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質問です。
鬼怒川の堤防が決壊したじゃないですか?
鬼怒川に限らず堤防ってなんで土なんですか? コンクリートとかセメントとかじゃダメなんですかね?

A 回答 (5件)

今回の鬼怒川堤防決壊の仕組みは、


越流(堤防を越えて川の水が溢れること)により、堤防の外側の土砂が流れ出し、堤防の越流した箇所が徐々に薄くなり河川からの圧力に負けて薄くなった堤防が崩壊する。
これが決壊に至った経緯。
そしてどのようにして防ぐのかというと、越流しても土砂が流れ出さないように堤防の外側を「石積み」または「コンクリートで固める」ことをするのです。
また堤防の内側にも同じ処置を行い水流により土砂が流されないように処置をする。
全部をコンクリートにすることはありません。
(今回の復旧にあたっては堤防の中にテトラポットを埋め込んで上から土砂を被せ、土砂の量を減らすことで早期復旧を行った模様)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。納得しました!

お礼日時:2015/09/16 23:04

堤防をコンクリートで固める。


それは、一見正しいように思えても、現実には難しい。
だから、自然との協調の中で治水全体で考えなければならない。
例えば、上流ではダム。傾斜地の地すべり対策。下流では放水路の整備や遊水池(普段は田圃で増水時は、越水させて一時的に水を貯める。その補償は行政が負担する)、河川の合流箇所では背割堤の整備など総合的に行わないと効果が薄い。

もうひとつは、自然堤防の存在。こう言う場所は殆ど民有地。
今回の鬼怒川本流決壊箇所も民有地。堤防を切り崩し、そこに業者が太陽光発電パネルを設置したのが原因。
支流が鬼怒川本流近くで決壊したのは、本流の水位が支流より高くなり、水が逆流し堤防を破壊した。

つまり、堤防をコンクリートで固めりゃ済むと言うレベルの話ではないのです。
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この回答へのお礼

なるほど。詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時:2015/09/16 23:03

だめ。



土手は様々な生き物の生息場所である
人間の都合でコンクリートで固めて、生き物が住めない環境はアカン
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この回答へのお礼

なるほどー でも流されたら元も子もないような…

お礼日時:2015/09/16 23:03

先日どこかの番組(あさイチ?)で同じ質問をみました。


 専門家の回答は万一決壊したときに短期間で費用も安価で復旧できるからだそうです。
 土積みの堤防だと数週間あれば決壊前と同等の強度の堤防に戻せるらしい。
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この回答へのお礼

なるほど!でも壊れたんだからその堤防じゃダメって認識して欲しい気持ちもあります笑

お礼日時:2015/09/16 18:31

石垣積み土を盛り、堤にした物に補強に鉄筋コンクリートで改装したのが私の地元にあります。

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この回答へのお礼

そうなんですか!ありがとうございます。
全てそういうのにすればいいのにって思います、笑

お礼日時:2015/09/16 18:29

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