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着物の種類について、詳しい方教えて頂ければ幸いです。
写真の着物について質問です。
これら2つは小紋でしょうか?
水色のほうは友禅?と聞いていますが、自分ではよく判断がつきません。
友人の結婚式(レストランウェディング)に招待されているのですが、着ていくものに悩んでいます。過去のいろいろな質問を見ると結婚式に小紋は不可と書いてあったり、二次会ならok、帯で格をあげれば大丈夫など、様々な見解があり、正直何が正しいのかよくわからずにいます。
かなりこじんまりした人前式だそうです。(30人くらい?)
新郎新婦の親御さんも洋装だったり、訪問着を着るというカジュアルな感じらしいのですが…
詳しい方教えて頂ければありがたいです。

「着物の種類について これは小紋でしょうか」の質問画像

A 回答 (3件)

遊びで着物を着ているものです。



小紋というのは、デザインとしての模様の付け方です。
着物の模様の付け方は色々ありますが、非常に大まかに言うと、3つにわかれます。
着物の形に仮仕立てをしてから模様をつけるため、縫い目で模様が途切れずに1枚の絵のようになるのが絵羽といい、留袖や訪問着になります。
反物のまま計算して模様をつけていくので、縫い目で模様は途切れるのだけれども、全体としては1枚の絵のような感じになるのが付け下げといいます。
お写真の着物のように、同じ模様が繰り返されるものが小紋といい、反物に均等に模様を染めていくものです。

友禅というのは、染め方の技法です。
友禅の絵羽も、付け下げも、小紋もあります。

一般的に言えば、未婚の方の振袖を除くと、留袖>訪問着>付け下げ>色無地か三役の江戸小紋で紋付き>無紋の色無地や格のある江戸小紋>通常の小紋、という格の高さの順序になりますが、柄によっても変わってきますので、細かな区別はなかなか難しくなります。
地域柄によっても違いますしね。

お写真の着物は、どちらもカジュアルっぽいですね。
白い方は、軽めの振袖であってもおかしくない感じがあります。振袖だったら、まだ格をあげる事ができたかもしれませんが、普通の袖なら、パーティ向けにはできても「式」と名のつくものは、ちょっと苦しい気がします。

小紋で、帯で格をあげる事ができるのは、まず先のご回答にもあるような「江戸小紋」と呼ばれる、遠目には無地に見えるほどの細かなものです。ただ、これも江戸小紋ならなんでも格が高くなるわけではなく、三役、裃小紋などと呼ばれる、もともと由来のある格の高い柄だけです。
そして、もうひとつは、地空きの多い「付け下げ」に近い雰囲気の小紋です。
洋服のワンピースでも、フォーマルドレスから部屋着まで、いろんなレベルがありますよね。
着物も同じです。一口に「小紋」と言ってしまうから同じに感じるだけで、色々なレベルがあります。
この小紋は、お洒落なカジュアルと思っておいた方がいいと思います。

ちなみに、新郎新婦のお母様が訪問着というのは、確かにくだけた感じですが、訪問着はカジュアルにはなりません。
紬の織絵羽とか紬に染の訪問着なら、まだカジュアルと呼んで呼べなくはないかもしれませんが、基本的に訪問着はフォーマルです。
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この回答へのお礼

詳しく教えて頂きありがとうございます。
種類だけのみならず、技法でも呼び方が違うことまで教えて頂き、大変勉強になりましたのでベストアンサーとさせて頂きました。
今回は着物を見送り、この着物はまた別の所で沢山着たいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2015/02/12 23:55

小紋ですね


普段着ですので
そういう席には合わないですね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
一口に柄物といってもいろいろ種類があることがわかりました。

お礼日時:2015/02/12 23:57

両方とも小紋です。

同じ柄が連続しているものを小紋といいます。
洋服の格で言うと、ジーンズ~カジュアルワンピくらいだと思ってください。

ご質問の文面から察して、洋服は着物より格下と思っていらっしゃるのかな?と思いますが、
そんなことは全くありません。
単に着物が分からない人が多いため、着物=高い=格が高い、と誤解されてるだけです。
また、着物の折りや刺繍が高価か否かも格には全く関係ありません。柄ゆきが全てです。

着物の格には諸説あり、確かにややこしいですね。
友人同士の二次会ならこれで全く問題ありません。
しかし親御さんもいらっしゃるとなると、やめた方がいいでしょう。
もしかすると問題ないかも知れないのですが、着物に詳しいことを自慢したい輩には、
結婚式に小紋?!みたいに、格好の陰口のターゲットになる場合もあります。
冠婚葬祭となると、ご友人と相手の方の親や親戚などがいらっしゃるので、
あなた一人の恥というわけにいかないので、無地着物か服が無難です。

(もし余裕があれば、この際無地着物を購入しても、長い目で見れば損はありません。
流行がなく真夏以外は着れるし、帯を変えれば同じ着物と気づく人は少ないので、
ドレス類に比べて超ハイコスパです。)

帯で格を上げると言っても、この手の柄の小紋に金糸・銀糸が入った帯は
現代では基本的にナシなので、せいぜい名古屋帯か袋帯か、くらいの差です。
それに、小紋はやっぱり小紋=カジュアルです。

小紋もOKとしているのは、江戸小紋と言われる、点描画みたいな柄(この表現で分かるでしょうか…)で遠目には無地に近い感じのものです。
これに袋帯や多少金銀が入った帯などしている人もいます。
しかし、この江戸小紋も関西ではカジュアルなものとみなされたりと、地域にもよります。

洋服だと、盛装すべき場でビジネススーツを着てる女性がいても、全く非難されないのに、
着物となるとあれこれ言われるって変だとは思いますが、実際そうなので仕方ありません。

この着物は服で言うと、そのままの格好で電車に乗れるけど、ちょっと派手目でお洒落なワンピ、
くらいの感じですね。お買い物等に着ていっても問題ありませんし、ちょっと高級なレストランでお食事とか、着物の展示会を見に行くなどにぴったり来るかと思います。
着る機会は沢山あると思いますので、今回は他のものにしてください。

余談ですが…洋服を見るだけ見たいが、今日は買う気がない。こんな時こそ着物です!
試着させられない(と店員は思ってる、もしくは試着に時間がかかる)から売りつけターゲットにされません(笑)
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この回答へのお礼

詳しく教えて頂きありがとうございます!
一口に着物といっても種類やお決まりがいろいろあるのですね。
今回は着物での参列は見送りたいと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2015/02/12 23:52

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