プリン+醤油=ウニみたいな組み合わせメニューを教えて!

最近 ハイレゾ オーディオ という言葉をよく聞きます。具体的に ハイレゾ とはどんなもので、その利点、欠点も具体的に教えてください。

A 回答 (3件)

ハイレゾとは、ハイ・レゾリューションの略。

ハイはhi、高いとかという意味。レゾリューションは解像度。デジタルデータの場合は、同じものを表すのにどれだけ荒さを細かくできるか、といった感じになります。

CDはデジタイズ(デジタル化)の先駆けだったのですが、1秒間に44100回、2の16乗の段階(16ビット)で、記録する規格としました。回数のほうは人間が聞こえる音の上限が20000Hz(20kHz)と言われていて、数学的な定理からその2倍、つまり1秒間に40000回のデータ点を取れば20000Hzの音を記録できることが示されていたので、そのように決められました。

2の16乗の段階も、音の上限の20kHzも、音を記録するには十分な解像度のものだったのですが、大きな落とし穴が1つありました。それが、再生するときに上記の『数学的な定理』をまったく無視したテキトー再生だったということです。定理に則って再生していませんので、再生する機械(DACと呼ばれます)によって音がまちまちに違っていたのです。

そこでハイレゾ、つまり音のデータをもっと多くしてやれば、テキトー再生でも元の音に近い音になるんじゃないか、って発想です。

先の回答者が書かれているとおり、メリットはデータ量が多いこと、デメリットはデータ量が多いこと(同じじゃなどと突っ込まないw)。

音が良くならない、は、テキトー再生から脱却したものではないため。DSDは、方式が違うために、少しばかり良くなる可能性がありますが、そうでない場合は、実はむしろほとんど変わらない。これは、テキトー再生でも頑張って、それなりに近い音を出せる仕組みを組み込んだため(オーバーサンプリングとかってやつ)。実はハイレゾ音源と似た程度のデータを算出して作り出して再生しているのです、それを算出をやめてデータを与えるのがハイレゾ音源。なわけで、ハイレゾ音源にしたからと言って音が大きく変わる可能性が(非常に)少ないのが本当のところです。

ハイレゾ音源のはしりであるSACD(やDVDオーディオ)において、CD音源との差を感じられた人は、誰も居ないと言われています。


今の『ハイレゾ・ブーム』みたいなのは、売り手が作り出してあおっている”販売促進のための売り言葉”、つまり幻想なのです。
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この回答へのお礼

回答いただき、ありがとうございます。

きわめて易しく説明していただき、かなりの部分、理解できました。
ただひとつ「テキトー再生」というところがイメージできません。
できれば補足説明していただけると、嬉しいです。

それはそれとして、結論としてハイレゾは音質向上に寄与するものではなく、”販売促進のための宣伝言葉”にすぎない、というご指摘は、私のモヤモヤした感情をすっきりと晴らしてくれました。

ハイレゾはオーディオ マニアの不満を全部解決する万能薬のような言われ方をすることもあったりして、正直、ハイレゾへの不信感が大きくふくらんでいました。

人間の可聴上限周波数が約20,000Hzといわれ、さらに年齢が加わるにつれ、この周波数は低下するというのに、ハイレゾ (および LPレコードなどの アナログ音源もふくめて) は可聴域以上の周波数成分を再生できるから「音がいいんだ」とのたまう評論家諸氏にも、私は大きな違和感を覚えていました。

「酵素入りだから健康維持に抜群の効果!」というような謳い文句の健康飲料の通販広告を新聞でよく目にしますが、これとハイレゾとは同類であると認識すれば、気が楽になります。信じていれば何か効果が表れるかもしれない。

オーディオ趣味の分野では、未だに接続ケーブルやSPケーブルや、さらには電源ケーブルや電源スイッチの変更で音が変わると主張するひとたちもいます。それらは事実かもしれない。しかし、少なくとも、音質とコンポーネントの値段との有為な相関関係は得られていない。これらにべらぼうなカネを投入するのは、利口なことではない。私はそう考えています。

オーディオは私的な趣味の一つですから、他人がいくらカネを掛けようが、私がとやかく言う筋合いのものではありませんが、コンポーネントの値段の競い合いをしているブログを見たりすると、本当に悲惨な気分になります。

話がずれました。
再度、回答、ありがとうございました。

お礼日時:2016/11/16 08:05

お二方の回答に少しだけ補足します。



ハイレゾ音源のデータ自体はデジタルなのでストレージとDACだけの問題です。
データが大きいので大容量ストレージが必要です。
高容量デジタルデータ(D)をアナログ信号(A)へ変換(C)するには「ハイレゾ対応」が必要になります。
「ハイレゾ対応」である必要性はここまでです。

アナログ信号だけが流れ込む機器が「ハイレゾ対応」と差別化されるだけの優位性を示す客観的根拠がどこからも提示されていません。
「高域再生限界が50kHz以上まで伸びている」と云うような程度ですが
その程度の条件なら20年以上前にクリアーしているので根拠にはなりません。
また模式図の曲線グラフを用いて「よりアナログ波形に近い」とか
より緻密な音階表現が可能になった、と謳っていますが
従来型アナログ機器と「ハイレゾ対応アナログ機器」でどの程度の違いがあるかには言及していません。
それは出来ない、が真実でしょう。

アナログ信号だけが流れ込む機器は非ハイレゾ対応の従来型でも必要十分といえます。
しかしオーディオ業界を挙げて「起死回生の妙薬」とばかりに「ハイレゾ対応」を掲げていますので「非対応」を探すほうが難しいですけどね。
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音声をデジタル化する際、音域の大きさと音の大小の枠を決めてそれに収まらない部分を切り捨てます。


CDよりももっと大きな枠でデジタル化したのがハイレゾ音源です。(アプローチそのものを変えたDSDというものもあります)
機器側ではこれらが再生できる物を指しますね。

利点はもちろん音の情報量が多くなることです。
ただこれは音が良くなる事とイコールではないです。
欠点としてはファイルサイズが増えます。
収めている情報が増えているのですから当然ですね。
あと、価格も高いです。
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この回答へのお礼

早速回答いただき、ありがとうございます。
ハイレゾ化で情報量が多くなるがこれは音がよくなることと同等ではない、というご指摘は大変参考になりました。

お礼日時:2016/11/13 22:23

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