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資本主義に代わるイデオロギーが将来登場するとすれば、どんなものだと思いますか? マルクス主義は個人的には面白い思想だと思ってますが、世間的にはほとんど現実味は無いし、終わった思想のように思われている…

イスラム教は世界で多くの人口を引き付けているものの、やはり現時点でパワーを持っている先進国のほとんどからは、アブナイ思想のように思われているでしょう。世界に対する影響力はかなり限られていると思います。

かといって資本主義が人類にふさわしい最終形態の思想・体制だとか理想的な体制だとは私は全く思いません。

弱肉強食を助長する、拝金主義がはびこりやすい、それに大企業の提供する商品や働き方だけが最高レベルのものだ、といったような、これはこれでかなり偏った価値観を広めやすいなど、いくつもの弊害は常に付きまとっていると思うのです。

社会民主主義というふうな考え方で、ほとんどどの国も福祉政策を向上させ、資本主義をもっと丸い社会にするべく努力はしてきてる、それは確かですが…

もっと抜本的に社会が変わる思想、登場しませんでしょうか?資本主義がちょっとずつバージョンチェンジしていくだけでしょうか?

A 回答 (3件)

自然を理解すると進化主義でしょうか。

生存競争の中にいる訳ですから当然ですかね。生き残る為の主義ですね。ダーウィンの法則が生き残る法則を記録しています。進化して生活も豊かになっています。世界中で許容量オバーを作っている現実にいる訳ですから戦いは、当然起こります。進化しないと生き残れません。
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歴史をひもとくと西欧の資本主義の成立過程をたどりますと (1) 武器技術、(2) 植民地、(3) 産業革命、(4) 労働者階級の成立、中流階級の成長、消費社会の定着といった順序でしょうか。

それに基づいて (5) 資本主義、(6) 帝国主義・重商主義・軍国主義、(7) 修正主義・共産主義、(8) ISIS に見る後進地域の暴力主義が展開されました。今議論しているのは (5) 以降です。資本主義や帝国主義などは強者の論理で、共産主義や暴力主義は格差是正の試みでしょう。

資本主義は「競争」こそが社会発展の基礎と考えていますが、広げて言えば過度の平等主義よりは競争主義の方が真の解決に速く到達するといった指導原理でしょう。問題はあります。グローバル化は経済交流が国際紛争を和らげる役割を果たしている一方で、資本が税金のない国に逃避して税収が減る弊害が生まれています。

イスラム主義は古い時代の社会通念が宗教を通していまだに生きている点が問題点です。神や予言者の偶像禁止ぐらいはわかるとしても「写真、石壁描、デッサン、彫刻は違法」などとして教科書から排除するようでは理解を超えます。先進国では中世の遺物である「王制」もしっかり残っています。そういう思想体系の延長で資本主義を論じられてはかないません。

日本ではものごとを丸く納めるという考え方が幅を利かせていますが、抵抗勢力をのさばらせる(社会を停滞させる)一因にもなっています。社会の進歩のためにはもう少しダイナミックに競争主義による解決を指向してもよいのではないかと思うことがよくありますよね。欧州ではドイツとギリシャが格差対策の方向性で鋭く対立しています。

同じ資本主義と言っても国民によりその「問題点」の捉え方は多種多様です。米国では資本主義の担い手である中流階級の没落を議論していますし、日本人は格差を議論しますし、他のある国々では先進国による収奪や過去の帝国主義を議論しています。これを一括して資本主義の欠陥と捉えて対立概念による対策を求めるのは無理があります。十分なお答えにはなりませんが、その点を踏まえて議論を続けたいと思います。
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>資本主義がちょっとずつバージョンチェンジしていくだけでしょうか?



だと、思いますが
ピケッティの考えも、その表れでしょうし・・・

そうした意味で、世の先生と言われる方のだらしなさと言うか、奮起を期待したいのですが・・・
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