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・染色体の数でよく使われる n
についてなんですが、染色体2本1対で1nってことでしょうか?

・相同染色体というのは2本で1対になった染色体のことでしょうか?

・2価染色体は2本1対の染色体が2つくっついてる状態、であってますか?

・減数分裂のときは
n→2n→nが2個→1/2nが4個
体細胞分裂のときは
n→2n→nが2個
の分裂の仕方であってますか?

ゴチャゴチャしててわかりづらいかもしれませんが、回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

大きさと形が全く同じ染色体が2本ずつ対になっている場合、相同染色体といいます。

      ②

相同染色体の組の数を n とし、相同染色体が1対ずつある場合、これを複相といいます。   ①
その場合、染色体数は 2n と表します。

生殖細胞のように相同染色体の一方ずつしかないときを、単相といい、染色体数を n と表します。

減数分裂の第一分裂(染色体数が半分になる)前期で、相同染色体同士が接着(対合)して、
二価染色体ができます。                                    ③

・減数分裂のときは 1コの母細胞(2n,複相)から4コの娘細胞(n,単相)        ④
  2n → n(複相)が2個 → n(単相)が4個

⑤宜しいかと思います。

 参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2016/03/03 16:29

wikipedia の


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E6%95%B0 …
によると, そもそも「n が何を表すのか」に若干の混乱があるらしい. それを前提に.

まず, 「染色体」というと「X 字型のアレ」を想像するだろうけど, あれは実際には 2本の遺伝子が中央部で引っ付いてる姿であって, あれ 1つが本当は「遺伝子 2本分」だったりする. 「相同染色体」はぶっちゃけて言えば「同じ種類の染色体」(だから「2本で1対になった染色体」でもまあいいといえばいい) だし, 「二価染色体」は相同染色体である 2つの「X 字型のアレ」が引っ付いてる状態だな.

ここからは n との関係.

特定の生物種を構成するために必要な遺伝子全体が「ゲノム」で, そのゲノムが1セット (ヒトだと基本的に 23本) そろっていると「1倍体」になる. もちろん 2セットあれば「2倍体」だし, 3セットだったら「3倍体」だ. で, n で倍数性を表すことにすると
1セット = 1倍体 = 1n, 2セット = 2倍体 = 2n, ...
ということになる.

一方で, 上の wikipedia にあるように n で核相を表すことにすると, 1セットしか持たない奴は自動的に単相だから n になるのだが, 2セット持ってる場合には単相と複相の両方が考えられる. 複相だったら 2n と書くことになるが, 単相であればたとえ 2セット持っていたとしても 2n ではなく n と書かなければならない.

で大部分のヒトの場合は「体細胞は複相 2倍体, 生殖細胞は単相 1倍体」になっていて, n で倍数性を表すなら
・体細胞分裂
2n →(DNA の倍化)→ 4n →(分裂)→ 2n×2
・減数分裂
2n →(DNA の倍化)→ 4n →(第1分裂)→ 2n×2 →(第2分裂)→ n×4
だし, n が核相を表すなら
・体細胞分裂
2n →(DNA の倍化)→ 2n →(分裂)→ 2n×2
・減数分裂
2n →(DNA の倍化)→ 2n →(第1分裂)→ n×2 →(第2分裂)→ n×4
ということになる. まあいずれにしても「1/2n」はあり得ない.

ヒトの場合は体細胞が複相 2倍体だから上のようになるけど, 生物によってはそれ以外のこともあってその場合はいろいろややこしいことをすることもある.
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