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初めまして。
避妊失敗21時間後アフターピルを正しく服用し、6日後(今日)に不正出血が来ました。(ナプキンが必要なほどの量で鮮血。朝はトロッとしたオリモノが混ざっていた。)
しかし、今日の朝に排卵検査薬を使用したところ、陽性でした。昨日の夕方は陰性で、今日の夜も陰性でした。排卵予定日は、3日前です。

質問させていただきます。

質問1
アフターピルを服用しても、排卵は起こりますか?

質問2
もしも、今日排卵が起きたとして妊娠する可能性はありますか?可能性は高いですか?避妊失敗から、今日で1週間です。

質問3
今日の不正出血が消退出血だった場合、排卵と同時になることは、あるのでしょうか?

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • すみません。服用したものを書き忘れてしまいました。
    プラノバールです。
    産婦人科の先生は、避妊失敗した日は危険日だと言っていました。
    補足すみません。よろしくお願いします。

    知識不足な点に関しては、今回の回答を含めより深く(基本なのですが)学ぼうと思いますm(_ _)m

      補足日時:2016/08/25 18:43
  • 重ね重ね、質問すみません。

    少し私にとって、難しいと思う内容もありますが、とても分かりやすいですm(_ _)mありがとうございます。

    私のこの不正出血は、私自身排卵日と重なっているようなので(排卵日検査薬の結果より)排卵出血と思っていたのですが、その可能性もありますか?消退出血なのでしょうか..。

    お付き合いいただきありがとうございます。
    よろしくお願いします。

      補足日時:2016/08/25 19:20

A 回答 (3件)

排卵出血とは、排卵する時に卵巣を傷付けて出血すると思っている人がいますが、これは大きな間違いです。


卵巣から出血するのは卵巣出血といい、出血量も多く激痛を伴う症状があります。

参考URL(ただの排卵痛ではない? 腹部の激痛を伴う卵巣出血)
http://allabout.co.jp/gm/gc/431043/

本当の排卵出血は女性ホルモン(卵胞ホルモン)の一時的な減少に伴い、子宮内膜を維持することが出来ず部分的に溶けて剥がれ落ちることを言います。

女性は次の月経が始る2日前になると、脳が今回は妊娠できなかったと判断し月経を起こします。
と同時に、もう次の卵胞達を育て始めるのです。
左右の卵巣内にある数ミリから5ミリ程までに成長している卵胞で、脳から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)に反応するものだけが排卵に向けて再成長を開始します。
その数は数個から20個ほどと言われています。

通常、排卵する卵胞は一つだけで、その一つを選び出すメカニズムはFSHの一時的な減少なのです。
FSHが無いと成長できない卵胞は、この作用で淘汰され、FSHが無くても自力で成長できる卵胞が生き残り排卵するのです。
この事を「主席卵胞の出現」と言います。

この様に排卵するまでの卵胞の成長過程を「卵胞形成の機序」と言います。
機序とはメカニズムの事です。
参考URL(日産婦誌50巻5号より)
http://www.jsog.or.jp/PDF/50/5005-103.pdf
この資料では、
月経発来の 1 日前から血中 FSH が増加し,新しい性周期へ向けて卵胞発育が始まる.
同時に,子宮内膜腺細胞の分泌活性と間質の浮腫状変化が消失して内膜は萎縮し,月経が発来する.
と書かれています。

FSHの一時的な減少とリンクして、卵胞ホルモンも一時的に分泌量を下げてしまいます。
ピルの合成卵胞ホルモン剤の副作用で血が固まってしまう血栓症の副作用が良い例ですが、卵胞ホルモンには血液を固める作用があります。
「子宮内膜とは言いますが、その成分の殆どが血液です。」と書きましたが、自然な卵胞ホルモンも同じで、この作用により子宮内膜を子宮の裏側に留めておくことができるのです。
その分泌量が減ってしまうので、子宮内膜を維持しておくことが出来ず、一部分が溶けて流れ出して来るのが排卵出血です。
だから、排卵出血は排卵のタイミングとは一致していません!
排卵出血の可能性は、限りなく低いとしか言えません。

合成女性ホルモン剤(ブラノバール)を一時的に服用した後に出血したのですから、消退出血と捉える方が、どうみても合理的だし自然だと思いますよ。
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この回答へのお礼

この度は、私の質問にお答えいただきありがとうございました。
1つ1つの質問に対し、資料やそれに関する説明を詳しくお教えくださりありがとうございました。
とても分かりやすく、知らなかった事や自分の知識の誤解にも気付け、大変助かりました。
今後、より深く性について学び、正しく性生活をしていきたいと思います。
貴重なお時間、ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2016/08/25 21:06

>すみません。

服用したものを書き忘れてしまいました。
>プラノバールです。
>産婦人科の先生は、避妊失敗した日は危険日だと言っていました。

これは先生が予測を間違えていると思います。
ブラノバールも女性ホルモン剤なので、ノルレボ錠の代用として緊急避妊薬として使われます。
この様な方法をヤッペ法と言います。
古くから手術などをする日に月経が重なりそうになると生理をズラす手法として行われています。

Yuzpe(ヤツペ)法についても、日本産科婦人科学会がレポートを出しています。
参考URL(緊急避妊法 日産婦誌59巻9号より)
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-514.pdf

こちらの方は、服用前の女性の身体をあまり詳細に調べていないようで、曖昧な記述が多く見かけます。
以下、
1)エストロゲン(E)レベルが低い時期に ECP を服用した。
この場合,子宮内膜が分泌内膜化し,ECP 服用後の黄体ホルモンと卵胞ホルモンの急激な低下に伴う消退出血が認められる。
服用翌日の出血をみた例もある。

2)E レベルが上昇期にある時期に ECP を服用した。
E 分泌が徐々に上昇していくが、まだ排卵の準備が整わない時期に ECP を服用すると、早発 LH サージが引き起こされる
場合がある。
いわゆる黄体化非破裂卵胞の状態になる。
この場合、黄体化の程度によって数日から正常黄体期に相当する日数(12日から16日)プロゲステロン(P)分泌が続くが、黄体の退行とともに月経様の出血をみる。
また,ECP 服用後の出血が24日と遅延する例があるが、これは ECP 中の外因性ホルモンの作用で本来ならば、消退出血が起こるはずのところ、内因性の E レベルが急激に増加し、そのために消退出血が抑制され、やがて通常の LH サージが誘起され、正常黄体期が形成されるものと考えられる。

3)E レベルがピーク時に ECP を服用した。
卵胞も排卵の準備が整った時期に ECPを服用すると、子宮内膜の成熟が促進されることがある。
もちろん着床内膜の不規則な成熟があって、一部に着床可能な内膜が形成されていれば妊娠が成立する可能性も否定でき
ない。

4)排卵後に ECP を服用した。
宮内膜の成熟が促進されることがある。
着床には接着因子 integrin と子宮内膜表層部に形成される pinopode の存在が深く関与しているといわれている。
着床は黄体期のごく短い時期だけに起こり,pinopode の形成はその implantation windows のマーカーであるとされている。
しかも,pinopode 形成には E は不要であり、P のみが関与している。
こう考えると、ECP の服用によって一時的に P 量が高まることは、pinopode の形成を加速させることで着床を阻害する可能性を示唆するものである。
世界で広く用いられている LNG 単独剤が ECP として活用できる根拠ともなっている。
妊娠に至らない例では、月経予定日に近く出血が起こる。

いずれにしても服用してから6日後に消退出血が起きているという事は、1)エストロゲン(E)レベルが低い時期に ECP を服用した。になります。
エストロゲン(E)とは卵胞ホルモンの事です。
卵胞ホルモンのレベル(分泌量)が低い時期とは、卵胞期前期になります。
逆立ちしても妊娠しない時期になります。

記述されている内容は、専門家が調べた資料とは乖離しており違和感を覚えます!
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質問1


アフターピルを服用しても、排卵は起こりますか?

当然起きますよ。

質問2
もしも、今日排卵が起きたとして妊娠する可能性はありますか?可能性は高いですか?避妊失敗から、今日で1週間です。

ありません!

質問3
今日の不正出血が消退出血だった場合、排卵と同時になることは、あるのでしょうか?

天文学的な確率かも知れませんが、あり得るでしょう。

何か、大きな勘違いをされているような気がします。
妊娠とは、精子と卵子が受精しただけでは成立しません。
受精した受精卵が子宮内膜に着床して、初めて成立します。

子宮内膜とは言いますが、その成分の殆どが血液です。
アフターピルで強制的に子宮内膜を剥がしているのです。
その時点で妊娠の可能性は無くなっています。

何度も同じ回答をしていますが、日本で唯一緊急避妊薬として認可されているノルレボ錠で、女性の性周期の何時に服用し、消退出血が何時起きるかを厚生労働省が調査しています。
参考URL(緊急避妊の作用機序解明に関する研究より)
http://www.aiiku.or.jp/~doc/houkoku/h20/22001A07 …

前提として、全症例を主席卵胞(排卵する卵胞)の有る無しと、卵胞の大きさから4つの時期に分類されています。
各群の症例数は()内のとおりです。
1、卵胞期前期(n=20):主席卵胞径が16mm未満かつP4<1.Ong/m1
2、卵胞期後期(n=9):主席卵胞径が16mm以上
3、黄体期前期(n=21):発育卵胞は認めず、P4>1.Ong/m1かつ性交日から予定月経目まで10目間以上
4、黄体期後期(n=18):発育卵胞は認めず、P4>1.Ong/m1かつ性交日から予定月経目まで10目間未満

以上の前提から、
1、卵胞期前期に服用すると、5~6日後に消退出血が起きます。
2、卵胞期後期に服用すると、次の予定月経頃に消退出血が起きます。その差は2日以内
3、黄体期前期に服用すると、次の予定月経頃に消退出血が起きます。その差は3日~5日以内
4、黄体期後期に服用すると、次の予定月経日に消消退出血が起きます。その差は1.5±0.7日
だそうです。

何を飲まれたのか書かれていないので判りませんが・・・!?
服用から6日後に消退出血が起きたのなら、卵胞期前期に避妊に失敗した可能性が高いと思います。
卵胞期前期なら、卵子は卵胞の中で一生懸命成長している時期ですから、避妊など全くしなくても妊娠できない時期になります。

アフターピルを飲む知識を持つことも大事でしょうが・・・?それ以前に正しい妊娠の仕組みを理解すべきです。
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