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ビブラートがコンプレックスです。
最近歌練の時、友達からビブラート⚪︎⚪︎(
名字)とか⚪︎⚪︎ボイスすげぇwとかいってからかわれます。
意識してるわけでもなく、歌声がよく通るし伸ばした音ほぼ全てにビブラートがかかってしまいます。
多分、無意識に腹から声が出てるんだと思います。
そのせいで歌練の時、小学校のころから周りの子に何かしら言われ続けてもううんざりです。横目でチラチラ見られたり、陰でコソコソあの子凄いとか言われてもぜんっぜんうれしくなんかありません。

こっちは気持ちよくのびのび歌ってるのに、水を差されたようでイラっときます。

無意識にかかるビブラートを直す方法ないですか??

ちなみに、カラオケとかで歌う時はあんまりビブラートかかりません。
あと、ボイストレーニング?とかも、もちろんやったことないです

A 回答 (2件)

セミプロが集まるような音楽サイト(今は閉鎖)がありまして、


そこで知り合いになった方が同じ事をいっておりました。
(その方は、今は動画サイトでアニメソングなどを歌っているようですが)。

その方は声楽をやっていて、
声楽の先生には「大変、希少。羨ましい」と言われていたそうです。
しかしポピュラーミュージックと言う分野では、教え方が違いまして、
無意識にかかるビブラートに対してはNGだと言われたそうです。
これでは混乱しますよね。

また、高校時代にコーラス部などに入っていた人が知り合いにおりまして、
その方は綺麗なビブラートを使います。
ただし、声楽をやられている人の様な長く美しいものではありません。
しかしその方が教えてくれたことが大変良かったです。
ビブラートには練習方法があるらしく、
一度教えてもらって自分で試したことがあります。

基本は息の量を一定に保つ練習です。

舌を上の歯に近づけて、「シィー」と言う弱くて高い音を出します。
域が揺らぐと、この音が揺れるので分かりやすいそうです。
1分くらい出し続けられるように練習します。

これが楽にできるようになったら、お腹の力加減で、”シィー”を揺らしてみる。
これの間隔(ビブラート間隔)や揺れの強さ(山の大きさ)が一定になるようにし、
さらにこれらを変化させて多彩なビブラートを練習するわけです。

歌い手は歌の解釈をしつつ、どのビブラートをどこで使うかを譜面に書いたりし、
これらの道具を使い分けて芸術的な創作をするそうです。

自然にビブラートが入るという話をすると、歌について詳しい人は悩みます。
天才的な状態(スポーツで言うゾーン)に突入すると確かにそうなります。
これはさきほど説明したビブラートの数段上の次元でして、
聴く人を拘束して動けなくするくらいの音楽的な力を発揮します。

次にビブラートもどきと言われるものですが、
これは先ほど説明した、息を一定に吐くと言う練習法をこなしていない人が
ビブラートと勘違いするというものです。
明らかに音楽的な力を発揮しておらず、声が揺れています。
これを周波数で見ますと、音程が定まらず、ぐしゃぐしゃになっています。
(ビブラートになっていると、狙った音程の周波数が綺麗に出ている)

この様に説明してしまいすと、素人に判別困難に思えますがそうではありません。
自然に出て、さらに綺麗なビブラート(音楽的に人を魅了する)というのは、
とても高い音圧を同時に示しています。
つまり、声量が明らかに違います。

発声法が良い人は、、息の量ではなく、
喉や口のあけ方、舌の置き場所を無意識に移動させ、
口や喉の空洞の大きさを微調整して、共鳴させる方法を体得しています。
こういった方は、ブレスタイミングで息が余ってしまい、吐ききれません。
息を吸うタイミングを逸すると、次のブレスタイミングまで苦しくなります。
これで痛い思いを何度かし、本能的に対処法を覚えます。
こういった方は、音楽の上向部分で、一気に息を吐き出そうとして音圧を高めます。
これにあわせて、ビブラートが出てしまうわけです。
このビブラートは物凄く綺麗でして、どちらかというと歌の途中に入ります。
(乗ってくると、全ての音が綺麗に揺らぎ、人を魅了します。
 ただし、最後の音を伸ばすときなどは、練習しないとビブラートが入りません)

これは生物としての衝動ですから、聴く人にとっても自然であり、
さらに情感を揺さぶられたときの声として共感できますので、
意識してビブラートをコントロールしたものよりも、説得力が強いわけです。
音感の無い人が最も楽しむべき場所であり、求めている部分です。
ですから、歌い手としてはこれこそが本来の仕事でしょう。
(そのため声楽の先生が羨ましいといったわけですね)

次に助言になります。
歌唱として基礎力ばかりですと、人を魅了できません。
しかし、その逆に整った歌にしないと人には伝わりません。

整った歌を人に披露するためには、

・声量(少ない息で音圧があがるように、個人的に練習をしておく)
・安定(集中して、自分の声が揺らぐ場所、いい加減になる場所を知っておく)
・技法(歌をあらかじめ予習しておいて、無理をしないように自分の技法を配分する)

に加えて、

・脳の状態(トランス移行、音楽の天才が活用する脳の場所)

の4つが必要になります。
4番目は、切り札でして、上の3つを底上げします。
人が起きているときは表に出ない部分です。
つまり、寝ているときに体力を回復させたり、体調を整えるとき動きます。
起きているときは、運動中です。
運動をすると、人の体はそれだけで危険になります。
そのため脳にあるこの機能が(あわてて)起動し、思考をストップさせ、
心臓と呼吸を整えて、心不全にならないように制御を始めます。

4番目は無意識の領域ですので、突入と脱出に関して制御ができません。
これをアテにしていると、安定して整った歌を披露できなくなります。

人に見られて緊張していたり、上手にやろうと思ったり、
環境がかわったりしただけで、力を失うことになります。

そこで大体の歌い手は、
普段の練習により最初の3つを覚え、
落ち着いてきたら、4つめの切り札を使うようにしているようです。
良いテイクが取れたときは、全く記憶がないという人が多いようです。

質問者さんが体験しているのは、おそらく4番目の切り札の部分です。
これはけっして失ってはいけません。

歌を専門的に習いすぎると頭でっかちになり、
最初の3つを充足することしか知らず、4番目を手に入れられなくなります。
こういったかたは、かならず、以下の2種類で頭打ちになります。

・「声が可愛くない」 腹筋を鍛えて頑張った人
・「声量がない」 コーラスで音程ばかり気をつけた人

どちらも本物のヴォーカルではありません。

音楽は、2500年前にギリシャの数理物理学者ピタゴラスが発明しました。
目的用途は、精神疲労によるウツ病を防止する療法です。
そのため、音楽の良し悪しは、人のストレスを抜き去るかどうかです。
歌が上手いだけと言うのは、美味しいけど効果が無い薬みたいなものです。
聴くだけ無駄として良いかと思います。

音楽が人のストレスを抜く、または体調を良くできる最大の理由は、
(さきほど説明した)体調を制御する脳を使うからです。

この脳を活動させ、これを声や音にする。
音楽として表現し、これを聴いた人が、この音を参考にして、
体調制御をする脳を活性化させる。このような流れだと思っています。

ですので4番目の切り札が本番であり、その前段の3つのポイントは、
効果としては全く無意味なわけです。
芸術鑑賞として趣味の人には受けても、一般の人には退屈に感じるはずです。

殆どの音楽のプロは、4番目の切り札の存在を知っており、
これを求めて再現することを尊んでいます。

しかし、
4つのポイントのどれが欠けても、音楽としての存在意義はありません。

私が思うに、4つ目を先に手に入れて、3つのポイントを後付で覚えたほうが
効率が良いと思います。(ほとんどの天才はその順番のようです)

さてご質問へのお答えですが、
これまで説明したとおり、
気分が高揚し、トランス状態に近い喜びの中で歌う場合は、
それが自然であり、それこそが歌を歌う人の最終目標ですし、
さらにいうならば、人の体の構造ですから防げません。

カラオケでそうならないのは、脳の状態移行に失敗しているからです。
それだけ、その体感を再現することは難しく、デリケートだと言う事です。
また、同時に3つのポイントについて専門的に練習していないため、
4つめを長く維持できていないと思います。

4つめのコツが分かった人ほど、それだけで勝負したり、それを怖がったりせず、
3つのポイントを基礎として習い、充足しておくべきかと思います。
そうしないと勿体無いですね。
3つのポイントを専門的に習いますと、4番目の力を失います。

指導する方が悩むのはここだと思います。

「教えると本来の良さを失うが、教えないと人に聴かせる基礎が整わない」

最後に、
4つめの状態になりますと、

「自分の声が大きすぎる、人が引いちゃうかもしれない。
 それでも聴かせてあげよう。どお?
 ちょっと本気出しすぎだろうか。ういてないかな?
 とはいえ、気持ちよすぎる。この瞬間を失うのは勿体無い。
 あー、誰かが見ていないところで思いっきりやりたい。
 とはいえ、誰も聞いてないと張り合いが無いよなあ」

と言う感覚が生じます。

そこで整った歌として提供するわけです。

「大変よろしかったです。気持ちよすぎてうとうとしました。
 もう一回お願いします。」

と(聞いていた人が)言ってくれるので、自信を得られます。
(脳のマッサージとして感謝される)

4番目だけでゴリ押ししますと、

「スゲー」

という印象だけになります。
「もう一度お願いします」と言われるまでには、僅かに及ばないのです。
(この段階では、上手いといわれる人に負けてしまう)

基本技能をある程度整え、
人に聴かせる歌を目指して自分の歌の体裁を充足すると良いと思います。
4番目が分かる人は、意外と楽だと思います。

質問者さんが体験しているのは、
一般的に言う才能と言う部分です。

これは磨いて、具現化しませんと、多くの凡百の人に揶揄されて傷つきますよ。

ライフワークでも良いので、嫌わずに延ばしてください。

以上、ご参考に成れば。
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この回答へのお礼

実際に4つ目の状態の時に入る気持ちを「」表してくれてありがとうございます。
まさに、自分の思っている通りだと思いました。具体的に教えてくださり助かりました。
ほんとうに、ありがとうございました!!( ´ ▽ ` )ノ

お礼日時:2015/03/08 20:32

ビブラートといっても、


実は大きく分けて2種類あるんです。。

一つは、プロや上級者が使うようなビブラート。
綺麗で心地よいビブラートですね。

もう一つはほとんどの一般の人がそうですが
勝手に声が震えてしまっているだけのビブラートもどき。

これらは似ているようで全くの別物!

プロや上級者は声をまっすぐ伸ばせます。
その上で、声を意図的に震えさせてるんです。

だから、お腹で支えて声をまっすぐ伸ばす練習をしましょう!
まっすぐ伸ばしたかったら、お腹で声を支えるしかないです。
そのための腹式です。
普通に歌っていても絶対に伸ばせるようになりません。
がんばって!
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