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海外(タイ・フランス・カナダ・マレーシアなど)で大きな書店へ行っても、漫画やアニメのそのほとんどが日本原著の物ばかりです。
勿論、著者名から、中国やタイ、韓国、英語圏の漫画家もいますが本当に少なく数えるほどです。人口比率で考えると日本は70億中1億人程度。漫画アニメコーナーの圧倒的な日本人原著比率に疑問を持っています。
手塚治虫や大昔からの土壌があったにせよ、テレビやネットもありますし先進国では基本的に好きな人が好きな仕事できます。なぜここまでシェアに差があるのでしょうか?

A 回答 (8件)

日本独自の文化に尽きます。

ガンダムやヤマトなども日本オリジナルみたいな印象がありますが、それぞれ十五少年漂流記や西遊記みたいな元ネタは存在します。今でこそ日本を代表する文化とか言ってますけどかつてはジャリ番(子供の見る番組)とか揶揄されてきたのですよ。戦争・軍備反対と騒がれている一方で少年少女が兵器(モビルスーツとか戦艦等)で殺人をするのって海外じゃ受け入れられませんよ。
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misa_tkさんは、スペインのフラメンコが、スペインという国以外で殆ど普及していないことを説明出来ますか? それは「スペインの文化・伝統だから」としか言いようがないと思います。



まず、日本のアニメ・漫画のようなものは、殆ど日本にしかありません。それらが生み出される土壌やシステムもです。
それを「海外でも作りそうなものなのに(=国境は関係無いグローバルなジャンル)」と考えるのが日本人であり、そう考える日本人からするときっと「どうして海外にはアニメも漫画も少ないの?」となるのでしょう。
でも、所謂「日本風アニメ・漫画」が「日本の文化」でしかないのなら、他の国で作られていないのは当たり前のことなのです。(ちなみに、「日本風アニメ・漫画」でないアニメやコミックであれば、世界中で多様なものがたくさん作られています。それらは日本のアニメ・漫画ほど「大衆娯楽化」「体系化」はしていないかもしれませんが・・・量産されない・出来ないのには、そういった違いもあると思います。)

例えば、「ハリウッド映画」のようなタイプの映画は、韓国や日本のように似たようなものを意識して作ってる国もあるかもしれませんが、やはり世界に普及しているものの大半はアメリカ製でしょう。でも例えばヨーロッパなんかの多くの国はあんな映画作りたいとも思っていないでしょう。それは単なる「アメリカのもの」でしかないと彼等はわかっているからです。日本人が「私達もアメリカと同じ先進国になったのだから、ああいうグローバルなものも作らなくては」等と考えるのがそもそも大間違いなのです。(そもそも作れてもいないというのもありますが。)「ハリウッド映画」はただの「ハリウッド映画」であり、星の数ほどある表現・ジャンルの中の1つでしかありません。あれがグローバルなんてのは幻想。

日本を一歩出ると、所謂「日本風アニメ」が作られていないのは、そういうことです。「日本特有の文化だから」、そういうシンプルな理由です。
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本とネットで得た知識+推測ですが



漫画については、各国に日本みたいな漫画流通・製作のシステムが無いと思います。
外国に日本みたいな漫画雑誌があるのかも疑問です。

少し古い情報ですが、アメリカは本、雑誌、漫画の流通、販売店が別で、漫画家は漫画出版社の社員でした。
出版形態も、バットマン、スパーダーマンといった1タイトルを20~30Pの冊子で1~2ドルで売られ、月刊で全部で100タイトル位出て、単行本化される事も殆どありませんでした。
複数タイトルが載っている日本の漫画雑誌みたいなのもありません。
コミックコードがあり表現規制もされてました。

小学館がアメリカへ進出した時は、アメリカには漫画雑誌文化がなかったためか、アメコミと同じ冊子形態で出版し、後で単行本化して出してます。(当時で1700円位という高値で)

週刊の漫画雑誌があって、漫画の売り上げが出版社のメインになってるというのは日本だけで発達したガラパゴス的な特異なモノだと思います。
こういう収入を得る場がないと漫画家のなり手が減るので漫画は発展しません。
フランスの漫画、バンド・デシネの作家は兼業の人は多いらしいです。

日本は、漫画業界の拡大と共に、その質、量の向上させ漫画産業を作れた珍しい国です。
あと、欧米のキリスト教圏では漫画は子供のモノって感覚が強いのかな?とも思います。
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#4です。

お礼ありがとうございます。補足します。

>本題とはやや外れますが、アニメへの評価が低いというか偏見が強いのは日本という気がしています。しかし、これほど発展しているというのに矛盾も感じています。なぜでしょうか・・・?

たしかにそうですね。日本のほうが、特に欧米よりもアニメの評価は低いかもしれません。理由はいくつかあるとおもいますが、日本では表現物が「文化」として認識されていないからだと思います。アニメに限らず、映画・演劇・テレビドラマ・各種ショーは娯楽であって、せいぜい「大衆文化」という位置づけです。

欧米はどんな表現であっても、一応文化として敬意を表します。
この違いはどこからくるかというと「風刺文化」の違いだともいます。特に欧米は政治的な問題や社会問題などを演劇やお笑などで表現してきました。また、イギリスの公園には自己主張するためのスペースがあったりして「自分の主張を表現する」ということが大いに推奨されています。多かれすくなかれ欧米は「自己主張をすることは素晴らしい」という文化があり、アニメであっても表現として評価される下地があるのが、日本と大きく異なる部分だと思います。
ただし、文化として尊重するということと、自分が楽しむかどうかは必ずしも同じではないのが難しいところです。
(日本でも歌舞伎は文化として多くの人が認めますが、鑑賞する人は多くないでしょう)

>ラノベや同人誌書いてみたというのはほとんど皆無でこの点についてはなぜか分かりますでしょうか?
これは簡単です。多くの国で、ラノベはともかく同人紙の多くは「ポルノ」に該当するからです。場合によっては「児童ポルノ」に該当し、ものすごい規制をうけます。

多くの人が誤解していますが、日本ほど「性風俗のおおらか」な国はありません。コミケなど、世界の主要な人々がみたらほとんど卒倒するようなものばかりで「なぜ日本の政府はこのようなものを規制しないのか」と捕鯨問題並に世界中から非難されるでしょう。

そもそもBLなんて外国では絶対に流通することができません。アメリカならゲイ雑誌として規制されますし、ヨーロッパも基本的には同じです。イスラム圏は死刑になるぐらいのレベルです。比較的寛容なのはイスラムが少ない東南アジアの国々でしょう。

こういうタブーがほとんどなく、なんでも同人誌にできる日本という環境はとても特殊です。

ラノベについていうと、外国でもあります。昔流行ったハーレクイーンロマンスなどは「ライトノベル」そのものです。
しかし、日本のようの中高生を対象にしているものはあまり多くありません。

そもそも、ガンダムなどからつながる「少年が操縦して成長していく物語」というのが日本独特なものです。エヴァなんて外国では絶対にありえません。鉄腕アトムも日本の技術者に「2足歩行ロボット」へのあこがれを抱かせた、と言われています。実際に二足歩行する「人型ロボット」は日本独特なもので、外国ではあまりありません。ハリウッド映画をみてもR2D2やウォーリーやベイマックスを見ても、日本人の考える人型ロボットよりも機械的です。これはキリスト教が「人間は神に似せて作られた」と言っているので、ロボットを人間に似せて作るのはタブーだと考えているからです。

また「少年が成長していく物語」も、外国特に欧米では「子供は未熟な者」であり「大人の監視・管理の元で生活するもの」なので、基本的には存在しません。ハリーポッターの寄宿舎の厳格さを思い出してもらえればいいでしょうし、ハリー・ポッターを「少年の成長物語」ととらえるなら、校長を始めとした多くの保護者がハリーの成長を助けるのに対して、ガンダムのアムロもエヴァのシンジも、ドラえもんののび太も基本的は「友達・仲間との関係性」で成長していきます。
日本では「子供は子供の文化があり、成長過程として子供&青年期は重要」という考え方があるのです。ハリ-・ポッターが寄宿舎なら、日本では若衆宿という少年から青年だけが共同生活をする仕組みが各地区にあったのです。
文化手に、このような物語を受け入れられる下地をもっているのは、アジアから東南アジアまでと一部の南米国ぐらいであると思います。

最初の回答は「日本がアニメの供給元である理由」ですから、時系列で考え、他国と比較すれば分かりやすいと思いますが、今回の補足のように「コスプレは受け入れられて、ラノベはあまりなくて、同人誌はタブー」というようなことは文化比較論になってしまい非常に回答が難しいといえます。

欧米とひとくくりに書いていますが、実際にはアメリカがかなり宗教的に厳しく、イギリスも同じぐらいで、フランスやイタリアはかなり緩い、ということもあります。たとえば最近フランスで8歳だか9歳の美少女モデルの写真が話題になったのですが、肌の露出が多くイギリスでは「フランスは児童ポルノを作るのか!」と非難されました。日本ではたぶんほとんど問題にならないレベルだと思います。

いずれにしても「性的」なものになると、外国はとたんに受け入れられなくなります。海外に同人誌がないのはそういう意味合いが強いのと、後は著作権の問題が日本と違うからです。特に2次著作に対する制限は厳しい国もけっこうあります。
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この回答へのお礼

とても詳しい回答いただきありがとうございます。

文化への評価や位置づけ各国異なるのですね。リスペクトと需要に差があるというのは言われてみて確かにと思いました。

そういえば、アメリカのマンガ(ティーン向け)表現厳しかったですね。ただ、アメリカでゲイ・ビアンなどについては同性婚の合法化、ヨーロッパでは一般的など社会的に寛容に感じました。モザイク無しも普通です。アメゲーやハリウッド映画など正直グロくて見ていられなかったりゲームする気になれない物も多いですが、日本の場合モザイクや暴力シーンなど法律の有無にかかわらず規制があり厳しい方かと思っていました。ハリウッド物など見ていると、ビアンは見かけませんがゲイは結構ありますしいまいちよく分からないところがあります。日本では漫画家(芸術家)が女性器3Dデータ配布で逮捕など本当に驚きました。タイ、韓国もアニメやドラマで画面がカットされていたりかなり厳しい感じでしたが。ただ、韓国でクレヨンしんちゃんのぞうさんにモザイクみたいなものが入って、そのまま放映されよりいっそう卑猥になっていたのには驚きましたが・・・。日本が性に関して寛容とは思えないところもあります。ただし、非実在未成年の扱いについてはどこの国よりも規制が緩やかに思います。

ティーン向けのマンガや同人誌が難しくても、書くのは大人だったりしますし、ネット上では入り口に一応成人マークを置けばセーフのようにも思えます。その意味でも、同人誌・マンガなどもう少しあっても良いような気がしないでもないです。特に、英語という枠組みで見ると規制はあれど書く人も見る人もかなりの人数いそうですし・・・。

ラノベについて、確かにそうですね。ただ、日本だと2chなどにでもサイドストーリーが投稿されたり派生物も多いですが海外ではこういったことはないのでしょうか。それとも、私が知らないだけですかね?

著作権については欧米厳しいですね。日本も法律上は厳しいですが、実際問題コミケなど今の漫画アニメ界の原動力に見えますし規制するに出来ないほどの惰性で回っているように見えます。欧米は無理でも、アジアでは著作権が緩く二次創作もやろうと思えば出来そうな印象があります。ただ、性的表現(外国人の感性はある意味鋭すぎる)ゼロで漫画として成立するのか微妙な気はしますが・・・

お礼日時:2015/07/02 23:22

>単純に経済的・システム的な問題なのでしょうか?



単純ではありませんが、経済的・システム的な問題は大いに関係があります。

逆を考えて見ましょう。「日本ではなぜハリウッドや香港・インドのような外国に輸出できる映画が少ないのか」です。日本の映画産業は規模的にはかなり大きいのですが、映画専用の原作があまりなく漫画や小説から題材をとるものが多いこと、製作資金を集めるのに投資ではなく委員会方式で作ること、などが上げられます。ようするに、国内市場しか見ていない、ということです。これでは海外市場を見据えて作られ、投資回収のために必死に海外に売り込む映画生産国とは差がつきます。日本ではあまり知られていませんが、インドは年間製作本数世界一で輸出量も世界一です。ただし商業金額規模はハリウッドのほうが上です。

日本の漫画が発展した大きな理由のひとつは「漫画にタブーが無い」ことです。漫画にタブーがない、というより「大人が見るべきもの・子供が見るべきもの」という区分けや「貴族が楽しむもの・庶民が楽しむもの」などの区分けがない、ということに始まります。
 そのため、なんでも題材にすることができ、大人でもそれを手にとって読むことが可能でした。英語で漫画は comics とよばれますが、この単語の意味の中には「こっけいなもの、おかしなもの」という意味が内包されており、どちらかというと子供向けのナンセンスなものを指しており、そのため comics は「子供向け」以上の発展をすることがありませんでした。もちろん、日本の手塚治虫に匹敵する「 comics を大人に解放する才能をもった人(たとえばアメリカのウィル・アイズナーなど)」は現れたのですが、大人と子供は教育において差があるとされる欧米では、作品を comics と評されることを嫌いsequential art のような名前を用いたために広く普及することがありませんでした。欧米では大人はartは楽しんでも、comicsのような生産性のない子供だましのものは読まない、という価値観が大きかったからです。

戦中から戦後になると、ウィル・アイズナーや手塚治虫のような、シリアスな子供向けとは一線を画した漫画が各国で登場します。しかし、商業的に成功したのは、日本だけでした。理由のひとつは欧米の「大人は漫画なんて読まない」というものですが、もうひとつはやはり手塚治虫の功績としかいいようがありません。

手塚治虫の功績とはなにかというと、ひとつは漫画をプロダクション形式にしたこと、もうひとつは漫画からアニメを作成する手法を開拓したことです。

実は漫画からアニメを作成する手法を開拓した人はもうひとりいます。皆さんご存知のウォルト・ディズニーです。ただし彼はデザイナーであり優秀な監督ではあったものの、オリジナルなストリーテラーではありませんでした。
また、彼もアニメ(正確にはカートゥーン:cartoon)を作製するにあたって大人向けのものは作りませんでした。ディズニーランドも「大人が童心に帰って楽しめる夢の国」です。文化的な価値感が人間の創作や想像力に与える規制はおもったよりも大きいのです。

手塚治虫に戻ります。彼はディズニーと違って、アイディア豊富なストーリーテラーであり、非常に多作な作家でありました。またプロダクション化したために、生活のために書かなければならない漫画やアニメと自分で書きたい漫画(アニメ)を両立できるようになります。

日本人が大人でも漫画を読む、というブレークを起こしたのは1964年創刊の「ガロ」と1966年創刊の「COM」によるところが大きいといえます。当時は全共闘時代であり「戦争を知らない子供たち」という歌が流行り、ちょうど戦後生まれの世代が成人するころで、日本の様々な価値観が変わっていく時代であったからです。

ガロは白戸三平の「カムイ伝」COMは手塚治虫の「火の鳥」を連載し、大学生を中心に愛読者を持ちました。私も10年遅れですが、中学生のときに火の鳥を初めて読んだときはすごい衝撃を受けました。
大体この世代が中心になって、大人でも漫画を読むし、大人向けの漫画がこの世代に合わせて作られるようになったといっていいでしょう。
そうしてみると課長から始まった「島耕作」が今では会長職についているのは、奇妙なほど一致しているといえます。

そろそろ結論に行きます。
結果として日本の漫画やアニメの質が高いのは「手塚治虫がいたから」ということにつきます。もうそのレベルは電化におけるエジソンに匹敵するぐらいです。

ただ、単に手塚治虫がいたから日本で漫画やアニメが発展したというのは、少し単純すぎます。
外国においては、そもそもcomicsを著作物・表現媒体として発展させる(させてもいい)という価値観がありませんでしたし、その代わり多くの国で映画が表現媒体として取り入れられています。先ほど書きませんでしたが、イランも意外なほど映画大国ですし、今でも各国で映画祭が開催されているぐらいです。

日本は手塚治虫がプロダクション製作手法を発明したことによって、映画と同等とはいえないものの、表現する幅と作製時間の短縮を生み、商業ベースに耐えうる作品を制作することが可能になりました。現代で言えば「進撃の巨人」のような伏線もはりまくり、絵もストーリーも緻密という作品は個人ではとても作れません。
またプロダクションで漫画の勉強をした若手がそこでいろいろなことを学び、編集者との接点をもつことで、新しい才能の発掘が容易になりました。

このプロダクション方式→商業的な発展→人的素材の発掘と教育化→さらに商業的に発展→
さらに面白い才能をもつ人物の参入という循環ができあがったことが、日本の漫画・アニメ界が世界で有数の漫画・アニメ製作国になった理由です。

日本はそもそも漫画というものにタブーをもたず、親しみをもっていたこと、手塚治虫という天才がシステムを整えたこと、そのシステムがうまく機能して、さらなる発展を遂げていること(現在進行形)が日本を漫画原産国にしたといえます。

海外でこれと同じことをしようとすると大変です。経済的・システム的なものは日本から輸出できますが「大人が漫画やアニメを楽しむこと」が一般的にならなければなりません。

youtubeなどを良く見ている人は、海外のアニメファンやコスプレファンが地元でどのような扱いを受けているか知っているでしょう。
たとえば、ウクライナのリアルバービーと呼ばれるバレリア・ルキャノヴァさんは、男に襲われたり脅迫的な言葉で非難されたりすることが何度もあると告白していますし、外国で日本のアニメファンは「weaboo」と呼ばれて馬鹿にされ、脅されたり嫌がらせを受けたりしています。

世界的に見て日本のように「好きなときに好きな格好を好きなだけできる」国はほとんどなく、そのタブーの無さが漫画やアニメの下地になっているのです。
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この回答へのお礼

時系列を追ったとても詳しく分かりやすい回答頂きありがとうございます!
確かに流れがあり今があるというのには納得が出来ました。また、あまり気にせずアニメを見ながら大人になり今も見ていますが、言われてみるとストーリーも非常に重厚な作りになっていますね。どおりで今見ても面白いはずですね。

海外についてはあまり詳しく知りませんが(geekやnerd,wapaneseなど聞きますが日本のヲ(オ)タクと同じような立場なのかと思ったりもしていますが・・・)、日本もアニメファンへの風当たりは強い気がします。コミケの特集などを見ても偏見を感じます。逆にアジアの方ではアニメをかなりおおっぴらに話していたりビックリしたことがあります。現地の英語教室で周りに日本人も居るのに普通に私と絡めて発表しており、そこまでディープな話しはヤメテーという気分になりました。タイではコアな人ではないにも関わらず車にフィギュアが飾ってあったりして驚いたことがあります。また、特にコスプレについては海外の方の方が有名であるような気すらします。これは本当にイメージですが、ハロウィンなど仮装についての心理的負担感は少ないようにも思います。
本題とはやや外れますが、アニメへの評価が低いというか偏見が強いのは日本という気がしています。しかし、これほど発展しているというのに矛盾も感じています。なぜでしょうか・・・?

また、現在、商業ベースに全く乗っていない同人誌や趣味のWebコミック、ラノベなど日本では非常に盛んです。アニメ、コミックが広く普及している為、それに応じて多いという見方も出来そうです。しかし、合法違法問わず非常に多くの作品が英語化されており、外国人のアニメファンの数も膨大であり、それなりの数あっても良い気がするのですがあまり聞きません。私が知らないだけかも知れませんが、コスプレなどは結構見かけますが、ラノベや同人誌書いてみたというのはほとんど皆無でこの点についてはなぜか分かりますでしょうか?

お礼日時:2015/07/01 22:48

生産するより買った方が安いからです。



一応テロップ買えるだけじゃなくて声優さんもいます。
※アメリカ・中国・フランスではそれぞれ葺き替えます。
最近では韓国でも葺き替えるようになりました。

宗教などの理由で、一部放映されないものもありますが、概ねの作品は世界各国で放映されています。

中でも中国では日本と同じ規模で、自国のアニメを生産してますが、いかんせん。クオリティーの差はどうしようもありません。

日本はアメリカでさえ生まれなかったサブカルチャー(ライトノベル)は発達し、すぐにそれたはメディアミックスされ、漫画やアニメにされます。
もうこれはシステムと言っても良いでしょう。
最終的にはドラマ化されます。

近年では日本のアニメや漫画をネタに、海外でドラマ化されてヒットしたりします。
それほど、海外ではネタがないのです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
単純に経済的・システム的な問題なのでしょうか?
それだけで本屋の日本の漫画割合を割合を説明できるのでしょうか?
日本の場合一攫千金を目材してと言うような情熱ではなく、好きで仕事していたり、同人誌を書いていたり(といってもほとんどプロ以上の人もいますが)とかなり層が厚いように思うのです。また、ラノベについては、ラノベの定義次第ですが、欧米にもそれなりにある気がします。ジャンル的にはSFやファンタジー物など層もかなり厚い気がしています。

お礼日時:2015/06/30 23:08

マンガ本が安いというのが一番だと思います。

私が子どもの頃は少年マガジンが100円ぐらいだったけど今なら300円ぐらいかな?子どもの小遣いで十分に買えます。ブックオフに行けば100円で古本が売ってあります。したがって漫画家の需要が大きい、自然にマンガ文化が育ったのだと思います。また漫画家のアシスタント制度(師弟制度)も人材を育てるのに有効なのでしょうか?
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
単純に経済的・システム的な問題なのでしょうか?
また、今の時代であれば日本では有料の書籍も、英語版は無料で配信していたり100円どころか無料で最新刊が読めたりするようです。また、書籍を見ても日本では1巻1冊ですが、10巻1冊くらいのジャンプみたいな感じの厚さになった物がそこそこ廉価にあったり、書籍コーナーでも日本のようにフィルムで保護してあることはなくみんな自由に読んでいました。また、無料のネット配信以前にも一部のコアなファンがスキャニング・翻訳を行いネットに掲載しているようです。
土壌はかなり物がある気がするのです。しかし、漫画コーナーでは欧米の著者は見つけられずなぜかと思っています。

お礼日時:2015/06/30 23:13

やはり、日本には手塚治虫がいたということでしょう。


漫画に関しては、手塚治虫以前の海外のレベル、お粗末です。
アニメに関しては、ディズニーの独断場でしたが、制作費用の壁が大きかったようです。
 制作費用を安く抑えるノウハウ、キャラクター権を使っての玩具販売で赤字解消など、手塚治虫の功績大。
 
 日本は世界でも稀な読書好き、識字率ほぼ100㌫と、漫画を受け入れる土壌がありました。タイやマレーシアは、その点でどうでしょうか。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

手塚治虫の時代からかなりの年月が経っていますし、それだけでは説明できない気がするのです。
識字率についてですが、もう少し広く言語という枠組みで考えると、日本語の使える人は世界では限定的です。寧ろ、英語の使える人口が何倍も多い為、もう少し英語話者による漫画や同人誌が多くあってもいい気がするのです。

お礼日時:2015/06/30 23:18

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