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現在非上場の株式会社に勤めており、
全体の2%の株を知人から譲り受けております。

会社より自社株を5%ほど保有しないかという話が出ているのですが、

上記の話を承諾した場合に想定されるメリット・デメリットはどのような事があるでしょうか?

今こちらで調べた中では

●メリット
持ち株の割合が7%となるので

保有数3%以上  会計帳簿閲覧権
         業務の執行に関する検査薬の選任申立権
         取締役・監査役の解任請求権
         株主総会の招集請求権

が可能に
→最近保有したので株主総会にもまだ参加できていないのですが、
現状会計帳簿の閲覧権もないという事は2%保有だと、株主総会で何ができるのでしょうか?

●デメリット
会社に何かあった場合に株主にも責任が生じる?
→こちらも人から聞いた話なので確かな情報ではないのですが…


勤めている会社は親族外継承で
まだ確定してはおりませんが、このままいくと私が継承する可能性が高いです。

しかし、最近経営について学んでいく中で、
現在の株の保有数では雇われ社長となるため、
独立したほうが良いのでは無いかと考えるようになりました。


株に対する知識があまりないのでアドバイスをいただけると助かります。

A 回答 (3件)

なるほど、では少し長いですが解説します。



そもそも株とは、会社の資本金を集める手段です。
本来創業者の社長がすべて資産を投げ打った分でやればよいのでしょうが、それでは資産家しか起業できなくなってしまいます。

それを補うのが株というシステムです。

株券1枚500円というように、お金の受け取る代わりに、それを保証する証券です。
つまり、資本金に対して、1枚分の配当を得られる権利です。
これが投資です。

投資によって、企業は安全に儲けに専念できて、その持ち株分の配当が得られます。

逆に、社長であれば、この持ち株比率が高くないと、会社の経営権を奪われてしまいます。

なので上場企業でもすべての株式は売らないのです。
上場とは、社内外の投資家に出資を募るという話です。

され、では非上場の株式とは?
つまり、親族などで持ち株を分け合っている企業です。
なので、大体跡目争いが起こりやすいのです。

しかし、会社は必ず親族が相続しなくてはならないものではないので、株式会社であれば、株の持ち株比率の高い人が、結果的に社長になります。
もちろん、自分の気に入った人間を経営者にすえてもOKです。

正直たかだか2%では、一般投資家と同じレベルで経営権も糞もありません。
それでも社長の話があるということは、実質の経営権がないままお飾りの社長ということになります。

なので過半数(最大持ち株主)にならないと意味を成しません。
でも倒産する場合は、持ち株比率が少ない方が責任を問われません。

そういうメリット・デメリットがあります。
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この回答へのお礼

再度ご回答いただきありがとうございます。

やはり雇われ社長になりそうですね。

大変参考になりました!

お礼日時:2015/11/19 22:14

小規模の非上場会社の株式を持つメリットは限られています。


1.配当
2.売却益
3.経営権の掌握

1.は毎期確実に配当が支払われることが条件です。また取得価格との比較の中で損得を判断することになります。

2.は会社の企業価値が増加し、株式の価値が高まれば売却益も期待できます。ただし業績が良くないとどうにもならないし、非上場会社の多くは株式譲渡制限が付いていますから、実際問題として簡単に売却することはできません。

3.は、過半数の株式を保有すれば株主総会を牛耳れますから、経営権も手に入れることが出来ます。しかし今の保有割合では何もできません。

株式会社に何かあった場合でも、株主は出資した範囲内でしか責任を取る必要はありません。つまり株が紙切れになるだけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

現在の2%の株でも株主総会に出られるので、
できることはほとんど変わらなそうですね。

株主総会に出て決算を見るのと、
保有数3%以上の会計帳簿閲覧権というのは
大きく違うものなのでしょうか?

お礼日時:2015/11/19 22:17

そんなことも知らないで持ったんですか?



信じられません。
余程、恵まれた資産家なんですね。

なんか教える気がなくなりました。
ファンドマネジャーでも雇ってください。
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この回答へのお礼

無知で申し訳御座いません。

最近少し特殊な理由で株を持つことになり、その際はあまり深く考えていなかったのですが、
今後のことを考えた時に、今回も購入したほうが良いのか考えるようになりました。

会社は小さな会社で、このまま行けば継ぐことになるかもしれない。
くらいの安易な気持ちでおりました。(実際に継ぐことになる時期はまだ10年くらい先なので)

ネットや書籍でも調べているのですが、調べ方が悪いのか、
ピンポイントの答えが見つからず相談させていただきました。

不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。

お礼日時:2015/11/15 21:52

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