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数Ⅲで質問があります。

y=xe^-x
のグラフで、(α,0)からこの曲線に2本の接線が引けるαの範囲を求めよ。

という問題で画像のような解答だったのですが、接点のx座標を移動させて求めているのがよくわかりません。

どなたか教えていただけないでしょうか?

「数Ⅲで質問があります。 y=xe^-x 」の質問画像

A 回答 (2件)

そうですね。

この解説だと、この曲線の接線のx切片aのとる値の範囲を求めよ、
という設問の解説になってますね。
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変曲点が x=2 のところにあり、それ以下の「上に凸」の部分と、それ以上「下に凸」の部分がある曲線に対して、x 軸上から接線が2本引ける範囲を問われています。



 ですから、曲線上で点を動かして、そこを接点とする接線がx軸とどこで交わるか(それが α )を調べるのは、極めてまっとうな解き方です。(確かに、お示しの解説の書き方は、なんか分かりづらいですが)
 そのときに、同一の「α」が曲線上の異なる2点で存在すればよいわけです。

 当然、「α」の方を動かして、曲線に対して2つの接線が引けるかどうかを調べてもよいです。

 ここでは、解答どおり「曲線上を動かす」やり方で解説します。
 つまり、曲線上の点を x : ∞ → -∞ で移動させて、

(1)曲線上の x:∞ → 2 の点からは、x 軸と ∞~4 (これが α )で交わる接線が引ける。
(2)曲線上の x:2 → 1 の点からは、(1)とは別に、x 軸と 4~∞ (これが α )で交わる接線が引ける。
 →以上から、4<α であれば、曲線上の 2<x と 1<x<2 の2点に接線が引ける。

(3)曲線上の x:1 → 0 の点からは、x 軸と -∞~0 (これが α )で交わる接線が引ける。
(4)曲線上の x:0 → -∞ の点からは、(3)とは別に、x 軸と 0~-∞ (これが α )で交わる接線が引ける。
 →以上から、α<0 であれば、曲線上の 0<x<1 とx<0 の2点に接線が引ける。

ということです。

(補足)
 α<0 の (α, 0) から、曲線の 0<x<1 の部分に接線が引けるのは見てわかりますが、曲線の x<0 の部分に接線が引けるのか、というのはちょっと迷います。

 試しに引いてみると、A>0 として、α = -A とすると、(-A, 0) から曲線に接線を引くことになります。その接点の x 座標を -B (B>0) とすると、y 座標は -Be^(B)。
 接線の傾きは
  y' = e^(-x) - xe^(-x)
より
  e^(B) + Be^(B)
よって接線の方程式は
  y = [ e^(B) + Be^(B) ]x + C
これが (-A, 0) を通るので
  0 = -A[ e^(B) + Be^(B) ] + C
よって
  C = A[ e^(B) + Be^(B) ]
接線の方程式は
  y = [ e^(B) + Be^(B) ]x + A[ e^(B) + Be^(B) ]
となって確かに引けます。

 この接線は、当然接点 (-B, -Be^(B)) を通るので
  -Be^(B) = -[ e^(B) + Be^(B) ]B + A[ e^(B) + Be^(B) ]
よって
  A = [ -Be^(B) + Be^(B) + B^2e^(B) ] / [ e^(B) + Be^(B) ]
   = B^2e^(B) / [ e^(B) (1 + B) ]
   = B^2 / (1 + B)
という A と B の関係です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!解答も詳しく、とてもよくわかりました!

お礼日時:2016/09/26 13:11

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