【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

先日、遺伝子ダイエット検査を行いました。爪で検査したところ、バナナ型と診断されました。

小さい頃から、痩せている方ではなく、平均かややぽっちゃりしている方です。がっちりタイプで、筋肉もつきやすく、今は月に1~2回ほど軽いジョギングする程度の運動しかしていませんが、歩くとふくらはぎの筋肉がでてきます(昔はよくスポーツをしていました)。体重計に乗っても、常に筋肉量が「多い」という結果がでます。
同じように育った兄弟は、いかにもバナナ型の典型で、手足も長く、筋肉もつきにくく、また食べても太らないタイプです。
遺伝子でも食生活によって、体型は変わると云われていますが、兄弟と同じような食生活でも、私の方が太りやすい体型です。自己診断では、洋梨型かと思っていたので、この結果に驚き、別の頬の粘膜をとる遺伝子検査もやってみたのですが、やはりバナナ型という結果でした。

バナナ型に多い、朝に弱いうということもありません。むしろ寝不足でも、朝はきちんと起きられます。

ダイエット方法も筋トレを行い、筋肉量を増やすと良いと書かれていますが、これ以上筋肉が増えて、脚のふくらはぎや太ももが目立つのは避けたいです。
素直にバナナ型のダイエットをした方が良いのか、どのようなダイエットがしたら良いのか悩んでいます。

このような私にアドバイスを頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 バナナ型なんて、ダイエット業界が不安を煽って儲けるために作り出した用語なんて、忘れてしまう方がいいです。

セルライトなんて馬鹿げた概念、用語と同じ、オカルトです。

 リンゴ型、洋ナシ型というのは、きちんとあります。前者が内臓脂肪過多、後者が皮下脂肪過多です。おおむね、男性は内臓脂肪が増えやすいためにリンゴ型が多く、女性は内臓脂肪が増えにくいため洋ナシ型になります(ただい、閉経前)。

 それが、リンゴ型・洋ナシ型それぞれに、肥満を起こしやすい栄養素がどうとか、果ては性格診断までやるようになってしまいました。遺伝子まであるとされている。そりゃあります。男性になるか女性になるかは遺伝子の組み合わせ(XY, YY)で決まりますから。しかし、性別決定以上の、例えば肥満は遺伝子なんか無関係です(正確には基礎代謝の個人差等に若干影響はあるが、無視してよいレベル)。

 もちろん、きちんとした医学的事実に基づいて説明する人は、そんなことは言いません。遺伝子別の痩せ方などもありません。もちろん、「遺伝子がこうなんだから、こうすれば痩せる」と思い込めば、ダイエットは続きやすいかもしれません。しかし当時に「こうすれば痩せる」という思い込みは、「だから多少食い過ぎても大丈夫」というリスク行動も生むことが知られています。

 間違ったことを信じて行うのは、平均すればリスクが高いのです。ごく一部に劇的に効果が出る人がいる反面、膨大に効果なしの人がいて、効果があった人の何倍も逆効果になった人もいます。

 バナナ型と呼んでいるものは、ほとんどがサルコペニア肥満のことです(残る他は間違った思い込み)。これは、体脂肪が過剰にまで増えたが、筋肉量は減少してしまった、という肥満です。リンゴ型、洋ナシ型両方に存在します。

 普通は体脂肪で体重が増えて来ると、重くなった体を動かすために筋肉も増えます。特に運動していなくても、普通の日常生活を送っていればそうなります。しかし、加齢、仕事の種類の変化などで、今までより動かなくなって、しかし食べる量が増えると、ちょっとまずい事態になることがあります(極端には、いわゆる食っちゃ寝)。

 動かないので筋肉が増えません。むしろ筋肉が減ることもあります。骨折のためにギプスでしっかり長期間固定して、治ってギプスを外すと、その部分の筋肉が驚くほど痩せてしまっているのは、よく知られた事実です。きちんと食事をして、体重的には痩せていないのに、そうなります。サルコペニア肥満はそれと似たような現象です。

 さらに、以前からよく言われていることですが、ダイエットとリバウンドを繰り返すほど痩せにくくなるということがあります。これの説明に基礎代謝低下を持ち出すのはオカルトと断じて差し支えありません。これもサルコペニア肥満と同じようなことが起こっているのです。減量はうまくやらないと、体脂肪より筋肉が先に落ちます。

 とりあえず体重的には目標に達し、食う量を体重に見合ったものにすればいいんですが、太っていた時の食事量に戻してしまう人がよくいます。そうなると、やはり余程うまくやらない限り、体脂肪の方が筋肉より大きく増えます。以前と同じ体重まで戻ってしまったとき、以前より筋肉率・量は下がり、体脂肪率・量は上がります。そうなると、動くのが以前より大変になり、動くことが減ります。これを繰り返せば、どんどん体脂肪は増え、筋肉量は減ります。

 基礎代謝は単純に体重比例です。骨格筋率や体脂肪率は無関係です。しかし、筋肉量が少ないと1日トータルで動く量は減ります。以前は楽々やれていたことが、辛くなってくると、やらないようになるのは当然のことです。高齢になって動ける量が自然減するのは仕方ないとしても、自分から年齢以上に動きにくい体にしてしまうのは、あまりいいことではありません。

 太ったり痩せたりについて、不思議な作用をする遺伝子なんかありません。バナナ型肥満などというものもありません。内臓脂肪(男性)・皮下脂肪(女性)という以外での、リンゴ型・洋ナシ型もありません。それらは全て、遺伝子は無関係です。遺伝子がこうだから、なんて思っていると重大な疾病、例えば甲状腺異常などを見逃す危険性もあります。

 オカルトまがいの業者もどきに1円たりとも金を使う必要はありません。遺伝子検査結果など気にせず、普通にダイエットし、普通に運動すればいいのです。
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