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インターネットなどで検索すると「日本古来より」と記載されたページが多く引っかかります。
ところが、「古来」の「来」に「~より」という意味が含まれるため、
誤った用例だというページも検索で出てきます。
おそらく語釈的には誤りだと思うのですが、「日本古来より」と使用している人が
数多くいることを考慮して、この表現は誤り、使うべきではないのでしょうか。

A 回答 (3件)

 ひと口に「重言」と言ってもいろいろなレベルがあります。


 個人的には、「誤用」ではなく、「無神経な表現」とでも言うべきだと思います。
「重言」の多くは、下記のように簡単に修正できます。

過半数を超える→過半数に達する/半数を超える
思いがけないハプニング→思いがけない出来事/ハプニング
元旦の朝→元旦/元日の朝
ハッキリと断言する→ハッキリ言う/断言する

 個人的には、簡単に修正できる重言は使うべきではないと考えています。
 しかし、「馬から落馬する」も文脈によっては重言ではない、と主張する人もいます。 tobirisu5019671は当方の別名です。
【違和感を感じる……】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

 重言のなかには、簡単には直せないものもあります。
「歌を歌う」は「重言」ではなく、言語学では「同族目的語」などと呼ばれるそうです。簡単には修正できません。

 下記あたりは各質問板で繰り返し話題になっています。

  1)消費者の立場にたって考える
  2)なぜ犯罪をおかすのか
  3)東日本が甚大な被害をこうむった

「古来より」はずいぶん昔から「重言」と指摘されています。
「古来から」も同様です。
「従来」「旧来」なども同様で、「から」「より」は不要でしょう。
 手元の数十年前に発行された『朝日新聞のよう後の手引き』にもそういう記述があるのですから、ある意味由緒正しい「重言」です(笑)。

 重言に関して詳しくは下記をご参照ください。
【伝言板 板外編5──重言の話3】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-59.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

==============引用開始
2)古来から の修正案
  古来/古くから
 重言の例として指摘されることが多い用法で、同様の例としてあげられるのが「従来から」「旧来から」です。「来」の字に、時間的な始まりを示す「から」と同様の意味合いがあるため、重言になってしまいます。
==============引用終了
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#1ですが、補足すれば、


「古来、日本では」という表現が一般的だと思います。
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おっしゃるとおりで間違った表現(重言)になるでしょう。


明治以来の後、などと言うようなもの。
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