非常に音の変化には敏感です。

私は趣味でベースをやり、バンドを組んでいましたので、回答者様の言うことはよくわかります。どの楽器でも、低音だけ高音だけっということはないと思っています。シンバルも実際の音は、高音っというよりも、全域でバシャーンと鳴っていますよね。しかし、それを家で再現することはとても困難ですよね・・・。

非常に楽しい内容でした。ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/28 20:48

たぶんWindows7でエンコードされちゃいましたね。



昔のPC(XP以前であれば、ほぼ無圧縮で保存)であれば、CDをそのままコピーするソフトもtんぷされていたと思いますよ。

現在のPCというかVista以降はメディアプレイヤーはMp3とかにエンコードして保存する場合があります。

デジタルデータなので、同じデータであれば音の違いはありませんが、Mp3などはエンコードするビットレートによっては音質が劣化します。
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この回答へのお礼

質問に書いていなくて申し訳ありません。
非圧縮でとりこんだものなんです・・・。
現在その音源もHDDに保存されております。
CDをコピーできるソフトが最初から入っていましたので、
そのソフトを使用しとりこんだものです。

回答いただいたのに、私の質問不足で申し訳ありません。

お礼日時:2013/11/28 19:20

お母様のカーステレオが変わっていなければ、


カーステレオの設定が、変わっていなければ、
同じかな?と思います、ハッキリと差がでない。
考えられるとすると
ビットレートが違うからかな、と思います。
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この回答へのお礼

同じく非圧縮でとりこんだものなのです。
質問に書いてなくて申し訳ありません。
私も、ビットレートの違いかと思ったのですが、
今でも音源はHDDに残っておりますので、
確認いたしました。

回答していただいたのに、私の質問内容が不足していて
申し訳ありません。

お礼日時:2013/11/28 19:22

昔のパソコン


今のパソコン・・というよりも、
パソコンが変わると音が変わります。

サウンドカードに関係しますが
それだけが原因とは言い切れません。

一番いいのは
保存が終了して
安いスピーカーでテストで
聞いてみることです。
これで音がいい音が聞けるのなら
たいがいのスピーカーで
いい音が聞けるはずですよ。

いくら時代がデジタル化しても
長きにわたりピアノが生きてるように
音は基本、アナログです。
パソコンとサウンドカードとスピーカーに
こだわりはじめたら きりがないですけどね。
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この回答へのお礼

パソコンで音が変わるものなのですね。
昔はノートパソコンも30万円近くした記憶があります。
私が最初に買ったwindows95のデスクトップは33万円もしました。
現在私が使用したパソコンは、とても安く購入したものです。そういう違いもあるのでしょうか。

私は普段LPしか聴かないので、パソコンで音楽を聴く。っという習慣がありません。でも今日ラジオを聴いていたら、音楽を再生するのに一番使用されているのが「パソコン」、2位が「デジタルプレーヤー」、3位が「コンポ」っという順番だそうです。
驚きました。CDよりもパソコンの時代なのですね。

おっしゃるとおりで、パソコンとサウンドカードとスピーカーにこだわり始めたら大変ですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/28 19:35

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