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お世話になっております。
 監督などシナリオを読む事を職業にしている方に質問させて下さい。 読みやすいシナリオ、つまりこれで映画を撮ってみたいなと思わせるシナリオってどんなシナリオですか? シナリオライターに言いたい事とかありますか? ご意見是非お聞かせください。

A 回答 (2件)

映像がらみの仕事してます。



トップカットから頭の中に画が浮かぶもの、です。
個人的には、トップとラストが両方「トリハダ」級だとウレシイですね!
ま、「こりゃ予算的に無理だべ」っていうものもありますが、ストーリーがよければ金はあとから考えます!
頑張ってください!
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監督ではありませんが、「シナリオを読む事を職業にしている」者の一人として、一言申し上げます。



私は撮影部に所属します。

ニュアンス的には解らなくもないのですが、「読みやすいシナリオ = 撮ってみたいと思うシナリオ」では無いと思いますし、各部署での解釈もそれぞれで違ってきますね。

たとえば、一監督が是非撮ってみたいと思う本(シナリオ)に出会ったとしても、それを具現化する為の制作費をどう捻出するのか、それをクリア出来なければ決して日の目を見る事はありません。
演出部や撮影部が面白い本だと思っても、あまりにも予算のかかるものは現実的ではありませんね。
本で、ただ一行だけ「二人の乗った車が爆発炎上した」と書いただけでも、それを映像化するためには(実写でもCG処理でも)相当な金額がかかってしまいます。
ハリウッド等と違って、日本を活動の場にするならば、現実問題としてコスト意識をある程度シビアに考えなければならないと思います。

実際には、「撮ってみたいと思わせるシナリオ」は、監督が最初に目を通すのではなく、まず、制作会社のプロデューサーが決定を下して、制作部のトップが監督や各スタッフを選定することが多いので、それぞれの制作会社が得意とする作品のカラーを研究するのも重要ですね。

小説家ならば、(極論すぎて語弊があるかもしれませんが)大きな制約も無く、個人で自由にテーマを決めて書きたいように書けば良いのですが、プロのシナリオライターはそういう訳にはいきませんね。
映像化、それも、2~3時間の映像化でバランス良くストーリー展開されること。
あまりに、細かく撮影に対する制限指定が本にあっては、実際の撮影上の物理的な制約制限のために撮影が困難な場面に遭遇した場合、フレキシブルに対応(シナリオの細かい変更修正)が出来なくなってしまいますので、それでは困ってしまいます。
シナリオの最終稿が上がった後でも、監督から変更を加えられて、随時差し込み(追加修正の台本のページ部分)がなされるのは良くある事です。
それらに対応出来る思考やアイディアの柔軟さは必要ですね。
それと、あまりにもプライドが高すぎて、自分の作品に外部から変更を加えられる事を良しとしないのでしたら、作品を書く以前にプロのシナリオライターとしては失格でしょう。
作品作りは、それに関わる全員での共同作業なので、協力体制を持ち得ない人は参加資格が無いといえます。

さて、これは個人的な意見ですが、私が撮ってみたいと思うシナリオは、当然ストーリーとして面白いこと。
映像が目に浮かぶもの。(映像化したい意欲がそそられるもの)
漠然としていて、あまり良いアドバイスになっていませんが、それに尽きます。

頑張ってください!
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