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以前にも同じ質問をさせていただきましたが、釣りカテだったので、釣り人ではなく、かつこうした社会問題に関心のある方のご意見を伺いたいと思い、再度ご質問させていただきます。
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今後、ブラックバス産業が公(?)に認められることは無いんでしょうか。

十数年前の大ブーム→大バッシングから時間が経ち、最近は大がかりな駆除もなりを潜めていますが、関心の薄い人からすると
「ブラックバスは悪い魚!駆除!!」
という意見で固定されていて、ブラックバスはもちろん、他の魚も釣る雑食な釣り人である私としては悲しい気持ちです。

私自身の説明をさせていただきます。
私は釣り好き、自然好きの20代後半男性です。
釣りについてはブラックバスも当然好きですが、ヘラ釣りなどの他の淡水魚釣り、海水魚釣りなど、雑食に楽しんでおります。
ボランティア団体に所属し、害魚の駆除活動にも参加した経験があります。
また、大学では水産関係の勉強もしておりました(害魚対策や、漁業について専門というわけではありませんが)


自然保護的な観点から見て、ブラックバスが悪影響を与えていないとは思っていません。
閉鎖的かつ小さな水域に一定数以上のブラックバス/ブルーギルを放せば、ヘタをしたら
数年内にバス/ギルしか存在しない池になり、最終的には生き物がいなくなってしまうでしょう。

ただ、駆除ブーム時代の
「早くバスを根絶やしにしなければ、日本の魚は全て絶滅!」
というような状況にならないことは、既に証明されています。
爆発的に増えたブラックバスは、当然の帰結として今、個体数を大きく減らしています。
これは駆除の効果ではありません。爆発的増殖をした種は、その後個体数を減らし、やがては一定数に落ち着くものです。
下記のような流れが一般的な理解図です。また、食糧とは別に個体密度という意味でも、ハエをはじめとした実験で証明されています。

(1)元々いた生き物をドンドン食べる

(2)爆発的に増える

(3)元々いた生き物が減るため、食べるものが無くなる

(4)徐々に減ってきて、代わりに餌となる生物が復活してくる

(5)餌生物、捕食者が一定の数で安定


しかし、こちらはもちろん結果論であり
「だからブラックバスは悪くない!」
とは言いません。単に「絶滅はしなかった」というだけで、外来魚がいない方が在来魚に良い環境でしょうし、そもそも在来種が減る、減らない以前に、自然環境が人為的に変化してしまったことが問題なのですから。

それに、今個体数が減っているとは言っても、さらに10年後、20年後、100年後にどうなっているかはわかりません。
地球温暖化により降雨量が減り、水の流れが寸断され、水温が上がっていけば、在来魚よりバスに都合の良い環境が揃うわけで、また爆発的増殖が起こるかもしれません。
逆に、大型の水鳥が大繁殖して、メインターゲットがバスになる可能性もあります。
先のことはわかりません。

ただ、いずれにせよ人為的な駆除は、小規模なダムなど完全に水抜きができる環境でないと、根絶は不可能です。
あれだけの駆除ブーム、駆除に様々な団体が巨額の投資をして、駆除に成功した大きな湖、河川は存在しません。

間引く程度の駆除では意味が無いのです。根絶しなければ、生き残った魚に餌が行きわたるだけです。この事実は、少しでも生物に関する学問をかじった人や、水産に関わった人であれば容易に理解できるかと思います。
(また、データが無い経験の話ですが、早々に駆除を諦めた湖、ダムよりも、未だに駆除を続けている水域の方がバスの個体数は多いです。サイズは小さいですが)


以上のように駆除が事実上不可能なのであれば、バスの駆除は諦めて、バス釣り産業との共存という考えにシフトした方が絶対に得だと思うのですが、何故そうならないのでしょうか?
従事者から見ると非常に失礼かもしれませんが、淡水水産業の規模はびっくりするほど小さく、また、養殖業ではなく天然の漁師となると、もはや雀の涙です。後継者もいません。完全に消えゆく産業です。

日本の自然環境の保護は素晴らしいですが、バスを根絶できる、あるいは駆除を続けることで在来の自然環境を保てると、駆除派の人は本気で考えているのでしょうか?

「やったもん勝ち」
みたいで良くないのは重々承知の上ですが、事実上根絶が不可能で、かつ利用価値があるのであれば利用した方が良いように感じるのですが、いかがでしょうか。

ヘラブナも鯉もニジマスも、釣魚として人気の魚で、放流もされていますが、いずれも自然には存在しない魚です。
魚食魚ではないため、在来魚種に対するインパクトはバス等に比べたら圧倒的に少ないでしょうが、それでも良い影響は与えていないわけです。
にもかかわらず、釣りファンが多いという理由で養殖され、全国に放流されています。

彼らのように、いずれバスも
「そこにいてあたりまえの魚」
になる未来は無いのでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

ブラックバスは、環境省が特定外来生物に指定しており、むやみに放流してはいけないことになっています。

つまり、駆除されて当然の魚だと思います。
鮒、ホンモロコのような日本固有種の美味しい魚が、ブラックバスの餌になって絶滅危機になるため、ブラックバスを駆除しようとする動きが出るわけです。
しかも、ブラックバスもブルーギルも美味しくないそうで、増える一方のようです。
質問者様が釣りが好きなら、ブラックバス釣りに頻繁に行けば良いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ですが、ちゃんと質問読んでください。
あなたのように、自分の考えを持っていない方が一番の問題だと思っています。

お礼日時:2014/01/08 11:39

たびたびで申し訳ありませんが、若干補足します。



 立場と把握している情報の差があるかもしれませんが、ブラックバスを特別視していることは全くないと思います。

 保全する立場としては、まずどの場所を保全するべきか、という生物多様性保全上の優先順位があって、それを保全するために外来種が問題の場合、その対策をしているのです。
 そのため、ブラックバスだけではなく、アメリカザリガニやウシガエルなどの駆除も必要に応じて行っています。どちらかというと、ブラックバスは移動が水で制限されるため、何回か駆除を行うと、止水域では終了できるのですが、アメリカザリガニやウシガエルは侵入を防ぐことが難しいため、現場では、どちらかというと、こちらの方の対策が問題となっています。ネットで検索すると十分こうした情報も出てくると思いますが。だから、質問者さんのブラックバスが特に悪者になっているということはまったくないです(別にブラックバスが憎くて駆除しているわけではないので)。現場の感覚では、水生生物の保全として、前述のように、止水域では、ブラックバスとブルーギルはまだ何とかなるが、アメリカザリガニやウシガエルをどうすればよいのか?ということに課題が移っています。また、護岸工事なども大きな問題で、魚関係でも多くの取り組みがありますよ。私はある場所で、タナゴの仲間とマツカサガイなどの二枚貝を保全するため、護岸工事の改善をお願いする活動をかなり行っていました。こうした活動も普通に行われています。
 一部、まったく効果が上がらない方法で行っている方々もいるかもしれませんが、それは偏った情報による判断かと思います。また、駆除できない場所で利用するということですが、前回のように、それほどブラックバスの利用価値で経済効果は大きくないのではないでしょうか? ここも価値観の問題ではありますが、ブラックバスの経済効果が在来の生きものに与える影響よりも大きく、みなさんがそういう方向性で合意するのであれば、民主主義上そうなると思います。ブラックバスが特定外来生物に指定され、現状そうなっていないのは、やはり在来の生きものを守るべきという声の方が大きいのでしょう。私自身にはとてもそれはうれしいことです。

 なぜ在来種を保護する必要があるのか? ですが、これは価値観の問題ですかね。人間の生活に支障がないなら、人が自然を好き勝手にしてもよいし、生きものがいくら絶滅してもぜんぜん平気、という感覚の人であれば、まったく保護する必要はないかもしれません。しかし、ここは価値観の他に、倫理的な側面もありますが、地球は人間だけのものではないので、できるだけ、他の生きものと共存できる方向を目指したい、というのが、保全生物学的な考えですので、それが保護する理由です。詳しくは、保全生物学の書籍などで生物を保全する意義をご確認ください。私の意見はもちろんありますが、そうした書籍では、より客観的に在来の生きものを保全する意義についても説明してあると思います。

 「漁師が困っている?外来魚による捕食圧でどのくらいの魚が減っているのか証明したデータは存在しないのに?」

 私は魚が専門ではないのですが、外来魚による捕食圧で、在来の水生昆虫がどのくらい減っているかというデータはいくらでもありますけれど、、、。ため池などで、在来の魚がどのくらい減っているかもデータはいくらでもあると思いますよ。もちろん日本全体すべての数字ではありませんが、地域的にはこれらについては、多くの研究成果があるので、それで十分です。

 「生物の命を奪うことを是とするのであれば」
 これは外来種の問題の理解が違うかと思いました。侵略的な外来種は、他の在来の生きものの命というか、種のレベルの存続にも大きく影響を与えるようになっていることが問題なのです。そのため、生物の命を奪う、とはまったく次元が違う問題かと。「生物の命」には動物だけではなく植物も含まれるかと思いますが、私は、生きていくために食事をしてはいますが、そこで生物の命が失われているかと思いますが、食事をするたびごとに覚悟?はそれほど感じておりません。申し訳ないことかもしれませんが。
 そもそも生態系は、食物連鎖で成り立っているので、生物多様性の保全では、特定の生物種の命を重んじる立場より生態系のバランスを維持することに重点を置いています。

 なんか質問者さんは一部の偏った情報だけでいろいろ判断しているようですが、すべての事に当てはまりますが、幅広い情報が正しい判断には重要と思いますので、もうちょっといろいろご自身で調べられたらと思いました。いろいろ本も出版されておりますし。

 今回で私からの回答は終わりにします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

根拠やデータなど、色々と反論はあります。が、水掛け論になってしまいそうなので一つだけ。

あなたのように、実際にご自身でも活動されて、勉強されている方であれば、外来種(特にバス)だけを批判することは無いと思っています。
また、いろいろと活動していく中で、結論として外来魚の害が最も大きく、全国あらゆる地域で駆除対策を行うべきである!
という結論に至る方がいたとしたら、それはそれで仕方ないのだと思っています。



私が、この質問でやはりガッカリしてしまったのは、やはり圧倒的にブラックバスだけが悪者になっている事実です。
回答者様の周りには良識ある方がいるのかもしれませんが、実際にはアメリカザリガニもウシガエルもコイも、全く悪者扱いされません。

他の方々の回答を見てください。
実際にルアー釣りをしてみてください。人通りのあるところでやっていると、恐らく声をかけられます。「釣れてもちゃんと殺せ」と。
テレビでブラックバス釣りが特集されたら、ネットで番組の感想掲示板を見てください。

世間が、いかに「ブラックバスだけ」を悪者にしているのか、わかると思います。

もう何回言ったかわかりませんが、私は外来魚に害が無いだとか、在来種なんて滅びても良いとは言っていません。

自然保護、結構なことです。
誰も慣れ親しんだ生き物の絶滅なんて望んじゃいません。
だったら、害がある生き物は問答無用で排除の方向に行っているのか?行っていませんよね?同じように害があるのに、見過ごされている(あなたのように、きちんと知識をお持ちの方ではなく、大衆が、です)種類が腐るほどいる。

本来、普通の大衆にとっては、自然保護なんて悪く言えば”その程度”の認識のはずなのです。

普通の日本人は、
「外来魚は在来魚を喰うし、駆除すべきだよ。釣りなんてもってのほかだね!やつら、放流とかするんでしょ?つれたら殺せよ!」
と思っているでしょう。
ですが、彼らのほとんどはアメリカザリガニの害も、ウシガエルの害も、何も知らないのです。

仮に伝えたとしても、
「よし、アメリカザリガニを根絶やしにしよう!!子供のザリガニ取りも禁止だ!!」
となならないですよね。




あまりにも知識が無いままに批判されているということが、ここで質問することでハッキリしました。

お礼日時:2014/01/08 14:38

自然保護の立場からお答えします。



 ブラックバスの影響は現在の進行中で、現在でも多くの貴重な生きものが影響をうけています。また、そ
れは魚だけではなく、水生昆虫類なども深刻な影響を受けています。

 このため、現在でも各地で多くの方々が在来の生きものを保全するために、バスの駆除を行っており、効果も一定程度見られます。もちろん、すべてを駆除することはできないため、効果があがりそうな止水域を中心にしています。

 自然保護の問題は価値観の問題でもあるので、あなたとは議論をしても平行線かもしれませんが、日本でも生物多様性の保全の重要性が認識されており、在来の生きものを守っていくことが方向性となっています。

 私もすこしでも在来の生きものを守っていきたいと思っているので、こうした活動にできるだけ協力をしています。そして、活動も生物多様性の保全上重要な場所を優先して行っており、こうした場所では大きく効果をあげることができているので、私は、駆除をすることで在来の貴重な自然環境を少なからず守っていくことは現状できていますし、できると思っています。

 現在でも密放流が続いているのが、大きな問題ですが、密放流がなくなれば(現実は無理ですが)、相当程度の在来生物を守っていくことができるでしょう。バスはかなり広がってはいますが、それでも日本の自然すべてに影響する程までには広がっていません。そのため、保全側では、密放流を止めることが非常に大きな課題となっています。

「10年後、20年後、100年後にどうなっているかはわかりません」
 このような論理になると、この問題だけではなく、議論をするのは難しいですね。
地球がいつまで持続するかもわからず、そこまで大きくなくても、いつ大きな自然災害が起こるか誰もわかりません。「将来どうなるかわからないから、やっても無駄」という論理だと、「ブラックバス産業なんて将来どうなるかわからないからやっても無駄」という主張にはどう答えるのでしょうか?
 まあ、100年たってもブラックバスは空を飛べるようにはならないと思いますので、密放流がなければここから自然に分布を拡大して爆発的に増えることは科学的にみても無いと思いますが。

 また、質問者さんは、ブラックバス産業の現状と将来性を試算した上でその重要性を主張されていると思いますが、素人の私には、ブラックバス産業がそれほど経済効果のある重要な産業には思えません。
 そもそもこちらも価値観の問題ですが、「ブラックバス産業」で一部の方が利益を得ることよりも、在来の生きものを守ることに価値を置いているので、正直、ブラックバス産業などまったく必要無いと思っています。一般の人に聞いてもそちらが多数になるのでは? ブラックバス産業といっているのは、あくまで少数のバス釣り愛好者と思いますが。

「いずれバスも「そこにいてあたりまえの魚」」

 私は多くの人がこのような考えにならないことを祈っています。こうなってしまうと、日本にパンダがいてもクジャクがいても(クジャクはすでに野生化している場所もありますが)、当たり前になってしまいますから。

 人は自然に悪影響を与えすぎています。すでに絶滅してしまった生きものも少ないない現在、すこしでも在来の生きものを守ることができればと思っています。そのため、私は今後ともバスの駆除などの活動にはできるだけ協力しようと思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

はじめて、きちんとしたお考えをおもちの方に反論いただいた気分です。ありがとうございます。

何度も申し上げますが、私は駆除できるなら。それで本当に日本の自然環境が守れるのなら、駆除も致し方なしと考えています。

そのため、限定された水域などでの駆除は意味があると思いますし、やるべきだと思います(そんな小さな釣り場では、経済効果などたかが知れていますしね)


>日本でも生物多様性の保全の重要性が認識されており、在来の生きものを守っていくことが方向性となっています。
素晴らしいと思います。
個人的には
「生物多様性なんて戦後の開発でとっくに失われてるのに今更…」
「生物多様性を保護しても、目に見える利益なんてどこにも無いのに…」
という意見ですが、あくまで個人的な考えですし、価値が無いとは思っていません。

また、私も密放流には反対です。反対というか、単純に犯罪です。

私が主張しているのは、
「駆除の意味が無い場所で、意味の無い殺戮を続ける意味ってどこにあるの?
 それなら利用した方がいいんじゃない?」
ということです。

何度も何度も何度も言いますが、駆除できるならしましょう。
駆除できる場所ならしましょう。
できない場所なら、利用しましょう。

そういう話です。


>「いずれバスも「そこにいてあたりまえの魚」」
>私は多くの人がこのような考えにならないことを祈っています。
事実上、ブラックバス他、ブルーギルなども既に分布的には「そこにいて当たり前の魚」になっていますよね。
ザリガニやコイなどと同様、在来種に悪影響を与える外来種です。
ですが、前者は声高に駆除と言われず、ブラックバス/ブルーギル(特にバス)のみが駆除、駆除!と言われるのは何故なのでしょうか。



あなたのご意見を見て、やはり”ブラックバス”が特に悪者になっているのは

 ・生物の”捕食”というインパクトのある害
 ・根絶、あるいは減少させられるという意識

の2点なのだなと思いました。



>在来の生きものを守ることに価値を置いているので、正直、ブラックバス産業などまったく必要無いと思っています。一般の人に聞いてもそちらが多数になるのでは? ブラックバス産業といっているのは、あくまで少数のバス釣り愛好者と思いますが。
あなたのおっしゃる通りです。そして、それが一番の問題だと感じています。
ブラックバス産業!と言っているのはほんの一部。それは仕方ないと思っています。
ただ、私が問題だと感じ、一番気に入らないのは、そういう人たちに限って
「じゃあ何で在来魚を保護しないといけないの?」
と聞くと、何も答えられないことです。

なんとなくのイメージで、ブラックバスだけが悪者になっているのが非常に残念なのです。

知識があれば、雷魚も、ブルーギルも、ウシガエルも、鯉も、ザリガニも、すべてが駆除の対象になるはずです。
そうならないのは、結局感情論とイメージだけで批判しているからだと確信しています。


土着の自然を守りたい?なら護岸工事にはなぜ手を上げない?鯉は?フナは?ザリガニは?
そもそもあなた方の言う土着の自然とは何?

捕食が問題?ナマズウナギニゴイケタバスアユの稚魚大型のコイetc、魚食魚は他にもたくさんいますよ?

漁師が困っている?外来魚による捕食圧でどのくらいの魚が減っているのか証明したデータは存在しないのに?
そもそも内水面の天然魚漁師って何人いるのか知っている?



私は、自分の意見こそが正しい!!
とは思っていません。
ただ、私の意見は、マスコミに植え付けられた安い批判でもなく、釣り業界がこさえた利益しか考えていない暴論でもない。自分で考えた、自分の意見であるつもりです。

他者を批判し、生物の命を奪うことを是とするのであれば、それだけの覚悟を持つべきであると、私は思っています。

お礼日時:2014/01/07 22:29

意見を募るのはアンケートです



ここで意見を聞いても解決しないでしょ?
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>駆除が事実上不可能なのであれば、バスの駆除は諦めて…


基本的には賛成です。

私も外来種を放流してしまった過去の行為を肯定している訳ではありません。ブラックバスが棲息し続けるという現状を受け入れて、それを利益に結び付ける方が未来的で逞しい選択だと思います。質問者さんのデータによるなら、鮎や鮭の放流が許されて、ブラックバスが許されない、という疑問に対する明確な答えがなくなってしまっていると思います。ただ、プラックバスをどうやって市場に送り込むのか?という問題は私には分かりません。

環境問題は最初に誰かが声高に訴えた主張は、たとえ学問的に否定された後でも長年に渡ってまかり通ってしまいます。「環境」を研究のネタにしている学者や、それを支援する企業があると、たとえその学説が破綻した後でも、利益を手放さないようにするために、必死で持論を守ろうとするのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

個人的には、新しい産業の構築は必要ないと考えています。釣り産業で十分でしょう。

ブラックバス釣りは非常に面白い釣りです。
釣り場も多く、生餌も使わないため、参入障壁も低いです。だからこそあそこまで流行りました。

ただ、もはや世間一般の理論として
「ブラックバス=悪者」
になっている現状では、新規ユーザーの取り込みは不可能。既存ユーザーもやり辛いことこの上ない状況です。

この悪者論だけ払拭されれば、それだけで地方の湖沼も、釣り産業も潤うと思うのですけどね…



この質問に対する皆様の回答を見て、正直愕然としています。
ブラックバスに害が全く無いとは言いませんし、駆除できるならするべきだと思っていますが…それにしても、皆様あまりにも外来魚問題に対する理解が薄すぎる。

お礼日時:2013/12/30 12:33

結局、バスつりは、肉食文化の白人が考えた釣りゲームなんですよね。


これにかぶれた方が日本に放流したのがきっかけでしょ?

ところがそれをほかの湖に許可なく放流したんですよね。
そこがこともあろうに琵琶湖だった。

琵琶湖というと、稚アユの産地でした。

全国の河川に稚アユを出荷したところ、バスが混じっていた。

放流したんだが日本の食文化では受け入れられない魚でどこも食害で手を焼いている。

という状況なんでしょ?


こういう現状で、バスはそこにあって当然の魚として認識されようもないです。

とにかく無責任というかなんというか困るなあ・・・ですよね。


それはそうと、もし、お暇なら、KENTANTAI さんのyoutube 見てください。 

ブラックバスを食ってますよ。 なかなか面白いお方です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ですが、的外れです。何度も言いますが、
 ・バス/バス釣りが是か非か
ではなく、
 ・なぜ意味無い駆除を続けるのか?
を聞いています。


また、質問内容とはズレてしまいますが。
ブラックバスの放流の歴史も、回答者様の認識とニュアンスが大分違います(これには諸説ありますが)
また、当時は自然保護なんて考え方は世界中のどこを探してもなかった時代なので、その時代の功罪についてとやかく言うのは違うかな、と

問題はその後です。
ブラックバスが全国に広まった背景は一筋縄ではいきません。琵琶湖のアユ放流はもちろん大きな原因ですが、当然それだけではなく、一般の釣りファンによるゲリラ放流の他、釣り業界による放流もあったという話です(本当の事実はわかりません)

また、食害に手を焼いている…というのも同様に事実はわかりません。
バスが他の魚をメインの食料としているのは事実ですが、それが在来魚の減少に一体どれだけの影響を与えているのか、明確なデータはありません。
(また、ナマズやニゴイ、ウナギなど、在来魚にも肉食魚かつ大食漢な魚は多数います)


バスの食用利用は、事実上不可能です。
ブラックバスは本来淡水魚としては美味しい魚ですが、マスコミの報道により、ブラックバス=どんなドブ川にでも住む汚い悪者!
という印象がついてしまいました。
そのため、どんなに食味が良くても、好き好んでブラックバスを食べることはありません。
また、いくらオイシイといっても淡水魚の中では、の話です。現代日本人は、そもそも淡水魚の食味は好みではありません。
そのこともあり、淡水魚の水揚げ高/需要は海水魚に比べて圧倒的に低く、また、その少ない水揚げ高のほとんどが「養殖池による」養殖のものです。

そもそも現代の食用淡水魚は、海水魚のように
「川や湖に住む魚をつかまえて出荷する」
商売ではないのです。

お礼日時:2013/12/30 12:26

■このように、事実上駆除が不可能なのに駆除!駆除!と目くじらを立てるのは何か意味があるの?


百害あって一利なし、ただの害魚でしかない!!というのであればそれもわかりますが、産業利用で利益が出るであろうことはわかっているのに…
と思っています。

>>またまた、つたない回答をさせていただきます。

大河川で駆除が困難なことは誰もがわかっていることなのです。(だから我々にとっては厄介なんです。)
産業にしたいということであれば、産業は民間で行なうもので、誰がやってもよいのではないですか?
法律に触れ無い範囲ですけど。

質問者さんの主張されるのように、”駆除不可能”な魚と仮定するとですよ。。仮に駆除しても、また、リリースしなくても、生き残るのですから。 現状の駆除やリリース禁止などは、起業者には、何ら障害にはなりません。

例えば、日本の自然環境においては天敵がないのですから。最低限のモラルとして、日本古来の魚種を食い荒らす側の魚をリリースは禁止という条件下で漁協がバスの遊魚権を販売するのはいい案だとおもいます。駆除できないけれども、いちおう駆除に努力しながら日本古来の魚を食したマイナス分を補えるなら漁協の建前もちゃんと保たれるでしょうから。

ただしこうすると、遊魚権を買わないと密漁ということになります。

なぜ、ここで私が漁協でうんうん。。というのは、漁業権という問題がありますので漁協が登場するわけです。
これに関しては各都道府県ごとに条例があります。内水面うんぬんという条例かとおもいます。

関係ない話ですが、・・

それから、せひ、本当に美味しい天然アユにめぐり合ってください。7月~8月にかけて清流の晴れが2週間続いた頃のアユを食べて下されば価値がわかるとおもいます。めっちゃくちゃ旨いですよ。 養殖アユでも生きたものは美味しいですが天然ものは極希にはらわたも旨いです。

それから、ルアーやフライはやまめ・しらめ・さつきます・あまごなどで十分ですよ。40cmクラス釣るとかなり引きます。
こっちもアユ食べて育ちます。フィッシュイーターでミノーやスプーンでゲットできます。

いろいろな案を考案され、ぜひ、将来の日本の河川を守っていただきますようよろしくお願いいたします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ブラックバスの市場規模は、全盛期の10分の1とかです(すみません、具体的に何分の一か、正確なデータはありませんでしたが、釣り具屋の売り上げはそのくらいは減っているとのことでした)

そこまで縮小した理由は、ブラックバスという種が安定期に入り、個体数が減って、そう簡単に釣れなくなったというのも大きいですが、マスコミによる「バス=悪」というイメージ付が一番の原因です。

「リリース禁止しても減らないならリリース禁止でも問題ないだろう」
と言いますが、バス釣りを産業として考えた場合は大問題です。
食べるわけでもない魚を、殺すためだけに釣るなんて、そんな趣味が楽しいわけがありません。

みんなから批判されながら続ける趣味もまた、自分は悪くないと思っていても、どうしても後ろめたさが付きまといます。
(今のバス釣りがこの状況です)

また、すでに回答していますが、バスもほとんどの河川、湖沼で遊漁券が必要ですよ。というより、厳密には遊漁券無しで釣りができる水面は、私有地以外どこにもありません。
(ただ、遊漁券というシステム自体が有形無実化しているので、バス釣りに限らず釣り人の多くが遊漁券を買っていませんが)



また、アユについて。
私はアユ釣りもしますので当然知っています。

また、マス類のルアーフィッシングもしますので釣り味も知っています。

どちらも素晴らしい魚、素晴らしい釣りです。

しかし、ブラックバス釣りとは違いますし、関係ありません。

お礼日時:2013/12/27 16:09

私は、本来日本の内水面にあってはならないもの = 駆除しなければならない生物 という認識なのです。


漁協側は、あってはならない論でしょう。琵琶湖でのリリース禁止は責任問題でもあると思います。

実際、河川には、バスの問題よりも深刻な問題もあります。冷水病です。
私の知る範囲では、北米から移入された病原菌がDNA進化により日本に適合しているようですね。
この病気は河川の泥のなかに潜んでいますし全魚種の中で生きますので根絶できません。
被害は甚大で全国の河川にある魚(特にアユ)が絶滅しないかな?と心配します。
実際きれいに見える河川でも小さい魚がわずかしか見えませんから。

菌は人間のウェーダーなどに付着して河川間を移動できます。
この北米からの病気が非常に厄介なのです。
とにかくバスブームによりため池に移入すると病気も移入します。
到底自然保護にはつながらず病気の蔓延になります。
これらのネガティブな要因も外来魚を保護する理由に繋がらないです。

病気がバスで移入したとは言えないのですが、安易な輸入や国内放流はいけないと思う次第です。
河川間で魚を移動させることも大変危険です。

■質問は、駆除をして意味があるのかですよね。

>>結果はバスが1日~2日に一回食餌するとして、駆除したバスの数×182の固体の在来種が守られます。
繁殖できる固体を駆除すれば産卵数を減らせます。人間が天敵にならないとどうなりますか?
(2日に1回の食餌頻度は、私がダム下流中流域の河川のアユの釣れる本格的釣り場でバスを捕獲して飼育してみた観察からです。)

駆除は、ところによっては効果が出ている池もあるようです。

毎年晩秋に水を抜いてしまうような池でもバス釣りやってる姿を見るとそこまで来たかと残念な気分です。
釣りを楽しむなら日本古来の魚を沢山釣って食えれば最高だとおもいます。

以上討議するつもりはございませんがつたない釣り人の意見です。
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

駆除できるならした方が良いというのは、私も同意見です。
ただ、事実上不可能なので、だったら利用した方が良いのでは?
というのが私の意見です。


駆除については、私も質問文に書いていますが、小規模の河川、池でなければ効果は出ません。
駆除で一時的に数を減らせても、減った分のバスに餌がいきわたり、より元気に、たくさん繁殖するようになるだけだからです。

効果のある駆除とは、毎年毎年、かなり大規模な駆除(駆除ブームの時以上の規模です)を継続するか、水を抜ける池などで、一匹残らず駆逐するかの2パターンしかありません。
前者は、予算的に不可能です。後者は、一部水域でしか不可能です。


荒川上流、入間川水域では、毎年、年に何回も駆除作戦を実行しています。
駆除された後はその付近では減りますが、数キロ移動すれば変わりませんし、駆除された場所でも数か月後には元通りです。
あれだけ広い川では、一か所で駆除したところで意味なんて無いのです。


このように、事実上駆除が不可能なのに駆除!駆除!と目くじらを立てるのは何か意味があるの?
百害あって一利なし、ただの害魚でしかない!!というのであればそれもわかりますが、産業利用で利益が出るであろうことはわかっているのに…
と思っています。

お礼日時:2013/12/27 13:50

直ぐの回答有難う、そう来ると思っていたよ。


自殺したはホラだが、マジに止める人が身近にいたから魂で書いた方便だ。

バスが問題に成りだした頃は今ほどネットなんて少数時代(20年以上前だから精々10%以下だろう)だからネット上には載らない話だ、反論の口実を調べるだけ無駄。

何かとバス釣り好きな方は近場で楽しみたいからと言う理由だけで他人所有の池などにバスを放流して良い時期になれば柵を切り裂いてまで入り込んでしたい放題、私が住む超ド田舎でもバスが居る位だ。

貴方はこんな奴らとは違うと言うかもしれないが現場で注意すれば脅す殴る蹴るの暴行まで犯す、そんな行動を起こす輩が大勢居るので別の魚を育てて生きている人には決して認められないのです。

私は決して貴方にとって難しい事は言っていないと思うけど?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

申し訳ございません。
罵倒合戦は意味がないのでやめましょう。私の方も、根拠を示せないものがたくさんあるので。

話を元に戻します。何度も言いますが、
 ・バス釣りが是か非か
ではなく、
 ・なぜ意味無い駆除を続けるのか?
を聞いています。



淡水漁業従事者様から見たら、駆除でいなくなるとかいなくならないとか関係なく、認められない!というのが理由なのかもしれませんが、そうではない普通の方(ここにいる方々もです)も、バスは悪者!駆除!!
という意見で固定されていますよね。

淡水魚なんて、せいぜい年に数回、マス類とウナギくらいしか食べないのに、です。

ブラックバスがいて、一般の人に何か不都合があるのでしょうか?

気分が良いものではないというのはわかりますが、駆除は事実上不可能なのに、駆除を続ける意味はあるのでしょうか?

そういう質問です。

お礼日時:2013/12/27 00:12

>彼らのように、いずれバスも


「そこにいてあたりまえの魚」
になる未来は無いのでしょうか?

ハッキリ言って無い。
バス釣り大好き人間であれば短絡的に考えるてしまいがちです(何故かな)。
この魚を使って商売すればと、従来から生きている魚介系を取ったり育てて生活している人は今だに大勢居ます。

>ヘラブナも鯉もニジマスも、釣魚として人気の魚で、放流もされていますが、いずれも自然には存在しない魚です。

バス(基本他の生物を食す)、ブルーギル(他の生物及び魚卵を食す)前に輸入されたへらやニジマス等この魚達はほとんど他の生物に影響を与えません、バスなどの後半に外来魚はそこにいる生物をやたら食いつくした挙句共食いまでします。

>にもかかわらず、釣りファンが多いという理由で養殖され、全国に放流されています。

昔ながらの伝統食材を守ろうと養殖している所がべストポイントなのでルアーを投げたら養殖網に引っかかった~、ルアーが網から取れない、ルアーは高いからと養殖網を切ってルアー1個を回収、そのせいで養殖していた魚が全て逃げ数百万単位の損失受けている人が沢山居るしそのせいで生活が出来ず自殺した人までいるのを貴方は知っている?。

バスやブルーギルが食べて旨いものなら良いが美味く無い魚、バスをもっと利用しようと地元シェフが食材に使っては見たがさっぱり売れない。
一言言えば、伝統魚や食品・カエルやザリガニ他などの生物が居なくなっては食文化と生態系が確実に壊れている。
バスをどうやる気にさせ食わせた後、やり取りや引き味とか大好きなのは判るけど、放流した為人や作物に対しての病害虫が増えるなどと他人には大面倒な事に成っているから無作為な外来魚持ち込み放流は止めてよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ですが、的外れの上に知識不足ですね。
何度も言いますが、
 ・バス釣りが是か非か
ではなく、
 ・なぜ意味無い駆除を続けるのか?
を聞いています。

私も、もしバスを撲滅できるなら、駆除をした方が良いと思っています。
ただ、撲滅は不可能なんです。不可能だったんですよ。
生物、自然について知識の薄い人は
「たとえ一匹でも駆除した方が減るにきまってるじゃん」
と思うようですが、違います。
付け焼刃の駆除はまるで意味がないばかりか、場合によっては適度な間引きによって個体数を一定に保つ可能性すらあります。
(捕鯨の例などがわかりやすいですね)

それをご理解したうえで、ご回答いただければと思います。



また、質問の意図とははずれてしまいますが、他の部分も誤った知識が多すぎなので訂正いたします

>輸入されたへらやニジマス等この魚達はほとんど他の生物に影響を与えません、
ニジマスは肉食です。ニジマスやブラウントラウトなどによってヤマメやアマゴなど、在来の渓流魚が駆逐されてしまった川はたくさんあります。
また、ヘラ釣りの餌により水質が悪化した場所、コイの繁殖によって水草が壊滅した場所などもたくさんあります。

>バスなどの後半に外来魚はそこにいる生物をやたら食いつくした挙句共食いまでします。
共食いはほとんどの生き物が行います。また、質問文にも書きましたが食い尽くすということは、規模の小さい閉鎖水系でもない限りはありえません。事実、ありませんでした。


>全て逃げ数百万単位の損失受けている人が沢山居るし
知りません。初耳です。調べても出てきません。
ワイドショーなどの知識を拡大解釈してさも事実のように語るのはやめてください。
また、実際に損害を受けた方はいると思いますが、何故バス釣りだけなんですか?
他の釣りでも同様に網にかかって切ってしまうことはあると思うのですが…
また、養殖業者に被害が出る!ということなら、養殖は囲われた場所で行うはずなので、バスの食害には関係ないと思うのですが…
あと、ご存じないみたいですけど、淡水魚の養殖って海の養殖と違って、池や川に網を張って行うことってほとんど無いですよ?(多少はありますけど)
知りもしないのにテキトー書くのやめたほうがいいですよ。

>一言言えば、伝統魚や食品・カエルやザリガニ他などの生物が居なくなっては
バスはカエルをほとんど喰いませんし、バスの生息域に住んでいるザリガニはすべて侵略的外来種のアメリカザリガニです

お礼日時:2013/12/26 22:27

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