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高度成長昭和の時代、デパートにはあふれんばかりの人、のみならず高額衣料が飛ぶ様に売れていたのを思い出します(今の中国人がしている事を日本人もしていました)。なぜここまで落ち目になったんでしょうか、マスコミではネット通販、郊外方店舗の増加とありますが、商品内容(高級ブランド品等)が違うように思います。
私は消費者の考え方の変化(全てブランド品でなくこれはユニクロ、これは中国3流品でよいと消費者が賢くなったと思うのですが)実際どうなんでしょうか。

かつてブランド品を最高の物と思っていた自分がバカに感じて居ます・・・

A 回答 (6件)

私なりに考えた理由は


1、消費者のニーズが「広く薄く」から「狭く濃く」に変わってきた。
ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの、大型家電量販店は、百貨店とほぼ同じくらいの建屋、売り場面積で、家電製品、AV機器、カメラおよび写真用品、PCおよび周辺機器、サプライ、店舗によってはゲーム、オモチャなども扱っていますが、原則、電気機器関連に限られています。
 最近では、日用雑貨を扱う店舗もありますが、家電量販店で、衣料品や食料品を扱うことは、まずありません。
 百貨店は、同じくらいの売り場面積で、家電製品も、家具、衣料品、食料品、靴、小物など、いろいろな品揃えをしなければなりません。
 確か「百貨店法」という法律で、一定以上の品目を扱わないと、百貨店とは名乗れなかったと思います。
 こうなれば、消費者は「広く薄く」では物足りなくなり、家電品やPCは家電量販店、衣料品は衣料品専門店と、やはり「餅は餅屋」で、専門的に扱っている店に、足を運ぶと思います。
2、子供の数が少なくなった。
私が子供の頃は、日曜日や休日には、百貨店に連れてってと、母親にせがんだものでした。
子供にとって、百貨店は楽しい所、屋上の遊園地、喫茶コーナーでクリームソーダや、夏ならかき氷を食べる。特に楽しかったのは、夏場の家電製品売り場。色とりどりの、カラフルな羽根の扇風機が並んでいるのは、何よりの楽しみでした。私は幼稚園児だった頃、「大人になったら何になりたい」と問われると「電気屋さんになりたい」と答えていましたから、百貨店に行くと、必ず家電売場に行きたいとせがんだものでした。
それが、最近は子供の数が少なくなり、代わって、犬などのペットを連れている方を、実に多く見かけるようになりました。
大半の百貨店(家電量販店やスーパーもそうと思いますが)が、ペット同伴は禁止ですから、最近のペットブームは、百貨店への客足を遠ざけたということが、言えそうです。
(ペットブーム熱が高まっている証拠に、最近では、スーパーの日用品売り場内での、ペット用品売場の占める面積の割合が、高くなっています)
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高級品を買う外商のお得意さんが少なくなった。


大型店のSC・アマゾンジャパンを中心にネット通販などライフスタイルの
変化に対応しきれなくなった。
閉店売り出しで良く店が無くなると寂しいとか、地域が寂しくなるとか
言いますがそんな事言うくらいなら何故普段から店を利用しないのかと
怒りを覚えるのは私だけですかね。
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>ブランド品を最高の物


値段の差が以前に比較すると大きくなったのが原因のように感じます。

昭和のころは、それほど品質の高いものでなくても、ブランド品に近い値段設定のものも売れていた、儲けを確保していた企業が多かった、潰れる企業もですが、今はデフレが進んだ状況になったのが日本でしょう。

世界各国はインフレ傾向、お金持ちが高額のブランド品や高級品を買う、差別化の道具として使うのが以前と同じとも感じられます。

また、低価格でもそれなりのデザイン、見た目のよいものが増え、一見すると低収入なのかお金持ちか逆転しているような人が増えました。

デパートですが、いわゆる外商扱いのVIPの人は極少数でそれなりの高額商品を定期的に購入してくれる、地方の経済は大きく変動しますので、景気のいい場所はデパートが生き残れる、景気の一時的にも悪化して採算が採れない状態に落ち込むと経費削減で閉鎖、株主に外国人や儲け主義の集団が入ってくると有無を言わさずにリストラなどを行なう、以前以上に欧米式の経営改革が進んでいる証拠だとも評価できそうです。

>ネット通販、郊外方店舗の増加
これは日本に限らず商店や小売業者への大打撃、かつての大型店舗のスーパーの進出で地方商店街が壊滅状態になったのと同じ図式です。ネット通販で安く販売、大手の小売りなども潰れると、値段調査し、一斉に値上げに転じる、上手な価格調査、販売戦略の勝利なのでしょう。

目先の利益だけ考慮すると、今儲かればいい、そういうところが低価格で少しでも多くの販売実績をあげると、高価で価値あるブランドは庶民が選ばなくなる、一つのブランド品を買う金額で100や1000の低価格で一時しのぎできる商品で生活する、それで貧しい風には見えず、むしろ、満足感が得られる、コスパがいいものを選ぶことでお金がギリギリまで使えるように仕向けているようにも思えます。

実際に閉店している大型デパートなどの地方店、10年以上前の売り上げの4分の1以下にまで落ち込むなどの経営状態になっているところも多い、それだけ魅力を維持できなかった、新規開業のアウトレットショップやショッピングモールの方が駐車場も大きいし時間を潰せる、ファーストフードで食事も済ませることが可能と、普通の収入の人にはありがたい存在になり、そこでお金を落とすので使える余裕のある貯蓄を残せる人が減っているのだと思います。

健康保険代とか、年金、介護保険料などの値上がりが大きいのに、収入は増えない、あるいは、ボーナスが減る、使える部分が実際に減っているのが最近の傾向でしょうし、デパートで買い物をできる時間も金銭的余裕もある人が減ったのも原因だと思います。
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>>百貨店はなぜ、落ち目なのですか



非正規雇用が増えて、日本人の収入が減り、さらに収入の不安定さが増した。
それとは逆に、消費税、住民税、そして社会保険などの事実上の税金の徴収率もどんどん上昇し、今後も上昇予定です。

ということで、以前は趣味や旅行にまわせた年間の余剰資金というか自由な可処分所得がゼロになったということでしょう。
だから、デパートにあるような高級品はもちろん、普通のスーパの商品でも手が届かなくなって、100円ショップか地域一番の格安スーパでしか買わない人々が増えたってことだと思います。

>>なぜここまで落ち目になったんでしょうか、

その昔、高度成長期は、日本の企業は、国内に工場をもって多くの正社員を雇用し、さらに女性をパートなどで採用して、彼らに安定収入の道を提供していました。

でも、そうした工場は安い人件費を求めて海外脱出し、国内には生産性の低い仕事(介護・飲食等)ばかりが増えてしまった結果ではないでしょうか。

つまりは、年収300万以上の付加価値を得られる仕事を国外に出してしまい、国内には、年収120万の付加価値しかない仕事しか残っていない。
もし300万以上もらえる仕事があったとしても、知識・経験・資格などが必要なので、就職できない。

>>かつてブランド品を最高の物と思っていた自分がバカに感じて居ます・・・

私は、バブルの頃から、「ブランド品をあこがれる人たちは、バカばっか。まあ品質は良いのは認めるからそれなりに高価なのは良い。
でも、品質をはるかにこえた値段では?」なんて思っていましたね。
まあ、欲しいと思っても当時も買えませんでしたけど・・・。

P.S.
ちょっと前に、銀座のデパートにふらっと立ち寄りましたが、場違い感を凄く感じて何も買わずに、さっさとお店を出ました。
貧乏人のくるところでは無い、と同時に時代に合っていないのでは?・・・って感じさせられました。
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昔は個人の強さでしか値切れなかったからね。

ディスカウントなんてなかったもの。
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デフレで、物価が安くなり、所得も減り、高いものを買わなくなってきています。

安くて、品質の良いものが売れる時代です。
 森永卓郎氏の著書に、以前は、「年収300万円時代を生き抜く・・・」いう本がありましたが、最近は、「年収120万円時代」という本が出ています。
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