励起された原子がエネルギーと質量の等価で重くなるなら
http://www.jst.go.jp/pdf/pc201405_katori.pdf#sea …
持ち上げるためにエネルギーを加える、つまり慣性系でも加速したとき固有振動数が上がらなければなりませんが、そうすると加速された物体の時間の進み方が遅れる相対論と矛盾しませんか?
No.1
- 回答日時:
一般相対論は苦手ですので自信はありませんが、あなた様の議論はおかしい。
あなたは「原子は慣性系にある」と「定義」してしまった。
>慣性系でも加速したとき固有振動数が上がらなければなりませんが
これは矛盾している。
慣性系は並進運動しかしない粒子の集合であり、定義によって「加速はあり得ない」
加速したら慣性系という前提は破綻し、一般相対論でしか議論できない。
相対論には興味ありませんが、以下は基本かと基本もご存じない?
加速系の座標変換
http://homepage2.nifty.com/eman/relativity/uni_a …
また、加速度を扱うのだから特殊相対性理論では扱えないとするのは誤りである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E5%AD%90 …
No.2
- 回答日時:
#1です、非常に勉強になりました。
私は特殊相対論から一般相対論へ「渡る」準備が全く出来ていなかった、特にE-man様の当該部分を読みさえしなかった、理由は簡単数学的な基礎が出来ていなかったから。だがもう遅い私はあと三年で「生きた屍になる」、母と全く同じ過程を追っているからです、残念ですが一般相対論を知らずに死にます。ご指摘ありがとうございました。特殊相対論で加速をとり扱って駄目だなんていう要請はないってだけで
時計のパラドックスでアインシュタインが見直したくらいですから
特殊相対論の不完全さなんです。
No.3
- 回答日時:
> 持ち上げるためにエネルギーを加える
というからには、慣性系じゃなくて、たとえば地表のような、重力場の中での(つまり加速度がある系での)話では? 重力場の中で上に移動すれば固有時は速く進むようになる。
重力の高低差の観測系間を電磁波で伝播しなくても、間欠にデジタル情報にして双子のデジタル時計に差は観測できます。だからGPSの原子時計は補正してるのです。
つまり時計の進み方は光子を伝播してもしなくても発生しているのですから、その上、光子が重力赤方偏移によって周波数が変化してエネルギーが変化するのは矛盾します。
ってことで、じゃあ持ち上げるとか加速したらではどうなるのかなという質問ですね。
No.4
- 回答日時:
慣性系で加速した場合は、運動エネルギーに変わるので、励起された原子は重くならないのでは無いでしょうか?
つまり、加速した物体の時間の進み方が遅れる効果だけが生じると思います。
だから、矛盾と言う事では無いと思いますよ。
質問は、重力場にいる時の話じゃないですよね?
リンク先の現象が矛盾していると言うのならば、どの部分か記載しないと、質問自体が良くわからなくなります。。
リンク先で慣性系と言える場所は、GPS衛星(自由落下している局所慣性系)だと思いますが、その事ですか?
GPS衛星の場合は、重力ポテンシャルはほぼ0ですから、地表面からの距離がさらに離れても、自由落下の状態にあれば、原子時計の固有振動数は変わらないと思います。(太陽に近づくので、その影響は多少あるかもしれませんが、地球も太陽に対して自由落下しているので、地球と同じ軌道にあるならば、その影響も無いと言えるでしょう)
加速中は時間が遅れるので、カウンターの計数にずれは生じるかもしれませんが、それを通信で補正すれば、速度変化による特殊相対性理論の時間の遅れが変るだけだと思います。
http://www.ltm.kyoto-u.ac.jp/lecturenote/lecture …
つまり運動エネルギーを加えたからじゃなく、それが位置エネルギーに変わると固有振動数がかわると?
No.5
- 回答日時:
お礼ありがとうございます。
リンク先の表現は、重力ポテンシャルの違いが周波数の違いになると書かれているので、そのとおりだと思います。
リンク先の実験は、重力場の中でも、重力源に近い領域なので、重力ポテンシャルの差が高さが近似できる領域です。
距離がもっと離れた場合は、距離の二乗に比例して重力加速度が減少するので、高さと周波数の変換は一次近似できなくなります。
GPS衛星の高度20000kmで、前のリンク先の高低差で計算した場合は、時間の進みは2.18×10^-9sとなります。(一般相対性理論で計算した場合は、前のリンク先では5.27×10^-10s)
この場合は、重力場の時空のゆがみによる時間の遅れの計算を行う必要があります。
前のリンク先のGPS衛星の時間の進みは、地球の重力場を半径9mmの地球と同じ質量を持つブラックホールで近似して計算した値、5.3×10^-10とほぼ近い値です。
No.6
- 回答日時:
お礼ありがとうございます。
慣性系で加速した場合は、前の回答と同じく加速度は運動エネルギーに変わります。
加速中は、運動している物体は加速度と等価の重力場にいる事になるので、加速していない場合と比べて時間の進みが遅れる事になります。
つまり、振動数が下がる事になると思います。
この場合は、高低差という概念は無くなります。
しいて言えば重力場が生まれたと言う事は、重力が弱い位置から強い位置へ移動したと考えても良いでしょう。
アナロジーとしては、地球上で高い位置から低い位置へ移動したのと同じ事です。
つまり、位置エネルギーが減少した事になります。
したがって、振動数は下がる事になるので、リンク先の説明と矛盾はしないと思います。
加速すると地表静止に比べて時計の進みが遅れ振動数が低くなる事になります。
その運動エネルギーを位置エネルギーに変え上空に持っていくと地表静止に比べて時計の進みが速く振動数が高くなる事になります。
これでよろしいでしょうか?
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
お礼ありがとうございます。
説明としてはそれでも良いと思います。(運動エネルギーが位置エネルギーにすべて変換されたなら、そうなるでしょう)
リンク先では高低差で周波数が上がる理由は、位置エネルギーの質量等価により、放出される光子の振動数が上がるとされています。
この説明は、若干不親切ですが、現象としては正しいのでしょう。
一般的な重力赤方偏移の説明としては、重力場から脱出する光子が、脱出する為にエネルギーを失うので、結果として光子の振動数が減少する現象とされています。(一般相対性理論の説明)
この事と、弱い重力場で、重力場の近傍の場合は、位置エネルギーで重力ポテンシャル差を近似できる(高さの差によらず重力加速度が一定とみなせる場合)事から、基準点からの高低差で振動数の減少が計算出来ます。
この場合は、高さが増す毎に光子の振動数は減少します。(位置エネルギー分エネルギーが減少した事になります)
リンク先の現象は、この現象を逆の見方で解釈します。
つまり、地表面から光子を垂直に放出した場合は、位置エネルギーが増す事により、その仕事分光子はエネルギーを失います。
逆の見方をすれば、高い位置にある物体は、位置エネルギー分エネルギーを持っているので、地表面の光子の周波数に比べて、高い振動数になると言う事になります。
>この説明は、若干不親切ですが、現象としては正しいのでしょう。
そうです、この方法が正しいというか他に基準をきめる方法がないのではないでしょうか?
>一般的な重力赤方偏移の説明としては、重力場から脱出する光子が、脱出する為にエネルギーを失うので、結果として光子の振動数が減少する現象とされています。(一般相対性理論の説明)
光子が相互作用なく周波数を変える現象はないのではないでしょうか? 一般相対論では光速度一定は原理ではないと思いますが
>つまり、地表面から光子を垂直に放出した場合は、位置エネルギーが増す事により、その仕事分光子はエネルギーを失います。
そうです、秒を決めるのに振動数を使う限りこのような見方以外にあるのでしょうか?
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1に基づいて秒の基準を振動数で定義するので、その違いですね。
でも1は絶対静止座標系を失っていますので、同じ慣性系=同じ周波数で伝播の保障が必要なだけで、
それをしない限り光速度不変にも根拠はないのでしょう。
引き続いて以下にまとめてみましたので、回答ください。
https://oshiete.goo.ne.jp/question/complete