街中で見かけて「グッときた人」の思い出

6月に発売された表題の機種のいずれかを買おうと考えていますが、どうしても分らない疑問がありますので、教えてください。
 私のつたない理解では、5Dsは、通常発生するモアレや偽色を除去するフィルターを、備えたものであり、逆に5DsRはこの除去フィルターがないものだと考えています。またこの除去フィルターないカメラは、キャノン以外のカメラにも存在しますが、非常に例外的である、と考えています。
 この理解は間違いでしょうか?
 若し、この理解が正しいとすれば、どうして5DsRの方が現在5Dsよりも人気があって、しかも価格が高いのか、理解できません。敢えてモアレや偽色を出現させることが、写真にユニークさを発生させる、ことだとでもお考えなのでしょうか?
 どなたかお分かりの方、教えて頂ければ有難く思います。

A 回答 (4件)

価格Com辺りでは、圧倒的に5DsR。


ただ、冷かしや興味本位の書き込みもあるので、人気と売れ行きは、必ずしも一致するとは思えません。

ちなみに、5DsRにもフィルターが付いてます。でないとフランジバックの光路長が合わせられません。
要は、ローパスフィルターの光路をキャンセルするフィルター構造を採っているのです。
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この回答へのお礼

No.4の回答者への御礼を、ご参照ください。

お礼日時:2015/07/18 09:49

#1さんが書かれた「ローパスフィルターキャンセル」、仮にですけどこの機能を使わない場合、5Ds Rと5Dsは全く同じ仕様になります。


http://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dsr/feature-hig …

これがどういうことかというと、5Ds Rでは可能だけれど5Dsでは体感できないことがあるということです。
それが「ローパスフィルターキャンセル」した5060万画素センサーによる、現在の究極ではないかと思われる解像感です。
「おお… こんなところがこんなに解像してる…」ってやつですね。

もちろん個人によって感じ方が違うことですし、実際にどの位の差を見出せるかは分かりません。
ただ、このカメラを求める人って、意味があるかないかは別にして、「現在の究極」を体感したいという欲求に基づいてこのカメラを選択していると思うのです。
幻の食材を求めるグルメと方向性は同じですね。
それでも価格が10万円単位で違うならまた発想も変わってくるのでしょうけど、4~5万円位の価格差ですよね。
それならこの機種の購入を具体的に考えられる財力のある人なら、5Ds Rにして「現在の究極」を味わってみるほうを選ぶのではないでしょうか。
それが人気の差になって表れていると思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答を有難うございました。5DsRを買う人達は、「現在の究極」と思われる「解像感」を得ようとしているのだ、というご説明に納得がゆきました。

お礼日時:2015/07/18 09:46

No.1さんの説明にあるように、5DsRはローパスフィルタレスではなく、ローパス効果をキャンセルした光学フィルタを挟んでいます。

単純にローパスを除去すると、光路が変わるため大幅設計変更が必要です。
これは、2012年発売のNikonのD800(ローパスフィルタ付き)とD800E(ローパス効果キャンセル)と同じ関係です。
ローパスフィルタレスのカメラは、最近珍しくはありませんよ。コンパクトデジカメやミラーレス機では、ローパスレス機の割合が増えています。

Canonは元々、ローパスフィルタレスに懐疑的なメーカーで、今回もあくまでユーザーの要望で5Dsと5DsRという選択肢を与えたということになります。
Nikonの場合は、ローパス効果キャンセルのD800Eが予想以上に売れたこと、画素数が大きいカメラなので、ローパスレスによるモアレなどの弊害は、実写では少ないと判断し、後継機ではローパスレス(こちらはローパスキャンセルではない)のD810のみとなりました。


>どうして5DsRの方が現在5Dsよりも人気があって、しかも価格が高いのか、理解できません。敢えてモアレや偽色を出現させることが、写真にユニークさを発生させる、ことだとでもお考えなのでしょうか?

ローパス効果無効により、少しでも解像感のある写真を撮りたい、規則性があるパターンの撮影でなければ、モアレの弊害は少ない、NikonのD800EやD810の実績から、より高画素の5Dsでは、モアレの弊害はより少ない、とユーザが判断しているからでしょう。
モアレを写真にユニークさを与えると思っているユーザーはいないでしょうね。
質問者さんのように、ローパスがある方が良いと判断するユーザーは、5Dsを買えば良いということです。Canonも5Dsがメインと捉えていると思います。

価格が高いのは、量産効果の問題です。
メーカーが、5DsRはあくまで特殊なバージョンで、生産量は5DsRのほうが少ないからでしょう。
これはNikon D800とD800Eでも同じように、後者のほうが5万円ほど高価でした。

ちなみに、私はNikon D800からD810に乗り換えましたが、ローパスレスによる弊害を感じたことはありません。
モアレが出るような被写体を撮影しないので、モアレで困ったこともありません。実際にモアレが気になるのは、布地のような人工物の細かい規則正しいパターンの撮影でしょう。ただ、それもRAW現像処理でモアレ軽減できますし、解像度を落とせばモアレが消える場合もあります。
Nikonの場合、フルサイズ機だとD750など2400万画素以下の機種では、ローパスレス機を出していませんが、これはこの画素数以下だと、ローパスレスによるモアレなど弊害が大きいからだと思われます。
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この回答へのお礼

非常に分りやすく、かつ精細なご説明で、私の素朴な質問に答えて頂き、有難うございました。カメラを相当長く扱っておられる方だとお見受けしました。

お礼日時:2015/07/18 09:34

No1 追伸



キヤノン【ヤは大文字】のローパスフィルターレス機では後発組です。
そこには、ローパスフィルターや小絞り時の回折による解像感の低下は、RAW現像時に、理論値データで補正できるとの考え方があります。
これが、DPP(Digital Photo Professional) におけるデジタルレンズオプティマイザー(DLO)。

で、実際に遣ってみると、その効果は実感できますが、万能ではなく副作用も否定できません。
そこで、ユーザーの声に押される形で遅ればせながら、ローパスフィルターレス機を出してきたと思われます。
当然、ローパスレス機を出す限り、偽色やモアレに関しても、画像処理プロセッサー(エンジン)で、実用上問題にならない範囲に抑え込められるとの、技術的な裏打ちが有ったからだと思われます。
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この回答へのお礼

早々に、ご回答を頂き、加えて追伸を出してご説明を頂いたこと、ならびに私の未熟な理解を訂正して頂いたことを、感謝いたします。

お礼日時:2015/07/18 09:38

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