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よく外交で公式会談、非公式会談とありますが、両者の違いは何なのでしょうか?非公式会談なら、話し合われたことは効力がないんでしょうか?

A 回答 (2件)

普通の会社の会議でも、近所の集会でも



肩書きと役割分担に従ってそれぞれの立場で発言や決議をして、決定事項を記録に残しますよね?

でも実際のところ、いきなり大きな問題への討議を公式会議にぶつけても、議論が深まらなくて結論が出ないというケースもある

なので、事前に主だった関係者同士で根回ししたり <-表に出ない水面下の交渉
公にした上で事前の意見交換をおこなったり <-会議した事は公表するがその中身は原則非公開

そう言う事前のすりあわせや問題点の洗い出しをする事が良くあります

そう言う難しい問題を事前にぶつけておいて、互いの考え方を理解して問題の解決策や妥協案を内輪で詰めておいてから、公式会議を開催すれば議論のポイントを絞ることができる。

決まらない会議を延々とするのは非効率なので、事前に準備するのです

よって非公式会議は、飽くまでも事前の準備であってその結果で何かが確定することはない

まぁ非公式会議の結果、話が纏まりそうも無いのでその後有耶無耶になるというケースもあるが
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この回答へのお礼

ありがとうございます とてもわかりやすいご説明でした!

お礼日時:2014/04/07 01:04

>非公式会談なら、話し合われたことは効力がないんでしょうか?


効力はあります。しかし最終的には相手国によります。公式会談も効力を発揮すろかどうかは、究極的には相手国によります。

北朝鮮の拉致問題を喩えにしてみましょう。実際にあったということではなく、例えばこんな展開があれば…、というつもりで読んででください。

非公式会談で、拉致被害者の情報が前面公開され、全員日本に帰れることになり、その見返りとして日本は北朝鮮の軍備拡張の支援を約束したとします。この情報が筒抜けに知れてしまえば、

・日本の国内では北朝鮮が日本に対して攻撃をしてくる心配をする人が出てきます。また憲法九条や武器輸出禁止条項などを理由に反対する人が出てきそうです。

・北朝鮮では新式の軍備が自前ではなく、日本製であることがばれてしまいます。日頃から情報操作によって、敵視し侮蔑している日本の技術が自国よりも優れていると分かったら、将軍の面子は地に落ちるでしょう。

このことから、会談によって日本は全拉致被害者の帰国、北朝鮮は軍備の充実という、双方が望む最大の利益を失うことになります。それを実現させるためには非公式会談が必要な場面もあるのです。

※繰り返しますが、このストーリーは素人の考えたファンタジーですので、そのつもりで読んでください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます 外交は建前と本音を分けないといけないということなんですかね よくわかりました!

お礼日時:2014/04/07 01:07

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