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スキージャンプ競技では着地姿勢でテレマークを決める必要があるとよく聞きますが、これにはどんな意味があるのでしょうか?

例えば走り幅跳びでは踏み切りラインからより遠くに飛んだ選手が優勝、とルールがはっきりしています。着地が汚かったから減点ということはありません。
しかしスキージャンプでは距離だけではダメということで、なぜ着地の美しさまで求められるのかが疑問です。

これはスキージャンプ競技の成り立ちによるものなのか、はたまたルール変更になった事件・事故などがあったのか。
何か合理的な理由がないとこのルールはおかしいと思うんですよね。それになぜあの姿勢が採用されたのかというのも気になります。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

質問の内容の中に 同意出来る部分と理解してほしい部分があります。



No.3の方が言われているように 私も テレマーク姿勢の要求は
美しさというよりも ランディング時をより安全にということで
生まれたのではないかと思っています。

例えば走行中の電車の中で進行方向に向かった状態で二本足で
立っている時に 急にブレーキが掛かった時を想像してみて下さい。
前に倒れるのを避けるために反射的に片方の足を前に出しますよね
それが『テレマーク姿勢』なのです。
YouTubeで「テレマーク」で検索すると アルペンスタイルのスキーとは
全く違うスタイルの滑りを楽しむ「テレマーク・スキー」の世界をたくさん観られます。
例 

私自身も20年以上前からそのテレマーク・スキーを楽しんでいる
一人なのですが 踵を固定しないままで滑るノルディック・スキーで
急斜面を安全に滑り降りるためには テレマーク姿勢は必要です。

ただ スキーのジャンプでその姿勢で着地しないと減点するという
採点システムには 私も少し疑問を持っています。
テレマーク姿勢をとらなくても 転倒しなかったならそれでいいんじゃないかと・・・



 
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着地の型の美しさが問題になっている訳ではありません。



テレマーク姿勢は、昔スキーのビンディングが靴のつま先を押さえ、
踵部は歩行のために自由だった頃、斜面を滑り降りる際に最も安定に
旋回できる姿勢とされていました。
特に、斜面が急な場合には、両足を揃えた姿勢よりも、予期しない
変化により容易に対応できるといわれています。

ジャンプの着地にテレマーク姿勢が要求されるのは、この安定さ、
つまり安全性を確保するという点から来ています。
衝撃吸収の点でも優れています。
ジャンプの着地に付いての詳しい説明は次のURLを見て下さい。
http://page.freett.com/skijumping/landing.html

それが様式化され、原点が見えにくく成っているのが現状かと
思います。
安全に着地したんだよと云う「デモストレーション」に成っている
感じもあります。

しかし、K点を越え、ヒルサイズに近い大ジャンプになると、着地斜面の傾斜が
緩くなりテレマークを取る余裕が無くなり、両足を揃えた着地になりがちです。
これは、無理にテレマークを入れようとするとかえって危険だからです。
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空中姿勢や着地の美しさを競う種目は他にもいくつかあります。

例えばフィギアスケート、体操、飛び込み…などを思い浮かべます。テレマークは転倒寸前などの状況では姿勢を保つことができません。着地の際にある程度の余裕がなければならないのです。ただ長い距離を飛ぶだけではなく、空中姿勢や着地の美しさも競技の中に含まれているのです。そして美しさは得てして「余裕感」でもあるのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「美しさを競う競技」というのは仰るとおりフィギュア、体操など理解できますが、こういう「飛距離+美しさを競う」という複合型は個人的にどうも受け入れにくいんですよね。
モーグルが「タイム+ターンの美しさ+エアの美しさ」を競う競技として、複合型では最たるものだと思いますが、あそこまで行くと逆に(言葉は悪いですが)「最強の器用貧乏決定戦」みたいに思えて楽しめます。

なんというか、オリンピックほどの国際的なスポーツの祭典は初めて見た人間が「この競技は何を競う競技なのか?」というのが一発で解れば解るほどいいと私は思っています。
100m走だったら「100mの距離をより速く走る」というのを競う、重量挙げは「どれほどの重量を持ち上げられるか」を競う、体操は「どれほど難しい技をこなせるか」を競う。
だったらスキージャンプは「スキーを履いてどれほど遠くに飛べるか」を競う・・・とみせかけて実はそうではないというのがなんだかなぁ・・・と感じてしまったので。
野球なんかはそういう意味ではわかりにくいので外されたのは仕方ないと思ってるんですけどね。同じ理屈で素人の私にとってテレマークの意味というのは非常にわかりにくい要素だと感じてしまいます。

お礼日時:2014/02/07 19:22

 テレマークスキーという項目を検索してみてください。


ウィキペディアはこちらです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC% …

何事も「型」が大事なのです。
ジャンプは距離+飛型点です。
テレマークは飛型点に含まれるってことですね。
美しく遠くへ飛ぶことを求められているわけです。

 単純に遠くまで飛ぶ競技は「スキーフライング」としてオリンピック競技にはないですが、ちゃんと行われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「テレマーク」と「アルペン」の型の違いは理解できました。
でも素人目にはやっぱり、勝敗に関わる重要なところでその「型」を採点するというのがどうも納得しがたいです。
効率的に遠くに飛ぶために「型」が重要!っていうならわかるんですけどねぇ・・・。

ここら辺は外国人が柔道の「一本の美しさ」がイマイチ理解できないのと同じなのでしょうか。
柔道が国際化を目指して主観的な美しさよりも合理的なルール改正を強いられたにもかかわらず、こういう競技は北欧人の主観の美しさを求められるというのもなんだか納得できない話でもあります。

お礼日時:2014/02/06 22:23

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