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航空機でよく様々なデータをモニターで表示しますが、
「外気温-50度」などと表示しますが、高度や現地時間、目的地までの距離や飛行高度などはともかく、なぜあまり興味のないと思われる、外気温表示をするのでしょうか。

A 回答 (5件)

航空機にとって外気温は常に測定されています。


翼へ氷が付かないようにしたりするためです。

ですからそのデータをまあ興味があるだろうと言うことで表示しているのでしょう。
実際に-50度の世界にいることは地上では滅多にあり得ないことですから。

結構興味のある方もいるようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。何に興味を抱くかは人それぞれ。ですから公開できるデータをより多く提供することもサービスの一環なのでしょうね。

お礼日時:2001/06/23 23:49

地上のその日の気圧から何メートル上昇ごとに気温何度と概算でも出るので必要ないと思います。



ジャンボジェット機が気象庁への気象通報を担っているとも思えませんし

でもパイロットの方々からあるいは客室乗務員さんからどこにいてもわかるように表示しているとしたら私なんかは『およびでない』ですね!

5000m上空の気温なんていうのは、こらえられませんよ。暖房があっての旅客機ですね。もし人がさらされると
急激な温度変化は気圧で証明されますから10分もつのか?
戦闘機ならフライトジャケットをまとうのである程度は我慢できます、旅客機のパイロットや乗客は素ですからね
おそらく気を失っているうちに安らかにあのよですよ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。戦闘機ってまだ与圧技術が実現されていなかったのですか?昔の帝国海軍みたいですね。

お礼日時:2001/06/23 23:46

え~っ、興味無いですか?


俺なんかだと、『うっひょ~、外はそんなに寒いんか!
今外に出たら、バナナで釘が打てるで!』
って感じですけどねぇ。まぁ、表示されなければされないで
別に困る事も無いんですけどね。外に出る訳でもないですし。
でも、着陸の時とかに外気温が表示されてると、外が
寒いのか暖かいのかの参考にはなりません?
微妙な気温の季節なんかだと、何か羽織って降りた方が
いいのか、とか判断するのに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私は興味がありませんでしたので「と思われる」としましたが、先月隣の白人が私の肩をたたいてモニターを指さす先に、外気温がありました。私はこういう高度なのだから当たり前ってかんじでしが...。
それより地名の日本語表記が面白いですね。「セントピーターズブルグ」「カールスーヘ」「ストラスブルグ」、
「ライプシィヒ」なんて面白いですね。

お礼日時:2001/06/23 23:44

外気温を表示するのは、


お客に対してはできるだけ多くの情報を開示するためだと思いますが、
私はヘリパイロットなので、パイロットの立場から言わせていただきますと、
外気温というのはヘリでは最大速度及び最大エンジン出力に関係してきます。
一般的にヘリの飛ぶ高度では、気温が高いと空気密度が低くなり、
低いと密度が高くなります。

そして、密度が高い、すなわち外気温の低い日は
ヘリの使用可能な最大エンジン出力が大きくなり、最大速度も上昇します。
しかしこれも性能限界の範囲内という条件付です。

しかしながら、密度が低い日、
つまり暑い日はこの両方の性能が気温の上昇に応じて低下します。
性能が低下するので、最大飛行高度も低くなります。

私が以前アメリカで訓練してたとき、外気温が30度以上の日があって、
私と教官であわせて150キロ近く、燃料満載で地表面で
30センチしか浮かないことがありました。
結局飛行機のように滑走路を滑走して離陸しました。
帰りは燃料がないので着陸はスムーズでしたが、それでも性能低下は否めないので
着陸寸前に性能限界を越えやしないかと結構緊張した記憶があります。

かいつまんでお話させていただきました。
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この回答へのお礼

操縦されているお立場からのご指導ありがとうございました。気温によって、30センチしか飛ばないこともあるとは想像すらできませんでした。ところで、「空気密度」とは気圧のことですか?貴重な体験談をお聞かせ下さり、本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/09/05 23:20

先日書き込みさせていただいたki61です。



空気密度についてご質問なので若干補足させていただきます。
空気密度は厳密には気圧のことではなく、
大気圧・湿度・温度及び当該温度における水蒸気の最大張力によって
導き出される数値で、いちがいにどうとは説明できません。申し訳ございません。

一般論では、空気の密度は気圧の増大と共に増加し、気温が上昇すれば減少し、
湿度が上がると減少します。

それと外気温の観測は、先にどなたかが回答されたとおり、
翼への着氷の目安にも使われます。
しかしながら、外気温がマイナス数値になりますと、
翼へぶつかるのは水滴ではなく氷滴になるため、着氷は滅多に起こりません。
着氷がもっとも起こりやすいのは外気温が0度近くで、可視水分(雨、雪等)が
あるときです。

それと戦闘機に限らず、飛行機は第二次世界大戦時には
既に与圧技術が確立されています。
米軍のB29の乗組員が高度一万メートルでボンバージャケットで
平気でいられたのも与圧キャビンになっていたからです。
一方で、日本軍は与圧キャビンを研究してはいたものの、
終戦時まで実用化はできませんでした。

現在の戦闘機パイロットが着用しているのはフライトジャケットではなく、
「耐Gスーツ」と呼ばれるものです。

パイロットは気象庁への気象情報の通知は担っていませんが、
航空管制機関への通報は努力義務があります。
「PIREP」というものがそれで、
パイロットは飛行中に予期しない危険な気象状況等に遭遇したときに、
その状況を詳しくその空域を管轄する管制機関に通報するのです。

通報をうけた管制機関は、その通報内容をもとにその付近を航行する全ての
航空機に対し通知できるよう用意することで、
気象災害による航空機事故を減少させる努力をしています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。与圧技術という言葉を知ったのは2~3年くらい前のことです。零戦の戦闘機に乗るパイロットの服装、今まで何も気付きませんでしたが、その与圧技術がなかったためですね。本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/09/08 23:56

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