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高校のプレゼンでバブルについて調べています。調べている途中ふと思ったのですが、経済的に見てバブル崩壊後と現在、どちらの方が酷いのですか?いくら検索してもネトウヨが中国バブル崩壊の記事を大量に出しているので調べるのに一苦労です。
バブルを経験しているお方、教えてください。

A 回答 (3件)

経済指標としては、名目GDPの推移と株価を見ればよいでしょう。



名目GDPの推移
1997年にピークをつけたまま今までそれよりあがっていません。これは異常事態です。
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html

平均株価
普通のほとんどの国ではバブル崩壊があってもやがてそれを乗り越えて上昇していくものですが、下がっています。これも異常事態です。添付の図ではアメリカDOWに10倍差をつけられています。

実質賃金
http://money-and-finance.hatenablog.com/entry/20 …
これも、下がってきている。これも異常事態です。
「バブル崩壊後と現在、どちらの方が不況です」の回答画像3
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体感的には、バブル崩壊と言うのは、すごく酷かったですよ。


億万長者が債務者へ転落するなど、「とんでもない落差」でしたから。
更に、そのままアジア通貨危機へと突入し、「出口の見えないトンネル」と言う感じでしたが、出口を見ぬまま、消え去った企業なども多かったし。

ただ、それらの経済危機を経て、日本の構造が変わっちゃってるんですね。
「バブル崩壊」と言う経済危機は、現在の「構造的不況」の引き金の一つで、「どっちが酷い?」と比べる様な話じゃない様な気もします。

たとえばバブル以前は、「一億総中流」などと言われた時代ですが。
現在は「勝ち組/負け組」などの言葉に象徴されますが、二極化構造の格差社会化です。
日本企業は終身雇用を前提に発展してきましたが、非正規社員などが増え、働いても暮らしが楽にならない「ワーキングプア」なんてのも生まれました。

あるいは2000年代に入り、ようやく景気回復の兆しを見せてきましたが、その景気を牽引したのは、やはり「中国の成長/台頭」です。
たしかに日本の景気回復には役に立ったものの、アジア経済の中心が、日本から中国やASEANにシフトし始めたとも言えますが。
1980年代あたりから円高が始まって、それと共に日本企業の海外進出が始まったのですが、バブル崩壊後で更に加速し、いわゆる空洞化なども加速しているとは思いますし。
海外進出していない中小零細企業との、格差を生じる原因にもなっているかと思います。

ただ、日本のサラリーマンや学生さんも、「甘い」とは思います。
バブル崩壊までは、日本の一流大学を卒業して、一流企業に就職すれば、まあ「一生安泰」みたいな時代だったし。
今でも、経済大国である日本に生まれ、大学卒業くらいしておけば、まあ日本語を喋れるだけで、死ぬまで食うに困らない程度には生活できます。

一方、同じアジアで言えば、そんな日本に「追い付け!追い越せ!」で、中国の都市部や韓国,台湾,シンガポールや、発展途上国でも首都あたりを中心として、アジア各国の人々は、日本人より努力している人も多いです。
発展途上国だと、母国語以外に、英語,日本語,中国語くらいが話せる様な人も、ゴロゴロしてます。

今後は日本人も、そう言う人たちと競って、勝たねばならない時代ですが、そう言う自覚をしている日本人は、余り居ないです。
日本も現在ほど豊かじゃなかった時代は、欧米あたりに「追い付け!追い越せ!」だったので、現代の若者だけが、苦労を背負ってるワケでもないのですが・・。
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>どちらの方が酷いのですか?


現在ですね。
バブルの崩壊と言っても基盤の経済活動が破綻したわけではない、文字通りバブルがはじけただけ泡銭で儲けたヤツがそれを失っただけですから。

>いくら検索してもネトウヨが中国バブル崩壊の記事を大量に出しているので調べるのに一苦労です。
これは検索の仕方が稚拙なだけでしょう。
客観的統計を見るべきですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2016/08/31 10:44

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