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表題はどういうことかというと以下のようなことです。

私はハードロックを30年近く聴いてきており、それなりの知識と
自分の嗜好も理解して音楽を楽しんでいたのですが、最近音楽に詳しい友人が
出来、彼らの話を聞いてからは自分が好きで聴いている音楽のセンス、質、良し悪しに
まったく自信が持てなくなりました。

彼らは音楽活動もしているセミプロのような人で、音楽を聴くときには
録音技術、演奏技術、楽曲構成、コードの使い方云々……
等を重要視して音楽を聴いているのだそうです。

リスニング専門の私と、演奏家である人の聴き方が違うのは仕方がないとは
思いつつも、いつしか、
「自分の聴いている○○はレベルが低い楽曲なんじゃないか」
「こんな単純なコード進行の楽曲を聴いて喜んでいていてはダメなのでは」

等と考えるようになってしまい、いつしか音楽を聴くことにストレスを感じて
聴かなくなってしまいました。

傍から見ればくだらない話だと思います。そんなこと気にせず自分の
感性で好きな趣味を楽しめばいいじゃないかと思うでしょう。
しかし、今現在考えれば考えるほどそういった泥沼に嵌っていきます。

過去に似たような経験をお持ちの方、そうでない方も
どうやって気持ちの切り替えをすることが出来るのか、また、
私がこういった考えの泥沼に嵌ってしまうのはなぜなのか
どんな事でもよいのでお話を聞かせていただけると幸いです。

A 回答 (5件)

お気持ちとてもよく分かります。



私も長年音楽に親しんでいますが、音楽好きにも色々ありますね。うんちくを掘り下げ、単なる知識マニアじゃないかと思っちゃうような人とか。あの電車は○系で昭和○年に○線で最初に導入され、あの赤のラインが特徴的。などと興奮気味に話す鉄道オタクと変わらない気が。いや、鉄道オタクさんをバカにしてませんよ、知識が多いことは悪いことじゃないし、それに『好きだから知識がスラスラ頭に入る』のも分かるし。

そんな様々なうんちくから一線を画して、純粋に曲を愛する。ただ、聴き込む。

そんな『聴き派』の愛し方・楽しみ方、私も同じです。

お料理なんかも。

これは隠し味に○が使われてて、後味がどーのこーの、見た目がどーのこーの。そんな食し方もあるでしょうが、『美味しい…!』とただ感動して、目の前のお料理を堪能する。それじゃダメでしょうか?

私はカレーが好きです。スパイスにこだわった高級ホテルのカレーも、学校給食のカレーも、レトルトカレーも、自分で作ったのも、どのカレーも好きです。こんなの、『本物のカレー好きじゃない』と思われますか?私は純粋に『カレーが好き』なんです。カレーのマニアじゃありません。うんちくなんて少ししか知らないし掘り下げる気もないです。スパイスについてアレコレ語る人を悪いとは思わないし、すごいね、と素直に思うけど、それ以上でもそれ以下でもなく、ニュートラルな気持ちです。

私は奏者としても、聴者としても40年以上のキャリアがあります。奏者として聴くときは、他人の音楽をあれこれ分析しちゃいますが、聴者として聴くときは、うんちくはシャットダウンして聴きます。

いい曲は、どんな媒体から聴いてもいい曲じゃないですか。
生演奏じゃなきゃダメだとか、ヘッドホンの種類がどうとかどこどこ社の録音じゃなきゃダメだとか。こだわる人はこだわりますが、私には彼らが うんちくに霞んで本当に見るべき箇所、聴くべき箇所を見失っているように思えてならないです。

そして最後に。音楽はクラシックに限るとか、音楽好きは最後はバロックに辿り着くとか、そんなこだわりも私は不毛に思います、ポップスもロックもハードロックもクラシックもジャズもアニメソングも演歌も民族音楽も聴きます、どれも好きですし、どれも良いものは良いです。美味しいです。
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私は、昔はあまりテクニカルではないアーティストを聴いていて、徐々にテクニカルなアーティストを聴く様になった者です。



今、昔好きだったアーティストを聴くと、テクニックの無さが目立つと言いますか、曲自体がそんなに高度な曲ではないので、何か物足りなく感じてしまいます。

私は、友人からテクニカルなアーティストを教えてもらった訳ではなく、自分でたまたま見付けたアーティストを聴いたりしているうちに、徐々にテクニカルな音楽を好きになっていきました。

私は、音楽の好みは、移り変わって行くものだと思っていますので、特に気にしていません。

今までの好きだった音楽を聴くのがストレスになってしまったなら、新しく色々な音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。

テクニカルな音楽にも、良いものが沢山ありますよ。今までお好きだったアーティストと関連するアーティストを、WEBをうまく使えば探せますので、今までお好きだった音楽と同じ系統で、もっと高度な演奏をするアーティストを探して、聴いてみれば良いかと思います。

色んな音楽を聴いてみた後に、「やっぱり自分は、今まで好きだった音楽の方が好きだ」と思ったら、またそれを聴けば良いのではないでしょうか。
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わかります!



私はクラシックとハードロックが好きです。

クラシックについては、友人がプロのコンサート・バイオリニストでした。彼女は、”若いころ、先生から習ったことを忠実に再現する”、”楽譜に忠実に、と、生徒にも教えている”、”節回しに感情をこめると下品になる”というような、演奏家としての心構えを常々話していましたが、”音楽鑑賞は自分の得意とするところではない”といっておりました。ですから、ピアニストに、”どのピアニストのショパンが一番か?”などと、素直に訪ねておりました。今、考えてみると、正直なだったんだなぁ、と思います。

また、若いときバンドを組んでいた従弟が、五十代になってから、ソフトウェアを使って作曲をしています。ジャズや軽いポップス系です。コード進行や、どんな楽器を使うか、あるいは、”おかずにドラムをあちこちに入れる”なんて言い方もしています。でも、自分でいいなぁ、と思った曲と、他人に評価される曲が違うので、複雑だ、と申しておりました。

以上、人間は神様ではないので、”この曲が最高”というのは、人によるし、また、そのときの気分にもよると思います。同じバンドでも、良いアルバムは、そのバンドの生涯に、一枚か二枚ではないでしょうか。

最後になりますが、私については、”素敵な音楽!”と思って聴いていて、ためしにPVをみてみると、なぜか、ヴォーカルが、全員飛び切りのいい男、という、”いい男の声を聞き分ける才能”があるのに、最近になって気づきました。

クリス・コーネル、キラー、ブッシュ、ミューズ、最近ではホージャー。中には、ライブだと耐えられないほど下手な人もいます。:)

あとは、歌詞がとても心に響くことがあって、ケージ・ザ・エレファントが大好きです。この人たちは、まだ発展途上で、ライブは聴くにたえません。演奏の練習、頑張って欲しいです。うまくなる前に解散してしまいませんように。。。

メタリカは、曲の完成度も高いですし、玄人受けしているようですが、私はどうしても好きになれません。臭みがあって。。。これは、バンドの持っている個性で、コード進行、ぜんぜん関係ないです。

また、無類の音楽好きの心に回帰できますように。
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おじさんです。


私も音楽を長年楽しんできました。
音楽には、レベルが上や下というものはありません。
クラシックであろうが、演歌であろうが、ハードロックであろうが、それらに上下をつけるものではありません。
つまり、好きな人が好きなように楽しめばいいのです。
例えば、世界的に有名なジャズギタリストはたくさんいますが、超速で弾くギタリストのレベルが上かというと、そうではありません。
それは単に「早弾き」と評されるだけです。
音楽は感動が目的です。
いろんな音楽を楽しむ人達の感動に上下はありません。
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「自分の好きなように感性のままに聞けば良いではないか」。


そう頭では分かっていても、そういくら人に言われても、ダメなんですよね。分かります。
でも何故ダメなのか。そこを考えてみると、実はこれは「向上心」なのだと思います。
あなたが出会ったセミプロの方々は、あなたの理想、自分もこういう知識があったらカッコいいな、
こういう風に人から見られたい、それを持っている人たちなのだと思います。だからこそ、言葉は少し
おかしいですが、「嫉妬」に似たもの、「焦り」に似たもの、「欲しいけど手に届かない」感じが、
モヤモヤし、気持ちをしょげさせ、落ち込ませているのではないかと思います。比較してしまって。
でもそれなら、まずそこから始めたら良いのです。目をそらさず自分の気持ちを見つめましょう。
そうしたら、うらやましいうらやましいうらやましい…レベルが高くてずるいずるいずるい……
ああ、でも、ここは別にうらやましくない…ここはどうでもいいや、と自分に本当に必要な
レベルアップの方向が分かって来ると思います。世間では「人を羨ましがり、人と比較することは
良くないこと。あなたにはあなたの良さがある」ということで、この“うらやましい”とか“自分なんて”
という感情を見ないように、捨てるように、持たないようにという風潮ですから、質問者様が
「自分は自分なのだから、好きなように感性のままに聞けば良いではないか」と何とか気持ちにフタを
しようとする行動はとても理解できます。でもまずはその気持ちを認めるところから始めれば、
自然と自分のオリジナリティに沿った発展が出来るものと、私は思います。
あなたは、そのセミプロの方々を「うらやましい」と感じるほどに、本当はレベルが近いのでしょう。
ものすごーく遠い存在なら、「憧れるわー」で終わりですから。モヤモヤして音楽を聴かなくなるほど
落ち込むのは、あなたに向上心があるからです!しょげていないで、彼らから盗めるところは盗んで、
早く理想の自分に前進するのだー!(´▽`)応援してます♪
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