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モリブデングリスを塗りすぎ、取り付けたら上側(ブーツの小さい穴の方)からブニュ~っと出てきました。
出たのは拭き取ったのですが、塗りすぎは良くないのでしょうか?
予想ですがブーツ内満タンにグリス入ってるかとおもいます。

A 回答 (3件)

 意外に知られていないことですが、ボールジョインのグリスについて。



※タイロッドエンドに限らずボールジョイントのブーツ内のグリスは、潤滑よりも実はブーツの形状維持の為に必要です。(潤滑自体はボール部分をグリスで埋める程度で十分です。ボールの潤滑の為にブーツがパンパンになるほどグリスを充填する意味はありません。)
 ブーツの形状維持の為のグリスなので、ブーツが押されるとハミ出すぐらいでちょうどよいでしょう。ハミ出して来たグリスは拭き取っておきましょう。

※ハミ出して来たグリスにも働きがあります。
 それはナックルアーム機械加工面~ブーツ接触部間の潤滑です。
 操舵した時のことを想像してみてください。タイロッドエンドブーツはナックルアームの加工面と接触しながらクルクル回ります。この接触面が完全にドライだと、ブーツはあっというまにナックルアームに削られてしまいます。
 この部分にはグリスが残っている必要があります。故にハミ出してきたグリスをムキになってテッテー的に拭く必要もありません。

※但し。
 スタッドのテーパ部は、脱脂するのが理想です。
 このテーパ部分の設計では、ドライ状態(μ=0.14~0.16)として沈み込み量(スタッドがテーパ穴に入り込む量)を計算します。
 もしグリスが付いているとμは0.125以下となってしまい、沈み込み量が増え、結果、穴側の締付力(スタッドのテーパを締め付けるチカラ)が予想外に大きくなってしまいます。
 タイロッドエンドに限らずロワリンクのナックル側ボールジョイントのスタッドなどもそうなのですが・・・いわゆる『ダブルハンマ』の叩きまくりでは全く外せず、ボールジョイントセパレータでもなかなか外せないほどテーパがキツく入っているケースの殆どは、組付け時にテーパに油が付いていた為に起こります。
 脱脂は、ウェスにブレーキクリーナを染ませ、ブーツを縮めた状態にしてテーパ面をキュキュッと拭くだけで十分です。
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

組んだ際に塊がブニュ~っと出てきたので、みた感じではパンパンにはなっていないような気がします。

テーパーも両方ただ拭いただけですのでもしかしたらグリス付いてたかもしれません。

前回もだいぶ前に交換したのですがその際はジョイントボール付近に軽く塗る程度で、今回小さな穴開いていたのですが、グリスが出てこなかったので分からなかったのです。

その為今回多めに塗りました。
とりあえず様子を見てみます。

お礼日時:2014/10/02 23:57

エンドブーツですよね。



グリスを出してしまえばいいんです。
出すといってもエンドを掴んでぐりぐり動かして、
はみ出たグリスを拭き取る程度で問題ありません。

ブーツのチャックをエンド本体に密着させてください。
そっちのほうが大事です。

安物グリスで十分ですよ。
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>予想ですがブーツ内満タンにグリス入ってるかとおもいます



あまりにも入れすぎは良くないです
ハンドル操作でタイロッドエンドの位置が傾き
内部から圧がかかり
ゴムズレ、外れ、内圧でゴムのひび割れなどが起きる場合があります

どの位入れたのか分かりませんので
しばらく走行して、様子を見てはどうでしょうか
「タイロッドエンドのブーツを変えたのですが」の回答画像1
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
塗った量ですが、指の先から第一間接あたりの塊を塗り込みました。

様子をみてみます。

お礼日時:2014/10/02 21:41

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