
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
マグニチュード推定法 Richter, Charles F., 1935年1月「An instrumental earthquake magnitude scale」
フェヒナーやスティーブンスが活躍した時期は、、、
感覚と刺激の二つの関係を示そうとするのと、地震が発するエネルギーの大きさを示す手法を工夫するのと、、、、 関係がない
フェヒナーの法則は、「(刺激Aと刺激Bに関する)心理的な感覚量は、刺激の強度ではなく、その対数に比例して知覚される」
スティーブンスの法則は、「刺激の種類によってべき乗に掛かる係数が違う(同じ種類の刺激ならば、刺激エネルギーの大きさのべき乗と係数で、感覚を量的に示せる)」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86 …
実際にイヤフォンで同じ音楽を聴いていても、周囲の環境や音楽の種類で、イヤホンから出て来る音の大きさの感覚は、非常に違うと、私は感じています。 周囲の明るさでものの視覚的識別・認知が変わるのも確かです。 刺激エネルギーの物理的大きさと数式で「感覚量を示せる」とはとても思えないです。 たぶん、スティーブンスの法則は間違っているか、スティーブンスの法則には多くの条件が欠けているのだと私は思います。
No.3
- 回答日時:
> 基礎心理学領域に興味があります。
昨日から脳機能の勉強に入りました。えーと
尺度という言葉をご存じですか。
http://www.senotake.jp/dl/45.pdf
http://www.gen-info.osaka-u.ac.jp/MEPHAS/express …
音や明るさ(暗さ)、圧感、痛み、甘味、辛み、臭み(香り)、温冷感、揺れ感、重さ(軽さ)のような「感覚」に関して、「倍に感じる」「半減した」「倍増した」のような表現をすることが日常的にはありますが、その倍とか半分とかに数量、係数のような意味はないです。
試しに、誰かに頼んで珈琲に好きなる量の砂糖を入れて撹拌してもらい、それ①を飲みます。 次に、砂糖を入れてない珈琲に少しずつ砂糖を入れて良く撹拌したもの②を口に含み、①と比較しながら、①の半分の甘さになったと感じる砂糖の濃度を記録します。さらに②に少しづつ砂糖を加えたもの③を口に含み、①と比較しながら、①の二倍の甘さになったと感じる砂糖の濃度を記録します。 このようなことができるとして、他に9人の協力者に頼んで、全部で9人の記録が似たようなものになると思いますか。
二つの白い円を1メートル離して、それぞれを明るく照らすような方法で、左の円の半分の明るさ、二倍の明るさを言うのも、当然難しいです。 音の大きさなどでも同じです。
(感覚を量的、比率的に比較する)のは難しいのは、昔から分かっていたことですが、どうやったら感覚を数量化していけるかの工夫がいくつかあり、どうも難しいとなったとき、視点を変えて、①②③が同じ甘さか、甘さが違うのかを識別出来るのはどの程度砂糖の濃度が違うときか、どの程度濃度が違っても区別がつかないのかを研究してみたというのもあるでしょう。 でも、10人が10人とも、二つの甘さや二つの明るさ、二音の大きさの識別判定が同じレベルとは言えないのも、昔から分かっていたことでしょう。 それでも、《だいたいこんな傾向があるみたい》という見解を示せる調査をしたというだけでも、スゴイとは思いませんか。
> 「法則」は時代の変化によって成立しなくなると考えるのはおかしいですか?
心理や認知、感覚などのことで《法則》というのは、「何も言えない・ちっとも分からない・まったく不明」というの状態から、理解が半歩前進、あるいは理解するために方向をある範囲に絞るというための《手がかり・考え方》のようなものだと、私は思います。 時代によって成立したり不成立になったり、時代によって変わったりするものではないと、私は思います。
スティーヴンスのべき法則では、同じような感覚についてでも、状況によって感じ方が違うということも述べています。 それって、今日の蒸し暑さと風呂場の暑さ、サウナ室の暑さ、冬のストーブの種類や大きさなどを考えると、そうだなと感じることもあるのではないでしょうか。

No.2
- 回答日時:
マグニチュード推定法とは、たとえば、10dbの音の大きさを標準として、それに「10」の数値(基準値)を割り当てます。
そうしておいて、例えばこの例では、さまざまな大きさの音刺激を提示し、その刺激に応じた感覚の強さを、基準値の10に対して、いくつになるかという比率で、数値として報告させる方法です。
ある音の強さの刺激が、基準値の倍くらいの感覚と感じられたときには、「20」となります。
つまり比例計算が成立する事が前提になっています。
スティーブンスの法則は、刺激と感覚の間には、べき関数が成立という内容です。
マグニチュード推定法をさまざまな種類の感覚に用いて測定した結果、感覚の大きさEと、刺激の強度Iとの間には、
E=kI^n : 感覚の大きさEは、k(定数)×I(刺激強度)のn乗
E:感覚の大きさ
k:定数
I:刺激強度
n:感覚の種類の応じて異なる値
という関係が成り立つことをスティーブンスが発見した訳です。
y=a*x^b
グラフとして表すとy=a*x^bの指数グラフの形になります。
また、横軸に刺激の強さの対数(log)を取り、縦軸に感覚の大きさ(マグニチュード推定法によって得られた数値)の対数(log)を取って、プロットすると、感覚の種類によらず、線形的な関数(直線)となります。
フェヒナー法則(R=k×logS R:感覚、S:刺激の強さ、k:定数)は一定の刺激強度の範囲でしか成立しません。
広範囲で成立するスティーブンスの法則の方が優れていると言えます。
この回答へのお礼
お礼日時:2016/07/02 08:36
有難うございますm(_ _)m
分かりやすかったです。
心理学に興味があって入学したんですが、私が想像してた学問より遥かに奥が深くついてくのがやっとです。
もっと勉強して知識を深めたいと思ってます。
私は基礎心理学領域に興味があります。昨日から脳機能の勉強に入りました。。。難しいです。。。
多分また、質問すると思うのでよろしくお願いしますm(_ _)m
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