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質問です。
猫が慢性腎不全になると、最終的には尿毒症は避けられないのでしょうか?
または輸液をきちんと続けることで尿毒症にならずに老衰で亡くなることはできますか?

腎機能の低下→老廃物を出そうとして多尿→飲み水で間に合わず脱水&老廃物(尿毒素)が排出できず少しずつ溜まる→尿毒症

と捉えていましたが、合っていますでしょうか?
皮下輸液で水分を補い、毒素を排出し続ければ尿毒症は避けられますか?
もしくは数値がかなり悪くなる(腎機能が低下する)と、最終的には皮下輸液では間に合わず、尿毒症になってしまいますか?

去年、慢性腎不全の子を尿毒症で亡くしました。明確ではありませんが、尿毒症からの口内炎の悪化で食事ができず、衰弱し、亡くなりました。
今もう一匹、慢性腎不全の子がいます。今はまだBUN52.3、CRE2.1とそこまで悪くはないですが、いずれは同じようになるのかと心配です。
もうすぐ18歳になる高齢猫です。

尿毒症を避けられる方法がもしあれば、教えて頂きたいです。

詳しい方、同じような経験のある方おられましたら、回答を宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

動物病院へいくと、腎臓の検査として、良く、尿素窒素(BUN)とかクレアチニンと言う言葉を聞くと思いますが、これは何でしょうか?カルフォルニア大学のDr、Cowgillの報告によると尿素窒素(BUN)とかクレアチニンの数値の関係は、以下の関係が成り立つそうです。

本来はクレアチニンには機能の判定はできないが、凡その関係は以下の通りです。


★クレアチニンの指数 2 50%の腎臓の機能がある。
クレアチニンの指数 4 25%の腎臓の機能がある。
クレアチニンの指数 8 12.5%の腎臓の機能がある。

また最近は、クレアチニンの濃度にて、その猫の慢性の腎疾患や不全を診断する試みも行なわれています。以下がその大まかな指標です。多くの腎不全は第3期で診断されているようです。★できれば第2期の前半で診断されればと、思います。この時期で診断されれば、★通常は治療すれば、2年以上生存できる可能性が十分にあります。一度猫の慢性の腎不全と診断されたら、その進行する度合いを調べることが重要です。また猫の慢性の腎不全が進むに従って、個々の異常な問題点を解決して行くことが重要です。


クレアチニンの指数 1.6以下 正常な腎臓の機能がある 第1期
★クレアチニンの指数 1.6-2.8 軽度の慢性腎疾患か腎不全 第2期
クレアチニンの指数 2.9-5.0 中等度の慢性の腎不全 第3期
クレアチニンの指数 5.0以上 重度の猫の慢性の腎不全 第4期


また参考までに腎臓の機能と予後の判定の関係を調べると、以下のようです。


★腎臓の機能が50%の場合は、予後良好(腎臓が1個のみと同じ)但し定期健診必要
腎臓の機能が25~50%の場合は、予後は生涯の治療にて、維持すれば長期生存は可能。
腎臓の機能が10~15%の場合は、予後はかなり警戒から不良、削痩し、集中治療が必要。

いかがでしょうか?
あなたの猫ちゃんは、★のステージです。

あまり悲嘆しないでください。
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この回答へのお礼

tenpooo様
何度も回答いただきありがとうございます!
大変参考になりました。
では今はまだまだ初期の段階ってことですよね。診断後は、水をよく飲み食欲もあり、カリカリの腎臓食を嫌がらずに食べてくれてるので、まだ安心しています。
病気ですのでそのうち進行していくと思うのですが、ステージ3や4になったときに、薬も飲まず透析を受けなかった場合、やはり尿毒症からは逃げられませんか?
または毒素の吸着薬や阻害薬を服用することで、重症化しない状態で最期を迎えることはできるのでしょうか?薬の服用もただの延命になるのでしょうか…
透析は考えていません。

今後どのようにしていけば良いのか、悩んでいます。猫に負担のかかりすぎない程度で、できることをしたいです。

お礼日時:2016/01/24 14:00

あなたの尿量が600mlとして、飲料水を1000ml摂取したらどうなりますか?400ml/日ずつ体の中に残りますよね。

×3日でどうなりますか?1.2ℓ。これを透析で除去するのです。
腎機能が低下しているからです。

人間の場合です。透析をするとやがて尿量も少なくなっていきます。
腹膜透析は、ある程度尿量が出ている人の場合。
血液透析は、更に進んだ場合。

基本的に猫ちゃんも変わらないと思います。

慢性腎臓病のステージですが、腎不全になると透析が必要になるのです。
透析が必要なステージの猫ちゃんが透析を行わないと尿毒症になるのです。

不安にならないでください。
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http://gavi-health.jugem.jp/?eid=160

参考になるのではないでしょうか?
慢性腎不全と言ってもステージがあるのです。
そのステージによるのです。慢性心不全=尿毒症ではありません。

あくまでも重症になるとですからね。重症になると人工透析が必要になります。人間で言えば腹膜透析、血液透析などです。それを行わないと尿毒症を起こして死んでしまいます。しかし、この人工透析は、人間で言えば延命治療なのです。

腎臓機能の低下によって、おしっこが少なくなってくるので、体の中の水分、毒素が十分に除去できなくなったり、血液のPHバランスが悪くなって血液が酸性になったり、電解質が増えてきたりするのです。例えばカリウムであったり、これが高くても、低くても心臓は止まってしまいます。一般的に腎不全患者はカリウムが高くなるのですが。
あくまでも重症になるとですからね。

それらの対応をしないと死んでしまうので、腎臓に代わって透析が代行するのです。

あなたの尿量が600mlとして、飲料水を1000ml摂取したらどうなりますか?400ml/日ずつ体の中に残りますよね。×3日でどうなりますか?1.2ℓ。これを透析で除去するのです。
腎機能が低下しているからです。

あくまでも人工透析が必要な重症になったらです。そのような患者の死因は、最終的には心不全で亡くなります。心臓が弱っていて透析を行うと血圧が下がって生命が危険なため、十分に行えずそうなるのです。
あくまでも重症の場合です。あなたの猫ちゃんの場合ではないので、誤解しないでください。
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尿毒症はご存知のように腎臓の機能低下や喪失などで血中の毒素が十分に濾過しきれなくなって発症しますよね、



人間で言えば人工透析が必要です、

基本的に透析以外で毒素を除去する事は出来ません、輸液などを大量に投与しても毒素の除去は出来ません、体内の水分が過剰になり尿量が増えるだけです、

排尿量を増やす事はそれだけ腎臓に負担を掛けます、
そんな事で血中毒素を排出する事は出来ません、

間違えないで下さい、

人も動物も基本同じです、

腎機能の低下を防ぐ事は出来ません、
回復には腎移植しか、

なまじ手当てを尽くすと貴女の飼い猫は辛い状態が長引きます、

此れだけは力を込めて申し上げたい。
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この回答へのお礼

Walkure1500様
回答頂きありがとうございます。

獣医師から、輸液をやめてしまうと一気に悪化するから続けて下さい。と言われたので、輸液をすることで脱水の回避と排尿の手助けができ、毒素の更なる蓄積を防ぎ、回復は難しくともしばらく現状維持はできるのかと思っていました。

では皮下輸液は、脱水の苦しみからの緩和と、延命ということでしょうか?
透析をしない前提であれば、腎不全が進むと尿毒症はいずれは発症してしまうと考えて良いのでしょうか?

お礼日時:2016/01/20 00:55

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