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こんにちは。
今回質問させていただきたいのは、竹の伐採についてです。
私は現在、奈良県の大学で考古学を学んでいます。
その対象である、奈良県のとある一つの古墳が全く整備されておらず竹林となっており、かつては綺麗に望めたその古墳の歴史的景観が現在では維持されていないという問題点に着目しております。
そこで、時間をかけてでもその古墳の一方角からの景観だけでも取り戻せないかと考えております。

具体的には、その古墳の一方面だけでも竹を伐採し草を刈ることによって、古墳としての外観を捉えやすくしたいという事になります。

現状、古墳の地権者の方の許可がおりているわけではなく”伐採したい”という意識のみの段階なので、仮に伐採の許可が得られまいとしても無駄になることはないと思うので、まずは竹の伐採についての体験や知識を得てから、地権者の方に当たってみよう思っています。

そのために、奈良県で竹の伐採のボランティアが出来る環境はないか教えて頂きたいと思い、投稿に踏み切った次第です。

調べてみると、竹の伐採に適した時期は秋頃との事なので、今すぐにというわけにはいかないとは思いますが、情報を何卒よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

竹藪化した親戚の裏山を6年がかりで伐り払ったものです。



[基本的な知識]
 ・竹は気ではなく草なので非常に成長速度が速い
 ・地下茎で繋がっているため、地上の竹を伐採するだけでは完全駆除は出来ない
  (やろうと思ったら重機で50cm程度土を掘り返して、地下茎を全てとり払う必要がある)
 ・竹はほっておくと、年間数mづつ勢力範囲を広げて行く
 ・夏ごろの日差しで貯めた栄養で次の年の育成の糧にするため、
  この時期の光合成を防がないと次の年に影響する

[駆除の方法]
 1)伐採
  ・のこぎりやチェーンソーなどを使って竹を切り倒す
  ・今生えているものに対処するにはこれが一番手っ取り早い
 2)農薬
  ・竹用のラウンドアップを注入する
  ・効果が出るのは数カ月単位
  ・地下茎でつながっているので、周辺の竹も連鎖的に枯れて行く
  ・伐採ほどはすぐには効果はでないが、確実にからすことが出来る
  ・ただし、付近で畑などをやっている場合、地下茎により農薬がどこまで影響するかわからないので
   気をつけて使う必要がある。あと農薬自体が少しお高め
 3)重機
  ・1)を行った後で地面を重機で掘り返して地下茎を掘り出し、竹を根本から断つ
  ・当然手間もお金をかかる


[問題点]
   *道具が必要
    竹藪の量にもよりますが、のこぎりの一本や二本では作業がはかどりません。
    自分の場合は
     ・原動機付きチェーンソー(山間だと電源が準備できないため)
     ・バッテリー式の電動ノコギリ(小型なので、チェーンソーでは取り回しが難しい場所で)
     ・鉈(自分はとび鉈を使っています)
     ・刈り払い機(生えたての細い竹や、地面の切り残した分を切るとき)
     ・ノコギリ(ベルトホルダーに差しこんでおいて、必要な時に利用)
    などを使っています。
   *切った竹の始末
    竹は切る作業よりも、切った竹の後始末の方がはるかに大変で時間がかかります。
    具体的には
    ・粉砕機で細かく砕いて肥料にする(ただし、粉砕機はお高い)
    ・邪魔にならないところにおいて腐るのを待つ(5~6年かかります)
    ・適当な長さに切って燃えるゴミの日に出す(既定のサイズに収まるようにしなくてはいけません)
    ・ゴミ処理場に持ち込む(運搬の車両が必要なのと、処理代金が有料なのがネック)
    ・焼く(消防への届けが必要だし、火災事故につながる危険がある)

   *重労働&危険
    ・長いものになると20mを越えるものもあるため、非常に重い
    ・切って倒れてきたり、枝が刺さったりなどの怪我やぎっくり腰の危険がある
    ・住宅地や道路に近いと、倒れた竹が器物を損壊しないように注意しなくてはいけない


とりあえずはこんなところでしょうか?
古墳と言うことは相当に範囲が広そうなので、一人での対処は難しいでしょう。
可能であれば行政や、里山保全の団体(竹は繁殖力の強さから生態系を崩すため、大きな問題になっています)なども
巻き込むことを考えた方がよろしいかと思います。
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 元々の姿とはなんぞや?



 宮内庁管轄かもしれないけど。

 まず、すべきはその古墳の近くの住民が望んでいることかどうか。あなただけの思いだけでは無理でしょう。 それに行うとしてもプロジェクトを立ち上げて予算の確保なども必要ですよ。

 昔の姿の再現を再現したCGなりの映像をつくり、関係各所に理解してもらってからでしょうね。


 竹に関しては京都でも竹の子の産地とかあるけどね。全て伐採するより整備するかたちなら可能かもしれませんけど。京都の天王山や西山山系などでは竹林の放置されている所を整備されています。ボランティアで行っているようですが。参考に成るかもしれませんが。
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 墳墓は見せる為の物ではありませんので、そのままで構いません。


竹も景観の一部です、観光施設でもありませんし

竹は伐採しても根が残りますからまた生えてきます、根は掘り出さないといけないので墳墓の破壊になります、だから誰もしないのです。

自然に帰るが日本の基本的な宗教様式です、お墓に土が積もり草が生え木が育ちで構わないんです

あなたのしようとしてる事のほうが、古墳破壊ですよ。
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一つだけ・・・


> 竹の伐採に適した時期は秋頃
これは伐採した竹を使うには、秋に切った竹がいいということです。
2次利用は二の次で、取りあえず景観保全のためであれば時期はいつでも構いません。
むしろ春、竹の子の状態で切れば切るのは楽です。
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参考にしてみてください。



参考URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~waroh/zohki-2/take-2 …
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